2011/12/13 - 2011/12/13
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Elliott-7さん
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・・・・・日本食研・宮殿文化博物館見学・・・・・
四国・今治にヨーロッパの宮殿とそっくりの建物があるというので行ってみることにした。
今治市の冨田新港に「日本食研」愛媛本社がある。かなり広い敷地内に宮殿工場、本社社屋(この中に日本研究歴史館・世界食文化博物館・食品展示場などがある)、食品研究工場、ハム研究工場などがあり、中央にはベルサイユ宮殿の庭園をモチーフにした様式庭園がある立派な施設である。
四国の今治に何故このような宮殿があるのか不思議で、これは一見の価値ありと日本食研今治本社工場を訪ねてみることにした。
見学するためには事前に電話予約しておかなければならないし、見学料金が必要なのだ。ふつう工場見学なら無料と決まっているが、ここ日本食研は大人一人千円の見学料金を払わなければならない。
見学コースにも昼休憩を挟む「食文化博物館コース」と宮殿工場を中心にする「宮殿コース」の二通りがある。
折角だから昼休憩を挟む「食文化博物館」コースを選ぶことにする。昼食はこの会社の社員食堂を利用することになっており、事前に好みのメニューを選んでおくのだが当然食事代金は見学者の負担・・・
前の日は瀬戸内東予休暇村に宿泊、休暇村から日本食研愛媛本社までは車で30分もかからない。
見学の予約時間は11時からなので、時間的にはかなり余裕があり、車で会社の周囲をゆっくり廻ってみることにした。
フェンスに囲まれたかなり広い、よく整備された敷地内に白亜の宮殿が眼に入り、さらにひときわ高い本社ビルが颯爽と建っている。
これまで「日本食研」という会社をよく知らなかったが、肉・魚・野菜などの調味料のメーカーでこの業界ではトップクラスの企業だという。(いささか認識不足なり、詳細はHPを・・)
http://www.nihonshokken.co.jp/company/index.html
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
愛媛県西条市にある「休暇村瀬戸内東予」
設備もサービスもよく、夕食のバイキングはメニューが
豊富で一人でも泊まれるなかなか評判の良いお奨めの宿だ!
公式HPは・・・
http://www.qkamura.or.jp/toyo/ -
あいにく太陽は顔を見せてくれないが、
雲間から光が差し込む・・
-
燧灘(ひうちなだ)の朝は綺麗だった・・
対岸は伊予西条の東予港が・・・ -
「日本食研」正門ゲート 後ろに本社社屋が見える・・ -
予約時間まで少し間があるので、海岸に出てみる・・
燧灘の朝・・ -
この近くには、海水浴場で有名な「唐子浜」がある、 -
正門ゲートからフェンス越しに宮殿を眺める・・ -
-
正面ゲートで警備員の許可をもらって
いよいよ敷地内へ入る・・
手入れの行き届いた植え込みが、 -
「日本食研」愛媛本社の全体像を・・・
これを見れば、白亜の宮殿工場や本社社屋、
西洋式ガーデンの配置など全体の様子がわかると思う
[ 日本食研・総合ガイドブックからスキャンしたもの ] -
正面ゲートを入ると、10階建ての本社社屋ビルが・・・
-
正面から・・・ -
この建物は、ハプスブルク家の栄華の中心であった
オーストリアの首都ウィーンの”ベルベデーレ宮殿”を
モチーフにしたものだとか・・・ -
美しく広大なベルベデーレ宮殿は、ラテン語で
”美しい景色”という意味があるのだそうだ・・
我が愛用のカメラは広角18mmレンズだが、
それでも左右が切れて全体が入らない! -
このベルベーデ宮殿を模した建物は、日本食研が製造して
いる各種調味料のライン工場なのです!
外から見れば三階建てのようだが、中は五階建てになっている -
これが宮殿工場の全体像だ!
[ 日本食研・総合ガイドブックからスキャンしたもの ]
-
庭を見せて頂く・・
手入れがよく行き届いている。
-
山茶花の花が咲き誇っていた・・ -
フランスのベルサイユ宮殿の庭園をモチーフにしているとか -
庭の一角に句碑があった・・
「 海上の大都会という燧灘
航跡たえず 海を引っ掻く 」 淳子 とある、 -
本社社屋の側に、創業者・大沢一彦氏の銅像が
傍らには、日本食研のイメージキャラで有名な
”バンコ”が・・・
いたるところで ”バンコ”が迎えてくれる。 -
創業者・大沢一彦氏
1940年生、日本の実業家。日本食研業者で社長、同社を含むケーオーグループ8社の最高経営責任者。
愛媛県立今治南高等学校卒業、東京農業大学卒業。1971年10月、大沢一彦現社長ら6名で、高松市にて畜産加工研究所として創業。1973年2月13日、株式会社畜産加工研究所設立。1975年2月、日本食研株式会社に商号変更、現在に至る。
異業種交流等も主宰。 焼肉のたれ 宮殿のCMに出演。
(wikipediaより)
KOグループのKOは、OSAWA KAZUHIKOの
頭文字からきているようだ!
-
銅像の台座に「愛と夢とのハーモニー」という
歌詞と曲が彫りこまれてあった・・
(大沢一彦氏還暦記念の歌)だそうだ! -
本社社屋正面から宮殿工場を望む・・
国際色豊かな国旗がはためく、
-
正面エントランス車寄せから
-
一階フロア
広々とした空間、総大理石の床(トイレも)
接待用の椅子とテーブルがセットされている、
全て「商談用」である・・・
実は、日本食研はスーパーなどで売っている市販用のタレ
でなく、飲食店・プロが使う業務用のタレが多い!
年間売り上げ、670億円のうちおよそ85%の570億円が
業務用だという!
市販用は15%で100億円ということになる。
-
商談席の一部・・
立派な椅子とテーブルセットが、
ガラス越しに人工の ”滝”も見える、 -
一階のダイニングホールへ行く途中に、
この会社で製造しているほとんどの商品を売っている
売店、”バンコショップ”がある、
通販もあるが、ここではかなり安く買えるようだ、 -
午前中は、宮殿工場の見学から・・
庭園の中央に大きな噴水が、 -
宮殿前にもイメージキャラの ”バンコ”が・・ -
正面エントランスにも・・
「日本食研 KO宮殿工場」 -
宮殿横から・・ -
いよいよ宮殿の中へ・・
贅を尽くした造りだ、シャンデリア一つ1千万円とか!
椅子などのインテリアも高そう!
”絢爛豪華”とは、こういうことだろう・・ -
ルネッサンス式甲冑とマクシミリアン式甲冑が左右に
これは、マクシミリアン式甲冑で、火気から全身を覆う実践用のものだそうだ・・ -
アルペンホルンを吹くバンコが・・
アルペン(アルプ)ホルン・・・
古くからヨーロッパの山地住民によって愛されている
伝統楽器で天然の木をくり抜いて作られているのだとか・・
その長さは、音楽の表現や生まれた風土によって異なり、
ここにあるバンコのアルペンホイルはスイスでは標準的
サイズの3m40cmだそうです・・・
-
元ミスユニバース日本代表で大学教授、写真家の織作峰子さんが撮影した写真ギャラリーが・・
ベルベーデ宮殿やウィーンの街並みの写真も、 -
マリー・アントワネットのロイヤルダイニングルームを
イメージした部屋だそうだ・・
マリー・アントワネットについて・・
オーストリアのハプスブルグ家からフランスのブルボン家
ルイ16世に嫁いだ悲劇のフランス王妃と言われる・・
しかし、家具・調度品は高価だろうなー
・・・・ 写真撮影はここまで ・・・・ -
宮殿工場を見学後、社員食堂で昼食をとる・・
昼食時間の終わった頃、撮らせて頂く、
広くゆったりして、ゆっくり食事を摂ることができる
やはり、そこらの学食とはかなり違いますなー -
この日は、今週の世界料理を注文、
インド料理か?
ドリンク付き 840円也
さすが、”レストラン食文化”というだけあって大変おいしかった!
合格! -
ちなみに隣席の方のランチを拝見・・・
この日の日替わりランチ ドリンク付き 630円也
この日も団体さんが大勢食事をしていた、
食後は買い物するわするわ・・・
バンコショップは団体さんで満員! 売り切れ!
-
バンコショップの前に池があった!
島を模した箱庭のような・・・ -
午後からは別棟の食品研究工場・ハム研究工場を見学
正面入り口で
その後、本館に戻り9階、10階へ
9階・・日本食研クラッシックハウス
1971年の創業から現在までの足跡を映像や展示物で説明してあるコーナー
10階・・World Tasty Museum
「ごちそうさま」という感動を求めて
世界およそ100カ国から食文化の情報を収集
・・・ 館内撮影禁止 ・・・ -
見学後外に出ると、女子高生の一団が出てきた、
学生・生徒たちの団体見学も多いようだ!
-
これで、日本食研の見学は終了・・・
午前11時から午後2時半過ぎまでの見学時間だった。
館内の撮影が出来なかったのが甚だ不満、製造ラインは別としても写真撮影を許可するくらいの度量が欲しい!
工場見学は、その企業の広報活動の一環であり、企業イメージを高め、自社商品の販売促進を目的とするのであれば、見学料を取らなくてもよいのでは? (勝手な思いだが・・)
-
帰途、生口島・瀬戸田の沢港からフェリーで三原・須波港へ
瀬戸田から三原・須波までは20分しかかからない・・・・
-
夕陽が綺麗だ! -
瀬戸田の造船所をあとに・・・ -
フェリーは一路、三原・須波港を目指す・・ -
一度、高根島の陰に隠れた太陽が再び見えてくる・・ -
瀬戸内の夕陽は何と美しいのだろう・・
旅の疲れを忘れさせてくれる・・
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この旅行記へのコメント (2)
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- ElliEさん 2013/02/24 15:30:20
- なんて美しい光景なんでしょう〜!
- こんにちは。
雲間から朝の光がぱ〜っとさしてきて、神々しいような景色ですね。
そこにいたら、涙が出そうな素晴らしい瞬間をよく捉えましたね。
素敵なお写真です!!
- Elliott-7さん からの返信 2013/02/25 12:56:40
- RE: 書き込みありがとうございます・・
- ElliEさん
写真見ていただいて気に入ってもらい恐縮です。
人物は肖像権がありますから、どうしても風景中心の写真が多くなります。
日本国内にはまだまだ素晴らしいところが沢山ありますから、暖かくなったら気まま旅に出かけて写真を撮ろうかなと・・
写真は、どうしても「自己満足」になるようです^0^
書き込みありがとうございました。
よろしくお願いします・・・
Elliott-7 より
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