2012/02/19 - 2012/02/19
779位(同エリア3763件中)
pioさん
昨日、地図を片手に歩き回り、大体の地理を確認した。
小さいが迷路の様な町。
街並みに見とれて歩いていると、位置を見失う。
でも、「教えて下さい。ここは何処?」と地図を差し出すと
誰もが親切に教えてくれる。御陰で観光地向きでは無い(英語は駄目)
酒屋さんやタバッキオ駄菓子屋さんも分かった。
一夜明けると昨日の人々は何処へやら。
静かなフィレンツェの町だった。
ミニバスも走っては居るが、私は1度も利用しなかった。
見どころは、全て歩いて回れる。
フィレンツェはそんな、小さな町だ。
夜には雨が降ったらしい。路面が濡れている。曇空、折畳み傘を持って行く。
午前中はアカデミア美術館・メディチリカルディ宮・メディチ礼拝堂・ヴェッキオ宮を回る
所々に在る協会では日曜のミサが行われている。
厳かに聖職者のみで行われている協会もあれば、(繊細で美しい讃美歌に心洗われる)
信者で埋めつくされ、讃美歌が教会の外にも聞こえる所も有る。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会(ドゥモオ)等は立合うことすら許されず固く扉を閉ざしている。
ミサが始まるからと観光客を追い出してる所も有る。
神聖な宗教儀式の時に、騒いだり写真を撮りまくられては、たまったもんじゃない。当然だ。
午后はウフィツイ美術館とピッティ宮(パラティーナ美術館・ボーボリー庭園・動物学博物館他)を回る
写真は朝8時半のウフィツイ前
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
朝7時、ホテルのレストランオープン。勿論1番乗り。
メニューがミラノのホテルより多い。 -
テーブルクロスや調度品が可愛らしく、とっても好き。
-
カプチーノを頼む。
ムフフ♪こんなに可愛くしてくれる。
美味しくてお代わりしちゃった。 -
サラダが豊富に有るのは本当に嬉しい。
チーズやハムそれにフルーツの種類も多く、デザートも充実。
アツアツのスクランブルエッグの美味しさは文句無し。
コレステロールの摂り過ぎなんて気にしな〜い。
しっかり食べて、今日もタップリ歩くぞ!
余段ですが、お昼にはちっともお腹が空かないので、時間を有効に使えるのです。 -
エレベーターが2重ドアで面白い。
一番下の呼びボタンを押し、エレベーターが来たらこのドアを引く
内側の自動ドアが左にスライドするのを待って、初めて乗り込める。
元貴族の館を改装したのが1890年と言う事だから、ホテルとしての歴史も古いんだよね。 -
このボタンでエレベーターを呼ぶの。
日本で1階が0階ってイタリア共通?ミラノもそうだったね。 -
朝7時50分。
路面が結構濡れている。
天気予報は午後から雨。重いけど折畳み傘を持ってきて良かった。
水を小さいペットボトルに詰め、地図と財布、フィレンツェカードと、パスポート、ハンドタオル、ポケットティッシュ(これ、とても役立った)カメラ、。よし、用意万端。
いざ出陣。 -
ホテル前、朝のアルノ川。
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8時前は流石に観光客はまだ出てないのね。
昨日の喧騒は何処へやら。
雨に濡れた石畳が、いい雰囲気。 -
北北西に進路を取れ。(古い?)
だって、アカデミア美術館・捨て子養育院絵画館・サンマルコ美術館・スカルツォの回廊・考古学博物館やら歴史ある教会が連なってるんですもの。 -
静かなフィレンツェ。
古都を一人じめだよ〜ん♪ -
歩く所々に教会が。
小さな教会で日曜の朝のミサに静かに参加。
神父さんの聖歌に心洗われる。
それはもう美しく、例えようも無い。
勿論、フラッシュ・シャッター音無しで。 -
この教会。
-
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は固く扉を閉ざしてた。
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ジェットの鐘楼もね。
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いきなりですが、メディチリカルディ宮。
アカデミア美術館等北北西拠点は写真無し。観るのに夢中で写真を撮ることも忘れてました。 -
外からは想像出来ない豪華さなのだ。
あっ、今日初めての観光客。
そりゃそうだよね。もう10時過ぎ。 -
入って見ましょう。
-
え。。宮殿の中も迷路かいな。。
中々建物内には入れない??
この表示のある場所は、フィレンツェカードを購入すると、一緒に付いて来る、『Le Stanze Dei Tesori』カードで入れます。
・Palazzo Medici Riccardi
・Museo Stefano Bardini
・Museo Horne
・Museo Stibbert
・Fondazione Salvatore Romano
・Museo Baandini
・Museo Casa Rodolfo Siviero
詳しくは www.stanzedeitesori.itにね(^_-)-☆
私は勿論、時間の許す限りの最大活用しました。
(回り切れなかったケド・・) -
日本の美術館じゃ考えられない。
ロープとか無くて、普通の御宅へお邪魔して見せてもらってるみたいなんだよね。
良いの?こんなに近くで、貸切みたいに見れて。。
って、いつも思ってた。 -
こういう部家に、こう飾ってました。
と、過去の写真も有り思わず「きゃん。素敵♪」 -
窓にも歴史を感じる。
-
階段の踊り場にも。
-
芸術に関しては、あくまでも隙が無いって言うか。。。
生活の中に普通に置いて有るって言うか・・・
もう何処にいても、私は幸せ過ぎる訳で・・・ -
嗚呼・・・立ち去り難し。。。
-
サン・ロレンツォ教会
ミサ中につき、観光客は入口入って3m位しかはいれません。
今度は日曜日は避けようっと。。
裏手に回り、メディチ家礼拝堂へ。
君主の礼拝堂・新聖具室のミケランジェロのロレンツォ2世の墓と向き合うジュリアーノの墓の設計と彫刻が見事。
何で写真を撮って来なかったんだろう・・・後悔。 -
晴れ間が見えて来たけど、薄曇りでライトが灯り、綺麗。
-
オルサン・ミケーレきょう教会のモニュメント
かつては穀物倉庫から商工会館となり、当時フィレンツェを牛耳ってた当時の人々の像なんだそうで、銀行かとか、商人とか、手工業職人とか、持ってる物で業種が分かるの。それぞれの守護聖人らしいけど、なんだか生臭いよね。 -
ウフィツイ美術館に並ばず入る。フィレンツェカードの御陰。
一般の人はチケットを買うだけでも、2・3時間並んでる。300mは人が居た。お気の毒に・・・
一口で荷物検査の後はコートや手荷物を預けたかったけど、強制的にもぎ取られるのは、バックバックだけみたい。
預かって貰えず。(ダウンコートは暑いし、あちゃこちゃで買った美術館の本やらが重いのだ)
ウフィツイのカタログだけ買って(イタリアは解説書がないから、見始める前に本を買うのをお薦め。)オーディオガイドは借りなかった。
写真は、ウフィツイから見たヴァザーリの回廊。 -
余りにも有名な美術館なので、説明は要らないね。
2階のティールームで一休み。
テラスから見えるヴェッキオ宮。時計は直さないのかなぁ。。 -
ウゥツイで唯一タバコの吸える場所。少し雨がぱらついて来た。
ウフィツィに約2時間。思ってたより時間が掛からなかった。
でも、たっぷり堪能したもんね〜♪
ウィツイを出た時は雨が本降りに。
傘を持ってきて良かった。
裏の出口には、どこから来たのかしっかりと傘売りが居たよ。
日本で100均で売ってる様な、ちゃっちい折畳みを5ユーロで売ってた。物価を考えると、ボッタクリだね。 -
昨日人が溢れてたヴェッキオ宮に。
ゆったり動けて、本日は全て正解ムーブ♪
凄いな天井画。 -
今ではフィレンツェ共和国政庁舎。
-
そうそう。この裏にレオナルド大先生の「アンギリアの戦い」か隠されてるんだよね。
まだまだ調査中。
模写を拡大して天幕にするって、お洒落じゃない?
アンギリアの戦いに出会える日が来るかもって、夢が膨らむよね。 -
2階の1500年の間
ヴァザーリ派の絵画で埋めつくされて居た。 -
階段にまで。
-
イルカを持つ天使ヴェロッキオ作
ちなみに、中庭のはコピーです。 -
3階からの市内の眺め。
雨がやみそうに無いなぁ・・・ -
こんなお洒落な市庁舎ってどうよ。
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天井も見逃せないんだよね〜。
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こんな蛇口、私は嬉しくないカモ・・・
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ああ、気が抜けない。見逃したくないもん。
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エレオノーラ(コジモ1世の妻)1人だけの為の礼拝堂な訳で・・・
-
3階は1200年の間が、もうもう本当に。。コジモさんち、素敵。
だけど・・・・住みにくそう。 -
この壁色好き。
そっち?(ひとりつっこみ) -
衣装部屋だったって?本当?
フィレンツェの当主は広い世界感が常に有ったんですなぁ。 -
次回は秘密の通路ツアーに参加しよう。
来年だけどさ。 -
中庭
コピーでも有るべき所に有る方が自然だよね。
天使ちゃん。 -
やっぱり、噴水はこうでなきゃね。
イタリアの複製は見事ですね。 -
ウフィツイの前を通って、ピッティに急ぎます。
名物天使の君が(^_-)-☆遠くて解らないか・・・
雨の中ご苦労さまです。 -
ポンティベッキョの中央から眺めたアルノ川。
金細工やアクセサリーには興味が無くて、お金を落とさない観光客ですみません。 -
ピッティ宮。
想像以上に広い。 -
中央の門をくぐるとまた広間
-
突き当たると泉? 左の奥にヴァザーリの回廊からの秘密の出口が有るらしい。
-
泉の側のブックショップでフィレンツェカードを見せ、入場券代わりのレシートを受け取る。
取り敢えずボーボリー庭園に入ってみた。
庭園内に有る地図を確認すると、パラティーナ美術館には直接入れない事を知る。
余りにも広大な庭園。
美しく整えられている。 -
後ろ髪引かれながらも庭園には長居はせず。
次回への教訓。
・ピッティには朝一番でくるべし。
・丸々一日を予定すべし。
・4つの美術館を観た後、庭園に入るべし。
庭園からペルデーレ要塞を経て、ミケランジェロ広場へ行き、夕日を眺めるのが理想的かと。(晴れの日じゃないと駄目だけど)
宮殿に沿って庭園を下りると、スペーコラ美術館へ入った。 -
これが大失敗。
最初は世界中の鳥やら動物やらの剥製。段々・・爬虫類・昆虫と続き・・・・
18世紀末に作られた多数の人体解剖蝋人形を所蔵している。人体解剖蝋人形のコレクションに関して有名であるが、各種動物の剥製や標本のコレクションも膨大であり、広義の動物学に関する資料館としての役割も大きい。この美術館は1790年、トスカーナ大公ペーター・レオポルト・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲンによって、自身の所有する美術館に所蔵される学術的資料を一括して所蔵、管理する博物館を設立する目的のために設立された。
とのコトだが、人体解剖模型等リアル過ぎて、気持ち悪くて目を伏せて歩いても、目に飛び込んで来る。
スケッチをしてる学生を、まぢに尊敬した。 -
2階から入り、1階へ出た。うひょ〜。目的のパラティーナ美術館は遥か彼方。急ぎアルノ川方面へ小走りで戻る。パラティーナはピッティ宮正面の右端に有った。
-
2階部分がパラティーナ美術館。3階に近代美術館がある。
その都度、フィレンツェカードを見せレシートを受け取る。 -
ラファエロの「大公の聖母」「小椅子の聖母」本当に優しいの。
ルーベンス、カラバッジョ、フィリッポ・リッピ、やっぱりいいなぁ。
でも溜息が出るのは、この宮殿に残されてる調度品の数々。 -
気がつくともう午后6時半。
心の栄養は今日は、お腹いっぱい。
ウィンドショッピング、スーパーと酒屋さんに寄ってホテルに帰ります。明日はシエナ、サンジャミーノ、ピサへ行くツアーバスに予約をしています。
まだ、日も暮れたばかりですが、早めに体を休ませましょうっと。
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この旅行記へのコメント (2)
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- spumamiさん 2012/04/02 11:25:25
- 次回もフィレンツェ?!
- 来年も・・・って、来年もフィレンツェに行かれる計画ですか?
何度でも訪れたくなる街ですよね!!
良いのか悪いのか、私は「次ぎ来た時に入ればいいや!」って
フィレンツェでは殆ど入館していないんです(^^;
ボーボリ庭園には入りましたけどピッティー宮に1日費やそうとは思いません。
絵画好きの人には、それだけ時間が必要な場所なのか〜って思いました。
でも、町中に緑が少ないフィレンツェなので、緑豊かなボーボリで半日過ごすのも気分転換でいいですよね。
私は緑恋しさでボーボリ庭園に入りました♪
ちょっとはずれのカッシーネの森も緑豊かなのですが、現地の人に「危険だ!」と止められました。
男の人でも殴られ、お金を奪われたりする場所だとか・・・。
安全を求めるならばボーボリ庭園ですね!
spumami
- pioさん からの返信 2012/04/02 23:08:30
- RE: 次回もフィレンツェ?!
> spumami様
(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)ウンウン♪
今のところ、次回はフィレンツェに1週間居たいと思ってます。
今回夢中で美術館を巡り、(全然時間が足りませんでした)美術本ばかりを買って帰ったので、今考えてみると少し勿体無かったなって・・・今度はモールとかも行って、少しはお洒落も楽しんで来たいなとも思ってます。
ボーボリー庭園、優雅で本当に素敵ですよね。
夏の夜はピッティ宮の中庭でオペラや羊が100匹出てきたりなにやら面白そうですし。(夏は仕事で行けませんケド・・・)
それにしても・・・下手くそな旅行記を隅々まで読んで下さったんですね・・・
ホント。。。有難うございます。。。(´;ω;`)
残りの半分は・・・その内に・・・(いつだぁ)
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