2012/09/16 - 2012/09/17
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rambling old manさん
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線路上がマーケットになっていて、電車が通るたびに店をたたんでいる風景、テレビで見たことないですか?
そこはバンコクから約70km西にある「メークロン市場」というところです。
最近ではツアーも増えてきて、\3,000ほどで行けるようになったのですが、電車を乗り継いで行けば片道23バーツ、60円弱で行けてしまうのです。
そこまでの道のりを楽しみたい人や、ローカル電車や渡し船など、地元の人に交じって旅をしたい方。
そして僕みたいな貧乏な方、そんな人たちの為に、メークロン市場への道のりを懇切丁寧に説明しちゃおう!というのがこの旅行記です。
検索すればメークロン市場への行き方はたくさん出るのですが、メークロン市場の地図が分かりにくかったり、途中の渡し船あたりがわかりにくかったので、自分でまとめてみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
スタートは国鉄マハーチャイ線、ウォンウィアンヤイ駅に行くことから始まります。BTSのウォンウィアンヤイ駅ではありません。
○手段1 タクシー
タクシーに「ウォンウィアンヤイ駅まで」といってもなかなか通じず、大変です。地図を印刷していくと便利です。Asokあたりから約100バーツ、30分もかかりません。
GoogleMaps
http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&ll=13.72444,100.49087&spn=0.006076,0.009645&t=m&z=17&vpsrc=6&iwloc=A&brcurrent=3,0x0:0x0,0&q=Wongwian+Yai+Railway+Station
○手段2 BTSウォンウィアンヤイ駅から歩き
BTSウォンウィアンヤイ駅からは歩いて10分ほどです。 -
ウォンウィアンヤイ駅の入り口、非常にわかりにくです。
緑の看板の鳥の羽根の上に何か乗っているマーク、これがタイ国鉄のマークのようなので、これを覚えてください。 -
ちょっと入ると商店街のように露店が並んでいます。
これが駅をわかりにくくさせています。 -
さらに中に入ると電車が見えてきます。
一安心ですね。 -
右手に切符売り場があります。
まず最初の目的地、「マハーチャイ駅」まで切符を買って下さい。
料金は10バーツです。 -
ウォンウィアンヤイ駅の時刻表は以下の通り
05:30 06:25 07:00 07:40 08:35 09:40 10:40
マハーチャイまでは1時間ほど。
時間はそんなに正確ではありません。 -
売店で新聞を買ってみました(10バーツ)。
というのも、朝方に雨が降っていたようで、シートがびちゃびちゃに濡れていたからです。
掃除のおっちゃんもモップで、床・シート、床・シートと拭いていましたので、ちらっと読んでみたり、おしりの下に敷いてみたりと大活躍です。
尚、タイの新聞は日本ではモザイクがかかるような写真、いや絶対に新聞に載らない写真もバッチリ載っていますので要注意です。
おじさん方は間違えないでください。女性系ではないですよ、グロ系の方ですよ。 -
切符です。私は08:35発に乗りました。
ちなみにウォンウィアンヤイ駅にはキレイではないですが、トイレがあります。
列車の中にもトイレがありますが、恐ろしいほど揺れるので、中でするのは至難の技です。できれば駅で済ませておきたいですね。 -
エアコンは付いていません。扇風機です。
このときは扇風機も回っていませんでした。
窓を開けておくと、車体にに木がバンバン当たるので、車内が葉っぱだらけになってしまします。でも開けないと暑いし… -
ディーゼルの懐かしいエンジン音を響かせながら、また車体を激しく揺らしながら電車は出発です。
ところで遮断機、異様に高くないですか? -
途中いくつか駅に停車します。これも駅だったりします。
-
列車に揺られる事約1時間、マハーチャイ駅に到着です。
マハーチャイも駅がちょっとしたマーケットになっていて、プチメークロン市場のようです。 -
乗ってきた電車をパチリ。
写真右手が出口です。 -
駅前のちょっとした広場です。
渡し船乗り場へは右手方向へ向かいます。 -
先ほどの駅前広場を右に曲がりました。
この商店街をまっすぐに抜けます。 -
市場では新鮮!?な魚介類がたくさん売っています。
死んだ魚の目ってまさにこんな感じですね。 -
前にゲートが見えてきます。
ここまで歩いて5分ほどでしょうか。
ゲートがある広い道に出たら左折すると渡し船乗り場が見えてきます。心配な方はグーグル様がストリートマップを公開してくれていますのでしっかり予習して行ってください。
http://maps.google.co.jp/maps?q=13.545793,+100.276442&num=1&vpsrc=0&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&ll=13.546064,100.276798&spn=0.006081,0.009645&t=m&z=17&iwloc=A -
これが渡し船乗り場です。
対岸まで3バーツ。常にピストン運転してますので、船は少し待てばやってきます。もう一か所、駅に直接向かうフェリーもありますが、数は少ないです。 -
3バーツ払って少し待って下さい。
対岸から大量のバイクを載せた渡し船がやってきますから。 -
対岸の様子です。
所要時間は5分もかかりません。 -
渡し船をおりたら、屋根の付いたアーケードを通ります。
-
アーケードを抜けたところで右折します。
セブンイレブンを目印にと書かれたサイトをよく見ますが、セブンイレブンは写真の矢印の所にあります。
駅への看板ができたようなので、この看板を目印にした方が分かりやすいと思います。
こんな所でもストリートビューが見れるようになりました。これはわかりやすい。
http://maps.google.co.jp/maps?q=13.541109,+100.273713&num=1&vpsrc=6&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&ll=13.541235,100.273778&spn=0.003061,0.004823&t=m&z=18&iwloc=A -
右折したらしばらく道なりに歩きます。
左手に学校が見えてきます。 -
こんなゲートをくぐります。
-
まっすぐ進むとこのような場所に出てきます。
よく見てください。この先に線路があります。
線路を渡って右手に駅舎はあります。 -
こんな感じ。
切符売り場はこの先です。 -
さて復習です。マハーチャイ駅を出て右にしばらく歩くと、左手に渡し船乗り場が見えます。
3バーツ払い、渡し船で対岸に渡った後、アーケードを抜ける。
アーケードを抜けたところで右折。
道なりに歩くとバーンレム駅に到着。 -
予備の列車が止まっています。
さらに進みましょう。 -
バーンレム駅の時刻表です。
07:30 10:10 13:30 16:40
の一日往復、所要時間はどの列車も1時間になってますね。
僕が乗ってきた08:35ウォンウィアンヤイ駅発でちょうど10:10発に乗り込むことができます。電車はたいがい遅れて入ってくるそうです。 -
駅の端っこ。
屋根のあるところでチケットを買って下さい。
メークロンまで10バーツです。 -
チケット売り場。
誰もいなかったが、しばらくしたら駅員が入ってきた。
その間、観光客の米国人とお話しした。
いちいちちょっと面白いアメリカンジョークを入れてくるのが
関西人としてちょっと嫉妬する。 -
線路の端から対岸を眺める。
東南アジアの漁船はカラフルだ。 -
まてどもまてども、なかなか電車は入ってこない。
ダラダラ寝ている犬に、売店で飼われている猫。
線路横でニワトリがなにかをついばみ、屋根からは鳥籠がつるされ、インコっぽい鳥がさえずっている。
とにかくのどかな駅だ。 -
駅は子供たちの遊び場にもなっている。
「写真を撮って〜」って来たのでガシガシ撮ってやる。 -
自転車で駅にアイスクリームを買いに来てた。
-
また駅の端っこまで来た。
なかなかメークロンからの列車が到着しません。 -
15分遅れで列車が入ってきました。
メークロンに向けて出発です。
所要時間は1時間ほど。 -
←メークロン駅
約1時間後、やたらと警笛を鳴らし始めたら、そこはメークロン市場です。
窓からその様子を楽しんでください。
ここは現地で見てほしいので写真はあえて載せません。 -
終点
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通常運転中のメークロン市場。
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観光客が買うようなものは全くなく、魚・肉メインの市場です。
-
警笛が何度か鳴らされた後、電車は折り返し、バーンレムに向かいます。いそいそと屋根は折りたたまれていきます。
-
ギリギリを楽しんでください。
できれば駅から線路を少し歩いて、市場の真ん中あたりまで行きましょう。 -
列車から水がぽたぽたとドリアンの上に落ちてます。
売り物が〜!
いや、その前に、この列車エアコン付いてないのに…何の水? -
この辺りのGoogleMapsが分かりにくいのは線路がないから。
この地図で位置関係が分かると思います。
僕は焦って駅からそんなに離れていないところに陣取ってしまったので、あまりいい写真が撮れませんでした。
そんなにすぐには列車は折り返さないので、できれば線路を歩いて市場のド真ん中あたりに陣取った方が迫力のある写真が撮れると思います。 -
おんなじ位置の航空写真です。
-
列車が行って、市場はまた復活します。
-
線路上じゃないメークロン市場をぶらぶらします。
何が出てくるのか見ていたら... -
猫が出てきました。
-
その様子を眺めるおばさん。
食材がメインの地元の人向け市場なのに、観光客に対してみな寛大です。言葉は通じないけど、いっしょに笑ってくれます。 -
これはエビを発酵させた調味料、カピでしょうか?
日本でいう味噌屋さんみたいなものか。 -
よっしゃ、それ全力で買いや!
-
外に出てみました。
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海に近くて、魚介類が多いからか、猫のまちになってます。
-
メークロン猫
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地元の人で常に満員だった店。ここで麺を指さし注文。
-
裏は市場へとつながっています。
-
魚のつみれ入りの麺を注文。25バーツ。
ペプシは10バーツでした。
うまうま。 -
パイナップルが大好物なので買ってみたが、あんまり甘くなかったな。20バーツ。
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帰りはバスで帰ります。
方向音痴のあなたは線路をひたすら歩いてください。
すると店の無いところまで出てきます。 -
上の写真はピンクの矢印の向きで撮っています。
-
踏切はこんなところです。ここを左折ですよ。
-
左折するとこんな感じ。
右の奥角がバス乗り場です。 -
これがミニバス乗り場。
バンコクまでは約1時間、60バーツです。
到着地は戦勝記念塔のバスターミナルになります。
このバンに16人ぐらい乗るんですよ。 -
方向感覚が鋭い方は市場をぶらぶら散策して下さい。
このあたりはまだストリートビューが出てないですね。
下のURLの矢印が写真の地図の場所です。
http://maps.google.co.jp/maps?q=13.406866,+99.998963&num=1&vpsrc=0&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&t=m&z=18&iwloc=A -
お寺を目印にすると分かりやすいです。
つきあたりのお寺を左に曲がると先ほどの踏切に出てきます。
ちなみにこの写真はこの辺から
http://maps.google.co.jp/maps?q=13.407153,+100.001184&num=1&t=h&vpsrc=0&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&z=18&iwloc=A -
ふと、目が覚めたらもうバンコク。
ここは戦勝記念塔のバスターミナルです。
ここの高架下に着きますよ。
http://maps.google.co.jp/maps?q=13.76696,100.539031&num=1&vpsrc=0&brcurrent=3,0x0:0x0,0&ie=UTF8&ll=13.767314,100.539086&spn=0.006117,0.009645&t=m&z=17&iwloc=A -
戦勝記念塔前のロータリー。
タクシーもバスも派手派手。 -
BTSでサイアムまで戻ってきました。
少し雨が降ってきたので、高架下で雨宿り。 -
サイアムスクエアの従業員に囲まれながら、屋台のパッタイを食べる。30バーツ。
-
雨が小降りになったので、タクシーを拾ってワット・アルンに向かう。カチカチカチ、ウインカーが片方切れている様な音がする。
そしてメーターの上りが早いような…
運転手は中国系、「ワット・アルンはもう閉まってる。」とか言い出した。む、ちょっと胡散臭い。
メーターを見ると33.3kmを指している。
(33kmってスワンナプーム空港まで行けるやん…)
間違いない、ターボメーターだ。
ここでわざと運転手にわかるように、メーターと顔写真をカメラで撮っておく。 -
ワットアルン付近でウインカーの音は普通になった。
おそらく通常のスピードに戻したのだろう。そしてワットアルンに着くと、メーターは220を指していた。相場的には100バーツもいかない位の距離だと思って、笑顔で「ありがとう」って言って100バーツだけ渡す。
運転手が「ちょっと、、、」って言いかけたころには、ドアをバタンと閉めてやった。
「20バーツはチップだ。取っとけ!このくそ運転手め!」と、
(心の中で)叫んでワット・アルンに向かった。
←この顔です。ご注意を。 -
3回目のバンコクだが、ワット・アルンは初めてだ。
-
入場料は50バーツです。
-
階段は結構急ですよ。
-
ワット・アルンの上からワット・ポー方面を望む。
-
優しげな表情もあれば
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けっこうまぬけな表情も
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チャオプラヤー川にワニもいるんかな?
-
渡し船で対岸、ワット・ポー方面へ。
-
さようならワット・アルン。
さよならバンコク。 -
帰る頃には土砂降りに。
-
荷物を預かってもらっていた、Sスクンビットスイーツホテルに戻ってきました。
従業員に「プーパッポンカリーある?」って聞いたら、
「あるよ!」との事だったので、最後に食べて帰る。
やはりうまい。 -
タクシーでスワンナプーム国際空港に到着。
-
プライオリティパスのラウンジもチェックしとく。
やたら遠い。 -
ソフトドリンク
-
アルコール類
-
やっぱりあんまりやね。
プーパッポンカリー食べてて良かった。 -
また上海経由…
-
機内食は一口だけでうんざり。
真夜中だしね。 -
上海で焼小籠包だけ食べて帰りました。
上海経由は安いけど、やっぱり疲れるね。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- きなこさん 2014/07/27 21:53:09
- ガイドブックですねぇ
- こんにちは
メークロン迄の行き方がホント凄い良く分かりました!!
人の流れに付いて行けば良いかなぁって少し不安に思っていたんですが
夏の終わりに挑戦する予定です!!
コピーして持って行きますね
帰りなんですがバンコク迄戻らなくってホアヒンに行きたいのですがスタート地点に戻ってファラボン駅に行くのが良いでしょうか?
ファラボン→ホイアンの途中にある駅に行くのは無理でしょうか?
娘2人と3人で行くんですが私だけ別行動でホアヒンのホテルで落ち合います。
きなこ
- rambling old manさん からの返信 2014/07/28 22:55:04
- RE: ガイドブックですねぇ
- きなこさま
私はタイ在住でもなく、タイにめちゃくちゃ詳しいわけでもないので、100%正確な回答では無いかもしれませんが少し調べてみました。
まずバンコクまでバスで1時間ほど戻って、ファラボンの駅から電車又はバスでホアヒンまで行くのが一番無難かつ安心でしょう。
バンコクまでは1時間ほど、バス代とBTS代含めても100バーツ強です。
バンコクからはタイ国鉄・SRTで4時間ほど、価格もSpecialExpress 1stクラスで202バーツですので時間・価格の面からも一番安心できるかと思います。
ただメークローンまで来ているのに一度バンコクまで戻るのも旅人としてはもったいない気もします。きなこさまも旅のベテランの様なので、ソンテウを利用して超ローカル移動を楽しむのもいいかもしれません。
ホアヒン行きの鉄道に乗ると仮定して、メークロンからホアヒン行きの最寄りの駅「Pak Tho」まで行く方法を考えます。
メークロンからソンテウに乗ってアムパワーの街まで行く。
(10バーツ弱ですGoogleMapsをご参照下さい。)
そこで何とか「PakTho」駅にたどり着いてホアヒン行きの電車に乗るのですが、一日に4本しかなく、メークロン市場を見学してとなると、実質「16:03」と「18:38」の2本の電車しかありません。ホアヒンまでは1時間半から40分ほど、価格は1stで88バーツ、2ndで46バーツです。
もう少し現実的にタクシーで最寄りの大きい駅「Phetchaburi」まで向かうのはどうでしょうか?
距離にして50〜60km、交渉して400〜500バーツとったところでしょうか。そこからホアヒンまで鉄道で1st59バーツ、2nd31バーツです。
これが一番距離と時間を節約できますが、バンコクに戻るのと比べると多少出費が多くなってしまいます。
旅行のプランを考えている時間も旅の楽しみの一つです。
きなこさんがどういうプランを選択されるかはわかりませんが、どちらにしてもお気をつけて楽しんできて下さい。
Ram.
-
- haraboさん 2013/06/05 12:48:05
- すっごく役立ちました!
- rambling old manさん、こんにちは!
「メークロン市場」案内!すっごく役立ちました。
地図を交えながらの紹介は、
プリントアウトしてガイドブック代わりに
使わせていただきました。
とくにバーンレム駅は分かりにくい場所にあるので
rambling old manさんの旅行記がなかったら
バイタクに乗っていたと思います。
これからも役立つ旅行記期待しています!
これからも宜しくお願いします。
harabo
- rambling old manさん からの返信 2013/06/05 23:18:07
- RE: すっごく役立ちました!
- haraboさまはじめまして!
いろいろ面白そうな旅をされているようですね。
また時間のある時にゆっくり旅行記読ませていただきます。
私の旅行記が少しでも役に立ったのであればうれしく思います。
お互い旅を楽しみましょう!
ram.
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