第35回海外旅/台湾～インドネシア～タイ・その5.スンダ海峡フェリー乗船記(前編)。

4:10
徹夜でワールドカップの試合を観戦している人達です。
ここだけでは、ありません。
町中のいたる所で、この光景が見られました。

5:00
MERAK行きのバスです。
3列に2列の座席が、並びます。
言われるもなく…狭いです。

5:35にカリデレスバスターミナルを出発。
この後、満席になりました。

※カリデレスバスターミナルにて撮影。

ARIAMBIバス
ジャカルタ(カリデレスBT)→Merak 21000Rp(210円)

アジアのバスは、こうでなくては…
そう思うのは僕だけでしょうか？

ジャカルタ市内を抜けて、高速道路に入ると、青々とした田園風景が広がります。

8:40
ジャカルタを出発してから3時間。
ジャワ島西部の港町‥MERAKに到着しました。

バスターミナルとフェリーターミナルは、歩いて10分弱です。
日本の観光地にもありがちな、土産物屋や食堂が並ぶ、通りを歩いていきます。

沖合には、たくさんのフェリーが停泊していました。
日本の中古船が多数です。

Merakのフェリーターミナル。
チケット売場です。
陸路国境のイミグレーションみたいですね。

スンダ海峡フェリー(正式会社名不明)
Merak→Bakahuni 13000Rp(130円)

TITAN NUSANTARA号です。

かつて、徳島阪神フェリーで活躍していた、おとめ丸(2922t)です。
明石海峡大橋の開通により、徳島-大阪/神戸の航路が1998年4月に廃止。
船はインドネシアにやって来ました。

この船に乗ります。

9:25
徒歩乗船用のブリッジが故障して、急遽、車両乗船口から乗船します。

乗船しました。
恒例の船内視察を始めます。

サロンルームです。
この脇に売店と、特設ステージがあり、航海中に歌謡ショーなどのイベントが開催されます。

一般船室です。
冷房がほとんど効いておらず、蒸し風呂のようになっていました。

特別船室です。
床張りの座敷と椅子席があります。
こちらは、冷房がびんびんに効いています。
10000Rp 別料金です。

ELYSIA号が出航していきました。

塗装や船体から見て、東日本フェリーの、青森-函館で就航していた、びいな(2290t)ではないかと思います。

WINDU KARSA PRATARA号が入港して来ました。
西宮-淡路島を結んでいた、甲子園フェリー/いくほ(2985t？)ですね。

次から次へと入港して来ます。
JAGANTARA号です。
前身は、東日本フェリー/ばにあ(5193t)で、室蘭-八戸と青森?函館を航行していました。

10:20
乗船してから1時間以上待って、やっと出港しました。
異国の地でのクルーズを楽しみましょう。

PORT LINK1号とすれちがいます。
イギリスの豪華フェリー‥STEHA CALEDONIA号として活躍していた船だそうで、映画館やバーなどの豪華設備があるそうです。

海は広いな～大きいなぁ～♪
この海は、日本とつながっているんですね。
ほんとに海は大きいです。

航行中に、色々な船とすれちがいます。
MUNIC1号ですね。
東日本フェリー/第５ひやま(1599t)として、奥尻島・利尻&礼文島など、北海道の離島航路として活躍していました。

今日は波が静かで快適な船旅です。
コバルトブルーの海がとてもきれいですね。
見渡す限りの水平線は地球が丸い事を実感させます。

11:48
出港から1時間30分。
スマトラ島が見えて来ました。

お目あての船を発見しました。
PRIMG NUSANTRA号です。
東京湾フェリー(久里浜-金谷)で、しらはま丸(1599t)として活躍しました。
子供の頃、魚釣りをしながら見ていた船なんです。
帰りは、アレに乗って帰りましょう。

あと少しで、スマトラ島Bakahuni港に入港する所で、出港していったのは、TRIBUANA 1号です。
前身は神戸-川之江-新居浜航路に就航していた、四国中央フェリー/かわのえ2 です。

12:25
ジャワ島西部のMERAKから、約2時間でスマトラ島のBakahuniに到着です。

Bakahuni のフェリーターミナルから、スマトラ島各地に行くバスが並んでいます。
クラクションを鳴らしながら客引きをしていました。

後編へつづく！