2014/09/06 - 2014/09/15
406位(同エリア725件中)
ジェリーさん
お待たせしました。写真を追加しました。
「スペインドライブ旅行2 準備編」はこちら
http://i.4travel.jp/travelogue/show/11002292
今回は2014年、9/6-9/15の10日間の日程でスペインへドライブ旅行に行ってきました。
カタール航空に、今回初めて乗りましたが本当に良かったです。気になるところはありましたが、総合的には気合いが入っていました。
トランジットした新ドーハ空港も素晴らしい。ビジネスラウンジもほぼ満点です。格安航空券なのに、トランジットホテルは無料で、帰りには思いもせずビジネスクラス席に変更。文句つけるところがありません。お勧めの航空会社と思います。
◎航空券の購入は。
航空券は5月ゴールデンウィーク明けに、オープンジョーの往復格安航空券をネット通販のSkygate(DNAトラベル)で購入しました。最近はここばかりです。安い航空券を豊富に品揃えしており、オープンジョー等の複雑な行程も簡単に予約できます。電話対応もスピーディで丁寧です。仕事の時は会社指定旅行会社で、JAL指定なんですが、個人旅行の時はJALは使った事がありません。JALさんごめんなさい。
今回の利用航空会社はカタール航空です。新設の羽田空港路線を利用しました。行きは羽田発ドーハ経由バルセロナ着で、帰りはマドリード発ドーハ経由羽田着です。単純往復より少々割高(サーチャージ・税込105,000円)でしたが、この時期にしてはとても安いです。カタール航空は人気があるらしく9月の出発なのに、5月末には羽田発路線も成田発路線も完売していました。
◎カタール航空を選択した理由は?
①価格がとにかく安いです。②最近ワンワールドに加わりました。(私はワンワールドエリートステータスを所持、加盟会社のビジネスラウンジを使用可能)。③羽田路線が新設されました(自宅から20分)。④最新機材B787で就航しています。⑤日本からスペインへの直行便はありませんので、北回り路線に比べても時間的ロスは大差ないですね。
◎羽田空港国際ターミナルを出発
午前1時発の便だったので、2時間前に空港到着し、先ずWIFI調達しました。レートが非常に悪いので、両替は日本ではいつもしません。そしてカタール航空のビジネスカウンターへ向かいました。席はいつもの如く窓側指定です。Skygateはネット通販ですが格安航空券でも、いつもちゃんと窓側座席を確保してくれます。
荷物検査、出国手続きを終え、煙草を買いにDTFへ寄り、羽田国際ターミナル新設のさくらラウンジへ。使うのは2回目です。夕食は済ませましたが、シャンパンと料理で飲み開始です。嬉しいひと時ですね。
◎羽田空港→新ドーハ空港間は。
機材はB787なので最新、まだ内装も綺麗で気分は良かったです。夜ピンク、昼ブルーの照明が印象的です。窓は大きく、窓カバーは無くボタンで自動明暗します。液晶画面も大きいです。エコノミーでもUSB装備してますのでスマートフォンの充電ができます。機内ビデオはタッチパネル式で操作は分かりやすいシステムでした。日本語表示に変更できます。日本語の映画は複数あるものの、新作で日本語は1本だけだったのが残念でした。スタッフは全体的にとてもフレンドリーです。スタッフ対応は欧米航空会社よりは遥かに良いですが、JAL、ANAの対応に比べ若干落ちる程度です。しかし、日本人スタッフは更なる努力が必要ですね。出発なのに、到着と間違えアナウンスしたり、ミス連発したのは頂けないです。日本語アナウンスは食品スーパーのアナウンスレベルでした。新人さんだったんでしょうか?まあご愛嬌の内です。食事は行き帰り和洋選択可能。エコノミーでも日本食の美味しさにびっくりしました。勿論、機内食という前提ですが、一昔前のシンガポール航空の食事サービスを彷彿させる内容でした。
◎新ドーハ国際空港はどうだったか?
オープン時のゴタゴタはほぼ解消されていました。空港内は工事中も無く、乗り換えもスムーズです。但しDゲート、Eゲートは遠いので中心部からの移動に30分みた方が良いです。単にゲート移動なら15分で済むと思いますが、両ゲートはバスゲートも併設されており、バスの場合を想定しておいた方が良いでしょう。ショップエリアも充実しています。かなりの店舗数があり、回りきれなかったです。チャンギ空港の新第3ターミナルが素晴らしいと思いますが、それを凌駕する設備でした。施設面で羽田空港、成田空港、関西空港は遠く及ばないのが残念です。
◎アルムルジャンビジネスラウンジは?
出国審査場から、エスカレーターで1階だけ降りたところが広場です。口コミの写真で載っている大きな人形がある場所です。その周りがショップエリアで各ゲートへ繋がっています。左手のショップエリアに向かうと3階分上がる長いエスカレーターがあります。ここがビジネスラウンジの入口です。エスカレーター前で航空券チェックがあり、ワンワールドのカードと航空券提示しました。エスカレーターを上がったところで、もう一度チェックがあります。今度は航空券のバーコードチェックです。二重の入室チェックがあり、チェックは非常に厳しいです。何方かの口コミであった旧空港の様なチェックの緩さはありませんでした。
ラウンジフロアはあり得ない広さと充実した設備が揃っていました。通路含め幅約30m、長さ100m以上あるでしょう。メインの休憩スベースにゆったりしたソファーが無数に並んでいます。そのフロアの周りにはレストランや色んな休憩施設が並んでいます。更にそこからもう1階上がるとラウンジ全体と空港を見渡せるBARコーナーもあるんです。行きは機内食でお腹いっぱいだったので、このBARコーナーにいました。喫煙所も普通じゃあり得ない程豪華です。ちゃんとソファが並ぶ立派な部屋になってます。BARコーナーとは反対側、中央のラウンジ奥がレストランです。何方かが上階のBARコーナーをレストランと口コミしていましたが、違います。レストランはちゃんとウエイターが注文を聞きに来て、シェフが料理を作ってくれます。私は帰りに入りました。朝だったのでパンの種類や中に入れる具まで聞きに来て、オリジナルサンドイッチを作ってくれました。パンも程よく焼いてあり、それは美味かったです。このレストランはお勧めします。勿論無料です。
総合的にこのラウンジは素晴らしいサービスでした。
◎新ドーハ空港→バルセロナ空港間は。
機材は確かエアバスA330だったと思います。座席は3-3-3でした。この時は気づきませんでしたが、前部座席との幅は普通ですが、横幅に余裕が
あります。エアバスだったからだと思います。確か他は日本人スタッフがおらず、乗客も外国人が主体だったので、なぜか落ち着きました。変な言い方ですが、回りを気にしなくて良いと言うか、良くも悪くも日本人って周りの人を気遣いながら日々生活しているんだな。と自分自身、海外に出ると感じてしまします。機内ビデオは何方かが口コミしていましたが、確かにビデオメニューが若干異なりますが、新作は同じなので気にする事は無いです。日本語表示も日本語吹き替え映画もあり、日本線と何ら変わりません。食事も機内食であると言う前提で、日本線と同じく美味しかったです。
◎マドリード空港→新ドーハ空港間は。
帰りの機材はB777-300ERでした。これまた新しい機材ですよね。でも何かエコノミー席にスペースの余裕がありました。「あれ、何時も乗ってるJALと違うぞ。」と思い席を数えてみたら3-4-3じゃなくて、3-3-3です。1列少なかったんです。エコノミーでもゆったりしています。エコノミーに3回乗って、総合的にJALやANA、欧米航空会社よりサービスレベルは上かもしれません。
◎トランジットホテルは無料です。
カタール航空は、8時間以内に最終目的地までの代替便が無く、8時間以上24時間以内のトランジット客に無料でトランジットホテル、食事、空港送迎を提供しています。出発72時間前までに申し込みが必要です。詳しくはカタール航空のホームページをご確認ください。私は帰りに利用しました。4星クラスの市内ホテルが指定されます。この旅行で一番良いホテルでした。トランジットホテルの手続きについては、新ドーハ空港の欄にに口コミを入れておきましたので、そちらを参考にして下さい。
◎トランジットの入国手続きは?
入出国手続きは至ってスムーズでチャンギ空港並の高いレベルでした。戸惑う事は無いと思います。印象的だったのが入国審査の間、入国審査官との英語の会話です。審査だから多少身構えていた私に、いきなり真面目な顔して質問してきました。なんと、審査官からの質問は「日本語でこんばんはは何て言うんだ?」です。。。こんな質問されるのは初めてです。思わず失笑してしまいました。審査官もニヤリ。日本人客が増えている様で挨拶を覚えるのも、仕事の内だ。とか彼は勝手な解釈していました。おはよう。こんにちは。も教えちゃいました。あはは。そんな感じですからとてもフレンドリーで心配無用です。
◎ドーハ新空港→羽田空港間は。
日本への帰り便はB787です。いつもの様に優先搭乗のアナウンスがあり列に着きました。私のチケットを機械に通すと、いきなりビーとエラー音が。すると私のチケットを新しいチケットに交換して、「今回、ワンワールドのエリートステータスをお持ちのお客様に座席の変更を致しました。」えっ?番号を見ると席番が3Fに変わってました。私は何もリクエストしていないのに、格安航空券の私の席をB787のビジネスクラス席に変更して下さいました。おかげで疲れは残らず、次の日の仕事にも影響しませんでした。カタール航空さん、大変感謝致します。という事で、ゲートからバスに乗り飛行機に向かいますが、バスもビジネスクラス仕様だったんです。座席は革張りで立ち乗り無しでした。B787のビジネスクラス座席は1-2-1で、2の右側席に着席しました。離陸前に添乗員挨拶があり、おしぼり、新聞、飲み物サービス。
離陸後にもおしぼり、飲み物サービス。次に食事のオーダーを聞きに来る。前菜からデザートまで複数選択が可能です。食事はコースで出てきて食べきれず、デザートはギブアップしました。自動的にフルフラットになる座席でしたから、おかげで足を伸ばして熟睡できました。食事後は自動で窓が暗くなり就寝タイムです。ビデオプログラムの液晶画面は会社パソコンと同じ大画面で、足を伸ばして寝ながら見てました。
今回のカタール航空は新空港の対応も含め、悪いところは殆ど無く、5つ星の航空会社にするという気合いを見せて頂きました。私にとってはカタール航空さんのおかげで、とても良い旅行になりました。ありがとうございました。
カタール航空さんにお世話になりましたので、行き帰りの旅行記を先に書きましたが、次はスペインドライブ旅行を記述したいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エアトリ
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ドーハ新空港到着
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ドーハ新空港:な、長〜い歩く歩道。
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ドーハ新空港:ひ、広〜いショッピングエリア
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ドーハ新空港:空港で車まで売るか?
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ドーハ新空港:ゲートCDEは遠い。カートで送迎。
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ドーハ新空港:アルムルジャンビジネスラウンジ受付
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アルムルジャンビジネスラウンジ:二つあるレストランの一つ。上の階がレストラン。
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アルムルジャンビジネスラウンジ:滅茶苦茶広〜い。ソファは何百セット?こんなラウンジ入った事ない。
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アルムルジャンビジネスラウンジのレストラン:え!セルフサービスじゃない!お酒もオーダー聞きにくる。
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アルムルジャンビジネスラウンジ:機内食2回食べてお腹いっぱい。でもシャンパンで朝食頂きます。
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ドーハ中心部:うわー!ここ砂漠の中?超近代的な高層ビルがニョキニョキ。
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ドーハ中心部:高層ビルの建設ラッシュ!そりゃ砂漠だから土地は余ってますね。
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ドーハ中心部:うわー!ここ砂漠の中ですよね?一面緑の街中の公園。
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ドーハ中心部:全て無料!4つ星トランジットホテル。空港送迎*2食付き*広〜いツインルーム!信じられない。
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ドーハ中心部:全て無料!4つ星トランジットホテル。広〜いツインルーム!信じられない。
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ドーハ中心部:全て無料!4つ星トランジットホテル。レストランビュッフェもfree。信じられない。
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ドーハ新空港:さあ出発!
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ドーハ新空港:下は到着階。
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ドーハ新空港:橋を渡ってカタール航空カウンターへ。
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ドーハ新空港:航空会社カウンター。うわー!綺麗ですね。
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ドーハ新空港:出国審査。こんなスペースがあっても並ばせない。チャンギに匹敵!
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ドーハ新空港:出国審査。空港職員は真白のターバンして、にこやかな方ばかり。チャンギ負けたな!
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ドーハ新空港:出国審査を出るとびっくりするくらいの広さのメインロビーが出現。ビジネスラウンジは左手45度の方向。
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ドーハ新空港:メインロビー左側。
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ドーハ新空港:メインロビー右側。
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ドーハ新空港:もう一度、ビジネスラウンジへ。今度はもう一方のレストランへ。
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カタール航空B787:搭乗の際にブサー音。俺何か悪い事した?エコノミー搭乗券がビジネス搭乗券に!
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カタール航空B787:ビシネスクラス席。液晶でかい。フルフラットシート。
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カタール航空B787:ビシネスクラス席。ちゃんと日本食が出てきた。
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カタール航空B787ビシネスクラス席:デザート。
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カタール航空B787ビシネスクラス席:昼間はブルーだったのに、夜はバイオレットに変化。窓は自動で暗くなる。
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