第8部-43冊目<br /><br />皆様、こんにちは。<br />オーヤシクタンでございます。<br />岩手旅も最終日です。<br />帰りは青春18きっぷを使い、鈍行列車を乗り継いで帰ります。<br /><br />表紙写真‥鈍行列車ならJR線内どこでも行ける青春18きっぷ。<br /><br />――――――――――――――――<br />旅行期日‥平成26年9月6日(土)～9日(火) 3泊4日<br /><br />9月9日(火)第4日目 (晴)<br /><br />★快速･リアス号.3639D 盛岡行<br />宮古9:31→盛岡11:36<br />↓<br />★普通.1538M 一ノ関行<br />盛岡11:56→一ノ関13:32<br />↓<br />★普通.536M 小牛田行<br />一ノ関13:54→小牛田14:41<br />↓<br />★普通.2550M 仙台行<br />小牛田14:52→仙台15:38<br />↓<br />★快速･仙台シティラビット6号.3586M 福島行<br />仙台16:02→福島17:16<br />↓<br />★普通.2150M 黒磯行<br />福島17:24→黒磯19:25<br />↓<br />★普通.1576M 宇都宮行<br />黒磯19:31→宇都宮20:21<br />↓<br />★普通.680M 上野行<br />宇都宮20:24→小金井20:46<br />↓<br />★普通.湘南新宿ライン 1350Y 大船行 <br />小金井20:56→横浜22:57<br />

岩手に行こう！・その4. 宮古→横浜.666キロ‥鈍行列車の過酷な旅。

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2014/09/09 - 2014/09/09

130位(同エリア330件中)

エリア

宮古(岩手)

旅行の満足度: 4.0

交通: 3.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: JRローカル

旅行の手配内容: 個別手配

9月9日
岩手県宮古市のホテル沢田屋に滞在中。

最終日の朝です。
今日もいい天気…
4日間、天気に恵まれてよかったです。
ホテル沢田屋さんは街の真ん中にあるホテルですが、大浴場があるのが嬉しいところです。
長旅に備えてさっぱりしていきましょう。
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朝食です。

焼き魚
肉じゃが
ゴーヤの炒め物
昆布の煮物
ヒジキの煮物
生野菜サラダ
焼き海苔
米飯
味噌汁
香の物

朝からボリュームたっぷりです。
長旅に備えてしっかり食べておかねば‥
いただきます。

宮古ホテル沢田屋宿・ホテル
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8:50
JR宮古駅です。

岩手県宮古→神奈川県横浜…666キロ！
13時間30分の長い長い旅のスタートです。
経費節減の為、残り1日分となった青春18きっぷを使って、ひたすら鈍行列車を乗り継いで横浜に向かいます。

宮古駅駅
JR山田線の宮古発車の列車は1日8本！
そのうち盛岡まで行く列車は、わずか4本しかありません。
あれはなんだ？

ラサの煙突です。
昭和14年6月にラサ工業?宮古工場の操業と同時に稼働しました。
高さ160mもあります。

戦前からある古い煙突ですが、あの震災にも耐えたのはスゴい！と思いました。
9:31
第1ランナー…宮古→盛岡

トップランナーは、快速リアス号です。
盛岡まで2時間かかります。
いざ、出陣です。
わずかの間、三陸鉄道と並走します。
被災地の復興が１日でも早く進みますように…
三陸海岸から岩手県内陸部へ山裾をのんびりと走ります。
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11:56
第2ランナー…盛岡→一ノ関
通勤電車仕様の701系です。
ブログ鈍行会津旅や、行きの黒磯→郡山ですし詰めにされた電車です。
福島県あたりだけを走っていると思ったら岩手県にまで、進出していたんですね。
なんだかガッカリです。
この電車に1時間30分揺られます。

盛岡駅駅

これが701系電車の車内です。
通勤仕様のロングシートです。
この写真は実際に乗った電車と違うものなんですが、形式は同じです。
これでは、旅の情緒など楽しむ事はできませんね。

ビールを窓枠に置いて東北の風景を眺めながら駅弁を頬張る…なんて事ができる雰囲気はありませんが、気合いで駅弁を頬張る青春18族の姿が見られました。
根性ですね。
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13:32
一ノ関に到着です。
宮古から約200キロ、乗り換えも含めて4時間かかりました。
ちなみに、まだ岩手県です。
一ノ関を出ると岩手/宮城県境です。
岩手県…デカイですね。

一ノ関駅駅
駅そばでも食べて行きたいのですが、のんびりしていると座れなくなります。
オニギリを買って、すぐに並びます。
昔はもっとのんびりしていて、ゆとりのある旅ができたのですが、これも時代の流れなんでしょうか。
13:54
第3ランナー…一ノ関→小牛田

引き続き、ロングシートの701系電車です。
鈍行列車で東北の田舎風景を見ながら旅をする‥と言う時代は終わってしまったようです。
小牛田まで約50分の乗車です。
やる事がありません。
三陸鉄道の宮古駅で買った本を読む事にします。

三陸鉄道情熱復活物語　笑顔をつなぐ、ずっと‥
三省堂　品川雅彦著　1500円。

必ず｢つなげる｣。
社員と住民の温かくも熱い復興のドラマ‥です。　
ロングシートで車内が混みあっているので、景色が見えないです。
体を捻らせて、なんとか風景の撮影をしました。
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14:41
宮城県の小牛田に到着です。
みんな跨線橋の階段を走ります。
まるで民族の大移動みたい…

小牛田駅駅
14:52
第4ランナー…小牛田→仙台

左の列車から右の列車に乗り換えました。
今度は仙台まで35分と短いです。

ハァァ
またコレ…
またまた、701系通勤電車です。
ネットで調べると、この電車はJR がとことん経費を削って作った車両らしく、そのあだ名は、走るプレハブ！
たしかに面白味がありません。
まぁ、600キロ以上の距離を2370円で人体輸送してもらっているのだから文句は言えないのですが…。
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16:02
第5ランナー…仙台→福島

快速.仙台シティラビット6号に乗ります。
所要時間.約1時間10分です。
E721系と言う、クロスシートのある電車です。
やっとロングシートの電車から開放されました。
宮城/福島県境の国見峠への登り勾配を走っています。
やっぱり窓から風景が見えると言うのはいいですね。

17:07
福島県伊達付近を走行中です。
やっと半分過ぎました。
宮古から355キロ、横浜まで311キロあります。
東北新幹線と並走します。
あちらに乗っていれば、とっくに自宅に着いているのですが…
ぶち抜いていく新幹線を指をくわえて眺めました。
横浜まであと、5時間50分です。
17:24
第6ランナー．福島→黒磯

この列車は2時間乗るので座席を確保したいのですが、福島での乗り換えが夕方の通勤時間帯にかかるので、危うい所です。
ロングシートしかない701系だったら悲惨だな‥と思っていたのですが、停まっていたのは719系と言う写真の電車でした。
やはり混んでいて、クロスシートは埋まっていて、ドア脇のロングシート席でしたが、なんとか座れました。
仕切り板が高いので体をもたれさせる事がてきるのがラッキーでした。
鈍行列車ばかり乗っていると、こんなささやかな事でも幸せに感じます。

※電車が混んでいて写真撮影ができなかったので、ブログ鈍行旅.会津で乗った同型車両の写真を引用させて頂きました。
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19:31
第7ランナー…黒磯→宇都宮

日はどっぷりと暮れ、やっと、関東地方(栃木県)に入りました。
さぁもう少しです。
この電車には宇都宮まで50分乗ります。

この電車は205系と言いますが、山手線や埼京線などで活躍していました。
このように地方に転用された車両があれば、インドネシアに渡った車両もあります。
今、ジャカルタ首都圏電車の大半はこの205系が活躍しています。

黒磯駅駅
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20:24
第8ランナー．宇都宮→小金井

宮古から11時間。
さすがにもうヘロヘロです。
こんな事になろうと、宇都宮からのグリーン券を買っておきました。
なんせ、宇都宮での乗り換えは3分しかなく、事前購入する時間がありません。
グリーン券は事前購入(980円)と車内購入(1240円)と金額が違うので旅に出る前に買っておいて正解でした。

宇都宮発の湘南新宿ラインは終了しているので、小金井まで20分乗ります。

宇都宮駅駅
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20:50
第9ランナー．小金井→横浜

いやぁ、疲れました。
本日の最終ランナー、結びの一番です。
小金井で湘南新宿ラインに乗り換えました。
これに乗れば、横浜まで一直線です。

小金井駅駅
グリーン券は横浜まで通しなので、この列車もグリーン車利用です。
この列車に2時間揺られれば横浜です。
あと少し…
グリーン車は快適ですね。
ゆっくり寝ていきましょう。
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もうお腹ペコペコです。
グリーン車は車内販売があって助かりました。
宮古から666キロ、13時間30分。
普通運賃9830円のところ、青春18きっぷ1日分で2370円で差額は7460円の経費節減になりました。
ちなみに宮古を同時刻9:31に出発して、新幹線で帰ると15950円と13580円高くなりますが、横浜14:39と8時間以上も早く着きます。
う?ん、やはり時は金なり‥ですね。

我ながらよく頑張りました。
ビールでささやかに乾杯です。

この後、一眠りして22:57‥定刻で横浜到着です。
お疲れ様でした。

皆様、ブログを御視聴下さいましてありがとうございました。
又、お会いしましょう。

-完-

横浜駅駅