2014/12/20 - 2014/12/20
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norio2boさん
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セーヌ川沿いのホテルから800m歩いてドラクロワ美術館に行きました
ここは、ルーヴル美術館の別館ので、ルーブルのチケットを持っていると割引きがあるようですね
僕はミュージアムパスで入りました
写真はiPhoneナビゲーション
ホテルでWi-Fi接続し出発地と目的地を入れてナビ設定しました
日本出発以降機内モード+Wi-Fiオンです
ホテルを出るとWi-Fiは切れますが音声ナビは動作します
パリ昔の面影を残す、サンジェルマンデプレの裏道を日本語の音声ナビで歩きました
iPhoneの手持ちは落とす心配があるのでジャケットの胸のポケットにスピーカーを上にして入れて歩くと良いですよ
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同じく
iPhoneの画面です
地図で分かるようにすぐそば迄来ているのですが美術館らしきものが見当たりません -
道が広がっていて中庭のようになっています
おしゃれな空間です
朝早いせいなのか?まだ開いていない?
Wi-Fi接続してないと、位置確認の誤差があって見当違いの道に来てしまったのか? -
左下の矢印を押すと
自分が向いている方向が濃い青色に染まります
上の写真はこの方向を写しています
ということで、ナビが示す通りに右後ろを振り返ると -
ありました
ドラクロワ美術館入り口
右に縦長のポスターがありました
この入り口を入ると中庭があって、その奥がドラクロワ美術館の入場入り口です
ナビに感謝ドラクロワ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ドラクロワが晩年を過ごした終のすみかだったようで
落ち着いた、こころ豊かな空間でした
ルーブル美術館のHPに素敵な記述がありました
以下ー引用ー
ドラクロワは、1857年から1863年までの余生を、パリの中心にあるこの平穏な隠れ家で過ごしました。
1855年からサン・シュルピス教会のチャペルの装飾を担っていたドラクロワは、深刻な病に冒されていました。そして、画家としての魂、一人の人間としての魂の「遺言」となるこの装飾作品を、平穏な環境の中で完成させたいと望んでいました。自宅からチャペルまでの長い道のりを毎日続けることを困難に感じていた時、絵画の修復家であり画材屋である友人エティエンヌ・アロを通じて、教会の近くに静寂で風通しの良い住居を見つけたのです。1857年、ドラクロワはノートルダム・ド・ロレット通りのアトリエを離れ、このアパルトマンに居を移しました。
この平穏な隠れ家は、ドラクロワに喜びをもたらし、その愛着は、日記や手紙などの執筆物の中で頻繁に描写されています。
「私のアパルトマンは本当に魅力的である(・・・)。翌日は、向かいの家に降り注ぐ優雅な太陽を眺めながら目覚めた。アトリエのうららかな様子も、小さな庭の眺めも、私をいつも幸せな気持ちにしてくれるのだ。」(1857年12月28日の日記)
ドラクロワは、人生最後の日までこの隠れ家で暮らしました。1863年8月13日は、使用人のジェニー・ル・ギユが訪問客などは一切断り、画家は、静かに人生の幕を閉じました。 -
さっきの入り口を入ったところです
突き当たり奥がドラクロワ美術館の入り口
右側の薄茶色の小屋みたいのがゴミ置場
女子従業員が朝のゴミ出しして居ました -
EUとフランスの旗
左の階段から展示室に入ります
見学が終わった客は右側の小さなショップがあるところに出てきます -
ドラクロワのルーブルにある作品
一番知られているのが
民衆を導く自由の女神1830年
あと、アラブの衣裳と色彩が乱舞している
サルダナパールの死1827年
大作のベースに使われた
習作のかずかず -
アラブの衣裳の細かいところまで確認している
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これは習作と言うより作品
エッチング作品
アラブの女性たち -
男性の低い声で
「にっぽんのかたですか?」
と言われて振り返ると
黒人の事務員で
「したになかにわとあとりえがありますのでごらんになってください」
と案内されました
写真はドアを開けて
中庭を
見下ろしたところ
iPhoneの縦パノラマ
歪みがでてしまった失敗例です -
普通のモードで写し直しました
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縦パノラマで再挑戦!
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アトリエの中の展示作品
アラブ衣裳の詳細な書き込み -
アラブ関連の小道具たち
絵のリアリティーを演出する為に使用された -
マグダラのマリア
磔刑されたキリストの十字架の下にひざまづくマリアの構図の作品が何枚も描いている -
ライオンの剥製
保存が良いのか生きているようです -
ドラクロワの描いたライオンの油彩
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色の三要素は色相、明度そして彩度です
色相で200種類
明度で300種類
彩度で300種類
色彩学でいうと1800万種類の色がある
実際には陽の当たり方、風のそよぎとかで人の識別する色はもっと多い
画家はそれを絵の具で表現する訳です
絵の具が岩みたいにこびり付いたパレットだとか場当たり的に絵の具を並べたパレットとか画家のパレットは個性があります
このドラクロワのパレットは整然としています
ルーブルで見たドラクロワの大作たちを思い起こしてみると興味が尽きないと思いました -
中庭は居心地が良い空間でした
横パノラマ -
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縦パノラマ
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縦パノラマ
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12月雨のパリ
ドラクロワの家の中庭に咲いた
一本のバラ -
本館に戻って
習作
アラブ馬
色指定の書き込みがある
屋外で制作したと思われます -
アラブの楽器
色指定つき -
屋外用の小さなスケッチブック
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アップです
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階段
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帰り際に
もう一度ドラクロワ美術館を振り返って見ました
iPhoneの縦パノラマ撮影です
この広場
フュルスタンベール広場
と言うそうです
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この旅行記へのコメント (3)
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- ドロミティさん 2017/01/13 08:57:41
- ドラクロア美術館♪
- norio2boさん、おはようございます^^
ドラクロア美術館、たいへん興味深く拝見しました。
周りの景観に溶け込んで、ドラクロアの隠れ家そのままに
ひっそりと公開されているみたいな、とても素敵な美術館ですね。
次回、訪パリの機会がありましたら、是非訪れたいと思います。
しっかりメモさせていただきます^^
週末からいちだんと寒気が強くなるようですから、風邪など召され
ませんようになさってくださいませ。
遅ればせながら、本年も宜しくお願いいたします。ドロミティ
- ドロミティさん からの返信 2017/01/13 09:03:17
- ごめんなさい^^;
- 申し訳ございません。
新年の挨拶をすでに済ませておりました。
失礼いたしました_(._.)_
- norio2boさん からの返信 2017/01/13 10:37:15
- Re: ドラクロア美術館♪
- おはようございます
コメントありがとうございます
ドラクロワがお好きでしたら、このドラクロワ美術館はとっても楽しめる空間と展示品です。
是非いらして下さい。
アトリエが美術館になっているのは、パリではロダン美術館、ギュスターブモロー美術館があります。(訪問記アップしてますのでお時間あったらご覧ください)
薔薇が咲く時期が、良いかも知れません。
新しい旅行記のアップを楽しみにお待ちしています。
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