2015/01/31 - 2015/02/01
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オーヤシクタンさん
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第12部-61冊目
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
タイ~ミャンマー~ラオスとまわった東南アジアの旅もいよいよ最終章です。
デジカメの紛失、スマホの盗難など、さんざんな旅になりました。
本編の写真も過去の写真をイメージとして掲載している事をご了承願います。
表紙写真‥バンコクのトゥクトゥク。
※イメージ
旅行期日‥2015年1月25日(土)~2月1日(日) 8泊9日
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1月31日(土)第8日目(晴れ)
★ビエンチャン市内バス14番
タラートサオ→タナレン出国審査場
↓
★国境バス
ラオス側出国審査場→タイ側入国審査場
↓
★トゥクトゥク
ノンカーイ入国審査場→バス停
↓
★ロットゥー
バス停→ウドンタニー
↓
★乗合トラック15番
ウドンタニー市内→ウドンタニー空港付近
↓
★DD-9203便.バンコク行
ウドンタニー11:55→バンコク.ドンムアン12:55
↓
★バンコク市バス29番
ドンムアン空港→BTSラチャテーウィ駅
↓
★バンコク市バス60番
ペッブリー市場→カオサン通り
☆宿泊‥バンコク市内:タイコージーハウス
※ビエンチャン市内バス‥6000キップ(88円)
※ラオス出国税‥10000キップ(150円)
※国境バス‥4000キップ(60円)
※トゥクトゥク‥40バーツ(152円)
※ロットゥー‥50バーツ(266円)
※75バーツビュッフェ‥75バーツ(285円)
※乗合トラック‥10バーツ(38円)
※ノックエアー‥992バーツ(3640円)
※バンコク市バス29番‥8バーツ(31円)
※バンコク市バス60番‥11バーツ(42円)
※タイ菓子‥10バーツ×5=50バーツ(190円)
※おじさん屋台‥185バーツ(703円)
※タイコージーハウス‥766バーツ(2914円)
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2月1日(日)第9日目(晴れ)
★バンコク市バス2番
カオサン通り→ペッブリー市場
↓
★エアポートリンク.シティライン
パヤタイ6:05→スワンナプーム空港6:31
↓
★CI-066便.台北桃園行
バンコク8:30→台北桃園12:55
↓
★CI-018便.東京成田行
台北桃園14:30→東京成田18:30
※バンコク市バス2番‥6.5バーツ(25円)
※エアポートリンクシティライン‥45バーツ(171円)
※三井住友海上火災旅行保険‥2790円
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- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
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-
メコン川友好橋のタナレーン入出国審査場とビエンチャン市内を結ぶ、14番バス。
昔はオンボロマイクロバスにすし詰め状態での移動を強いられたが、日本の支援によって大型バスが導入されたので輸送力が向上し快適になった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
①
旅も残り少なくなって来た。
まだ薄暗い6:20‥チェックアウト。
今日はウドンタニーから飛行機に乗ってバンコクに戻る予定だ。
タラートサオのバスターミナルまで歩く。
約15分ほどで到着。
緑色の日本製大型バスが並んでいる。
数年前まで並んでいるバスは、いつ壊れてもおかしくないようなオンボロバスが多かった。
国境まで行くのは14番のバス。
このバスはマイクロバスが使用されていたが、小さなバスに買い物帰りの大きな荷物を持った人達が乗り込むので車内はすし詰め状態‥
ラオス人に囲まれてそんな移動を楽しめた?のは過去の話し。
日本の支援によって導入された新型大型バスによってすし詰めは解消され、エアコンの効いた快適な移動ができるようになった。
6:50発のバスに乗り、30分ほどで国境に到着。
さてどうしようか‥
ここからタイに入り、ノンカーイから車で1時間ほどの街‥ウドンタニーに向かうのであるが、どうやって行くか迷っていた。
一番手っ取り早いのは、ラオスの出国審査を済ませた所から乗れるロットゥーと言うワゴン車なのだが、客がある程度乗らないと出発しない。
僕は以前このロットゥーで移動を試みたのだが、客がなかなか集まらず、待っている間に時間がどんどん過ぎていって、結局、ノンカーイから欧米人とタクシーをシェアしてウドンタニーに向かったと言う苦い経験をした事がある。
従って今回はパス。
とりあえず国境バスに乗って、メコン川を渡りタイに入国した。ビエンチャン タラートサオ バスターミナル バス系
-
ウドンタニーにある、75バーツ(285円)のタイ料理食べ放題の店。
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②
タイに入国した。
ノンカーイのバスターミナルに向かおうとトゥクトゥクのドライバー氏に値段を聞くと80バーツ(304円)との事。
「もう少し安くならないか」と聞いてみたが、これ以上は下がらないと言う。
ノーンカイのバスターミナルは国境から離れている。
バスターミナルまで行かず、国境から一番近いバス停まで行くにはなんと言ったらいいのか?
他のトゥクトゥクのドライバー氏に、適当なタイ語で「ウドンタニーに行くバス乗り場に行きたい」と身振り手振りも交えて聞いてみるとなんとか通じたらしく、40バーツ(152円)で行ってくれると言う。
国境からバス停までは10分もかからなかった。
バス停にチケット売りがいたので、ウドンタニー行きのバスチケットを買った。
50バーツ(190円)。
国境からウドンタニーまで、直行ロットゥーだと300バーツ(1140円)と高いが、このルートだと国境からウドンタニーまで105バーツ(399円)と安い。
バス停で待つ事10分。
来たのはロットゥーだった。
そして8:10‥ノンカーイを出発する。
タイの国道は高速道路並みに広い。
僕を乗せたロットゥーは時速100キロで快走し、ウドンタニーのバスターミナルに着いたのは8:50。
バスだと1時間かかる道のりを、ロットゥーだとわずか40分で着いてしまった。
朝からなにも食べていないのでお腹がペコペコだ。
ウドンタニーにタイ料理が食べ放題で60バーツ(228円)のレストランがある。
そこに行ってみる事にしたのだが、さすがに朝9時では早かった。
オープンは10時からとの事なので、時間まで市場を覗いたりして過ごす。
10時になった。
再び店へ‥値段は75バーツ(285円)に値上げされていたが、それでも300円もかからずにタイ料理が食べ放題だ。
グリーンカレーやカノムチーンと呼ばれるタイ風の素麺などが並んでいる。
とりあえず、少しずつ全種類食べてみよう。
味はまぁまぁだが、300円しないでお腹一杯食べられるのはうれしい。
この店は地元タイ人に人気で、僕が一番乗りで店に入ったが、少しすると家族連れが入って来て、子供達は楽しそうに料理を皿にとっている。
食べ放題はどこの国でも人気のようだ。 -
並んでいた料理の一例。
タイ風グリーンカレー
タイ風茶碗蒸し
タマゴと豚肉の五香粉煮
温野菜の炒め物
センミーナーム
(汁ありビーフン)
ホーモック
(魚や肉をカレーペーストとココナッツミルクを和えて蒸したもの)
カノムチーン
(タイ風素麺)
生野菜サラダ
フルーツ
ライス
etc‥
※イメージ。 -
ソンテウと呼ばれる乗合トラック。
荷台にベンチがある。
ウドンタニーのソンテウは赤色で番号別で行き先が異なる。
※イメージ。
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③
空港から市内までならロットゥーがあるのだが、市内からウドンタニー空港まで公な公共交通機関はない。
今まで僕は市内で120バーツ(456円)ほどだったか?‥トゥクトゥクに乗って空港に向かう事が多かった。
ところが、とあるブログで空港近くまでソンテウと呼ばれる乗合トラックで行ける事がわかり、今回はそれを実践してみたいと試みた。
75バーツビッフェ前のポーシー通りをビッフェの建物を背にして右方向(反対車線側)に行く15番の表示をつけたソンテウに乗り込んだ。
このソンテウの終点‥ウドンピチャイラックピッタヤー学校前が空港から近いとの事だった。
ウドンタニーの街中を通り抜け、バイパスのような広い道を走り、再び二車線の道に入るとソンテウはユータンをした。
そこにあるセブンイレブン前が終点だった。
向かいには学校がある。
この学校がウドンピチャイラックピッタヤー学校だろう。
乗った時間は20分くらいで、運賃は10バーツ(38円)だった。
ここからもう少し先まで歩けば空港の入口である。
ソンテウを降りてから空港ターミナルまでは徒歩で約10分ほどだった。 -
ノックエアー便でバンコクに戻る。
鉄道で10時間かかった距離を飛行機ならわずか1時間で行ける。
※イメージ。ウドーンターニー国際空港 (UTH) 空港
-
ドンムアン空港から最も安いノンエアコンの市バスで移動した。
運賃は8バーツ(31円)‥最近はノンエアコンバスが減っているような感じがする。
※イメージ。
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④
ウドンタニーからバンコクまではLCCのノックエアーを利用したが、この日の運賃は992バーツ(3460円)で、寝台列車やVIPバスと大差ない運賃で移動する事ができた。
アジアのLCCはエアアジアを筆頭にノックエアー、そして今までウドンタニーには飛んで来なかったライオンエアーが就航していた。LCC は安い‥と言う事はタイ人の頭に刷り込まれ、今まで飛行機が高嶺の花であった人達も手軽に飛行機に乗れるようになり、僕が乗ったノックエアー便も9割の座席が埋まる盛況ぶりだ。
列車やバスだと8~10時間以上かかるウドンタニーからバンコクまでの道のりを飛行機だとわずか1時間で着いてしまった。
LCCのノックエアーはバンコクのドンムアン空港に発着する。
スワンナプーム空港が開港するまで、タイの玄関口はドンムアン空港であった。
ドンムアン空港の許容量が限界に達した為にスワンナプーム空港を建設し、しばらくドンムアン空港の建物はもぬけの殻になっていたのだが、今度はスワンナプーム空港の許容量が多くなって来た事から、ドンムアン空港をLCCターミナルとして使用する事になり、昔使っていた建物をそのまま使っている。
ドンムアン空港からの足は、ターミナル前から発着するエアポートバスがあるのだが、空港は鉄道駅や幹線道路に隣接しているので、空港から出た方が安く移動する事ができる。
空港の外にあるバス停から29番の市バスに乗った。
バンコクの市バスは、エアコンの有無で運賃が異なる。
エアコンのないバスは、全区間1律運賃で赤い車体のバンコク大量輸送公社のバスが6.5バーツ(28円)、白い車体は民間委託バスで8バーツ(31円)である。
エアコンバスは区間運賃制で車掌に行先を言って運賃を払う。
最近はエアコンバスが増えて来て、ノンエアコンバスが減っているような気がする。
僕が乗ったのは白いノンエアコンバス。
車体は古く、車内には生ぬるい空気が漂っていた。
運賃は銀色の丸い筒状の容器をガシャガシャ鳴らせて車掌が集めに来る。
この容器‥なかなかの優れ物で中は小銭を小分けできるようになっていて、ロール状のキップも収納されている。
お金を受け取ると、ロール状のキップを1枚ちぎって渡してくる。
それは切手のようなキップで、なぜか切れ目を入れて渡されるのだった。
僕はバンコクを初めて訪れてから10年以上になるが、この方式はずっと変わらない。
一時、バンコクでも運賃箱をつけたバスが走ったと言うが故障も多く、結局は定着しなかったようだ。
途中でバスが停まってなかなか発車しない。
どうしたんだろう?‥と思っていると、車掌が運転士に言われて新聞とフライドチキンを買う為に停まっているのだった。
こんな事をしていていいのだろうか‥
日本のバスで運転士が実車中にバスを停めてコンビニに行ったらどうなるのか。
下手したら新聞に載りかねない大事になってしまうのではないか。
しかし、ここはバンコクだった。
文句を言う客はおらず、皆、当たり前のような顔をしている。
車掌が戻ってくると、何事もなかったかのようにバスは走り出し、運転士はフライドチキンをムシャムシャ食べながら運転するのである。
市内に入ると渋滞が始まった。
エアコンがないから東南アジアの湿った空気が車内を停滞し、暑くなってくる。
隣に停まっているエアコンバスの乗客は涼しげな顔をしているのがわかる。
市バスの中でも民間委託バスの運転は荒い。
少しでも隙間があればバスのボディをねじ込んで前に進んで行く。
よく苦情にならないものだと、苦情王国日本のから来た僕はいつもそう思ってしまう。
ドンムアン空港から50分ほどでBTSラチャテーウィ駅に着いた。
ここでバスを降り、少し歩いてロッブリー市場から60番の市バスに乗って宿のあるカオサン通りに向かった。ドンムアン空港 (DMK) 空港
-
昔のタイコージーハウスの客室。
スタンダードルームは窓ナシ独房。
デラックスルームは窓があり、室内が明るかったのだが‥
隣りに高いビルが出来て、窓有りの部屋でも日中は真っ暗になってしまった。
もう泊まりたくない。
※イメージ。
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⑤
旅の最後の宿は、カオサン通り近くにある、タイコージーハウスホテル。
バンコクに泊まる時、カオサン界隈のランブットリービレッジホテルがお気に入りなのだが、今回は予約がとれなかった。
タイコージーハウスは、衣料品の露店がところ狭しと並ぶバンランプー市場にあり、部類としては安宿に入るが、客室に温水シャワーにトイレ、テレビ、そして一番ポイントが高いのが、大きな冷蔵庫がある事だ。
スタンダードルームは窓なし独房になってしまうので、窓があるデラックスルームを予約しておいた。
ホテルの前にに行くと、黒いスーツに身を纏ったイケメンの男性が声をかけてきた。
このホテル‥入口にスーツ屋があり、そこの勧誘かと思いきや、彼はホテルの従業員だった。
チェックインの時、窓があるか確認をした。
‥と言うのは前に泊まった時、デラックスルームを予約したのに窓なし独房に押し込まれた事があったからだ。
フロント氏は「窓はあるが景色はない」と言う。
雑居ビルが並ぶ界隈で景色がない事はわかっている。
窓があって昼か夜かがわかればいいのだ。
ところがチェックインを済ませ、部屋に入ると‥昼間だと言うのに中が真っ暗ではないか。
なんだ?「窓がある」と言っていたんだけどな‥と思いながら照明をつけると、窓はあった。
しかし、隣にビルが建ち、窓から手が届くほど接近していた。
おまけに上部はホテルの建物と壁がくっついている。
日本では違法建築にあたるような構造になっていた。
なんだ、ここもか‥
昨日泊まったラオスのゲストハウスとここは以前に泊まった事があるホテルで、それなりに良かったのだが、共に最低のホテルになってしまった。
ただでさえ落ち込んでいる所に輪をかけて落ち込み度が増していく。
これでは窓なし独房のスタンダードルームと変わりがないではないか。
しばらくの間、光の入らない独房のような部屋で呆然としてしまった。タイ コージー ハウス ホテル【SHA認定】 ホテル
-
チャオプラヤー川の夕日。
サンティチャイプラカーン公園で旅の終わりの儀式を行う。
※イメージ。
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⑥
それにしても隣にビルが建ってしまうとは…
これも時代の流れだから仕方がない。
部屋にいると気が滅入ってしまいそうなので、シャワーを浴びて外に出た。
南国の眩しい光が、暗い所にいた目を刺激し眩しい。
まるでモグラになった気分だ。
チャオプラヤー川の畔にあるサンティチャイプラカーン公園。
地元タイ人や旅行者の憩いの場となっている。
僕は10年以上に渡って、年2回ほど東南アジア放浪をしてきた。
そしていつの頃なのか‥
このサンティチャイプラカーン公園が旅の終着地になり、旅の終わりの儀式を行うようになった。
サンティチャイプラカーン公園では夕方6時になると、タイ国歌が流れ、皆、起立する。
タイ国内では朝8時と夕方6時にタイ国歌が流れ道行く人が静止するのだが、僕はこの公園で行われるタイ国歌掲揚を勝手に自分の旅の終わりの儀式にするようになってしまったのである。
そして、18:00‥時報と共に公園にいた人が皆起立し、タイ国歌が流れた。
もうすぐ旅が終わる。
チャオプラヤー川から見える夕日がとてもきれいだった。サンティチャイプラカーン公園 広場・公園
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バンランプー市場のおじさん屋台。
バンコクでの夕食はいつもここで食べる。
※イメージ。バーンラムプー市場 市場
-
シーフードのトムヤムスープ
イカの焼き飯
ビアチャーング
昔はもう一品食べられたが、今はこの2品で満腹になってしまう。
※イメージ。
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⑦
旅の最後の晩餐は、バンランプー市場の一角にある、屋台に行く。
僕はここをおじさん屋台と呼び、昔から通っている屋台だ。
タイと言ったらトムヤムクン‥世界三大スープのひとつとして有名なスープである。
トムヤムスープは具材を色々と選べる。
日本人にもお馴染みのトムヤムクンのクンはタイ語で海老を意味するので、トムヤムの海老スープとなる。
タイ語で鶏肉はガイと言う。
だからトムヤムガイと言ったらトムヤムの鶏スープとなる。
ちなみにシーフードは、タイ語でタレーと言う。
僕は最近、シーフードのトムヤムスープ‥トムヤムタレーを注文する事が多い。
又、トムヤムスープはさっぱりとしたナムサイとココナッツミルクが入ったナムコンがあり、一般的に出てくるのはココナッツミルクが入ったナムコンの方。
僕はさっぱりした方が好きなので、ナムサイをいつも注文する。
おじさん屋台のトムヤムタレーは、有頭海老にムール貝、イカが入っている。
レモングラスや香草が入っていて、酸味のきいた辛いスープは汗をかきながらもスプーンを持つ手が止まらなくなるから不思議だ。
おじさん屋台のトムヤムスープは僕にとってのバンコクの味なのである。 -
スワンナプーム空港はビジネスクラス利用だと別室でチェックインを受ける事ができる。
待ち時間が短くイライラしない。
※イメージ。スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港
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帰りもチャイナエアライン。
贅沢なビジネスクラスで旅を締めくくる。
※イメージ。
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⑧
翌朝、まだ夜明け前の5:20にチェックアウトした。
今日は旅の最終日。
エアポートリンク.パヤタイ駅に行く59番の路線バスを待っていると、エアコンバスの60番とノンエアコンの2番のバスがやって来た。
このバスはパヤタイ駅まで行かないが手前のロッブリー市場を通る。
僕は迷う事なく安いノンエアコン2番のバスに乗った。
早朝ともあって道路はガラガラ、10分もかからずロッブリー市場近くのバス停に到着。
そこから10分ほど歩けばエアポートリンクのパヤタイ駅に着く事ができる。
エアポートリンクは高いエクスプレスと安いシティラインがあり、シティラインの始発は6:05。
エアポートリンクはタイ国鉄が運営しているが、遅れが当たり前の在来線とうって変わり、こちらは分刻みのダイヤを定刻通りに運行している。
パヤタイからスワンナプーム空港まで、シティラインで26分。
6:05発の始発に乗ると6:31に空港に着く。
帰りもチャイナエアライン。
ビジネスクラスの贅沢旅で帰国する。
昔、スワンナプーム空港でチェックインに45分、出国審査に40分待たされ、搭乗がギリギリになってしまった苦い思い出があったが、ビジネスクラスだと、別室で出国審査を受ける事ができるのはうれしかった。
8:30発のCI-066便‥この便は北欧のアルステムダムから飛んで来るので、遅延が心配だったが、今日は定刻に出発するとの事で一安心。
ゲートに向かっているとJALのボードを掲げた地上係員が「搭乗最終時間です。急いで下さい!」と走り回っている。
僕が日本のパスポートを持って、のんびり歩いていると係員は僕をめがけて走って来る。
JALは定時出発世界一だそうだ。
なんだか急かされているいる感じもするが、地上係員の陰の努力があって定時出発世界一を掲げられるのではないか‥
日本人ならともかく、スワンナプーム空港での地上係員はのんびり屋さんのタイ人だから大変だろう。
ゲートに行くと、羽田行のJAL機がチャイナエアライン機の隣に駐機している。
あれに乗れば羽田まで一直線なのだが、僕はJALのビジネスクラスで旅ができる身分ではない。
僕を乗せたCI-066便は定刻8:30‥スワンナプーム空港を出発した。
飛行機の小さな窓から見えるバンコクの街があっと言う間に離れていく。
再び、食っちゃ寝.食っちゃ寝の旅が始まった。
朝食はスワンナプーム空港のラウンジで食べ、バンコク→台北で機内食、桃園空港のラウンジ、台北→成田の機内食と、行きに食べ過ぎで腹痛になったにもかかわらず、懲りずに食いまくった。
台北からの機中で窓から夕闇に浮かぶ富士山が見えた。
カメラがあれば‥
旅の写真が消えてしまったショックはまだ心の隅にくすぶっているようだ。
飛行機は、もうすぐ成田に到着する。 -
ビジネスクラスの座席はゆったりしていて快適だ。
バンコクから成田まで、食っちゃ寝食っちゃ寝が始まる。
※イメージ。 -
スワンナプーム空港のラウンジ。
バンコク→台北‥機内食
桃園空港のラウンジ
台北→成田‥機内食
‥と帰りも懲りずに食いまくった。
お腹を抱えて帰国したのは言うまでもない。
※イメージ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あとがき
10年近く旅を共にしてきたパスポートの余白が残り1ページになりました。
改めて見ていくと東南アジアの国ばかりですが、色々な国に行っています。
タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、カンボジアに韓国。
全部で9ヶ国を訪問していますが、その中で一番出入国スタンプが多いのがタイです。
何度も通っているので、スワンナプーム空港から市街地に行くルート、路線バスなどは熟知するようになりました。
そんな慣れた国で、今回、スマホを盗まれると言う大失態をやらかしてしまいました。
盗難が起きたノンカーイ行きの急行列車は、僕がタイで一番利用する長距離列車で、何回も乗っていたので緊張感はありませんでした。
そんな慣れが隙を生んでしまったのてはないか‥ と反省しております。
旅が終わってから2ヶ月以上が過ぎてやっとブログの原稿を書き終えました。
なんせ写真がない訳ですから、文章で表現するしかありません。
自分の表現力、文章力のなさを痛感しながら書き続けました。
いたらない文章にもかかわらず、訪問して下さった皆様。
本当にありがとうございました。
又、惜しげもなく写真を提供してくれた4トラベラーのポインセチア様、なんとかブログを仕上げる事ができました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
今回の旅でかかった費用は‥ 173,557円(土産代除く)でした。
又、お会いしましょう。
- 完 -
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