東南アジアを陸路で巡る。３２日目　バンコク　４日目

滞在したホテルには朝食のサービスがなかったので、
バンコク滞在中は朝食探しと散歩のセット。

中国、ベトナム、カンボジア、タイと朝食やお昼のお弁当用の屋台がどこでも見られる。
朝食を家で作ってきっちりと食べるという文化すら日本独特の文化なのかな？

さっそく見つけた屋台村、
頂いたのは牛筋のこってりスープに乾麺（インスタントラーメンの麺）をいれたもの、４０B、癖になりそうな味だけど、朝飯としてはかなりヘビー。

夕方として食べに行ってみたが、朝からお昼ぐらいの間しかやってないようだった。

ホテルの戻り際、セブンイレブンでコーヒーを購入。

普段の生活っぽくてよい。

たまっていた洗濯をしたり、日記を書いたりのんびりと過ごす。

９時過ぎにBTS スカイトレインのChit Lomにある伊勢丹に行ってみることにした。

当然のことだが、日本の夏以上に冷房が快適。

外に出たくなくなってくる。

というのもこちらのバンコクバス路線図を伊勢丹内の紀伊国屋で販売していて、
かなり重宝するとのことなので探しにいってみた。

路線バスといっても、様々な種類のバスが走っているらしく、外見の違いで料金やその払い方、乗り方までも違うという厄介なものらしく、その手助けにと購入。

日本のデパートと言っても、それほど興味はなかったのだけれど、
紀伊国屋での雑誌や単行本、文庫本の充実。

店内は当然日本の家族連れや、旅行者、聞こえてくる日本語の心地よさ、
長らく旅を続けているうちに、いつの間にか張りつめていたものが、ふと弛む感覚。
休日の近所の本屋さんにふと立ち寄った雰囲気、普段の生活に戻ったような錯覚。

すべて新鮮だった。

文庫本など定価より５割増しの値段設定だが、
アイスコーヒでも飲みながら、ページを手繰る欲求に負け２冊ほど購入。

のんびりと読書タイムを過ごす。

日常の交通としては、
BTSスカイトレイン、MRT地下鉄が便利だ。

チケット、トークンも使いやすく直ぐになれる。

ターミナルの駅舎も立派だし、

内装なども、綺麗。

ただ、存在感のあるのはタイ国鉄。

このあとチェンマイまでの寝台車、アユタヤまでの日帰りと、
いい意味、悪い意味の両方で楽しむことができた。

値段も８０キロ先のアユタヤの普通運賃が２０バーツ、
地下鉄の２，３駅程と安い。

しかし、まぁ呑気な鉄道というか、遅れるのが当たり前のような味のある仕様だ。

元祖ブーパッポンカリーという店で夕食。

蟹のカレー炒め等で有名らしい。

高級店ぽいつくりで、値段も高額。
なかなか美味だった。