
2015/08/22 - 2015/09/01
164位(同エリア494件中)
関浩成さん
ミャンマー北部には4回目となるこの遠征。随伴メンバーは井越さん(立命館大学)と横山さん(京都橘大学)の2名。
今回の活動のメインは、
(1)現地に創った日本語学校(Sumire Japanese Language school)の開校式を行うこと
(2)学生達が主宰するそろばん教室をスミレ日本語学校で行うこと
(3)日本から招聘した提携企業とのセッションを成功させること
(4)学生間の国際交流を行うこと
でした。
この報告では、資金もなく(第三者や政府機関からの寄付は一切なしです)、
たったの4回でどうやって日本語学校の開校式を行うに到ったかを報告します。
<STUDYUNION第六部門 第11回遠征報告>
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 バイク 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回の随行学生はこの二人。
横山さん(京都橘大学1回生)と井越さん(立命館大学1回生)です。
11次海外遠征まで、ほぼ毎回学生が随行してきたのですが、
今回は、やりたい企画を練って参加してきた二人です。
その企画とは「ミャンマー人にそろばん教える」です。 -
全4回の早朝講義。
スミレ日本語学校の生徒は、大学へ行く前の時間を使って参加しました。
そろばんは、彼女たちが日本から11本ほどを持参し、受講してくれた学生全員にプレゼントしていました。 -
言語コミュニケーションがままならない状況でのそろばん教室でした。
スミレの生徒は熟練していない日本語を駆使して(この講義に参加したのは、日本語検定N5以下です)真剣に取り組んでいました。 -
そういうわけで大成功。
授業が終わった後の学生交流(というか一緒に遊びに行く)が功を奏して、学生同士が仲良くなり、出来上がった人間関係はそろばん教室を成功に導きました。(かたく言い回せばそういう感じでした 笑) -
ということで、開校式のことに移ります。
会場は、ノーブルミンガラーホテル。
開校式は、写真のホールで、二次会(夕食会)は、プールサイドを借り切って行いました。
参加人数は173名(来賓11名を含む)。
午後3時くらいから9時頃までの長丁場でしたが、これをスタッフ3名と、上記の随行学生2名で、ぶっつけ本番にも近い感じでやり遂げました。
みなさん、ほんとうにお疲れさま!
おっと。スタッフは、関係者はご存じ。
ヤーヤーさん(スミレ日本語学校統括マネージャー兼講師)
高橋潤さん(龍谷大学4回 スミレ日本語学校講師)
そして僕(校長 STUDYUNION代表)
しかし、スミレ理事長の存在を忘れてはなりません。
そしてここが今回の報告のポイントなのです。 -
開校式会場に選んだノーブルミンガラーホテルです。
-
二次会の夕食会会場はこのプールサイドにしました。
-
さかのぼれば・・・
二年前、銀行で女性に「こんにちは」と話しかけられ・・・、
その人の日本語の先生に会って感銘を受けて・・・
日本に留学していた娘さんと、日本で交流して仲良くなって、
ミャンマーで一緒に何かしようということになって・・・
そういうわけで前回3月の遠征で校長に就任。
スミレ日本語学校の改革に乗り出しました。
2回にわたって同行してくれた高橋潤さんが、現地で講師をしてくれることになり、生徒もたくさん集まって、今回、開校式のあいさつをしてきました。
こんなに人が集まってくれたのも、スミレ先生(現:理事長)のおかげです。
スミレ先生は、日本が好きという思いだけで、ずっとずっと日本語を教えてこられました。
(以上は既に旅行記で報告してます)
スミレ日本語学校はマンダレー市内では2番目に古い伝統校です。
(一番古いのは外国語大学) -
開校式には173名の参加者がありました。
これを現地のヤーヤーさん、高橋潤さんを中心に、随行学生2名が受付と会場係を引き受け、なんとか成功裏に終えました。 -
二次会も夕食会やカラオケ大会で盛り上がりました。
-
学生間交流は、というと・・・・
前回までは学生間の交流も、僕が同伴しなければ危ないのでは?と思っていました。
しかし互いに信頼関係ができました。
現地スミレ日本語学校の学生(大学生)は、日本の学生だから・・・と気配りをしながら、いろんなところに連れて行ってくれました。 -
「視察に行った先でともだちをつくる」
これも毎回の視察目的の一つ。
今回も帰国後、SNSをやりとりするようなともだちが何人もできましたようです。 -
みんなでハイキングにも行きました
-
炎天下、8時間にも及ぶハイキングでしたが、
途中、いろんな民家・お店に立ち寄りました。
なお、脱落したら・・・バイクで運ばれます(笑) -
ハイキングの途中、小学校にも立ち寄りました。
-
次回の視察は誰が参加するのでしょう。
-
とある大学を特別に視察させていただきました(通常は外国人は立入不可)。
外国語学科の授業風景や設備を見せていただきました。
詳細はここでは語れませんが、
英語学科が最多ですが、日本語学科と中国語学科が第2位の多さです。
授業中に入らせていただき、あいさつをしてきました。
写真は図書館職員の方々です。 -
こうした一連の活動が出来上がったのは、主にミャンマー第二次視察とから第四次視察の成果が実を結んだものです。
全てはみんなで歩いて築き上げていった偶然の人脈から出来上がっています。
特に第二次と第三次の学生メンバーの功績は大でしょう。
現地にいる高橋潤さん、中央省庁にいる小川武志さん、
またいつの日にか三人で、どこか知らない国へいきましょう。 -
そしてまたどこかで、ささやかな活動をしましょう。
きっと新しくも暖かい偶然が待っているでしょう。 -
出会った人々
バンコクのホテル周辺の小さなお店のおばちゃん -
出会った人々
ハイキング途中みかけた、寂しくて泣いていた女の子とお姉ちゃん
チェキで写真をプレゼントしたら笑顔になって、見送りに来てくれました。 -
出会った人々
スミレ日本語学校の学生さん -
出会った人々
王宮周辺の<おかま>の調査の時の人々 -
みなさん、お元気で。
また次回、半年後の3月、会いましょう。
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