ブログ執筆と保養の旅/角間温泉・その1.長野善光寺参拝と長電ロマンスカーに乗る

6:20
ブログの執筆と保養を兼ねて温泉に行くことにしました。

今回は安くて便利な高速バスです。
新宿西口の中央高速バスターミナルにやって来ました。

6:25
バスに乗る前に腹ごしらえ。
松屋さんに入りましょう。

松屋.新宿西口店
東京都新宿区西新宿1-13-3
24時間営業 年中無休

朝食メニューのソーセージエッグ定食にしました。

目玉焼き
ソーセージ
生野菜
牛皿小鉢
焼き海苔
米飯
味噌汁
香物

旅に備えてしっかり食べていきましょう。

ソーセージエッグ定食‥400円

8:50
新宿6:50発の高速バス.長野行に乗車。
担当バス会社は、京王電鉄バスです。

上信越道の横川サービスエリアで休憩します。

昼行便ですが、ゆとりある3列シート車です。
最後部にはトイレもついているので安心ですね。

1人用のシングルシートにはプライベートカーテンもついていました。
コンセントもついていてスマホの充電ができて助かります。

10:40
新宿から3時間50分。
善光寺大門に到着しました。
せっかくなので、善光寺を参拝していきましょう。

長野は紅葉が始まっていますね。

10:50
善光寺大門バス停脇の大門交差点から一直線に延びる道は、表参道-羅漢小道と名を変えます。
そして最初に現れるのが、この仁王門です。
仁王門は、263年前の1752年(宝暦二年)に建立されたのですが、善光寺大地震などにより二度焼失しました。
今の仁王門は、97年前の1918年(大正7年)に再建されたものです。

仁王門をくぐると、仲見世通りです。
仏具店や軽食、お土産などの小さな店が軒を連ねています。

10:55
仲見世から境内に入り、ひときわ大きい門が三門(山門)です。
今から265年前の、1750年(寛延三年)に建てられました。
国の重要文化財です。

小学校の社会科見学でしょうか？
私は中学校の修学旅行が善光寺でした。
今から30年も昔の話しですが、善光寺は何一つ変わりませんね。
昔のままです。

10:57
ジャーン！
善光寺本堂です。
創建以来十数回の火災に遭いましたが、善光寺を慕う全国の信者によって復興されて来ました。
今の本堂は、1707年(宝永四年)‥今から308年前に再建されたもので、江戸時代を代表する仏教建築として国宝に指定されています。

せっかくなので本堂の裏側も見てみましょう。
裏側は人がいませんね。
本堂は、間口約24メートル・奥行き約54メートル・高さが約26メートルもあり、日本有数の木造建築だそうです。

本堂裏手のモミジです。
黄色く紅葉しています。
あぁ、秋なんだな。
なんだかセンチメンタルな気分。
※古い表現でスミマセン…。

人で賑わう仲見世通りから西側に一本隣の西院通りを歩きます。
この通りは宿坊が並んでいますね。

とある宿坊です。
門の屋根瓦を見ると…

あんな所に瓦の猫が‥！
なかなか凝った造りですね。

善光寺から少し下って行くと…
蔵造りの建物が現れました。
この地域は商人の街で、建物の形を見ると昔は建物が通りに面して並んでいたことがわかりますね。

長いアーケードですね。
権堂アーケード(権堂商店街)です。
昔は料亭が並んだと言われていますが、今は商店が中心です。

権堂の街は善光寺参詣の精進落としの花街として有名でした。
今もその面影を残しているのか‥
アーケードから外れるとキャバクラやホストクラブ、紹介所などがあり、夜の街に変貌します。

懐かしい形の映画館がありました。
エ○映画ではなく、真面目な映画館です。
今も営業しています。

さくらざか栄心堂と言う和菓子屋さんです。
地元のご婦人方で賑わっていました。
ちょっと、入ってみましょう。

さくらざか栄心堂権堂店
権堂アーケード内
9:30～19:00・不定休

店員さんオススメの長野らしいお菓子を選びました。

さくらざかパフリンゴカスタード‥170円
→カスタードクリームに信州特産のリンゴ.あんずをのせて蒸しカステラに包んだお菓子です。

みそまん‥165円
→信州産の味噌を入れたお饅頭です。

あんずパイ‥145円
→信州特産のあんずをしっとりとしたパイ生地に包みました。

おやき食べたいなぁ～
…と思っていたら、「ちとせや」と言う、鯛焼きや大判焼きなどを売る店におやきもありました。
おやきは長野県民にとってなくてはならないおやつなんですね。

ちとせや
権堂アーケード内
10:00～21:30・火曜日定休。

買っちゃいました。
昔ながらの手作りおやき。
門前町で買うと1ヶ200円はしますが、この店は庶民価格で1ヶ120円でした。
野沢菜と大根のおやきを頂きます。

おやき‥各120円

権堂駅に隣接してイトーヨーカドーがありました。
ちょっと覗いていきましょう。

イトーヨーカドー長野店
長野市鶴賀権堂2201
10:00～21:00

信州らしい商品を購入しました。

Pasco信州コッペ‥86円
→信州産の米粉を使ったコッペパンにシュガーマーガリンを鋏みました。

Pasco信州発牛乳パン‥107円
→信州産牛乳を練り込んだパンに信州産牛乳のミルククリームを挟みました。

若緑特別純米酒.手造りの酒(180ml)‥381円
→長野市の蔵元‥今井酒造が昔ながらの製法で、酒本来の味を凝縮して造った特別純米酒です。

すっきりマスカット白ワイン(180ml)‥215円
→塩尻市のアルプス社で製造されたフルーティな白ワインです。

12:40
お腹すきましたね。
長野駅前の通りに、製粉所がやっているそば屋を発見！
ざるそばが500円と格安です。
入ってみましょう。

小木曽製粉所.長野駅前店
長野市末広町1358
?.026-229-8818
11:00〜14:00 年中無休

やっぱり、信州に来たらそばですよね。
ざるそば(大盛)にしました。

つるつる
ズズズッー

やっばり本場のそばは旨いです。

ざるそば(大盛)‥500円

長野から湯田中まで、長野電鉄に乗ります。
鈍行列車ではなく、今回は奮発して特急列車にしました。

長野電鉄(長野→湯田中)‥1080円
特急券‥100円

※長野駅は地下駅なので地上の明るい所で撮影しました。

特急ゆけむり号です。

「あれっ？箱根に行くんだっけ？」
いえいえ、行くのは湯田中ですよ。
この電車は新宿-箱根湯本を結ぶ、小田急ロマンスカーとして活躍していた旧10000形です。
長野電鉄では1000系電車として4両2編成が2006年12月9日から営業運転を開始しました。
では、乗ってみましょう。

※長野駅は地下駅なので湯田中駅で撮影しました。

ロマンスカーといったら、この展望席は外せませんよね。
小田急は指定席で、この席を取るのは難しいですが、2015年9月現在.長野電鉄は自由席で早い者勝ちです。

※長野駅は地下駅なので湯田中駅で撮影しました。

車内一般席です。
小田急時代そのままですね。
これで特急券100円はおトクです。

※長野駅は地下駅なので湯田中駅で撮影しました。

13:10
ラッキー！
最前列の席が空いていました。
有無を言わず陣取ります。

※この写真は長野駅で、乗ってすぐに撮影したものです。

定刻13:28‥長野を出発しました。
なんだか未来特急に乗っているみたい。
地方の中小私鉄に乗っているとは思えません。

地下鉄区間を出て地上にでますよ。
なんだかワクワクしています。

開通したばかりの北陸新幹線の高架下をぬけて…

道路と鉄道が一体化した千曲川にかかる鉄橋を快走します。

13:43
車両基地の脇を通過します。
東急・小田急・東京メトロで活躍した車両が顔を並べています。

りんご畑を列車は走ります。
信州らしい風景ですね。

14:15
長野から特急列車で47分。
湯田中に到着しました。
ここが終点です。

今回、訪問するのは「角間温泉」です。
都会の喧騒を逃れて心と体の休養に最適とありますね。
いいですね〜。
前から来てみたかったんです。
今回は、温泉で超のんびりしますよ。
では、角間温泉に向けてレッツゴー！

この時間、角間温泉に行くバスはありません。
タクシーは？… 1400円もしますね。
私には高嶺の花です。
のんびり歩いていくことにしましょう。

旧湯田中駅舎です。
1927年(昭和2年)4月28日の開業時から湯田中温泉郷や志賀高原の玄関口としてお客様をお迎えしましたが、昭和31年に上野?長野の急行列車乗り入れ時に反対側の現駅舎に利用が移りました。
今は「楓の館」として保存されています。

湯田中温泉の界隈にはいたる所に共同浴場があります。
こちらは公民館に併設された共同浴場です。
残念ながら、地元の方用で観光客には開放していないようです。

湯田中温泉に鎮座する「湯宮神社」です。

旅の安全を祈願してお参りしていきましょう。
パンパン．礼。

湯田中温泉を歩いていると、近代的な旅館や昔からの情緒ある旅館が所々にあります。

街を歩けば温泉にあたる‥
と言いたいくらい共同浴場が点在しています。
こちらは、湯屋建築の共同浴場です。

梅扇寺の脇に足湯がありました。
今日は温泉に入るのでスルーします。

おっ！
あれはなんだ？
近づいてみましょう。

星川温泉の源泉です。
昭和30年に天高く吹き上げたこと年から「星川大噴泉」と呼ばれています。

角間川に沿って歩きます。
コスモスの花がきれいに咲いていますね。

ズームしてみましょう。
おじさんの心を癒してくれます。
ルンルン気分でスキップをしたくなりました。

坂道を登ります。

道端にはリンゴが実をつけていました。
収穫間近ですね。

坂道を登りきって、左を見ると…

15:03
わぁ?！
なんだかタイムスリップしたみたい。
映画のセットみたいですが、ここが「角間温泉」なんです。
どうですか。
この古びた雰囲気。
たまりませんね～。
これから2泊、のんびりしますよ。
つづきは次回です。

つづく。