シアタートレインともぐら駅～ゆめぞらもぐらとゆめぞらループで土合駅へ～

水上駅から「ゆめぞらもぐら」号で越後湯沢に向かいます。
この車両、普段は第3セクターの「ほくほく線」を走っています。

車内は前向きにシートが並んでいます。
全部で2両で、越後湯沢寄りが2号車、水上寄りが1号車です。
座席は進行方向の左側からAB、通路を挟んでCDの順です。
ちなみにトイレがないので要注意です。

車窓には山々が広がります。

トンネルに入ると、「ゆめぞら」の特徴であるシアターが始まります。
天井に鮮やかな映像が映し出されます。

そんな中、2つ目の停車駅、土合駅に到着です。
トンネルの中に作られた、珍しい駅です。

トンネルの中にホームがあるため、地上にある出入口までは階段を上らなければなりません。
写真右側に出入口までの階段が続いています。

気が遠くなってしまいます。
400段以上あります。
停車時間が20分しかないので、往復は諦めました。
逆に上り列車に乗って上からアクセスしたので、続きは上り列車の時に。

土合駅を出ると、再びシアターが始まります。
ちなみに全部で5種類映像があるそうです。
普段走っている、ほくほく線のトンネルを通過する時間に合わせて上映時間が決められているようでした。
そこで、今回のトンネルでは、若干早く終わったり、トンネルを抜けてもまだやっていたりと必ずしも長さが合いませんでした。

そうこうしているうちにトンネルを抜けました。
新潟に入って車窓を見ると紅葉していました。

越後湯沢駅ではお土産を仕入れたらすぐ折り返しの時間です。
滞在時間は23分しかありません。

あまり本数もないので、来た電車で再び水上に戻ります。

越後湯沢で買ったお昼ご飯を頬張りながら戻ります。
この爆弾おにぎりはかなり食べ応えがありました。
なお、テーブルがないのもこの車両の課題で、窓枠をテーブル代わりにしながら食べました。

トンネルを抜けると、行きと同じく土合駅でとまります。
先ほどとは違い、こちらはトンネルではなく地上にあります。

ホントはこんな駅舎のある、山の駅です。

先ほど行きの電車で降りて見上げた、階段の1番上まで来てみました。
階段の1番下に先ほどのトンネルのホームがあるはずです。

ここから改札に行くには更に歩きます。
150m近くあるようです。

更に道路を橋で渡ってから、看板に従って右に曲がります。

やっと改札近くまで来れました。
ちなみに上りホームはまっすぐこの先を出たところにありました。

再び土合駅を出て最後のトンネル区間に入ると映像が映し出されます。

途中、眼下にこれから向かう湯檜曽駅のホームが見えました。
ループ状になっている線路で下るためです。

途中、眼下にこれから向かう湯檜曽駅のホームが見えました。
ループ状になっている線路で下るためです。

逆に、湯檜曽駅のホームからは先ほど走ってきた線路が山の中腹に見えました。

水上駅に着くと、向かいのホームに列車がとまっていて水上温泉のキャラクター「おいでちゃん」がいました。

向かいにとまっていたのは、高崎に向かうSL。
ゆめぞら号が水上駅に着いて10分弱で発車していきました。
指定席は、3週間前には既に完売状態でした。


ゆめぞらもぐら
運転日：10/17、24
水上12:13→越後湯沢13:29

ゆめぞらループ
運転日：10/17、24
越後湯沢13:52→水上15:13
※いずれも2015年10、11月期間の運転日のみ掲載