第40回海外放浪/韓国No20・その3.ソウル‥仁旺山プチ登山

6:05
おはようございます。

セファホステルの無料朝食です。

お粥
バタートースト
味噌汁
オレンジジュース

宿代が安いのに、朝食も無料とはうれしいです。
頂きまーす。

7:08
ソウルは東京より夜が明けるのが遅いですね。

今日の予定は仁旺山登山です。
鐘路3街からバスに乗りますよ。

HOILYS COFFEE前の鐘路3街バス停でバスを待ちます。

7:16
市内バス7212番のバスに乗りました。

ソウル市内バス7212番(鐘路3街→プアムドン住民センター)‥1200ｳｫﾝ(127円)

景福宮の前を通ります。
左の山が、これから登頂する仁旺山(338m)です。

7:33
鐘路3街から20分弱‥
プアムドン住民センター.ムゲワンで下車します。

バス停から来た道を少し戻り、脇道に入ります。

夜明けのソウルです。
今日はいい天気になりそうです。

整備された遊歩道を歩きます。
正面がこれから登る仁旺山(338m)です。

7:45
しばらく歩くと右側に門があるので、横断歩道を渡ってそこを入ります。

クライムオン！
山頂まで1.1キロです。

階段を少し登ると、城壁があらわれました。

かつてソウルの街を囲んでいた城壁が、ずっと続いています。
正面の山は北岳山です。

キチャパウィと言う岩山です。
下山時にあの岩の上を歩きます。

昔、ソウルの街を囲んでいた城壁が復元されていて、城壁に沿った階段をひたすら登ります。

山頂が近づいてきましたよ。
あと、少しです。

8:15
やりました！
この岩の塊が仁旺山頂(338m)です。

万歳！ばんざーい！マンセー！

では、登頂を記念して三角点をお触りしましょう。
お触り。

仁旺山登頂は二回目です。
前は山頂から自由に写真が撮れたのですが、今はソウル中心部方面への撮影が禁止になり、警備兵やカメラによって監視されるようになりました。
てな訳で、中心部の反対側の風景です。

8:23
下山を始めます。
こうして見ると、ソウル市内の山とは思えない雄大な風景ですね。

8:26
山頂から少し下った所にある警備小屋の分岐を左に入ると‥

さらに、鉄の階段が続きます。

キチャパウィ方面へ。
さっき見えた岩山です。

ふと、振り返ると‥
先程、登頂した仁旺山がそびえています。
低山ですが、こうして見ると立派な山です。

8:33
最大の難所‥
キチャパウィです。
普段ならなんて事ないのですが、今日は路面が凍結しています。
滑って、ロープの隙間から落ちたら‥
ソウルで一生を終える事になります。
慎重に前に進みましょう。

難所を通過中。
足元はゾクゾクしていますが、眺めは最高！
正面は北漢山です。
いつかはあちらにも登ってみたいものです。

難所を無事に通過。
仁旺山で日本人滑落死亡‥と新聞記事にならずに済みました。
よかった‥

難所は無事に通過しましたが、登山道は雪に覆われて滑りやすくなっています。
慎重に下ります。

左の山が登頂した仁旺山。
団地があって、その奥にも山がありますね。
韓国では登山が大人気です。
低山でも、みんなビシッと高価な登山服を着て、歩いています。

8:41
分岐がありました。
左方向‥ホンジェドン方面へ下ります。

難所のキチャパウィがあんな所に‥

ひたすら下りが続きますが、日本の登山道より歩きやすいですね。

下界が見えて来ました。

8:57
分岐です。
左に行くと、地下鉄3号線.母岳ヂェ駅に行けます。
今日は右に行ってみましょう。

この辺まで下ると、登山道に雪はなくなりました。

公園です。
韓国の公園にはスポーツジムがありますが、使っているのはおじさんが多数で、若い人は見向きもしません。

ハナ.トゥル.セッ.ネッ‥
運動をする地元のアジョッシ(おじさん)‥
～ではなく、筆者です。
なんだか、馴染み過ぎているのが恐いです。

9:08
ヒョンデクリンアパート方面へ向かいます。

高層アパート群が近づいてきましたよ。
あと、少しです。

9:13
ヒョンデ(現代)アパートの裏手に着きました。
無事に下山です。

9:27
住宅街を歩くと、地下鉄3号線の弘済駅があります。
地下鉄入口脇に、たい焼きの韓国版‥プンオパンを売っている屋台がありました。
買っていきましょう。

ソウル地下鉄(弘済→安国)‥1250ｳｫﾝ(132円)

10:00
一旦、宿に戻りました。

これが、韓国版たい焼き‥プンオパンです。
プンオとは鮒の事を言います。
韓国では、たい焼きではなく、鮒焼きなんですね。
日本のたい焼きより甘さは控えめで少し小さめです。
これ3ヶで1000ｳｫﾝ！(106円)‥安いですね。

プンオパン‥1000ｳｫﾝ(106円)

11:50
昼食です。

私の兄貴的存在でソウル在住の小嶺氏と、ハルモニカルグクスと言う韓国うどんの食堂に行きました。
この店のカルグクスはなんて表現していいのかわからないのですが、とにかく旨いのです。
今回は、カルグクスとマンドゥが一緒になったカルマンドゥックにしました。

カルマンドゥック‥6500ｳｫﾝ(688円)

12:10
ハルモニカルグクスは、鐘路3街の路地裏にある小さな食堂ですが、お昼になるといつも並ぶ人が絶えません。

安国駅に近い、KONA QUEENSと言うカフェでお茶にします。
我々、おじさんには似合わないおしゃれなカフェですね。
ここは小嶺氏の会社が経営しているカフェなんです。
入ってみましょう。

KONA QUEENS
ソウル市鐘路区ユンポソンキル22
地下鉄3号線安国駅1番出口を出た細い路地を北に少し行った所にあります。

アメリカンコーヒーを頂きます。
苦味のある大人の味です。

アメリカンコーヒー‥2500ｳｫﾝ(265円)

13:30
さて、午後はどうしようか？‥
と、思っていたのですが、さすがに疲れが貯まってきました。
宿でノンビリする事にしましょう。

16:25
宿で爆睡‥ の予定が、コーヒーのカフェインが効いたのか？
あまりよく眠れませんでした。
体に活！を入れるならサウナが一番です。
宿から近い鐘路サウナにやって来ました。
手前の立看板に「モギョクハムニダ」と書いてあります。
入浴できます‥ と言う意味で、営業中を意味しています。
中に入りましょう。

鐘路サウナ‥6000ｳｫﾝ(632円)

17:37
仁寺洞に近い、楽園商街ビルです。
1968年に宅商複合ビルとして建設されました。
かつては、映画館や娯楽施設も備えていた事からソウルの富裕層や芸能人が多く住んでいたそうです。
なんと、道路の真上に建っています。

ジャカジャーン！
イエーイ♪(死語)

楽園商街は楽器街なんです。
館内には色々な楽器屋さんが並んでいます。
見ているだけでミュージシャンになった気分になれます。

今夜は小嶺氏と夕食の予定だったのですが、夜の接待が入ってしまったとの事です。
てな訳で、今夜も一人飲みです。
前から行ってみたい場所がありました。
華麗なる楽園楽器街の地下には、知る人ぞ知る市場があるんです。
入ってみましょう。

楽園地下市場です。

中に入ると、食品、野菜、米、精肉、食器、雑貨などを商う店が集まる市場の光景が広がります。

市場内には簡易食堂が集まっています。
今夜は87番のお店で一杯やる事にしましょう。

豚ちゃんがお出迎えしてくれます。
かわいそうだけど、美味しそう。

ここはアジョッシ(おじさん)天国です。
周りはみんなアジョッシだらけ‥
ここは地元の人が、楽しくて一杯、疲れて一杯、ストレスで一杯‥
気軽に一杯できる庶民的な雰囲気が漂っています。

メニューはハングルオンリーです。

右から‥
トゥブキムチ(キムチ豆腐)‥7000ｳｫﾝ。

モドゥムジョン(お焼き盛り合わせ)‥5000ｳｫﾝ。

ピンデトック(緑豆お好み焼き)‥価格不明。

オジンオポックム(イカの炒め物)‥6000ｳｫﾝ。

タットリタン(鶏肉辛炒め)‥15000ｳｫﾝ。

チョッパル(豚足)‥価格不明。

スンデ(豚の腸詰め)‥価格不明。

コサモリ(？)‥価格不明。

モリコギ(頭肉)‥6000ｳｫﾝ。


コングクス(豆乳麺)‥4000ｳｫﾝ。

ネンククス(冷素麺)‥3000ｳｫﾝ。

ビビムククス(赤辛混麺)‥3000ｳｫﾝ。

チャンチククス(にゅう麺)‥2000ｳｫﾝ。


横書きの品目。
チャンチククス(にゅう麺)‥2000ｳｫﾝ。

トゥクマンドゥクッ(餅入り汁餃子)‥3000ｳｫﾝ。

さぁ、何にしようかなぁ。

17:55
とりあえず‥
上のメニューにはない品目ですが、テジコプテギ(茹豚皮)を注文。
スンデ(腸詰)数きれサービスされました。

これを肴にビールで喉を潤します。
うめぇー！。

テジコプテギ(豚の皮)‥5000ｳｫﾝ(527円)
ビール‥3000ｳｫﾝ(318円)

この雰囲気に浸れてしまって、マッコリを追加しちゃいました。

で、もって〆は‥
麺に赤い辛いタレをからませた、ビビムククスです。
「うん、マシッソヨ。」

この後、ちどり足で宿に戻りました。

つづく。

ソウル長壽マッコリ‥3000ｳｫﾝ(318円)
ビビムククス‥3000ｳｫﾝ(318円)