第41回海外放浪/東南アジアリベンジ旅・その7.〔タイ〕レンタルバイクでリゾートと温泉を満喫♪

10:06(タイ時間)
バンコクから特急バスで約2時間40分。
映画「戦場にかける橋」で有名な街‥カンチャナブリーにやって来ました。

バスターミナルから近い市場です。
昨年、ここにタイ菓子のお店があって、美味しかったので寄ってみたのですが、お店はありませんでした。
残念です。

10:22
連合軍共同墓地です。

日本軍によって泰緬鉄道建設に駆り出され、病気や栄養失調で亡くなった連合軍兵士が眠っています。
欧米人の参拝者が多数です。
日本人である私は、遠くから手を合わせます。
黙祷‥。

10:30
ゲストハウス街にはレンタルバイクの店が数件あります。
昨年、お世話になった「モンキーバー」と言う店でバイクを借ります。

125ccスクーターが暦日で1日200ﾊﾞｰﾂです。
10:40から翌14:00の契約で、300ﾊﾞｰﾂにして頂きました。
近くでガソリンを給油したら出発です。

レンタルバイク(10:40～翌14:00)‥300ﾊﾞｰﾂ(1050円)
ガソリン‥73ﾊﾞｰﾂ(256円)

異国の地でバイクをトコトコ走らせます。
カンチャナブリーから往復250キロのツーリングです。

12:03
ちょっと休憩。
水、水をくれ～。
喉がカラカラです。
水を買って水分補給をしましょう。

ミネラルウォーター‥7ﾊﾞｰﾂ(25円)

13:02
ホテルで買うと高いので、そこら辺の雑貨屋で飲み物を仕入れていきましょう。

国道を離れて田舎道をトコトコ走ります。

クウェーノーイ川を渡ります。
余談なんですが、クウェー川を日本人はクワイ川と呼ぶ事がありますが、タイ語で「クワイ」は男性性器を意味するのでタイ人の前でクワイ川と言うと、チ〇ポ川になってしまうから注意が必要です。

13:20
カンチャナブリーから2時間40分バイクを走らせて宿に着きました。

「ナカキリスパ&リゾート」です。
今夜は安宿ではなく、奮発してリゾートホテルに泊まります。

ナカキリスパ&リゾート(フローティングハウス)‥4923円
※Hotels.comで手配しました。

生け簀ではありません。
川を利用した自然プールです。

今夜は水上に浮かぶフローティングハウスに泊まり、リゾート気分を味わいたいと思います。

一人ではちょっと寂しいダブルベッドのお部屋です。

トイレと温水シャワー完備です。
汚水がどこへいくのかは深く考えないことにしましょう。

テレビに冷蔵庫、湯沸かしポットもあります。

川を一望できるテラスがあります。
これはいいですね。

疲れたので、早速、川を眺めながら昼寝をしましょう。
川沿いとは言え、日中は暑いです。

16:40
夕方になって涼しくなって来ました。
宿からバイクを15分ほど走らせてやって来たのは「ヒンダー温泉」です。

ヒンダー温泉‥60ﾊﾞｰﾂ(210円)

ヒンダー温泉は泰緬鉄道建設の際、日本軍が発見したと言われています。

小さな川に沿って、数ヵ所の露天風呂があります。
温泉で疲れを癒しましょう。

露天風呂がいくつかあります。

タイ人は服を着たまま入浴しています。
日本人の私は、日本の入浴法であるフル〇ンになる訳にはいかないので、海パンをはいて入浴することにしました。

17:15
帰り道にあった食堂です。
ここで夕食の弁当を作ってもらいました。

給油です。
昨年、ガス欠になりそうになって大変な目にあいました。

ガソリンスタンド以外にも雑貨屋さんにドラム缶が置いてあったり、空き瓶にガソリンを入れて売っていたりします。

ガソリン(2L)‥72ﾊﾞｰﾂ(252円)

18:00
部屋のテラスから夕日を眺めようと思っていたのですが‥
ホテル→温泉6キロの道程なのに、国道から入る道を過ぎてしまい、永遠と33キロも走ってしまいました。

一体、何をやってんだか‥

仕方ないので、途中から夕日を眺めました。

18:10
ホテルに戻りました。
テラスから眺めた夕暮れの風景です。

18:30
夕食です。

パッガパオムーと言う、豚肉のバジル炒めです。
体調がまだ完全に回復していないので、ビールはお預けです。
体調を悪くして舌もおかしくなってしまったのか？
しょっぱく感じます。
半分くらい食べたら、ギブアップしてしまいました。

パッガパオムー‥40ﾊﾞｰﾂ(140円)
ファンタオレンジもどき‥10ﾊﾞｰﾂ(35円)

7:50
おはようございます。
水上のコテージは川からの冷えた空気が建物を包みこみます。
川のせせらぎを聞きながら目覚めました。

今回泊まったナカキリスパ&リゾートはフローティングハウスの他にコテージもあり、ちゃんとしたプールもあります。
今度は2～3日ゆっくりしたいですね。

8:15
朝食です。

お粥
野菜スープ
パッタイ
ウインナーソーセージ
野菜サラダ
スイカ
パイナップル
オレンジジュース

バイキングなのに全種類制覇ができない！
なんとか食べられるようになりましたが、なかなか体調が全快になりません。
相変わらず腸内洗浄が続いています。
お粥があるのはありがたかったです。

※朝食は宿泊料込みです。

腸内洗浄か続くと、体が水分を欲しがります。
一晩でこれだけ開けてしまいました。

アクエリアス‥25ﾊﾞｰﾂ(88円)
スタミナドリンク‥10ﾊﾞｰﾂ(35円)
シンハーウォーター8ﾊﾞｰﾂ(28円)
ホテル支給の水‥無料

10:00
もっと、ゆっくりバカンスしたいのですが、旅はまだまだ続きます。
チェックアウトしましょう。

お世話になりました。

正面にそびえているのはテナセリム山脈です。
山脈の稜線が国境になっていて反対側はミャンマーです。

10:30
カンチャナブリーまで100キロ！
頑張って運転します。

10:53
ヘルファイヤパスメモリアルです。
旧日本軍が連合軍捕虜やアジア人労働者をこき使って多数の犠牲者が出た現場が残されています。
ここは日本人として避けてはならない史跡と思い、立ち寄りました。

この史跡の保護と開発は、オーストラリア人元戦争捕虜トムモリス氏によって提案され今日に至っています。
入場は無料ですが、追悼の意をこめて寄付箱にお金を入れました。

寄付‥100ﾊﾞｰﾂ(350円)

ヘルファイヤパスメモリアルのテラスから見える眺めです。
綺麗な眺めですが、ここで悲惨な現実があった事を忘れてはなりません。

ここに線路が敷かれていました。
残った枕木が当時を馳せています。

ヘルファイヤパス(コンユーの切り通し)です。
ここは泰緬鉄道建設の際、困難を極めた場所で、旧日本軍が連合軍捕虜やアジア人労働者を過酷な労働環境の中、ろくな栄養も与えずに長時間労働を強いられ、病気になった者も多く、たくさんの犠牲者が出た所です。

コンユーの掘削現場で痩せ衰えた労働者を照らし出してゆらめく灯の明かりにちなんで捕虜達はヘルファイヤパス(地獄の業火峠)と呼んだ事が名の由来になっています。

開通した頃のコンユーの切り通しです。
3?4年はかかると言われた工事を過酷な強制労働によって、わずか1年で開通させました。

工事に使われていたトロッコが残されています。

犠牲になられた方々の追悼記念碑がありました。

黙祷‥

高い所から眺めたコンユーの切り通しです。
岩山だった所が真っ二つに削られているのが一目瞭然です。

駐車場まで長い階段を登ります。
暑いです。
ヘトヘトですが、過酷な強制労働をさせられた方々に比べればまだまだです。

近くのスタンドで給油をしてカンチャナブリーへ向かいましょう。

ガソリン‥50ﾊﾞｰﾂ(175円)

12:37
カンチャナブリーまで、19キロです。
お昼をまわって気温がぐんぐん上がり、熱風を受けながら走っているので、暑いです。
体が干物のようになって来ました。
辛いです。

13:03
泰緬鉄道の象徴とも言えるクウェー川鉄橋です。
クウェー川鉄橋は、多くの犠牲者を出した末に完成したので「死の鉄橋」とも呼ばれ、映画「戦場にかける橋」の舞台地になった所でもあります。

鉄橋は歩いて渡る事もできます。
暑くてだるいので写真だけ撮って退散しました。

13:15
バイクを返却しました。
走行距離は290キロでした。

暑くて体が干物になりそうです。
水がないとやってられません。
スポーツドリンクで水分補給をしましょう。

スポーツドリンク‥10ﾊﾞｰﾂ(35円)

13:20
さすがにこの暑さでは歩く気がしないので、バスターミナルまでモトサイと呼ばれるバイクタクシーに乗りました。

②モトサイ‥30ﾊﾞｰﾂ(105円)
カンチャナブリー市内.13:20～13:28

13:33
特急1等バス.バンコク行です。
エアコン&トイレ完備で、快適なはずだったんですが‥

③特急1等バス.バンコク行
カンチャナブリー.13:40→バンコク南バスターミナル.16:15
特急1等バス(カンチャナブリー→バンコク)‥110ﾊﾞｰﾂ(385円)

バスが老朽化しているせいなのか？
エアコンがあまり効いておらず、暑いです。
おまけに車内トイレから悪臭が漂っています。
バンコクまで3時間弱‥
これはもう拷問です。

16:15
暑さと悪臭に耐えること2時間40分。
バンコクに着きました。
もう、おかしくなりそうでフラフラです。
旅はまだまだ続きます。

つづく。