2016/01/31 - 2016/02/01
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オーヤシクタンさん
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第29部-138冊目 8/11
皆様、サワデークラップ。
オーヤシクタンでこざいます。
デジカメをなくし、スマホが盗まれ、ブログ用画像が全て消えてしまった昨年の無念旅行から早一年‥
「来年リベンジしてやる!」
そう思いながらこの1年を過ごして来ましたが、ついにその時がやって来ました。
昨年とほぼ同内容でミャンマー~タイ~ラオスを巡ります。
第8話は、スマホが盗まれた悪夢の夜行列車でラオスを目指します。
表紙写真‥タイ/ラオス国境の街‥ノーンカイに到着した急行第69号列車。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
旅行期日‥2015年1月26日(火)~2月3日(水) 8泊9日
1月31日(日) 第6日目 晴れ。
2月1日(月) 第7日目 晴れ。
①バンコク市内バス507番
バンコク南バスターミナル.17:30→ファランポーン駅.18:30
↓
②急行第69号列車.ノーンカイ行
バンコク.20:00→(車中泊)→ノーンカイ.6:45
★宿泊:急行第69号列車‥2等エアコン寝台。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
セブンイレブン‥27バーツ(95円)
バンコク大量輸送公社‥16バーツ(56円)
ファランポーン駅シャワー‥10バーツ(35円)
ファランポーン駅コンビニ‥109バーツ(382円)
12go寝台急行乗車券‥1103バーツ(3861円)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔紀行文〕
夜のファランポーン駅。
タイ各地に向かう長距離列車が発着するこの駅は夜行列車が出発する夕方から夜にかけてが一番活気がある。
櫛形ホームと呼ばれる行き止まり式のプラットホームには各方面に向かう列車が待機していた。
この光景を目にすると、僕は時計がぐるぐると逆回転したように感じてしまう。
親の実家は東北地方にあった。
新幹線がなかった頃は、上野駅から各地へ向かう列車に乗らなくてはならなかった。
青森、秋田、盛岡、山形、仙台‥
夜を徹して走る長距離列車が並び、大きい荷物を持った人達で駅は活気づいて、会津若松行きの夜行列車に乗る時、心がワクワクしたのを覚えている。
似ている。
ファランポーン駅の構内に立つと、あの頃の上野駅に似ていると感じてしまうのだ。
タイ北部のチェンマイ、東北部のノーンカイやウボンラチャタニー‥
これから夜を徹して走る長距離列車が並び、大きい荷物を持った人達で駅は活気づいている。
構内にはディーゼルエンジンの音が響き、据えた匂いがする。
今は運用から外されてしまったが、つい最近までチェンマイ行きの特急列車やウボンラチャタニー行きの急行列車にはJRから譲渡されたブルートレイン車両が連結されており、韓流スターを追っかけるファンのように僕は日本で活躍したブルートレイン車両に乗る為に追っかけ、懐かしさに浸る‥
そんな事をして喜んでいたのである。
今回、乗る列車は「急行第69号列車」と言う、タイ東北部・ラオスとの国境に接したノーンカイと言う街に行く夜行列車である。
僕がタイで一番多く利用するのが、急行第69号列車だった。
昨年、スマホを盗まれたのもこの列車である。
バンコクからラオスに行くには飛行機、特急バス、そして列車がある。
最近、飛行機はLCCが数多く就航し、安くいけるようになった。
特急バスは各社が競うようにゆったりとした3列シートのVIPバスを走らせ、運賃は安い。
それと比較すると列車は遅く、遅れて当たり前。
車両も古い。
寝台列車になるとLCCより高くつく場合がある。
それでも「旅はやっぱり列車だよな」‥と、駅に向かってしまうのである。
タイにも地域格差がある。
特にイサーンと呼ばれるタイ東北部は貧しい地域でバンコクへの出稼ぎに来る人が多い。
そんな事からなのか、駅前ではイサーン地方の名物‥ガイヤーン(鶏の串焼き)を焼く屋台が煙をあげ、カオニャオと呼ばれる餅米を蒸した物を売っている。
その傍らで、ソムタムと呼ばれる激辛サラダを作ってくれる屋台がある。
屋台と言っても天秤棒ひとつの商売で、路上にゴザを敷いてあるだけだ。
屋台をやっているのはイサーン出身の女性である。
イサーンから来た出稼ぎの人達はこのゴザに座りソムタムを肴に一杯やりながら故郷に想いを馳せるのである。
ガイヤーン、カオニャオ、ソムタムの三点セットにビール。
タイ国鉄の列車は近年、車内での飲酒が禁止されてしまったのだが、1本だけコッソリと持ち込んでイサーンの郷土料理を楽しみながら汽車旅の醍醐味を味わおうと計画を目論んでいた。
しかし、体調を崩してしまったので、それどころではなくなってしまった。
フラフラになりながら列車に乗ったのであった。
列車は定刻に発車した。
日本では味わう事が難しくなった夜行列車の旅が始まった。
バンコクからタイ/ラオス国境の街‥ノーンカイまで約11時間かかる。
僕は疲れきっていた。
座席で丸くなっていると、客室担当の乗務員が寝台をセットしてくれた。
体調を崩してから乗り物の中ではずっと体を丸くしてひたすら眠ることに専念してきた。
寝台車は体を丸くする必要がなく、体を思いっきり伸ばすことができる。
これがどれだけ嬉しかったことか‥。
そのまま爆睡してしまった。
翌朝、列車はイサーンの赤茶けた大地を快走していた。
体調は昨日より良くなっており、体調不良を乗り物の中で治す‥
そんな感覚になっていた。
今、どの辺りを走っているのだろうか?
タイ国鉄はダイヤ改正をしたようだった。
昨年はバンコクを20:00に出発してノーンカイに翌7:45に到着するダイヤが組まれていたのだが、今回はバンコク20:00発と同時刻発なのにノーンカイ着が6:45と1時間も早く着くダイヤに変更されていた。
「どうせ着くわけないよな」
僕は心の中で呟いていた。
僕はこの急行第69号列車には何回も乗っている。
時間通りに着いた事がないのだ。
過去に1時間以上遅れた事があった。
でも、それが当たり前と言う空気が漂っていてクレームを言う人は一人もいない。
昨年は30分遅れた。
アジアの感覚に慣れてくると「30分くらいなら許容範囲だな」と思うようになってしまうのである。
遅れが当たり前のタイ国鉄だが、今回は頑張っていた。
定刻よりわずか10分遅れでノーンカイに着いたのである。
日本で10分も遅れたら車掌は「申し訳ございません」と仕切りに車内アナウンスをするのであるが、ここはタイだった。
たった10分の遅れ‥で済んでしまうのである。
むしろ、「よく頑張った」と言いたくなるから不思議である。
ノーンカイ駅。
昨年、スマホを盗まれた苦い思い出がある駅である。
列車がノーンカイに着く一瞬の隙に悲劇は起きてしまった。
ショックが大きく駅のベンチにへたりこんでしまった記憶が鮮明に甦ってきた。
腰につけたポーチに手をあてる。
デジカメもスマホも今回は無事である。
駅前にいたトゥクトゥクに乗って国境に向かった。
つづく。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
16:15
サーイタイマイ(バンコク南バスターミナル)に着きました。
乗って来たバスは暑さと悪臭の二重奏で、ただでさえ体調が悪いのに、更に体がおかしくなりました。
ふらふらしながら、涼を求めて建物に入りました。 -
16:35
そう言えば、まだ昼食を食べていません。
しかし、食欲がありません。
何か食べなければ‥ と思い、コンビニで食べられそうな物を買って来ました。
ツナサンドイッチ‥12バーツ(42円)
乳酸菌飲料‥10バーツ(35円)
ミネラルウォーター‥5バーツ(18円) -
17:16
南バスターミナルから、長距離列車の発着するファランポーン駅までどうやって行こうと徘徊していたら‥
ターミナル敷地内の長距離バスが発着する建物と別の場所に市内バスが発着する所がありました。
案内版を見ると、507番のバスがファランポーン駅に行くようです。
これに乗りましょう。
①バンコク市内バス507番‥16バーツ(56円)
バンコク南バスターミナル.17:30→ファランポーン駅.18:30 -
18:08
バンコク市内を流れるチャオプラヤー川を渡ります。 -
今夜は夜行列車に乗って、タイ/ラオス国境の街‥ノーンカイに移動します。
寝台列車は人気が高く当日では満席の事があるので「12go」と言う旅行会社のサイトからネット予約をしました。
手数料がかかりますが、これは便利です。
チケットはファランポーン駅前の12goオフィスで受け取ります。
急行.エアコン2等寝台下段.乗車券(バンコク→ノーンカイ)‥758バーツ(2653円)
予約手数料‥220バーツ(770円)
その他手数料‥125バーツ(438円) -
18:40
丸屋根が特徴のファランポーン駅構内です。
中に入るときっぷ売場と待合室、案内所、売店、食堂がここ一ヶ所にまとめられています。 -
ファランポーン駅には水シャワーがあります。
列車に乗る前に汗を流せるので助かります。
昨年、20バーツに値上げされたゆえにボロボロだったシャワーブースが綺麗に改装され10バーツ(35円)に値下げされました。
もう、体が汗でベトベトです。
シャワーを浴びていきましょう。
水シャワー‥10バーツ(35円) -
それでは、列車に乗ることにしましょう。
案内版が液晶モニターに変わっていました。
急行第69号列車ノーンカイ行は5番線から発車するようです。 -
これが、急行第69号列車.ノーンカイ行きです。
バンコクからタイ東北部.ノーンカイまで650キロの距離を10時間45分で結びます。
この旅立ちの雰囲気。
いいですね~。
日本では見られなくなった夜行列車にタイではまだまだ乗る事ができます。
②急行第69号列車.ノーンカイ行
バンコク.20:00→(車中泊)→ノンカーイ.6:58 -
急行第69号列車はどんな編成になっているのでしょうか?
見てみましょう。
まず、私が乗る2等エアコン寝台車です。
韓国製の客車です。
つづいて、車内を見てみましょう。 -
バンコク出発前の車内です。
もう上段寝台がセットされていますね。 -
昼間はこんな風に向かい合わせの座席になっています。
日本の開放プルマン型A寝台にそっくりです。 -
トイレは1両に洋式とタイ式(和式と同じ)の2ヶ所設けられています。
汚物タンクはなくタレ流しです。 -
洗面台です。
お湯はでません。 -
2等エアコン座席車です。
鉄好きな方はこの客車を見てすぐにおわかりですよね。
多客時の臨時急行列車用にJRで活躍した12系客車です。
車椅子にも対応するようにリフトと右側に両開き扉が新設されています。
車内を見てみましょう。 -
かつて4人掛けのクロスシートが並んでいた車内は大手術を受けて、ビジネスクラスに負けないゆったりとした座席に変更されました。
更に車椅子のまま入れるバリアフリーのトイレも新設されました。 -
3等車です。
タイ国鉄の列車で一番安いクラスです。
昭和の鈍行列車を彷彿させる客車ですね。 -
3等車の車内です。
クロスシートが並んでいるだけでエアコンはありません。
トイレはタイ式が車両隅にあります。
庶民感が漂う車内ですね。 -
こちらは食堂車です。
タイの長距離列車には日本で姿を消しつつある食堂車が今も健在です。 -
車内は飲酒禁止です。
以前は車内や食堂車で一杯やりながら汽車旅の風情が楽しめたのですが、数年前にタイ国鉄臨時職員が勤務中に車内で飲酒をしてムラムラ感を抑えきれず乗客の少女をレイプして殺害した事から、車内での飲酒は禁止となりました。
一部の悪人の為に善良な人々の楽しみが奪われて、とても残念です。 -
疲れていたので早く寝ました。
今回、体調を崩してから乗り物の中では、胎児のようになったり、猫のようになったり、アルマジロのように体を丸くして眠っていましたが、寝台車は体が伸ばせるので快適です。
そんでもって、夜中に目が覚めたら車内は静まりかえっていました。 -
夜があけました。
イサーン(タイ東北部)を列車は快走しています。
窓から吹き込むアジアの風がとても気持ちいいです。 -
ドアは開けたままです。
-
朝食です。
昨日、ファランポーン駅で買っておいたサンドイッチです。
車内でゆっくり寝たら体調が少し回復してきました。
ツナサンドイッチ‥12バーツ(42円)
カニカマサンドイッチ‥12バーツ(42円) -
6:58
バンコクから650キロ。
タイ/ラオス国境の街‥ノーンカイに到着しました。 -
ノーンカイ駅のベンチ。
昨年、スマホを盗まれてへたりこんだ思い出のベンチです。 -
バンコクから快走して来た「急行第69号列車」です。
所要時間が1時間も短縮されたので最新型の機関車が牽引しているのかと思いきや‥
昔からあるディーゼル機関車でした。 -
タイ/ラオスを走る国際列車です。
‥と言っても、ビエンチャンまで行かずメコン川を渡った所にある街、タナレーンまでしか行きません。 -
7:11
ノーンカイのタイ出国審査場までトゥクトゥクに乗って移動しましょう。
トゥクトゥク‥相乗30バーツ(105円)
ノーンカイ駅→タイ出国審査場(所要5分) -
7:18
ノーンカイのタイ出国審査場です。
これから国境を越えてラオスに向かいます。
つづく。
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第29部.第41回海外放浪/東南アジアリベンジ旅。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- とのっちさん 2016/04/09 23:39:34
- 海外旅行気分になりました。
- オーヤシクタンさま
とのっちです。こんばんは。
1年前の悪夢、無念すぎます。旅行中に体調を崩されていたとは思えないような旅程ですが、だいぶ苦労されたのだと思います。
ミャンマーは行けず終いで、キロ180に何とかして乗りたいと思うのですが、これだけ日本車で固められてしまうと逆に後回しになりそうです。空港から最寄駅まで徒歩で行くルートは絶対マネします!貴重な情報ありがとうございます!
タイ−ラオス国境は学生のときに行ったので懐かしく感じます。塗装は変わっても車両は変わっていません。急行3等で、客車と思っていたら気動車で、割り当てられた席はプラスチックロングシートでした。次、タイで長距離夜行に乗る時は、さすがに2等寝台にしようと思います。
このとき(もちろんエコノミーです!)エバーの台北経由で、行きは樹林の車庫、帰りは中部の電車特急と花蓮の客車鈍行に寄り道をしたので、直行便は損した気分になります。カレンダー通り繁忙期にしか休みはとれない、福岡発はLCCも少なく、格安航空券も成田や関空に比べて割高…ビジネスは一生縁がないような気がします。
“乗り船”と18きっぷの旅行記期待しています。新日本海フェリーでしょうか?
とのっち
- オーヤシクタンさん からの返信 2016/04/12 18:17:45
- 取材終了! 執筆に入ります。
- とのっち様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
昨日の夜、取材を終えて帰って来ました。
>1年前の悪夢、無念すぎます。旅行中に体調を崩されていたとは思えないような旅程ですが、だいぶ苦労されたのだと思います。
→昨年のデジカメの紛失とスマホの盗難は、かなりショックで、本体より「データを返せ!」と吠えたくなりました。又、今回はリベンジにも関わらず体調を崩し、抜け殻のような体で旅をしました。本当にキツかったです。
> ミャンマーは行けず終いで、キロ180に何とかして乗りたいと思うのですが、これだけ日本車で固められてしまうと逆に後回しになりそうです。空港から最寄駅まで徒歩で行くルートは絶対マネします!貴重な情報ありがとうございます!
→ミャンマー環状線は日本の中古車の宝庫です。キハ180は今年は運用から外れていて、ブログで紹介したキハ48が幅をきかせています。又、現地で昔から運用されている貨車のような客車も現役バリバリです。20〜30円で鉄道好きならたっぷりと楽しめます。ぜひミャンマーに足を運んで見て下さい。
> タイ−ラオス国境は学生のときに行ったので懐かしく感じます。塗装は変わっても車両は変わっていません。急行3等で、客車と思っていたら気動車で、割り当てられた席はプラスチックロングシートでした。次、タイで長距離夜行に乗る時は、さすがに2等寝台にしようと思います。
→タイ国鉄で運用されているディーゼルカーの急行は日本で言ったらキハ10形のようなクロスシートとロングシートの奴ですね。あれで長時間は辛いです。あの車両、実は日本製(日立?)であると聞きます。かなり昔から使われています。ちなみにタイで活躍していた14系や24系は紫色に塗り替えられてチェンマイ行き特急で運用されていたのですが、前回行った時は昔からある韓国製の車両になっていました。日本でも耐用年数をオーバーしているので長続きはしないみたいです。しかし、現地で3等車としてホロボロになって走っていた12系が2等座席車としてリニューアルされているのには正直ビックリです。もう日本では乗れない寝台車がタイではまだまだ走っているのが、魅力ですね。
> このとき(もちろんエコノミーです!)エバーの台北経由で、行きは樹林の車庫、帰りは中部の電車特急と花蓮の客車鈍行に寄り道をしたので、直行便は損した気分になります。カレンダー通り繁忙期にしか休みはとれない、福岡発はLCCも少なく、格安航空券も成田や関空に比べて割高…ビジネスは一生縁がないような気がします。
→東京や関西発の航空券と比較すると、九州発の方が距離が短くなるので安くなると思いきや…そうではないんですね。東京に住む私から見て…九州が羨ましいのは、すぐに船で韓国に行ける!それから関西行きのフェリーも新門司・別府・大分・宮崎・志布志から、鹿児島発沖縄行きや屋久島などの離島航路にも、思いつきで乗れそうなので、近年、船旅をするようになった私にとっては羨ましい限りです。
> “乗り船”と18きっぷの旅行記期待しています。新日本海フェリーでしょうか?
→日本縦断は3回目になります。今回、予算の関係から18きっぷも入れてプランをたてようと時刻表とにらめっこする日々が続きました。もちろん、新日本海フェリーも入っています。更にちょっとやそっとでは思いつかないプランの内容です。只今、写真の選択と修正。ブログの構成を作成し、執筆に入ります。全11話構成になりそうです。時間はかかりますが、1作ずつアップして行きますので、ご期待下さい。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
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