第41回海外放浪/東南アジアリベンジ旅・その11.〔タイ〕バンコクでまったり‥そして帰国

13:36(タイ時間)
さて、バンコクに戻って来ましたよ。
ドンムアン空港はドンムアン駅に隣接しています。
ちょうどバンコク行きの列車がやって来ました。

①普通第202号列車.バンコク行‥5ﾊﾞｰﾂ(18円)
ドンムアン.13:36→ファランポーン.14:42

乗りましょう。
ドンムアン空港から市内へのアクセスは鈍行列車が一番安く行けるんです。
昔ながらの客車が今でも現役です。

鈍行列車は3等車オンリーです。

ファランポーン駅まで5ﾊﾞｰﾂ(18円)。
私が初めてバンコクに来た19年前と変わりません。

新しい鉄道を建設中です。

世界の車窓から‥。
あのテーマ曲が頭をよぎります。

14:13
今、バンスー駅の脇に新しいターミナル駅を建設中です。

新しいターミナル駅ができると、このようなほのぼのした風景も見られなくなるでしょう。

青旗の合図で出発進行です。
この風景もいつまで見られるのでしょうか。

こちらは王室専用のロイヤル駅です。

14:33
こちらは庶民用の駅。
王室用との格差を感じますが仕方ありません。

しまった！
さっきの庶民用駅で降りるんでした。
宿まで遠回りになりますが、ファランポーン駅まで乗って行く事にします。

JRのブルートレインで活躍した車両です。
ブルーからパープルに塗り替えられていますね。
今、定期列車の運用から外れています。
再び乗れる日がやってくることを祈るばかりです。

車両基地の脇を抜けると‥

14:40
終点、ファランポーン駅に到着です。

この時間はタイ南部に向かう長距離列車が出発する時間帯です。
左はマレーシアのバタワーズまで行く国際列車‥特急第35号列車。
右はタイ最南端の駅、スンガイコーロク行きの特急第37号列車。
共に1000キロ以上のロングランを誇るタイ国鉄の優等列車です。

昔、九州行きの寝台特急列車が並んだ東京駅を思い出しますね。

14:50
丸屋根が特徴のファランポーン駅です。
タイを代表する鉄道駅として親しまれて来ましたが、バンスー駅に新しいターミナル駅ができるとファランポーン駅は駅としての役目を終える事になります。
寂しいけど、これも時代の流れだから仕方ありません。

14:55
ファランポーン駅前から53番の路線バスに乗って、安宿街.カオサン通りに向かいました。

②バンコク市内バス53番‥6.5ﾊﾞｰﾂ(23円)
ファランポーン駅前.14:55→プラアーティット桟橋.15:52

15:58
カオサン通りの両替屋で5000円を両替すると‥
1450バーツです。
空港よりは良いレートです。

16:00
今回の旅の〆の宿となる、ランブットリーヴィレッヂです。
結構人気がある宿で予約がとれない事もあります。
ここに泊まるのは1年半ぶり。
入りましょう。

ランブットリーヴィレッヂ
シングルデラックス…1050ﾊﾞｰﾂ(3675円)
Booking.comで予約。

ルームキーが鍵からカード式に変わっていました。
デポジットとして現金1000ﾊﾞｰﾂ(3500円)をフロントに預けなくてはいけないのが不便です。

このホテルは大きな窓があるのでお気に入りです。
窓無し独房は気が滅入りますからね。

シングルデラックスのお部屋。

なにがデラックスなのかと言いますと冷蔵庫があるのがデラックスなんです。
同じシングルでもスペーリアには冷蔵庫がありません。

温水シャワー、洗面台、トイレは清潔です。

16:20
街をぶらぶらします。

バンランプー市場です。
歩道に所狭しと衣料品を売る露店が並んでいます。

いつも行くタイ菓子屋さんで、芋系の菓子を買いました。

芋系菓子(1ﾊﾟｯｸ)‥20ﾊﾞｰﾂ(70円)

16:25
お腹がすいてきましたね。
この食堂は食事時に行くと満員御礼のラーメン屋さんです。
すいているので入ってみましょう。

メニューはタイ語のみですが、ショーケースに並んでいる食材を指差して、ナーム(汁有り)かヘーン(汁無し)を言えば大丈夫です。

バミーナーム(汁有り中華麺)です。

量は少なめ。
この店は麺の茹で方がいいですね。
店によってはガス代をケチろうとぬるま湯で調理するので、麺が美味しくないのですが、この店はしっかりと茹でてあります。
スープも美味しいです。

値段は50ﾊﾞｰﾂと少し高めです。

バミーナーム‥50ﾊﾞｰﾂ(175円)

16:45
物価上昇の煽りを受けて、バンコクで屋台ラーメンは30～50バーツぐらいになりましたが、カオサンの路地裏にあるワッタナーさんのお店は最近までラーメン1杯10バーツ(35円)で頑張っていました。
今は20バーツ(70円)ですが、それでも近隣の店より頑張っていますね。
人気店なのでお昼過ぎには閉店してしまいます。
この看板はこの店を応援する日本人が書いた物だと思います。

17:00
部屋に戻って一休み‥
おやつタイムにしましょう。

芋系菓子‥20ﾊﾞｰﾂ(70円)
日本の芋羊羮のようなタイ菓子です。
ほんのり甘くてバンコクに行くと必ず買います。

ナムソム(小)‥20ﾊﾞｰﾂ(70円)
生搾りのみかんジュース、激ウマです。

サパロ‥20ﾊﾞｰﾂ(70円)
果物屋台で売っているパイナップル。
タイではポピュラーな果物です。

チャオプラヤー川です。

恒例の「旅の終わりの儀式」を行う為、サンティチャイ･プラカーン公園にやって来ました。

18:02

18:00‥タイ国歌斉唱の時間です。
全員起立します。
起立しないと写真中央のピンクのおばちゃんに立つように促されます。

【タイ王国国歌♪】
プラテット タイ ルァム ルアット ヌァ チャッ チュア タイ♪
ペン プラ チャー ラッ ♪
パ タイ コン タイトゥク スゥアン♪
ユー タム ロンコン ワイ ダイ タンムーアン♪
ドゥアイ タイ ルァン マーイ♪
ラックサマーキ♪
タァイニー ラック サンゴン♪
テータン ロッマイ クラー♪
エンカラー チャマイ ハイクライ コムキー♪
サラールゥアットゥック ヤッ ペンチャッパレー♪
タルム プラテー チャッ タイ トゥウィ〜♪
ミィチャェイチャヨー♪

これを私は勝手に「旅の終わりの儀式」にしています。

国歌斉唱が終わるとエアロビクスが始まります。

18:35
最後の晩餐は、バンランプー界隈にある「おじさん屋台」と決めています。
年1～2回の客なので覚えてもらえませんが、
バンコクに行くと必ずここのトムヤムスープで旅を締めます。
今日はあまりお腹がすいていないので、テイクアウトでお願いしました。

19:15
夕食です。

カーオパッ.クン(海老炒飯)
タイ語でカーオはご飯、パッは炒める、クンは海老の意味です。
有名なトムヤムクンもクンは海老の意味です。

ケンチュータオフー(豆腐のすまし汁)
本当はトムヤムスープにしたかったのですが、刺激のある物は控えようと、サッパリしたスープにしました。

海老炒飯‥容器いっぱいに詰まっています。
いつもなら楽勝で完食するのですが、今日は敗退。
おじさん、ゴメン。

カーオパッ.クン‥80ﾊﾞｰﾂ(円)
ケンチュータオフー‥50ﾊﾞｰﾂ(175円)

デザートです。

むらさき芋アイス‥
甘くて美味しいんです。
バンコクに来たらこれはかかせません。

ファンタレモン‥
体調不良が続いているので、ビールを飲む気にならず、ファンタレモンにしました。

スポーツドリンク‥10ﾊﾞｰﾂ(35円)
今回の旅で10本飲んだ、最もお世話になったドリンクです。

5:27
まだ夜が明けぬ5:15にチェックアウトしました。
カオサンのバス停から2番の路線バスに乗ってエアポートリンク.パヤタイ駅に近い所まで移動します。

③バンコク市内バス2番‥6.5ﾊﾞｰﾂ(23円)
バンコク市内.5:27～5:41

5:57
スワンナプーム空港へ、エアポートリンクが開通したので本当に便利になりました。
市内のパヤタイ～空港を約30分で結びます。

④エアポートリンク‥45ﾊﾞｰﾂ(158円)
パヤタイ.6:02→スワンナプーム.6:32

6:53
チェックインしました。
バンコク→台北→成田までチャイナエアラインのビジネスクラスを利用します。

6:57
再び、セレブ旅の始まりです。
ビジネスクラス以上の特権‥
プレミアムラインで手荷物検査と出国審査を受けます。

7:15
ラウンジで搭乗を待ちましょう。
チャイナエアライン専用のラウンジがあるのですが、ちょっと狭いですね。

朝食です。

いつもなら貧乏魂炸裂でもっとたくさん食べるのですが、今日は控えめです。

サンドイッチ
ヨーグルト
シウマイ
パインジュース

8:00
辛い旅になりましたが、いよいよ帰国の途に着きます。

直行便でサクっと帰りたい所ですが、チャイナエアライン66便で台湾を目差します。
帰りもビジネスクラスです。

⑤チャイナエアライン.CI107便.台北(桃園)行
バンコク(スワンナプーム).8:30→台北(桃園).12:55

機内食リストが渡されました。
バンコク→台湾便ですが日本語リストがあるのはありがたい事です。

鶏肉のソテー.オニオンソース
　or
牛肉の炒め煮.ポートワインソース
　or
白身魚のイエローカレーソース

う～ん、迷うなぁ。
どれにしようかなぁ‥。　

9:32
機内食です。
ヌードルが食べたくて鶏肉料理にしました。

アペタイザー
　チキンとポメロのタイ風サラダ

メインディッシュ
　鶏もも肉のソテーオニオンソース ヌードル添え
　スナップエンドウ 人参 椎茸
　
パン各種
　ガーリックトースト

アイスジャスミン茶

なんとか完食し、次はデザートです。

デザート
　季節の果物
　チョコレートケーキ

ホットジャスミン茶

いつもだったら食い意地が張って、もっと食べたいのですが、今日はこれでお腹いっぱい‥。
寝ます。

10:05
インドシナ半島を抜けました。
東南アジアよ、過酷な試練と洗礼を受けさせてくれてありがとう。
次は絶対負けないぞ。

13:13(台湾時間)
台北桃園空港に到着しました。
ここで成田行きに乗り換えです。

乗り継ぎ時間が3時間ほどあるので、桃園空港第2ターミナルのチャイナエアラインラウンジに立ち寄ります。

まず、シャワーを浴びて‥

いつもだったら、貧乏人根性が働いてラウンジの軽食もしっかり食べるのですが、まだお腹がすいていないゆえに、この後も機内食があるので今日はウーロン茶だけにします。

チャイナエアラインのラウンジでまったりします。

体を丸くして寝ました。
ここ、寒いです。

ラウンジのトイレです。
台湾では珍しくウォッシュレットがついていました。
腸内洗浄が続く私にとって、ありがたいアイテムです。

15:52
さぁ、いよいよ日本行きの飛行機に搭乗です。

⑥チャイナエアライン.CI107便.東京(成田)行
台北(桃園).16:20→東京(成田).20:20

あれに乗ります。
A330-300‥行きと同じ機材ですね。

冷たい雨が降って来ました。

搭乗したら、すぐに機内食のメニューを渡されました。

まだお腹はすいておらず、食欲もありません。
しかし、富裕層の方みたいにCAさんに「機内食いらない」‥なんて勿体なくて言えません。

ポークボール.蟹肉ソース
　or
牛頬肉の煮込み.赤ワインポルチーニソース
　or
和風料理(松花堂弁当)

うわぁ～、普段食べられないような物ばかりです。
ここで食べておかなねば、次はいつありつけるかわかりません。

ここは無理してでも食べておきましょう。
何にしようかなぁ‥

18:11(日本時間)
日本の領空に入りました。
なんだかホッとします。

18:22
機内食です。
ここはさっぱりとした和食にしましょう。

前菜取り合わせ
　鮎甘露煮
　スモークサーモンと黄身のすし
　合鴨からし風味
　玉子焼

煮物
　アワビのやわらか煮
　里芋煮
　
小鉢
　いくら　杏仁豆腐

台の物
　鰈の西京焼
　筍の柚子みそ焼き
　御飯
　味噌汁
　香の物

ジャスミン茶(アイス)

続いてデザートを食します。

デザート
　季節の果物
　和菓子

ジャスミン茶(アイス)

やっぱり日本人には和食ですね。
これで旅の食事は全て終了です。

20:09
一眠りしていたら、飛行機は房総半島沖を飛行していました。
この後、すぐに着陸体制に入ります。

20:33
帰って来ました。
成田空港に到着です。

22:30
成田空港から横浜まで、奮発してリムジンバスに乗りました。

⑦リムジンバス.横浜YCAT行‥3500円
成田空港.21:00→横浜YCAT.22:30

体調を崩して、試練と過酷の旅になりましたが、なんとか旅を終える事ができました。
ご覧頂きましてありがとうございました。
又、お会いしましょう。

-完-