2016/07/05 - 2016/07/06
1位(同エリア6件中)
オーヤシクタンさん
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第36部-173冊目 3/12
皆様、サワデークラップ。
オーヤシクタンでございます。
昨年、スマホを盗まれ、前回は体調を崩し、東南アジアにはやられっぱなしですが、それでも懲りずにタイ~マレーシア~シンガポール~カンボジア~ベトナムを9日間‥鉄道をメインに9日間で巡るダイナミックな旅(単にせせこましい旅)に行ってまいりました。
観光地には目もくれず、単にひたすら乗り物に揺られる旅です。
いつもながら拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。
表紙写真‥出発を待つ快速.第171号列車 スンガイコーロック行き。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
旅行期日‥2015年7月4日(月)~12日(火) 8泊9日
7月5日(火):第2日目:曇り一時雨。
①快速171号列車.スンガイコーロック行
バンコク.13:00→(車中泊)
★宿泊‥快速.第171号列車(2等寝台)
-----------------------------------------
7月6日(水):第3日目:晴れ。
①快速171号列車.スンガイコーロック行
(車中泊)→ヤラー.9:30
↓
②列車代行バス
ヤラー駅.10:08→スンガイコーロック駅.13:35
↓
③バイクタクシー
スンガイコーロック駅.13:41→タイ/マレーシア国境.13:45
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
タイ国鉄(12GO)‥2826円
セブンイレブン駅前店‥84バーツ(252円)
駅シャワー‥10バーツ(30円)
車内販売‥30バーツ(90円)
ラチャブリー物売り‥20バーツ(60円)
フアヒン物売り‥20バーツ(60円)
ハートヤイ物売り‥85バーツ(255円)
バイクタクシー‥30バーツ(90円)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
12:02
バンコクの中央駅。
ファランポーン駅にやって来ました。
これから、長い列車の旅が始まります。
でも、その前に‥ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅
-
駅前のオフィスビルにある「12GO」と言う旅行会社に寄り、予約した列車のチケットを受け取りました。
「12GO」はアジア各地の交通機関などの予約がインターネットで出来るのでとても便利です。 -
ファランポーン駅の待合ホールです。
切符売場、売店、食堂、案内所などがあります。 -
駅構内には水ですが、シャワー室があります。
前はボロボロでしたが、近年、改装されて綺麗になりました。
これから2泊3日、風呂やシャワーはありません。
列車に乗る前にシャワーを浴びていきましょう。
駅シャワー‥10バーツ(30円) -
駅名表示はアルファベットでバンコクとなっていますが、タイ語ではクルンテープ。
でも、ファランポーン駅と言わないと、タクシーなどには通じません。 -
ドーム型駅舎と櫛形ホームが特徴のファランポーン駅。
旅情を感じさせる駅です。 -
タイ国鉄の花形列車‥国際特急.第35号列車です。
国境を越え、マレーシア.ペナン島対岸のバタワーズまで1149キロを走ります。 -
ファランポーン駅名物‥洗車屋さん。
車両は駅構内で洗います。
日本ではありえませんね。 -
近郊列車です。
ディーゼルカーや客車など、日本では懐かしい車両で運行されており、空港のあるドンムアンまで1時間ほど乗って、5バーツ(15円)と激安です。 -
私の乗る列車は‥
この列車です。
快速.第171号列車 スンガイコーロック行きです。 -
タイの鉄道は電化されていません。
架線がないので空が広いですね。
これから21時間1150キロの距離を牽引するディーゼル機関車です。
よろしく頼みますよ。
①快速171号列車.スンガイコーロック行
バンコク.13:00→ヤラー.9:30
2等普通寝台‥2826円(手数料込み)。
※12GOで予約しました。 -
それでは、列車編成を見てみましょう。
1・2号車‥業務車。
3~9号車・3等車。
※3~5号車は途中のハートヤイ止まりです。 -
3等車の車内。
4人用のボックス席が並んでいます。
これで21時間は辛そうです。
でも、安いよ。
快速(バンコク→スンガイコーロック)
3等‥290バーツ(870円)。 -
10号車と11号車の中間に食堂車があって‥
11・12号車は2等座席車です。 -
2等車の車内。
リクライニングシートが並んでいます。
冷房はありません。
快速(バンコク→スンガイコーロック)
2等普通座席‥527バーツ(1581円) -
13号車・2等普通寝台車。
私が乗るのはコレです。
冷房がない寝台車です。
では、乗りましょう。 -
普通寝台車の車内です。
冷房がないので、車内はムワァ~としていて暑いです。
快速(バンコク→スンガイコーロック)
2等普通寝台‥上段627バーツ(1881円)・下段677バーツ(2031)円。 -
昼間は向かい合わせの座席になっています。
-
トイレはタイ式のみ2ヶ所です。
タレ流しなので停車中は使用できません。 -
こちらは洗面室です。
-
シャワー室なんですが、使えるかどうかはわからず‥
-
14号車は欠番で‥
15号車・2等冷房寝台車。
この列車で一番グレードの高い車両です。
他の車両と違ってピカピカですね。 -
冷房のない我々の車両はムワァ〜としているのに対して、この車両だけ中はヒンヤリして快適、別世界です。
快速(バンコク→スンガイコーロック)
2等エアコン寝台‥上段827バーツ(2481円)・下段897バーツ(2691)円。 -
13:04
定刻13:00にファランポーン駅を発車しました。
終点スンガイコーロックまで1150キロ。
所要時間21時間45分の列車旅の始まりです。 -
これから出発する長距離列車の入れ替え作業を横目にします。
どこに行く列車でしょうか? -
なんと16両の長大編成。
後ろから眺めると迫力があります。 -
この本を読んで旅を盛り上げましょう。
鈍行列車のアジア旅。
下川裕治.著。
双葉文庫(税抜686円)。 -
タイ国鉄臨時職員による過去の犯罪により、車内は禁酒なんですが‥
-
旅の門出を祝って、コッソリと缶ビール1本だけ頂きます。
では、コッソリと‥乾杯!。
ビアチャーング‥38バーツ(114円) -
13:30
バンスー駅です。
ファランポーン駅に変わる新ターミナル駅を建設中です。 -
まっすぐ延びる線路は、タイ北部チェンマイ・東北地方ノンカーイ&ウボンラチャタニー方面への線路です。
ここで分岐します。 -
左に大きく弧を描くようにして、タイ南部に向かう南本線に入ります。
高架は新しく開業予定の市内交通線です。 -
特急列車では、あまりお目にかかれないのですが、地元色豊かな鈍行や快速列車に乗ると、物売りが乗って来ます。
南本線の列車に乗ると、ペチャブリー名物の「カノムモーゲン」の販売が来ます。
これは、お菓子なんですが、甘くてすごく美味しいんです。
ひとつ、買いましょう。
カノムモーゲン‥30バーツ(90円) -
この時間、車内には熱を孕んだ風しか入ってきません。
みんな、うつらうつらしています。
もちろん、私も‥ -
雲ゆきが怪しくなってきました。
-
14:46
雨が降ってきました。
窓を閉めたので、車内は蒸し暑いです。
耐えるしかありません。
列車はナコーンパトムに到着しました。ナコンパトム駅 駅
-
15:44
ラチャブリーに着きました。
ラチャブリー県東部は、運河が発達していて、タイ観光で有名なダムヌーンサドワック水上市場もここにあります。
バイクに乗ったお父さんとベンチに座っている坊っちゃん‥
親子みたいです。
駅に列車を見に来たのでしょうか?。 -
ラチャブリーで乗って来た物売りから、他の乗客はみんな小さな弁当容器に入った物をふたつ買っています。
名物でしょうか?
どれどれ、私も‥
パッタイと呼ばれるタイ焼きそばでした。
これ1つで10バーツ(30円)と安いです。
量が少ないからふたつ買っていた事がわかりました。
美味しいですよ。
あぁ、ビールが欲しいなぁ。
ミニパッタイ‥2ケ.20バーツ(60円) -
青々とした大地が広がります。
写真でお伝えできないのが残念ですが、スピードを出して走っています。 -
夕方になると、蒸し暑かった車内に心地よい風が入ってきます。
ここら辺でビールを1本!
‥といきたい所ですが、車内禁酒なので、ジュースで我慢します。
炭酸オレンジ‥10バーツ(30円) -
16:40
ペチャブリーに到着しました。
ホームに屋台や売店が並んでいます。
列車は30分遅れていますが、車掌さんは屋台で弁当を買っていました。
のんびりしていますね。 -
荒涼とした大地が車窓にひろがります。
-
だんだんと暮れゆくタイ国鉄南本線沿線を快速第171号列車は快走します。
窓の開く普通寝台車はアジアの風を感じられて良いです。 -
一直線に延びる線路。
列車は南へ南へと走ります。 -
17:40
バンコクから4時間40分‥
フアヒンに着きました。
冷房の無い車両は窓から物が買えるのが楽しいですね。
丼をトレイにのせてやって来た物売りから買った物は‥ホアヒン鉄道駅と王室待合室 駅
-
コレです。
素麺のような細麺に、厚揚げや野菜、鶏肉などが入ったトロミのあるスープの麺料理です。
頂きま~す。
麺料理‥20バーツ(60円) -
18:45
座席を寝台にする作業が始まりました。
過去の話しになってしまいましたが、昔は、日本の長距離列車の寝台車でも見られた光景です。
車掌とは別にベッドメイクを担当する乗務員も乗務しています。 -
このようにシーツも敷いてくれます。
コープクンクラップ。
ありがとうございます。 -
知らぬ間に寝てしまいました。
ふっと、目が覚めると車内は寝静まりかえっていました。 -
3:40
深夜、この駅にずっと停車しています。
トゥンソンと言う駅です。
この駅は2:29発の予定なのですが、1時間以上遅れています。
すると、バンコクを1時間45分後に出発したマレーシア行きの国際特急.第35号列車に追いつかれてしまいました。
あちらは定刻通り運行しているようです。 -
ありゃりゃ‥
国際特急が先発してゆきます。
ダイヤ上では、追い抜かれる事はないのですが‥
西村京太郎のミステリーが書けそうです。 -
6:15
爆睡中‥
朝です。
そろそろ起きて下さい。 -
6:50
青々とした大地を列車は快走しています。 -
ぼんやりと車窓を眺めます。
朝の空気が気持ち良いです。 -
食堂車に行ってみましたが、食堂としての営業はしていないようで、乗務員様の休憩室になっていました。
-
食堂車の厨房です。
車内販売で売られている弁当(肉のバジル炒め弁当)はここで調理されているようです。
包装する機械が置いてあります。 -
7:05
1時間10分ほど遅れて着いたのは‥ -
タイ南部の都市。
ハートヤイです。 -
タイ南部は、イスラム派による独立運動が盛んで、テロなどが頻発しています。
ハートヤイ駅でも爆破テロがあり、銃を持ったタイ軍兵士が警備にあたっているのですが‥ -
物売りが行き交い、駅はいたって平和です。
ゆるゆるの空気が流れています。 -
ハートヤイ名物のガイトート(フライドチキン)。
タイ南部はイスラム色が強くなるので、鶏肉料理が多くなります。
ガイトート‥50バーツ(150円)
もち米‥15バーツ(45円)
抹茶風味珈琲‥20バーツ(60円) -
列車は、タイ南深部へと入っていきます。
ずっと、同じような風景が続いていますが、ハートヤイ以南は更にローカル色が強くなり、タイの「最果て」に向かっている事を実感します。 -
スポーツドリンクと乳酸菌飲料。
1月に東南アジアを訪問した時、体調を崩して、このふたつしか体が受け付けませんでした。
あの時は、お世話になりました。
今回は、体調良好です。
スポーツドリンク‥10バーツ(30円)
乳酸菌飲料‥10バーツ(30円) -
ぼんやりと景色を眺める筆者。
-
8:55
とある、小さな駅。
タイでは、手旗信号がまだまだ現役です。 -
爆睡‥
-
9:07
タイ南部のローカル列車。
普通.第446号列車とすれ違います。
あちらは、スンガイコーロックからスラートタニーまでを9時間50分かけて走る長距離鈍行列車です。 -
9:30
45分遅れで、ヤラーに着きました。
スンガイコーロックまで、残り2時間です。 -
この列車は、スンガイコーロック行きなんですが‥
-
どういうわけなのか?
列車はヤラーで運行中止になってしまいました。
みんな、慌てて荷物を降ろします。
ありゃりゃ‥
どうしたらいいんだろう。 -
タイ国鉄職員がメガホン片手に案内をしているのですが、語学力のない私にはさっぱりわかりません。
-
人が集まって来ました。
「どうなってんだよ」
「なんとかしろよ!」
「おんどりゃあ~」
「金返せ!」
‥と、言っているのでしょうか?
一時、騒然としましたが、すぐに収まりました。
やっぱり、のんびりしています。 -
この先は代替バスになるようです。
来ました!
エアコン付きの立派なバスですね。
ところが‥
これかと思ったら違うみたいです。 -
暑い中、待っていると‥
来ました!
タイ国鉄職員がバスに寄っていきます。
このバスに間違いないようです。
バスを待っている人はたくさんいます。
こう言う時、アジアの国では「早い者勝ち」の理論が成り立つんです。
私もバスに急いで向かいました。
②列車代行バス
ヤラー駅.10:08→スンガイコーロック駅.13:35 -
一番乗りでバスに乗れました。
見た目は立派なバスでしたが、エアコンのないローカルなバスでした。
座席も狭いです。 -
「押すな、押すな」
「早くしろ~」‥
「うえ~ん」
やっぱりね‥
乗降口に人が群がります。
整列などありません。
最初は国鉄職員が乗車券のチェックをしていましたが、そのうち、どうでも良くなってしまったようです。
タイですね。 -
座れない人も出てきました。
車内は満員御礼です。 -
10:08
ヤラー駅を出発です。
列車の乗客をなんとかバス1台に押し込んでほっとするタイ国鉄職員さん。
お疲れ様でした。 -
実車中ですが、燃料を入れる為、ガソリンスタンドに寄るみたいです。
日本ではありえませんね。 -
タイ南深部の田舎道を、バスはトコトコ走ります。
-
どこを走っているのか、まったくわからないのですが、列車代行バスなので、一応、線路に沿って走っているみたいです。
-
12:15
タンヨンマット駅です。
ここで、多数の乗客が降りていきました。 -
満員だった車内は空きました。
さて、ひと眠りしようかな‥
と、思っていたら、タイホップスが車内にガンガン流れ始めました。
眠れません‥ -
タイ南深部はマレーシアに近い事もあり、イスラム寺院が多く見られます。
-
イスラム原理主義者による独立運動のテロ等に警戒する為、道路には至る所に検問所が敷かれていました。
-
13:38
代行バスになりましだが、なんとかスンガイコーロックに着きました。
2時間50分遅れです。 -
13:39
タイ最南端の駅‥スンガイコーロック駅です。
タイ軍による警備で中に入れませんでした。スンガイコロク駅 駅
-
モトサイ(バイクタクシー)に乗って、国境に向かいます。
③バイクタクシー‥30バーツ(90円)
スンガイコーロック駅.13:41→タイ/マレーシア国境.13:45 -
13:45
着きました。
スンガイコーロックのタイ/マレーシア国境にあるタイ側イミグレーションです。
以前、掘っ立て小屋みたいだったイミグレは立派な建物に変わっていました。 -
イミグレ前では、ヤギが草をつまんでいます。
のどかですねぇ。
では、タイを出国しましょう。
つづく。
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第36部.第44回海外放浪/東南アジア鉄旅紀行。
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この旅行記へのコメント (11)
-
- Timho36さん 2016/09/26 18:07:52
- タイ国鉄
- 早速のご返信ありがとうございます。
やはり、Fan車で外から中から自然の風を受けながら乗り通すのがタイ国鉄の醍醐味ですね。(エアコン車は凍死してしまうんじゃないかと思うくらい寒すぎですし)
仰せの通り、タイ国鉄にも確実に近代化?の波がやってきていますね。
Fan寝台車を連結している列車の本数も確実に減っています。更に南線の快速列車には一列車最低2両のFan寝台車が連結されていましたが今年の夏に入ってからは何故だか一列車に1両のみに減車されていました。
また理解に苦しむところです。
現在、Fan寝台車が連結されている列車を下記に記載しておきます。ご参考にして下さい。
1、北線
快速109列車 バンコク➡チェンマイ
急行51/52列車 バンコク〜チェンマイ
(急行52列車は快速109列車に1両連結されている寝台車を連れて戻らないといけないので、2両連結されています。)
快速107/108列車 バンコク〜デンチャイ
(オフシーズンは連結されません)
2、東北線
快速139/140列車 バンコク〜ウボンラチャタニー
※ 急行67/68列車 バンコク〜ウボンラチャタニーと急行69/70列車 バンコク〜ノンカイの2列車は2014年5月を以てFan寝台車の連結を取り止め。エアコン寝台車のみの連結となりました。
3、南線
快速171/172列車 バンコク〜スンガイコーロク(南線優等列車で唯一全区間タイ人3等車無料。この列車の3等車はカオス状態満載です。)
快速169/170列車 バンコク〜ヤラー
(ハジャイ止まりの付属編成にオンシーズンのみ1両増結。先発のスンガイコーロク行き快速列車がタイ人は3等無料で乗車できるため、この列車の3等車は空いているケースがほとんど。更にはハジャイ止まりの付属編成の方はガラガラでバンコク〜ハジャイ約18時間6人がけワンボックスを独占できる事も多々あります。)
急行85/86列車 バンコク〜ナコンシタマラート(通称: 白人御用達列車。Fan寝台車は1両のみの連結。他に1等個室寝台1両とエアコン寝台車6両の合計8両の寝台車を連結。エアコン寝台車6両のうち2両はバンコク〜スラタニー間のみの連結。寝台車のキャパが一番多い割りに南線の列車の中では上り下り共に真っ先に満席になる列車。
非常に切符が取りづらいです。特にFan寝台車は競争率高いです。乗客の9割はパンガン、サムイ、クラビ、プーケットへ向かう白人旅行者。従ってそれら最寄りのスラタニーで下車。スラタニー〜ナコンシタマラート間はほぼ空気を運んでいる状態。タイ人旅行者はほぼ、先発の快速173列車を利用します)
快速167/168列車 バンコク〜カンタン
快速173/174列車 バンコク〜ナコンシタマラート
まあ、こんな感じで以前に比べたら連結本数が減っているのがお分かりいただけるかと思います。
次回は南線上りのスラタニー〜バンコク間の切符確保のコツに関してお話したいと思います。(バンコク〜チェンマイ間についで外国人旅行者利用率が高いので)
- オーヤシクタンさん からの返信 2016/09/29 16:49:30
- すごい!
- Timho36様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
すごい!です。
タイ国鉄の情報をここまで持っているなんて‥
私はそこまでの情報は持っていません。
脱帽です。
タイとの付き合いは17年くらいになるでしょうか。
当時はドンムアン空港がメインの空港で、ドンムアンから市内へ列車で行こうと駅に行ったら‥
空港の駅って綺麗な駅をイメージしますよね。
ところが、駅に行ったら、ちょうど、列車が来たのですが、みんなそこら辺から列車に乗っているわ、犬は寝ているわ、ハエが飛び交う屋台で制服に身を包んだ空港職員がメシを食っているわ‥
ちょっとビックリして列車に乗れませんでした。
これが、初めてのタイ国鉄との出会いでした。
三等車は塗装は変わっているものの、あの頃と変わっていませんね。
最近見かけなくなりましたが、日本のブルートレイン車両が運用されて、よく追いかけたものです。
急行83/84号列車 バンコク〜トラン
急行67/68?号列車 バンコク〜ウボンラチャタニー
特急13/14号列車 バンコク〜チェンマイ
私の知る限りでは上記の列車に14系や24系などが2等AC寝台や特急13/14号列車では元A個室寝台を1等寝台として運用していましたよね。
急行83/84号列車は脱線して死亡事故を起こして廃車。
急行67/68号列車は知らぬ間に運用から外され、特急13/14号列車もファランポーン駅で見たのですが、韓国車両になっていました。
日本でも30年以上使った車両なので、車両整備をあまり行わない(それではイカンのですが)タイ国鉄での寿命もあまり長くないように見えました。
最近、ファランポーン駅の留置線でも見かけないので、マッカサン辺りで放置されているのではないかと思っています。
ちなみに、私のトラベラーページの表紙写真チェンマイへ向かう特急第13号列車に乗った時に撮影したものです。
24系25形がブルーからタイ人の好きな紫色になっています。
それから、12系客車を冷房があっても非冷房3等車として運用していた事もありましたね。
普通第367/368号列車 バンコク〜チャチューンサオや近郊列車で運用していたようですが、それも見なくなりました。
最近、12系は大改造をして2等AC座席車に生まれ変わっているのを見かけます。
私がよく乗る急行69号列車 バンコク〜ノーンカイに連結されていました。
冷房が復活して座席が3列でビジネスクラス並みと言う車両です。
私の知っているのはこんな所でしょうか。
たくさんの情報を頂きありがとうございます。
日本では乗れなくなった寝台列車を追いかけてアジアを旅しています。
チェンマイ〜スンガイコーロックまで快速列車を乗り継いでいくなんて言う事もやってみたいですね。
ご存じだと思いますが、岡本一之著「タイ鉄道旅行」めこん社と言う本があります。
古い本なのですが、特急第11号列車(今の特急第35号列車)を非冷房の2等寝台で旅した事などタイ国鉄全線の事が掲載されており、参考になりました。
ぜひ、旅行記の執筆をお願いします。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- Timho36さん 2016/09/25 23:35:19
- 鉄道でマレー半島縦断
- はじめまして。
根っからのタイ国鉄フリークです。
僕もタイ国鉄での移動は普通列車か快速列車がほぼメインで急行列車の利用はクルンテープ発22:00のチェンマイ行き51列車くらいなものです。
しかも、長距離は2等Fan寝台か座席、満席なら3等、日程に余裕が有れば普通列車乗り継ぎで目的地を目指します。
オーヤシクタンさんがスンガイコーロクをめざす2日前にナラティワート県で線路が爆破されて、ヤラー〜スンガイコーロクの間が不通になっていたんです。(7/14に復旧して全線運転再開となりました→
そのため代行バスという事になったんです。
ところで、快速171列車は毎日大幅な遅れを出す列車で、長大編成、タイ人3等車利用無料、深南部スンガイコーロク行きで走行距離が最大。と黙っていても遅れを出す要素が揃いすぎてしまっています。
折り返しの快速172列車になるともっと悲惨な状況で2時間、3時間遅れでバンコクに着けばもはや定時運行といえるのはないでしょうか。(172列車の終点バンコク着の平均遅延は4時間とも言われています)
- Timho36さん からの返信 2016/09/26 00:12:31
- Re: 鉄道でマレー半島縦断
- 途中で途切れてしまってごめんなさい。
基本的に171列車はハジャイ到着の段階で6時間以上の遅れが出なければ基本的には終着駅まで運行されます。
それ以上遅延した場合は、ヤラーまたはハジャイで運転打ちきりとなって、そこからバンコク行きとなって折り返します。
南線で大幅な遅延で途中駅で運転打ちきり、折り返しになるのはバンコク〜カンタン間快速167/168列車。(トランで打ちきり)バンコク〜ヤラー間快速169/170列車(ハジャイで打ちきり)の2本です。
ちなみに国際特急35/36列車の話が出ておりましたが、この列車は今年5/19に行われたマレーシア国鉄西海岸線の大規模ダイヤ改正に伴って、国境のパダンブサール〜バタワース間のマレーシア内区間は正式に運行が停止されました。
理由は140km/hで走行するETS電車に置きかわり、客車列車の運行もあわせて廃止されたからです。
この列車は現在はタイ側パダンブサール発着となっています。(国境は越えないです)
仰せの通り、この列車は西洋人やその他の旅行者ばかりしか乗客がいませんし、食堂車のメニューも外国人価格でボリが入るのもあり、面白味にかけるので長距離南下の場合、まず僕の中では選択肢にすら入った事がありません。
そんなこんなでマレー半島、南下北上ルートはこの35/36列車を除外して、タイ国内区間は快速列車か普通列車利用をメインで毎回プランニングします。
実は僕もオーヤシクタンさんの約10日後(7/17〜19)にバンコク〜シンガポールまで列車で行きました。
マレーシア西海岸線経由でETS列車の乗り心地を探る目的も兼ねてました。
ハジャイまでは同じく快速171列車を使いました。
早いうちにその報告をこちらへアップ致しますので是非ご覧頂ければと思います。
長文失礼致しました。
Timho36
- オーヤシクタンさん からの返信 2016/09/26 16:50:35
- Re: 鉄道でマレー半島縦断
- Timho36様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
快速第171号列車‥
前から乗ってみたかった列車です。
バンコク→スンガイコーロックは、特急第37号列車もありますが、ここは普通寝台のある快速を選びました。
冷房のない普通寝台を連結しているのは、今、快速だけになってしまいました。
下川祐治さんの本に影響されたのか?
てっきり、遅れているから運行をやめてしまったのだと思いこんでいました。
タイ南部の小規模テロは、今も続いているんですね。
帰国後、調べたのですが、ヤラーでの運行中止はわからずしまいで、コメントを頂いて線路爆破による運休と聞いて、自分がいた時に何も起こらずよかったとおもいました。
情報を頂きありがとうございます。
バックパッカーに人気のある特急第35号列車は、バダンブザール止まりなんですね。
マレーシア国鉄の西海岸線が新型電車になって所要時間が大幅に短縮された一方で、客車列車が消えてしまったのは残念な事です。
タイ国鉄も数年後に、ファランポーン駅からバンスーの新駅に変わってしまうようで、串型ホームの味があるファランポーン駅かなくなってしまうのは残念でなりません。
色々と情報を頂きましてありがとうございました。
Timho36様の旅行記も楽しみにしておりま
す。
コメントを頂きまして、ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- とのっちさん 2016/08/15 00:20:21
- アジアの風!
- オーヤシクタンさま
こんばんは。こちら台北、宿で洗濯機回しているところです。明日は5時発、1日それぞれ1往復ずつの爆音吊掛特急電車2本勝負からスタートです。
塗装は変われど快速171列車は健在で嬉しく思います。8年前でも290バーツ、進行方向左側、6人ボックスの真ん中前向きでやはり24時間ほどでした。ちゃんと終点まで行ってくれたのでよかったのですが、途中打ち切り残念です!そこで代行バス早い者勝ち!読んでいるこちら側にもアジアの風が伝わってきそうです。
非冷房2段寝台さすがです。冷房車だとタイ国鉄オリジナルでないかもしれません。ダイヤがザルのくせに、一昼夜走って折り返し45分は驚きです。寝台係りがいるからこそ為せる技でしょうか。
餅米と鶏肉はハジャイ名物なのでしょうか。おいしそうだったので私も食べました。飲み物はセブンイレブンの1.5リットルの水ばかりでしたのでもっと挑戦すべきでした。
次はマレーシアでしょうか。楽しみにしています。
とのっち@台北西門
- オーヤシクタンさん からの返信 2016/08/15 12:20:12
- Re: アジアの風!
- とのっち様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
台湾視察は順調にいっていますでしょうか?
前置きが長くなりましたが、ようやく、バンコクを出発しました。
マレーシアのバタワーズまで行く国際特急第35号列車は、外国人旅行者の利用が多いですが、快速第171号列車になると、99%がタイ人で外国人は冷房寝台車に二人ほどと、普通寝台車の私だけのようでした。
3等.2等座席&寝台車の混合編成は、昭和の時代で言ったら、急行津軽、西のほうなら急行雲仙‥と、言ったところでしょうか。
BTS様のコメントでもふれましたが、タイ国鉄の鋼鉄製客車は、日本国有鉄道の10系客車が元になっていると言う話を聞いた事があります。
ステンレス製の車両は韓国製です。
ご指摘の通り、色は変わっていますが、中身は昔のままです。
3等車でスンガイコーロックまで、乗り通した事に頭が下がる思いです。
タイ南部に行くと、イスラム色が強くなります。
宗教上の理由から鶏肉料理が多くなるそうです。
次はマレーシアです。
懐かしい車両が登場します。
引き続き、ご訪問頂けたら幸いです。
台湾鉄旅、楽しんできて下さい。
オーヤシクタン。
-
- BTSさん 2016/08/14 08:14:43
- 熱風1200kmの列車旅
オーヤシクタンさまへ
おはようございます。
いよいよ、マレー半島縦断の列車旅が始まりましたね〜
首を長〜〜〜くして待っていました。(笑)
ここのところ、タイ南部では爆発テロが続いていますよね〜
ニュースのたびにオーヤシクタンさんが無地に帰国されて良かったと思い
ながら見ています。
列車には乗っていませんが、ファランポーン駅は数回行っています。
切符売り場や待合室が学校の体育館のようで広々としていた記憶があります。
ホーム上で洗車するのは、初めて知りました。
国際列車だけあって車両はステンレス製で清潔感はありますね〜
小生の記憶では、タイ国鉄は日本車両(寝台車?)も走らせていますよね〜?
オーヤシクタンさんが乗った「快速171号列車.スンガイコーロック行」は
味のある車両ですね〜3等車で870円ですか?メチャ安いけど、足腰が痛く
なりそうですね。(笑)
しかも、クーラーが付いていないのは、辛いですね〜
朝晩は涼しいでしょうが日中は相当暑いので、窓から入る風は熱風では
ないでしょうか?
駅弁ではありませんが、ホームや車内で飲食の販売があるので色々なものが
味わえて良いですね。(食堂車が営業していなかったのは残念ですが)
列車の遅れが増大し、途中駅で運転打切りになったのは痛いですね。
しかも代替輸送のバスはクーラーは付いていないし…でも、それも旅の思い出
になりますね〜
次はマレーシアに入国ですね〜
続きを楽しみにしています。
BTS
- オーヤシクタンさん からの返信 2016/08/14 17:42:32
- Re: 熱風1200kmの列車旅
- BTS様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
おまたせしました。
鉄道の旅が始まりました。
昔から変わらぬタイの古い客車。
あれは、日本で軽量客車として活躍した10系客車がモデルになったと聞いています。
そう言われてみれば、あの客車をブルーに塗ったらそんな感じがしますね。
ステンレスの冷房寝台客車は韓国製です。
さて、JRから14系や24系が譲渡され、タイで活躍しました。
私もそれを追いかけ、何度か乗りました。
私のトラベラーページの表紙写真はタイで活躍している24系です。
最初はJR色でしたが、後にタイ人の好きな紫色に変わりました。
所が、転覆事故があったり、日本でも老朽化が進んでいた車両です。
バンコク〜チェンマイの特急で運用されていましたが、最近は韓国車両に戻され、お目にかかれる日はめっきり減りました。
もしかしたら、もう運用から完全に外されているかもしれません。
残念ですが、仕方ないのかもしれません。
アジアの風を受けて旅をしたい‥
でも、昼間は暑いです。
旅行記にも書いた通り、雨が降ったら窓を閉めなくてはならないので、耐えるしかありませんが、なんだかハマりそうです。
あの、3等車‥
乗って旅した方がいるんです。
BTS様もご存じの方です。
我々よりも若くて元気ある旅をされている方です。
今頃、台湾で鉄旅をエンジョイされていると思います。
次はマレーシアです。
今後も宜しくお願い申し上げます。
いつも、ありがとうございます。
オーヤシクタン。
-
- まむーとさん 2016/08/13 11:14:31
- 下川さんより
- オーヤシクタンさん、こんにちは!
サラリと書いてある中に、経験、情報の豊富さ、収集力が凝縮されていて、私は下川さんよりスゴいと思います。
(下川さんはそれで食べてるんだから〜)
駅にシャワーがあるなんて、気が付きもしません。
1200キロの長い道のりで1000円以下でエアコン付きなのに、シクタンさんは暑さに強いのか?と思いきや、地元をガンガンに感じ旅の空気感をマッチさせるためだったのか!と流石の選択でした。
やはり旅には席取りが重要ですね。
私も20分ぐらいの時は席を譲りますが、一時間の時は寝ます。
あの混雑バスで席を最初にゲット出来たのも、観察力やいろんな賜物だったと思いました。地元バスの雰囲気も掴めました。
写真の数々も、大変に興味深かったです。
シクタンさんのセルフ写真もその良さをさらにアップさせていました!
- オーヤシクタンさん からの返信 2016/08/13 15:03:31
- Re: 下川さんより
- まむーと様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
アジアの空気にあたりたい‥
息こんだのはよかったのですが、やっぱり暑かったですね。
南国のねっとりとした空気とディーゼルのススを全身で受けるので、髪の毛がゴワゴワになり、シャワーを浴びてもシャンプーが泡だたず、2回目でやっと泡がたつ‥
そんな状況になります。
でも、窓が開かない列車より面白みがあり、貴重な体験ができました。
また、列車が途中で運行中止になるとは‥
言葉がわからなくても、なんとかなるものですね。
バスは3時間‥
座れないと、ありゃ、きついです。
次回はマレーシアに入ります。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。
オーヤシクタン。
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