第44回海外放浪/東南アジア鉄旅紀行・その7.〔カンボジア〕首都プノンペン‥カンボジアの中の日本

14:42
シンガポールから約2時間‥
着きました！。
カンボジアの首都プノンペン、ポチェントン空港です。
ターミナルが改装されて綺麗になっていました。

14:45
空港から市内まで、バスなどの公共交通機関はありません。
空港から正規の乗り物は、空港に入れるタクシーだけですが、空港の外に出ると、バイクタクシーやトゥクトゥクが待ち受けています。

バイクタクシーに乗ります。
運賃は交渉です。
とりあえず、8.5km離れたプノンペン駅に5米ﾄﾞﾙで行ってもらう事にしました。

①バイクタクシー‥5米ﾄﾞﾙ(525円)
ポチェントン空港.14:45→プノンペン駅.15:10

バイクタクシーで移動します。
同じ東南アジアでも、シンガポールから来ると、ギャップを感じますね。

プノンペン市内も渋滞が多くなりました。
バイクタクシーなら、隙間を縫って走るので、車より早いですが、注意も必要です。

15:10
プノンペン駅です。
白亜の駅舎は、フランス統治下の1932年に建設されました。

カンボジアの鉄道は、1970年代のカンボジア内線によって荒廃してしまい、運休状態が続いていました。
しかし、プノンペン-シアヌークビルの運行が再開されたと言う噂を聞きつけました。
何か情報はないか‥
駅に寄ってみましょう。

以前は閉鎖されていて中に入れなかったのですが、入れるようになりました。
ちょうど雨が降ってきたので、雨宿りを兼ねて中に入りましょう。

ガラ～ンとしていますね。

ホームに立ち入る事はできないようです。
なので、ここから眺めます。

荒れ果てていた路床が綺麗になっています。

長年に渡り、運行中止だったカンボジア鉄道ですが、朗報があります。
プノンペン-シアヌークビルまでの南線の運行が週末のみ再開されました。
詳しくは下記アジアトラベルノートをご覧下さい。
今、北線も復旧工事が進められていて、プノンペンからポイペトを経由してタイ国鉄東本線とつながるそうです。
すると、バンコクからプノンペンまで鉄道で旅をする事ができるようになります。
これは楽しみですね。

▼アジアトラベルノート
http://www.asiatravelnote.com/2016/07/06/royal_railway_of_cambodia.php

15:30
プノンペンにも近代的なビルが建っていました。

カンボジアは好景気だそうです。
新しいビルの建設があちこちで見られました。

プノンペン駅から20分ほど歩くと‥

15:45
プノンペンのオールドマーケットです。
昔は、ここがプノンペンの中心となる市場でした。
両替商が並んでいます。
カンボジアの通貨‥リエルを調達していきましょう。

20米ﾄﾞﾙ=81000ﾘｴﾙでした。
(1米ﾄﾞﾙ=4050ﾘｴﾙ)

カンボジアは雨季‥
たくさんの果物が並んでいます。

市場の周りをウロウロ歩きます。

生鮮品を売っている脇で、ブランド品(偽物)も売っています。

衣料品をこんな感じで売っています。
衣類にハングルで名前が刺繍されているので、韓国の子供達が来た古着みたいです。

15:55
カンボジアに行ったら、甘味屋台は外せません。
なにか、食べていきましょう。

カンボジア甘味と言ったらコレです。

「ラパウ.ソン.クチャー」。

日本でもお馴染みの、かぼちゃプリンです。
くりぬいたカボチャに、アヒルの卵を使ったプリンが入っています。
練乳の甘いシロップがかかって、甘党にはたまらない味です。

チュガニュ!
※クメール語で美味しい！

ルパウ.ソン.クチャー‥2000ﾘｴﾙ(52円)

16:05
次は、地元民ご愛用の安食堂に入ってみましょう。

米の麺‥「クイティウ」です。
東南アジアでは、米粉の麺はどこに行っても、気軽に食べられます。
適当に注文したら鶏肉のクイティウが出てきました。
では、頂きます。

クイティウ‥7000ﾘｴﾙ(182円)

カンボジアはフランスの植民地だったので、フランスパンが美味しいんです。
フランスパンにハムや香菜を挟んだカンボジア版サンドイッチ‥「ヌンパンパテー」を作ってもらいました。

又、カンボジアは南国フルーツを使ったシェイクも名物です。
「タッククロロック.マノアハ」‥パイナップルのシェイクと一緒に頂きましょう。

ヌンパンパテー‥3000ﾘｴﾙ(78円)
タッククロロック.マノアハ‥7000ﾘｴﾙ(182円)

カンボジアも蒸し暑いです。
犬もぐうたらしていますね。

こちらは、棺桶屋さんです。

16:32
メコンエクスプレスリンジンバス本社です。

明日乗る、ホーチミン行きのバス乗り場の確認をして、発券をしてもらいました。

16:42
バイクタクシーで、今夜の宿に向かいましょう。

②バイクタクシー‥2米ﾄﾞﾙ(210円)
オールドマーケット付近.16:42→東横イン.16:50

16:51
今夜の宿です。
日本でもお馴染みのホテルが、プノンペンにオープンしました。

ジャン！
東横インです。

プノンペンにオープンしたと聞いて、泊まってみる事にしました。
では、入りましょう。

東横イン.プノンペン。
DXシングルルーム‥37.05米ﾄﾞﾙ(3891円)会員価格。
※東横イン公式ページで予約しました。

ロビーです。

フロントのお姉さんはみんな元気で明るいです。
カタコトながらも日本語で一生懸命対応してくれます。
すばらしいですね。

ロビー奥には、ちょっとしたバーコーナーがありました。

左のロッカーには寝着が入っていて、セルフで持っていくことができます。

温&冷水器と電子レンジも備えてあります。

ランドリー設備が無料です。
これはうれしいですね。
洗濯をしてゆきましょう。

こちらは、最上階の23階です。
しゃぶしゃぶレストランとラウンジになっており、朝は朝食会場にもなります。
すばらしい眺めです。

日本の大半の東横インには夕食がとれるレストランがありませんが、プノンペンの東横インには、しゃぶしゃぶレストランがあります。

しゃぶしゃぶセット‥7米ﾄﾞﾙ(735円)
アンコールビール‥1米ﾄﾞﾙ(105円)
ソフトドリンク‥2米ﾄﾞﾙ(210円)

プノンペンの夜景を眺めながら食事ができます。
18:00～23:00

そろそろ、お部屋に向かいましょう。
廊下のインテリアは日本とはちょっと違った雰囲気ですね。

ルームキーはカード式です。
日本や韓国と同じタイプですね。

DXシングルルームです。
(スタンダードはありません)
ベッドが少し大きく、窓際にテーブルと椅子が置かれています。

ベッドの飾り付けは日本や韓国にはありませんね。
高級感があります。

テレビ・冷蔵庫・ポット・金庫・照明などは日韓カンボジア共通です。

ミネラルウォーターとコーヒーは無料です。

東横インですが、日本と同じコンセントは見当たらず、写真のタイプです。

バスルームも日本と同じ。
トイレにはウォッシュレットもあります。

久しぶりに湯船に入れるので、うれしいです。

バスルームに日本や韓国にはない設備がありました。
天井からのシャワーです。
これ、なかなか気持ちいいです。

部屋からの眺めです。
今回は4階のお部屋なので、眺めはまぁまぁですね。

外に出てみましょう。

23階建ての高層建築です。
隣には中国資本のホテルが建設中でした。

移動式ガソリンスタンドです。

18:00
日本でもお馴染みの無料送迎があります。
近隣の観光地やショッピングモールへ送迎をしてくれます。
※タイムスケジュールあり。
※空港の送迎はありません。

18:03
プノンペンにもイオンモールがオープンしました。
東横インから車て3分。
歩いて10分ほどの所にあります。

せっかくですから、覗いてみましょう。

吹き抜けの天井。
エスカレーターが各階を結んでいます。
一般的なショッピングモールの造りです。

ホールに人だかりが‥
なにかイベントをやっているみたいです。

カンボジアの芸能人がトークショーや撮影会をしているみたいです。
写真中央の金髪男性が芸能人で、人気がありました。

こちらでは、CMの撮影を行っていました。

モール内をうろうろしていると‥
HISがありました。

ノジマ(家電量販店)。

私の自宅の近所にある、トレッサ横浜にもあります。

ダイソーです。

こちらは100円ではなく、1.9米ﾄﾞﾙ(200円)と日本の倍です。

牛丼の吉野家です。

牛丼‥3.5米ﾄﾞﾙ(368円)
カレーライス‥3.99米ﾄﾞﾙ(419円

日本と変わらない価格帯ですね。
日本と同じ味なのかな？

日本のインスタント麺が並べられていますね。

カップ麺 3.5米ﾄﾞﾙ(368円)〜
袋麺‥2.8米ﾄﾞﾙ(294円)〜

高い！

それでは、イオンの生鮮品売り場を覗いてみましょう。

パックのお寿司が人気です。
3.5米ﾄﾞﾙ(368円)くらいからさまざまなサイズや内容のお寿司が並んでいます。

トップバリュー商品も置いてあります。
でも、カンボジアの人って買うのでしょうか？

エイです。
これは日本ではあまり見かけませんね。

19:00
イオンで夕食の調達しようと思っていたのですが、外に屋台が並んでいたので、そちらへ‥
イオンに行く人はみんな自家用車。
こう言う所には行きません。
カンボジアの格差を実感します。
私は。こう言う屋台の方が好みです。

プノンペンの夜空に、東横インのネオンが灯ります。

19:35
夕食です。

ビールはイオンで。
料理は、さっきの屋台で買ってきて、これで9000ﾘｴﾙ(234円)です。
味はまぁまぁだけど、量が多くて安いです。

ソムロー.マチュー.トロコォーン.サイッ.チュルック。
※カンボジアの定番スープ‥豚肉のサワースープです。
鶏もも肉の炭火焼き。
鶏肉の生姜炒め。
ライス。

アンコールビール‥0.8米ﾄﾞﾙ(84円)
カンボジアビール‥0.65米ﾄﾞﾙ(69円)

テレビをつけると、韓国ドラマ「ルビーの指輪」がクメール語に吹き変えられて放送されていました。
カンボジアでも韓流ドラマは人気のようです。

別のチャンネルでは、中国共産党のコマーシャルが‥
なんだか、洗脳されそうです。

21:50
では、寝ましょう。

6:00
おはようございます。
テレビをつけると、NHKの朝ドラ.とと姉ちゃんが始まりました。
日本時間‥8:00です。
とりあえず、ドラマを見る事にしましょう。

新しい朝がやって来ました。
今日も元気にまいりましょう。

東横インと言ったら、無料朝食。
プノンペンの東横インにも、ちゃんとあります。
どんな料理があるのかな？

会場に入ると、東横インのトレーナーに身を包んだスタッフが「グッドモーニング」と明るく元気に挨拶をしてくれました。

7:07
朝食です。

トースト
バター
フルーツ各種
生野菜サラダ
お粥
ゆでタマゴ
ザー菜
空芯菜スープ
札肉と野菜の炒め物
ウインナーソーセージ
カンボジア風オムレツ
ライス
コーヒー
オレンジジュース

カンボジア風オムレツが、フワフワで超美味しいです。
たくさん、食べていきましょう。
無料ですからね‥

朝食会場は23階なので、すばらしい眺めです。
メコン川が一望です。

こちらは市街地方面。
すばらしい景色ですね。
東横インの域を越えています。
ちょっとした高級ホテルと大差ありません。

7:45
チェックアウトしました。
カンボジアの東横イン‥
本家日本より、頑張っていましたね。
設備は良いし、スタッフもすばらしい。
又、泊まりたいと思いました。

つづく。