2017/11/08 - 2017/11/08
4位(同エリア92件中)
オーヤシクタンさん
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第76部-340冊目 5/8
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
伊豆諸島の最南端に「青ヶ島」と言う離島があります。
世界的にも珍しい二重カルデラの島で、近年注目を浴びているのですが、大平洋の黒潮が流れる海域にある離島で、その海域は荒れる事が多く、船の就航率は60%しかありません。
下手したら1週間以上船が来ない事もあるそうです。
もうひとつ、八丈島からのヘリコプターが就航していますが、定員9名と少なく予約がなかなかとれません。
選ばれた者だけが行ける島‥
~と、言われている島ですが、たまたま東邦航空のサイトを見ていたら、青ヶ島→八丈島の便に空席があったのです。
片道ですが、これは行くしかない!
行きは船で行きたいし、なんとかなるだろうと、青ヶ島行きが決定しました。
本編は、青ヶ島シクタン丸で島をドライブします。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。
表紙写真‥尾山展望公園からのパノラマ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成29年11月6日~10日 4泊5日
11月8日(水) 第3日目-2 晴れのち曇り
①青ヶ島シンタン丸
御宿為頼.8:42
↓
尾山展望公園.8:49/9:22
↓
ヘリポート.9:33/9:48
↓
青ヶ島郵便局.9:55/10:00
↓
青ヶ島村役場.10:05/10:15
↓
御宿為頼.10:20/10:30
↓
池之沢.10:55/12:07
↓
三宝港.12:14
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
支出‥0円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
皆様、おはようございます。
東京の秘境島.青ヶ島に滞在中です。
相棒.青ヶ島シクタン丸で‥ -
8:42
島をドライブしましょう。
では、出発! -
8:52
宿から10分。
向沢取水場脇の広場に車を停めて歩きます。
両側の斜面は‥ -
集水場です。
セメントで固められた斜面に雨水が流れ、取水するシステムです。
昭和51~54年度を目途に、東京ドームに匹敵する広さを切り開きセメントを吹き付けて建設した総工費は3億2千万円だったそうです。
島で水は貴重です。 -
登り坂の歩道を10分ほど歩くと‥
-
8:57
尾山展望公園に着きました。
外輪山の北部、標高400mに位置する青ヶ島の絶景スポットです。
では、眺めてみましょう。 -
ジャーン!
青ヶ島のカルデラが眼下に広がります。
草木が伸びてしまって、ちょっと、展望が遮られてしまっていますね。尾山展望公園 名所・史跡
-
外輪山の稜線を歩いて、東台所神社に行ってみましょう。
-
ツワブキ。
小ぶりながら美しい黄色の花で、薬効があり食用にもなるそうです。 -
いやぁ、すごい景色だ。
自然がおりなす景観はすばらしい! -
9:03
東台所神社。
ヒガシダイドコロではなく、トウダイショと読みます。
外輪山稜線にある神社で、縁結びの神様が祀られているそうです。
あまり期待しないけど、お祈りしていこう‥
パンパン.礼! -
東台所神社の表参道。
大凸部入口の鳥居までの参道ですが、急斜面で滑りやすい玉石の階段なので、こちらからはお薦めできません。 -
東台所神社と尾山展望公園の間には、整備された遊歩道があるので、こちらから参拝しましょう。
-
宿のある、岡部集落が見えます。
-
9:10
尾山展望公園に戻りました。
青ヶ島と言ったら、星空鑑賞で有名です。
尾山展望公園は三大星空鑑賞スポットのひとつだそうです。 -
もう一度、尾山展望公園からの展望を楽しみましょう。
まさに絶景!
来て良かった‥ -
集落と三宝港をつなぐ、青ヶ島本道(都道236号線)が見えます。
港と集落の距離は5.1キロあります。 -
眼下には、池之沢のサウナなどが見えます。
後で行ってみましょう。 -
9:23
次に青ヶ島シクタン丸で向かうのは‥ -
9:33
ヘリポートです。
警視庁立ち会いの下、着陸&離陸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。 -
青ヶ島ヘリポートターミナルビルディングです。
立派ですね(笑)。 -
来ました!
八丈島からの定期便です。 -
バババババ‥
音と風圧がすごいです。
着陸します。 -
着陸成功。
八丈島からの乗客が降機し、青ヶ島からの乗客が搭乗すると‥ -
すぐに、離陸します。
明日乗るからね。
さいならぁ~
以上を持ちまして、ヘリコプター着陸&離陸の儀(単に眺めるだけ)を警視庁立ち会いの下、滞りなく終了いたします。 -
9:51
十一屋酒店で、ポストカードを買って‥
ポストカード(3枚セット)‥300円。 -
10:00
郵便局からハガキを出してみました。 -
お目当ては、コレです。
青ヶ島局の消印。
最近、ご当地消印を集めるようになりました。 -
10:06
青ヶ島村役場。
先程、郵便局の前で青年が役場への行き方を聞いて来ました。
なんでも、ヘリで着いたのはいいけど、道に迷ってしまったらしく、キャンプをする為、役場で手続きをしなくてはならないとの事‥
キャンプだと、島のルールでレンタカーは借りられないのです。
ちなみに、役場からキャンプ場は、4キロあり徒歩だと1時間かかります。
てな訳で、地元民気どりで乗せていってあげる事にしました。 -
10:31
役場で手続きを終えた青年を乗せて、キャンプ場に行く前に昼食の弁当を受け取りに、一旦、宿に戻ります。 -
10:41
青年を乗せてキャンプ場に向かう途中、景色のいい所で車を停めました。 -
ここは、池之沢と丸山が一望なんです。
-
平成流し坂トンネル。
右は旧道で、乗用車でも切り返さないとならない急カーブの流し坂です。 -
10:55
青ヶ島キャンプ場。
無料で、トイレなどあります。
水道もありますが、飲用不可なので飲用水は持ってこなくてはなりません。
必ず予約をして、役場で手続きが必要です。
交通機関はありません。
役場から4キロあり、徒歩1時間です。
キャンプ利用者はレンタカーが借りられないので、歩くしかありません。
ここで、青年を降ろしてあげました。
いい旅しろよ。
あばよ! -
11:00
池之沢噴気孔群。
地熱蒸気が吹き上げているエリアです。 -
青ヶ島村製塩事業所。
地熱蒸気を利用して、ひんぎゃの塩と呼ばれる特産の塩を作っています。 -
青ヶ島村ふれあいサウナ。
地熱を利用したサウナで、シャワーや休憩室もあるそうです。
後で、入ってみましょう。 -
駐車場の脇には‥
-
ひんぎゃ(地熱釜)があります。
ひんぎゃとは、方言で「火の際」を意味します。 -
宿で、ひんぎゃ用に弁当を作ってもらいました。
青ヶ島の宿では定番のようです。 -
そして、誠に勝手ながら横浜市民を代表して、崎陽軒のシウマイを持ってきました。
崎陽軒シウマイ‥620円。 -
蓋を開けると、カゴがあります。
-
ここに食材を入れて‥
-
11:11
蓋をして‥ -
下のバルブを開けると、高温の湯気が出てきます。
自然版のスチーム調理器と言ったところですね。 -
11:13
調理をしている間、丸山に登ってみましょう。 -
内輪山である丸山は、火口を一周することができます。
-
どこが山頂だかよくわかりませんが、丸山は標高211mあります。
ふれあいサウナやひんぎゃが真下に見えてきました。 -
内輪山.丸山から見た外輪山。
迫力がありますね。 -
11:25
内輪山.丸山山頂付近にある「富士様」です。
昔、島民は火山の噴火を恐れ、出産・生理・喪中の人などは不浄とし、池之沢に足を踏み入れる事ができませんでした。
島の名主.佐々木初太郎は限りある労働力を活用する為にこの慣習を改めようと、ここに神社を建てお参りして農作業が出来るよいに便宜を図りました。 -
それでは、お参りしましょう。
旅の安全を祈願して‥
パンパン.礼。 -
11:37
ひんぎゃに戻って来ました。
調理開始(調理と言っても中にぶちこんだだけなんですが‥)から25分。
さぁ、どうなっているのでしょうか?
開けてみましょう。 -
熱っ!
湯気が‥
かなり高温です。 -
おぉ~
ちゃんと、蒸し上がっていますよ。 -
11:46
昼食です。
ビールが欲しいけど、運転があるから我慢ね。
ひんぎゃ弁当
ほたて貝
鶏肉のオリーブ漬
ウインナーソーセージ
じゃがいも
バター
ひんぎゃの塩
おにぎり
崎陽軒シウマイ
キリン生茶 -
池之沢ネコ。
おこぼれを狙っているみたい‥ -
12:07
お昼を食べて、一旦、池之沢を後にします。 -
外輪山をくり貫いた、青宝トンネルに入ります。
-
狭くて長いトンネルです。
長さは505mあり、坂道になっています。 -
トンネルを抜けると‥
-
そこは海でした。
-
12:14
三宝港。
島の南西部に位置する島の玄関口です。
三宝岩と言う岩礁を利用して整備されました。 -
青宝トンネル。
昭和60年に開通しました。
海側から見ると、断崖絶壁の外輪山にぽっかりと開けられたのがわかります。 -
こちらは、島西部の崖上を経由して集落に通じる近道で、都道236号線なんですが、崖崩れで道が崩壊してしまい、今は通行止になっています。
-
駐車場に車を停めて、港周辺を散策しましょう。
青ヶ島港 (三宝港) 名所・史跡
-
テトラポット。
青ヶ島のテトラポットは、一般のテトラポットより巨大です。
これぐらいでないと、流されちゃうんでしょうね。 -
桟橋。
新しく作られた桟橋で、定期船.あおがしま丸が接岸できる桟橋です。 -
昔の船客待合所は‥
-
ご覧の有り様です。
平成21年の台風18号によって、廃墟化されてしまいました。 -
船客待合所の屋上には、温泉露天風呂があったらしいのですが、見る影も有りません。
-
昔、定期船はあちらに接岸していました。
クレーンの台座が見えますね。 -
ちなみに時化るとこうなります。
とても人が立ち入る事はできません。
自然の猛威を感じますね。
すげぇー! -
クレーンの上部です。
何をするかと申しますと‥ -
青ヶ島は、漁船が停泊できる場所がないので、クレーンで船を高い場所に吊り上げるのです。
私が行った日は、クレーン作業がなかったので、あおがしま丸船内に掲示してあった写真でご了承願います。 -
漁船はこのようにして、保管されています。
-
法面が‥
工事した人は偉い! -
桟橋から高い所にある、落石防護施設。
建物の左は、コレでもかっ!と言いたくなるくらい分厚いコンクリート壁になっており、こちらが、船客待合所になっています。 -
中を覗いてみましょう。
ガラ~ンとしていますね。
左の窓が乗船券売場です。 -
三宝港の変貌が掲示されていました。
ちょっと、見てみましょう。
昭和30年‥
何もありませんね。
わずかながらに海に突き出ている三宝岩を利用して、港が整備し始めたのは昭和33年からです。 -
昭和57年の三宝港。
昭和47年から八丈島との定期航路が就航。
以前は伊豆諸島開発でなく村営船.あおがしま丸が運航していました。
今のあおがしま丸より小さな船です。 -
時は流れて‥
平成23年の三宝港です。
新しい桟橋ができていますね。 -
時化の時の画像です。
桟橋すべてが海の中になってしまっています。
港が整備されてきたとは言え、自然の力にはまだまだ敵わないんですね。 -
あおがしま丸の乗船受付は、わずか15分しかありません。
この時間を逃すと、船に乗れなくなるのでご注意下さい。
今日のあおがしま丸は35分遅れて、到着するようです。
接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。 -
あっ!
あれは‥ -
ズームしてみましょう。
八丈島~青ヶ島を結ぶ定期船「あおがしま丸」です。
結構、波をかぶっていますね。
※この先、同じような船の画像が続きますので、ご了承願います。 -
向きを変えて、こっちに向かって来ています。
-
八丈島~青ヶ島航路に就航する伊豆諸島開発「あおがしま丸」460t。
以前、青ヶ島航路に就航していた旅客船「還住丸」119tと、貨物船「黒潮丸」480tの老朽化により旅客と貨物を1本化させる事を目的として平成25年12月に就航した貨客船です。 -
接岸体制に入りました。
昨日は転回して、船首を沖に向けて接岸しましたが、今日は頭から接岸するのか‥
~と、思いきや‥ -
いや、違いますぞ。
船が大きく傾いています。
潮の流れが早くて、操船が難しいみたいです。 -
船が流されています。
見た目は穏やかそうですが、海流の勢いが強いみたいです。
あぁ!
船が岸壁に当たるよ。 -
ズームすると、船員様がクッション材を隙間に入れて船を守っています。
命がけな仕事です。 -
一旦、船体を岸壁から離します。
-
この海域は黒潮のど真ん中にあるので、接岸が難しいのです。
昨日は一発で難無く接岸しましたが、今日は大変そう‥
場合によっては、接岸できず目の前で八丈島に戻ってしまう事もあるそうです。
さて、どうなるのか? -
船体を立て直して、もう一度トライします。
テトラポット上で撮影していたら。村役場職員に怒鳴られました。
港に緊張がはしります。 -
下がった所から撮影を続けます。
-
船の向きを変えようとしていますが、潮流が早くなかなか難しいみたい‥
接岸が出来ない場合、このまま八丈島に引き返す事になるので、青ヶ島から乗る予定の船客は帰れなくなります。
ここは、頑張って欲しい所です。 -
ゴゴゴッ
なかなか接岸できません。
タイミングを待っているようです。 -
よしっ!今だ。
最終の接岸体制に入りました。
船外スピーカーから、船長様が檄を飛ばしているのが聞こえます。
真剣勝負です。 -
ゴゴゴッ
あと、少し!
頑張れ~ -
接岸完了。
パチパチパチパチパチパチ‥
接岸に20分近くかかりました。
今まで、色々な接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列してきましたが、これだけ大変な接岸は始めて見ました。
あおがしま丸船長の操船技術を始め、乗組員の皆様のチームワークに感動です。 -
船客の乗下船と荷役作業が急ピッチで行われています。
続いて出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。 -
ゴゴゴゴォー
出航しました。 -
離岸はスムーズでした。
あおがしま丸よ。
さらばじゃ。 -
アッと言う間に小さくなっちゃいました。
画像数が100枚を超えてしまったので、本編はこれで終了します。
拙い旅行記をご覧下さいまして、ありがとうございました。
つづく。
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第76部.ザ.秘島!青ヶ島。
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この旅行記へのコメント (10)
-
- Akrさん 2018/03/15 17:03:13
- 三宝港での大迫力の接岸がすごい。
- オーヤシクタンさま
こんにちは。Akrでございます。
いやあ、青ヶ島の隅々までご紹介いただいて本当に興味深く拝見させていただきました。空から見るとあんなに小さな島なのに、上陸してみると色々と見どころがあるのですね。キャンプしたら楽しそうですね。夜は満天の星空が拝めるんだろうなあ。
でもさすが神奈川民。青ヶ島でも崎陽軒のシウマイが・・・
ヘリポートも想像したより全然ひっそりしてますね。
ターミナル施設くらいあるのかなと思ったらなんとも質素(笑)でも、重要な島へのアクセス手段ですね。
それにしても三宝港での、あおがしま丸の接岸。見ごたえありますね。
ここの接岸風景は、何度も動画サイトで見たことがありますが、やはり技量が試される操船ですね。手に汗握るとはこのことですね。緊迫した感じが伝わって来ました。
不謹慎ですがこういう風景は大好きです。しかし、良くこの絶壁に船着き場を作りましたね。先人は凄いと思います。
次回はヘリコプターですね!
これも乗ったことない乗り物なので楽しみです。
長々と失礼しました。
-Akr-
- オーヤシクタンさん からの返信 2018/03/16 09:10:46
- RE: 三宝港での大迫力の接岸がすごい。
- Akr様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
青ヶ島‥
大平洋のど真ん中に浮かぶ孤島ですが、東京都です。
何にもない島ですが、そこが魅力でした。
初日の夜は晴れたので、星が綺麗でした。
しかし、私の撮影技術では何も写りませんでしたが‥(笑)。
そして、崎陽軒のシウマイ。
これは、横浜市民として外せませんでした。
自然の力で蒸すシウマイはサイコー!です。
Akr様が青ヶ島を訪れる時は、松島の牡蠣でお願いします(笑)。
あおがしま丸の接岸風景‥
反響が大きいです。
今まで、接岸の儀と称して、全国各地の接岸風景をレポート(単に眺めるだけ)なんですが、見た目は海が荒れていないのに、海流に流されている船を見て、青ヶ島の海況の厳しさを改めて実感しました。
船が接岸できないで、目の前で八丈島に引き返す事もあるそうです。
船が接岸できないと、島に置き去りになる人が出て島への物資も滞ってしまいます。
港には緊張が走りましたが、巧みな操船技術とチームワークで無事に接岸できました。
何もない島とは言え、旅行記にするとネタが満載です。
この後も続きますので、よろしくお願い申しあげます。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- BTSさん 2018/03/12 07:27:29
- 青ヶ島ルールは色々とあるんですね!
- オーヤシクタンさまへ
おはようございます。
青ヶ島を散策するには車が無いとダメなようですね。
郵便局で出会った青年をキャンプ場まで送るなんて優しいですね。きっと青年も喜んでいたことでしょう。それにしてもレンタカーにも青ヶ島ルールがあるなんて…キャンプをする人は借りられないなんて驚きです。
ランチは地熱釜で調理していただくなんてナント贅沢な~しかも崎陽軒のシウマイを持って行くところが横浜市民らしいですね。(ポイントが高いです)車を運転していなければ間違いなく宴でしたね。
三宝港の接岸の様子は手に汗を握りながら拝見しました。
潮で流され、危うく桟橋に接触するところでしたね。まさに…命がけの接岸ですね~就航率60%なのが頷けます。オーヤシクタンさんは、声を出して「ガンバレ!」「もう少しだ!」って応援していたのではないでしょうか~乗り組員の連携で無事に接岸、オジサンも思わず拍手してしまいました。(笑)
あおがしま丸に乗船するのにもルールがあるんですね。
乗船手続きは、たったの15分間、そして接岸10分前には桟橋へ移動し待っていなければならないなんて、青ヶ島ルールは恐るべし!
続きを楽しみにしています。
BTS
- オーヤシクタンさん からの返信 2018/03/13 13:12:43
- RE: 青ヶ島ルールは色々とあるんですね!
- BTS様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
青ヶ島には、島の掟があるんです。
其の一、宿泊予約無き者、島に渡るべからず。
其の二、キャンプの者、レンタカーは貸せない。歩くべし。
まぁ、こんなところですが、公共交通機関のない島でレンタカーが借りれないのは酷ですよね。
ちなみに、ヘリで行くと‥
ヘリポート→役場(手続き)→キャンプ場ーへ4kmほどで山道を下るだけなんですが‥
船で着くと‥
三宝港→役場(手続き)→キャンプ場へ10kmになってしまい、役場まで登り坂、来た道を戻るコースとなってしまいます。
こんな事情なので、青年がキャンプ場に行くと聞いた時は乗せずにはいられませんでした。
車なら15分ほどなんです。
さて、キャンプ場の近くにひんぎゃがあります。
ここに行くとなれば、ワタクシ横浜市民として崎陽軒のシウマイは外せません。
前もって準備していきました。
あのカゴの中にぶちこめば、後はなにもしなくていいのです。
離島で食べるシウマイは美味いですね〜
あおがしま丸の接岸の儀‥
反響が大きいです。
見た目は波がなくても、海流が早くなかなか接岸できません。
接岸できなく八丈島へ戻る事もあるそうです。
そうなれば、みんな置き去りで帰れません。
青ヶ島の難しさはそこにもあります。
私は帰りはヘリを予約しました。
この次の日、私はヘリで帰れましたが、海況の急変により青ヶ島に向かっていた船は八丈島に戻ってしまい、同宿だった方は置き去りとなってしまいました。
乗船受付はわずか15分です。
受付の担当者は船が来る時間になると、岸壁に行ってしまうからです。
本土で信じられないような事ばかりですが、これがスーパー級の離島なんですね。
次回は、ヘリで青ヶ島を離れます。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- とのっちさん 2018/03/11 22:05:57
- 知られざる島の魅力!
- オーヤシクタンさま
こんばんは。「その6」がまだ配信されておりませんので、回復成功です(笑)。
ヘリに船に、乗りもの好きの要点を押さえていらっしゃいますね。船の接岸シーンは手に汗を握る(他に書きこまれた方も乗りもの好きでしょうから着眼点が同じです)すばらしいレポートでした。プロジェクトXのようでした(笑)。操舵技術には感動を覚えます。日常がドラマに、“フォートラ”のすばらしいところです。船着き場も自然災害と闘ってきたのでしょう。コンクリートの武骨さが魅力的です。
昼食は“調理系”でしたね!ひんぎゃ=ひのぎわなのですね!うちの島のことばと似たような発音体系のような気がして、何か他人事とは思えません(笑)。たぶん下調べの段階で気づかれたのでしょう、崎陽軒のシウマイを持ち込むのはさすがです。酒を必要とするメニューなのに運転とは…といいながら、旅人を車に乗せて島民になっちゃいましたね。究極の旅行だと思います。
ダイヤ改正直前なのに、家から15分の踏切に貨物を見に行くのが限界です。みなさまの旅行記で旅気分に浸りますので続きを楽しみにしております。
先ほど1本500円の5合瓶を4本増備した とのっち
- オーヤシクタンさん からの返信 2018/03/12 07:09:52
- Re: 知られざる島の魅力!
- とのっち様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
遅延している特別急行とのったち1号を通過させる為、快速オーヤシクタンはしばらく停車いたします。
尚、とのっち号通過後、信号が青に変わり次第発車いたします(笑)。
回復運転お疲れ様です。
青ヶ島には「鉄」がないので、ヘリと船の取材をしました。
あおがしま丸の接岸は容易ではありませんでした。
私が着いた日は1発で接岸できましたが、1日で海况は変化するんですね。
見た目は波がなくても、黒潮の本流が流されている海域です。
船が海流に流されているのがわかりました。
船が着かなければ、八丈島に向かう人は島に置き去りです。
港には緊張がはしりました。
そして、自然の恵みひんぎゃ‥
執筆中に調べていたら、ひんぎゃの意味がわかりました。
執筆は旅の復習にもなります。
蒸すとなれば、横浜市民としてシウマイは外せません。
横浜から持っていきました。
見ての通り、酒が欲しくなるメニューですが、離島とは言え、飲酒運転はトラベラーとして失格です。
年に何回か飲酒運転取締りがあるそうです。
島の駐在様がやると村八分にされるので、八丈島から警官が派遣されるそうで、情報も密かに流れると言うのが、なんとも離島らしいですね。
旅人を車に乗せてあげました。
(私も旅人なのですが‥)
公共交通機関がない島なので、なんかこう言う事したくなっちゃうんですよね。
画像100枚超えたので、続きは次回です。
私も回復運転に務めます。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- Tagucyanさん 2018/03/11 11:43:33
- すごい緊張感
- オーヤシクタン様
こんにちは。
時間をかけてじっくり拝見させていただきました。
以前、青ヶ島に行くことを真剣に検討していて(結局ボツになったのですが…)いろいろ調べていたので、ヘリポートや、地熱蒸気を利用したサウナや「ひんぎゃ」は知っていました。
ヘリポートのターミナルビルヂング、すばらしいですね(笑)
ひんぎゃで加熱したお昼ご飯は、さぞかし美味しかったことでしょう。
ジャガイモとかジンジンとか、野菜をそのまま入れても美味しそうですね。
オーヤシクタンさんもニコニコ顔、実際の顔もそうだったと想像します。
そして、三宝港での船の接岸風景。
まるでドキュメント番組を見ているようでした。
船が黒潮に流され、そんな中体勢を立て直し、接岸のチャンスをうかがう、という様子や、港に緊張が走る様子がリアルに伝わってきます。
まさに「真剣勝負」ですね。
私もその場に居合わせたら、入れ込んで見入ってしまうと思います。
この港は外洋に面していますから、素直に入港できることはまれで、いつもこんな感じなんでしょうね。
離島の厳しさが垣間見えるシーンでした。
---
Tagucyan
- オーヤシクタンさん からの返信 2018/03/12 06:42:11
- Re: すごい緊張感
- Tagucyan様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
何もない島ですが、そこには自然の恵みがありました。
地熱を利用したひんぎゃ‥
あそこに食材をぶちこんでおけば、後は勝手に無視あげてくれます。
あれは正に自然のスチーム調理器です。
宿で、ひんぎゃ用に弁当を作ってくれました。
大半の観光客はひんぎゃで食事にするのでしょうね。
あおがしま丸の接岸‥
この日は大変そうでした。
船が流されているのが、見てわかるんです。
460tに大型化されたあおがしま丸でもあれだけ大変だったのですから、前の環住丸はもっと大変だったと思います。
就航率60%と言うのも頷けますね。
さて、青ヶ島には地熱のサウナがありますが、それは次回です。
いつもありがとうございます。
オーヤシクタン。
-
- ケロケロマニアさん 2018/03/11 09:14:04
- 凄い接岸の儀ですね!
- 青ヶ島旅行記、拝見させて頂いております。
これまで、数々の接岸の儀を貴殿の旅行記にて拝見させて頂いてきましたが、これ程臨場感のある接岸の儀は、記憶にありません。これはもはや、”単に眺めるだけ”のレベルではありませんね。真剣勝負の様子、ひしひしと伝わってきました。それを撮影されるオーヤさんもかなり身を乗り出して、入り込んでいらしたようですね。そりゃ、村役場職員さんも気が気でないでしょうね( ´∀` )。
それにしても、日本にまだこんな島があったとは、しかも東京都に!
色々と教えて下さり、どうも有難うございました。
byケロケロマニア
- オーヤシクタンさん からの返信 2018/03/12 06:30:32
- Re: 凄い接岸の儀ですね!
- ケロケロマニア様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
青ヶ島航路‥
一見、波は穏やかそうに見えても、やはり黒潮のど真ん中にあるだけあって、海流が早く、私が着いた日は一発で接岸できたのですが、この日はなかなか接岸できません。
船が接岸できなければ、八丈島に戻ってしまうので、これから乗ろうとしている船客は帰れなくなりますし、島への物資も届かなくなります。
青ヶ島に住んでいるかたからは、ごく日常的なのかもしれませんが、やはり、港には緊張がはしりました。
ちなみに、この翌日は海况が急変し青ヶ島の手前で引き返してしまう事態となりました。
私も色々な接岸を見てきましたが、あれだけ大変な接岸儀は初めてでした。
旅行記はまだまだ続きますので、続編も宜しくお願い申し上げます。
オーヤシクタン。
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旅行記グループ 第76部.ザ.秘島!青ヶ島。
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