第47回海外放浪/東南アジア4ヵ国.乗りまくり&癒し旅・その5.タイ.ワンカナーイ温泉で癒しのひと時‥

23:20(タイ時間)
ベトナム.ハノイからエアアジアでタイ.バンコクにやって来ました。

23:45
バンコク.ドンムアン空港です。
運良くすいていたので、降機から入国審査終了まで25分ですみました。

おっ！
カオサンに向かうリムジンバスがあるみたいです。
24:00にバスがあるらしいのですが‥

23:57
リムジンバスは来ません。
まぁ、タイではよくある事です。

空港バスA1最終便が発車するようです。
とりあえず乗って、市内へ向かいましょう。

①ドンムアン空港バスA1.モーチット駅行
ドンムアン空港.24:00→モーチット駅.24:18

空港バスA1‥30B(107円)

24:18
渋滞で有名なバンコクですが、深夜なので道路はガラガラでした。
空港から18分で着いた、バスの終点は‥

BTS.モーチット駅です。
ここから、渋滞知らずでバンコク市内中心部へ行けるのですが‥

ありゃりゃ！
こんな真夜中に、BTSが動いている訳がありません。
これは、始発まで野宿か？
バンコクなら、凍死する事はまずありません。

いや、今夜はシャワーを浴びて、ベッドに寝るのだ。
初日はサイゴン駅で野宿。
昨夜は車中泊。
いい加減にシャワーを浴びたい‥

バンコクの路線バスは、一部の系統が深夜運行しています。
バス停に貼ってある路線図。
一昔前はこのような親切な掲示物がなかったのですが、変わってきましたね。

深夜運行をしている、3番か59番のバスが来れば、宿へ直行できるのですが‥
時刻表と言う親切なものはまだありません。
すぐ来てラッキー！
来なければ待つしかありません。

1:05
バス停で待つこと40分‥
お目当ての3番or59番は来ません。
埒が明かないので、やって来た29番のバスに乗りました。
非冷房の運賃一律6.5ﾊﾞｰﾂ(23円)と言う、バンコク市内を走る路線バスの中でも、一番安いバスです。

②バンコク市内バス29番‥6.5ﾊﾞｰﾂ(23円)。
モーチット駅.1:05→ラーチャティーウィー駅.1:19

1:19
モーチット駅から14分。
BTS.ラーチャティーウィー駅でバスを下車します。
さすがに深夜は渋滞がなく、早いですね～
さて、この先は‥

1:20
いい加減に、タクシー乗れよ‥
～と、言われそうなので、客待ちしていたタクシーに乗ることにしましょう。

運賃はメーター制です。
ベトナムホーチミンのメーター偽造ぼったくりタクシーが、ジレンマになっています。

③メータータクシー‥60ﾊﾞｰﾂ(213円)。
ラーチャティーウィー駅.1:20→カオサン.1:19

1:28
ラーチャティーウィー駅から、わずか8分！
宿のあるカオサン通り近くに着きました。

さすが、バンコクのタクシー‥
メーター偽造なんぞなく、60ﾊﾞｰﾂ(213円)で済みました。
ありがとー。

カオサン通り。
世界中の貧乏旅行者が集まる安宿街でしたが、今は大音響が響く歓楽街に変貌しました。

無法地帯のカオサン通りを避けていますが、酔っ払いの欧米人が徘徊しています。
ここは、足早に通過しましょう。

セブンイレブン。
バンコクには多いですね。

ちょっと、寄っていきましょう。

1:45
宿に着きました。
Na バンランプーホテルです。
今まで愛用していた、KSゲストハウスがリメイクし、生まれ変わりました。

では、入りましょう。

おぉ！
エントランスが綺麗になりましたね。

チェックインしました。
鍵の保証金として、500ﾊﾞｰﾂのデポジットが必要になりました。

えっと、406号室は‥
あっ、ここですね。

406号室。
スタンダードファンルームです。

以前は1泊1200円で、ザ.安宿と言った感じの部屋でしたが、明るい基調の壁紙が貼られました。
寝具もペラペラのタオルケット1枚からグレードアップされています。
そのかわり、1泊1905円に値上げされました。

Na バンランプーホテル
スタンダードファンルーム‥無料朝食付き.1619円+税.286円=1905円。
※2泊分をアゴダで予約しました。

エアコンはありません。
ファンのみです。
夏場は暑苦しいですが、1月のこの時期はファンだけで十分です。

シャワー室。
以前は水シャワーでしたが、温水シャワーになりました。

トイレは以前のままですね。
ハンドシャワー付きです。

アメニティです。

ミネラルウォーター
トイレットペーパー
石鹸
コップ

これがアメニティなの？
～と、言われそうですが、なんせ安宿ですので、ご了承願います。

テレビと冷蔵庫はありません。
今回も、携帯クーラーボックスを持ってきました。
コンビニで買った氷で冷やします。

ミネラルウォーター‥7ﾊﾞｰﾂ(25円)
氷‥8ﾊﾞｰﾂ(29円)

2日ぶりのシャワーを浴びて、ビール.ビール！
～と、言いたいのですが、コンビニでビールを買おうとしたら、アルコール類の深夜販売は中止だそうで、売ってもらえませんでした。
てな訳で、炭酸オレンジで我慢します。
トホホ‥

炭酸オレンジ‥10ﾊﾞｰﾂ(36円)。

6:05
おはようございます。
睡眠3時間30分‥
気合いで起床します。
まだ、夜が明けていませんね。

タイの乳酸菌飲料(中サイズ)を飲んで‥

乳酸菌飲料‥10ﾊﾞｰﾂ(36円)

6:30
いざ、出陣！
2泊するので、荷物は置いたままです。

バンコクの屋台を撤去すると言う通達が出され、この地区は昨年12月24日が、Xデーとなり、屋台が撤去されました。
それから1ヶ月、その後の動向が気になっていましたが、ご覧の通り‥
やっぱり、ここはタイ。
何事もなかったかのように、屋台の準備をしています。
良かったです。

カオサン通り。
夜は無法地帯のカオサン通りも、朝は静かです。

トゥクトゥク。
エアコン付きメータータクシーが増えても、トゥクトゥクはなくなりません。

ラチャダムノン クラン通り‥
大通りに出ました。

ラチャダムノン クラン通りにある、カオサン通りに近いバス停に着きました。

おっ！
落書きだらけだったバス停が綺麗になっているぞ。

時刻表はありませんが、タイ語と英文字の系統図が掲示されるようになっていました。
カオサンからサイターイマイ(南バスターミナル)に行くバスは、79･127･183･516･556番のようです。
バンコクの市内バスは、予告なしに経路がころころ変わる事があるのですが、これはこれで参考になりますね。

6:49
あっ！
ちょうどバスが来ました。
サーイタイマイ(南バスターミナル)に行く、556番バスです。
待たずに来るなんて、ラッキー！
乗っちゃいましょう。

①バンコク市内バス556番‥15ﾊﾞｰﾂ(54円)
カオサン.6:49→サイターイマイ.7:16

このバスはエアコンバス。
冷房がびんびんに効いていていて最初は気持ちいいのですが‥
半袖1枚だとだんだん体が冷えて、凍え死にそうになります。

途中、運転士様と車掌様はバスを降りてしまいました。
朝食にでも行ってしまったのか？
乗客は当たり前の顔をしています。
日本だったら、即クレームだな。

7:16
カオサンから27分。
サイターイマイ(バンコク南バスターミナル)に着きました。

ここは、バンコクからタイ南部へ向かうバスのターミナルです。
画像にありませんが、この建物の中に券売所があり、裏手から大型バスが発着しています。
こちらは、ロットゥーと呼ばれるミニバス乗り場です。

行先又は会社別にロットゥーの券売所が並んでいます。

お腹すきましたね。
バスターミナル内の麺食堂に入りましょう。

センヤイナームを頂きます。
センヤイとは、米粉の平打ち太麺です。
他に細麺のセンレック、極細麺のセンミー、小麦麺のバミーがあります。
これら麺の後ろにナームをつけると、汁ありとなります。

センヤイナーム‥45ﾊﾞｰﾂ(160円)

スープは薄いので、卓上にある調味料で味を調えて食べます。

砂糖をサラサラ‥
これが美味いんだな。

これから向かうのは、カンチャナブリーに近いワンカナーイと言う村です。
カンチャナブリー行のロットゥーに乗ります。

②ロットゥー81番‥100ﾊﾞｰﾂ(360円)
サイターイマイ.7:48→ワンカナーイ.9:21

席は決まっていませんが、途中で下車するので、ここに座るように言われました。

わ～い！
特等席だよ。

チケットです。
カンチャナブリーまで1律100ﾊﾞｰﾂ(360円)みたいです。
ロットゥーはエアコン付き2等バスの扱いですが、バスより早いのでタイでは人気がある交通機関です。
ただし、人がある程度そろわないと出発しないのが難点でしょうか。
外国人観光客だとカンチャナブリーまで行くと思われてしまうので、きっぷを買う時、タイ語で「ワンカナーイに行きたい」と言ってきっぷを買いました。

7:48
満席になっていませんが、発車しました。
では、出発！

国道338号線。
タイの幹線国道は、まるで高速道路みたいです。
通行料金もかかりません。

国道4号線。
タイ南部へ続く幹線国道です。

タイの1ケタ台番号の国道はバンコクを起点として北部メーサイ(ミャンマー国境)へ向かう1号線。
サラブリーで1号線から分岐して東北部ノンカーイ(ラオス国境)へ向かう2号線。
バンコクから東部ハートレック(カンボジア国境)へ向かう3号線。
そして、南部サダオ(マレーシア国境)へ向かう国道が4号線となっています。

国道4号線から分岐しました。
AH2(アジアハイウェイ2号線)でもある国道4号線は、タイ南部サダオ国境でマレーシアに続き、マレー半島を縦断～シンガポールから海を越えてインドネシアのデンパサールまで続いています。

ちなみに、逆方向はタイ～ミャンマー～インド～バングラデシュ～ネパール～パキスタン～イランのコースラヴィまで続いているそうです。

我々は、国道323号線に入りました。
国道3ケタ番号の頭の数字3はのタイ中部と東部の国道を意味しているみたいで、この国道は、タイ/ミャンマー国境のスリーパコダ峠へ続いています。
カンチャナブリーの地名が出てきましたね。

信号待ちの交差点‥
道路の真ん中に物売りが立っています。
日本でやったらえらい事になるだろうな。

国道323号線旧道区間。
バイパス化が進んでいる国道323号線ですが、街は旧道沿いにあります。
日本と同じですね。

旧道を走ります。
道路が2車線になりました。
対向車線に出て、ガンガン抜かしまくります。

民家が少なくなり、田舎の風景に変わりました。

9:21
バンコクから1時間33分。
ワンカナーイに着きました。

ワンカナーイ寺。
バス停の前にあります。
ここが目的地です。

ワットワンカナーイと書いてあるのでしょうか？
タイ文字だけだと、読めません。

ワンカナーイ寺境内。
タイ様式の立派な寺院です。
参拝に来られている方も見かけます。

境内の建物。
何の建物だろ？

ワンカナーイ犬。
あいかわらず、ぐうたらしているな。

ワンカナーイ寺の敷地内にあるこの建物‥
温泉の温浴施設なんです。
敷地内に源泉もあります。

中に入ると、黄金の仏様がいらっしゃいます。
この仏様の前に‥

お布施箱があります。
温泉の入浴料はお布施となっております。
少しばかりで、申し訳ありません。

ワンカナーイ温泉‥50ﾊﾞｰﾂ(177円)

象の壁画。
タイですね。

管理人のソムケルさんが、｢ここに説明がある｣と教えてくれました。
日本語の雑誌に掲載された記事が掲示されています。

記事はコチラをご覧下さい。

では、温泉に入りましょう。
まず、こちらは‥

足湯です。
一人用が並び、自分でお湯をいれます。

浴槽も一人一人わかれています。
日本人の私から見ると、ちょっと異様な光景です。

こちらには、五右衛門風呂のような浴槽が並んでいます。

ここに入りましょう。
お湯の入れ方は‥

まず、排水口のバルブを閉めます。

次に給湯バルブを開くと‥

ドドドドドォー
温泉湯が出て来ます。

しばらく待つと‥
だいぶ貯まってきましたね。

お湯張り完了。
排水バルブと給湯バルブを少し開けたままにしておくと、かけ流しの温泉が楽しめます。
では、入りましょう。

ちなみに、全裸で入るのではなく、お布施をするとサロンを貸してくれます。
私は海パンを持ってきました。

11:03
いい湯でしたね。
では、バンコクに帰りましょう。

寺の前にバス停らしき場所はあるのですが、時刻表はありません。
すぐ来ればラッキー！
来なければ待つしかありません。

バンコク行のロットゥーが2台ほど来たので、手をあげて合図したのですが、2台共あっさり通過。
見事にふられてしまいました。
ありゃりゃ、どうしよう‥

11:21
ローカルバスが来ました！
これでもかっ！と言うくらい、大きく手を振ったら、急ブレーキで停まってくれました。
バスをめがけて走ります。
待ってぇ～


バス‥10B


③ローカルバス
ワンカナーイ.11:21→Tha Ruea.11:37

さて、このバスはどこに行くのでしょうか？
運賃は距離制で、車掌の兄ちゃん(画像左)に「どこに行く？」と聞かれましたが、何と答えていいかわからない‥
試しに、タイ語で「バンコクに行きたい」と言うと、乗り換え場所を教えてくれる事になりました。
まずは、ひと安心‥

それにしても、すごいオンボロバスですね。
座席が横2+3列と、LCC顔負けの激狭シートです。

冷房はありません。
ドアを開けたまま走ります。
でも、これが又、いいんだな‥

ローカルバスは10分ほど走り‥
とある街のこちらで、降りるように言われました。
車掌のお兄ちゃんがデスクにいたお姉さまに｢この日本人バンコクに行きたいらしいから頼むよ｣～らしき事を言って‥

11:37
ブロロロォ～
行ってしまいました。
お兄ちゃん、コップクンクラップ！
※タイ語でありがとうございました。

後で調べたら、この街はTha Rueaと言う街らしいです。

ここは、ロットゥーの券売所でした。
バンコクまで、100ﾊﾞｰﾂ(354円)です。

デスクのお姉さまが携帯電話で、どこかに電話すると‥

11:46
10分ほどで、来ました！
バンコク行のロットゥーです。
乗りましょう。

④ロットゥー81番‥100ﾊﾞｰﾂ(360円)
Tha Ruea.11:46→サイターイマイ.13:27

乗客は、わずか二人です。
ゆったりして快適ですね。

このドライバー様、すごく飛ばすのですが‥

ガソリンスタンドに寄ったり‥

警察に停められるわ‥
～で、結局は時間がかかっています。

｢旦那、200バーツで勘弁して下さいよ｣
こんな会話が聞こえてきそうです。

13:27
Tha Rueaから1時間40分。
バンコク市内に戻って来ました。

サイターイマイ(南バスターミナル)。
市内方面は、バスターミナルに入らず、正面の路上で降車となります。

13:29
なんと、幸運！
ロットゥーを降りたら、すぐに宿のあるカオサンに行く556番のバスが来ました。
これは、ラッキー！
乗っちゃいましょう。

⑤バンコク市内バス556番‥15ﾊﾞｰﾂ(54円)
サイターイマイ.13:29→カオサン.13:47

こんなに乗り継ぎがうまくいくなんて‥
バンコクでは珍しいです。

13:44
サイターイマイから15分。
渋滞もなく、無事にカオサンに戻って来ました。

さて、午後は予定もなく、のんびり過ごすだけとなりますが、それは次回です。
拙い旅行記をご覧下さいまして、ありがとうございました。

つづく。