第47回海外放浪/東南アジア4ヵ国.乗りまくり&癒し旅・その6.バンコク‥観光しないでブラブラするだけ

13:50
ワンカナーイ温泉で旅の疲れを癒し、バンコクに戻ってきました。
昼のカオサン通り‥
夜は無法地帯のカオサン通りですが、昼は静かです。

さて、この時間まで、前回のアジア旅で残っていたタイバーツで凌いできました。
しかし、タイの物価上昇の影響で、タイバーツがアッと言う間に消えていきます。
いつも行く両替屋に行くと‥
ない！

ここ、レートが良かったのに‥

貼り紙がありました。
どうやら、近くに移転したみたいです。
行ってみましょう。

歩いて3分の所にありました。

THANACHART BANK.カオサン両替所。
3000円=849バーツ (3.54円)でした。
ここでも、3.5円するのね。
円高だった頃は良かったなぁ～

バンランプーの界隈。

秩序と衛生上の理由から、バンコク市内大通りにある屋台を撤去すると言う屋台撤去令がバンコク都庁から発令されたのは、2017年4月18日の事。
そして、12月24日にバンランプー地区の屋台撤去が執行されたのだが‥

屋台撤去執行からひと月たった今、現地はご覧の通り‥
ここは、やっぱりタイ。
何事もなかったかのように、屋台や露店は営業をしていました。

この街から屋台が消えたら‥
～と、思っていたので、ホッとしました。

※前の女性をストーカーしている訳ではありませんので、誤解のないようにお願い申しあげます。

路上に並ぶ屋台‥
これがなくなったら、つまらない。

さて、昼食を確保しましょう。

カオカームー(豚足煮こみ)屋台。
まずは、カオカームーを購入。

フルーツ屋台。
カットフルーツを売っています。
前は各種10バーツでしたが、今は倍の20バーツ！
タイの物価があがりましたね。

サパロ(パイナップル)を購入。

スナック屋台。

串に刺した揚げ物を売っています。
1本10バーツ～と、値段も手頃です。

フランクフルト/鶉卵/つみれ串を購入。

タイ菓子店。

顔は覚えてもらえませんが、いつも行く店です。
タイのお菓子を売っています。
芋羊羮みたいなお菓子が私のお気に入り‥
買っていきましょう。

なにやら行列ができていて、地元の主婦が買い求めているのは‥

クルアイチュアム(バナナのシロップ漬け)ですね。
クルアイはバナナの事です。
地元の主婦に人気があるなら、美味いはずです。
買っていきましょう。

あっ！
カーオマンガイ(鶏飯)屋台だ。
これも食べたいな。
この屋台、35バーツと安いです。
よしっ、買っていきましょう。

ビールを買おうと、コンビニに寄ったら‥

えっ？
販売は‥
11:00～14:00と17:00～24:00
～と、なっていますよ。

只今の時刻‥14:40也。
ガビーン！
ダメじゃん。
昨夜もビール買えませんでした。

タイよ。
いつから、そんな国になってしまったんだ‥

たくさん買ってしまった。
重いよ。

14:45
NA バンランプーホテル(旧KSゲストハウス)。
今宵の宿です。
部屋に戻りましょう。

部屋からの眺め。
この宿は窓が大きいからいいんです。
バンコク市内の安宿だと、窓無し独房も多いのです。
あれは、嫌ですね。

15:10
遅くなりましたが、昼食です。
屋台や露店で買いまくりました。

カオカームー
カーオマンガイ
フランクフルト
うずら卵フライ
つみれ串
芋菓子
サパロ
バナナシロップ漬
ココナッツケーキ
ナムソム
ビアチャーング

カオカームー(豚足煮こみ)です。

カオはご飯、ムーは豚の事です。
豚足をトロトロになるまで煮こんだ逸品。
一緒に煮こんだタマゴと一緒にご飯を頂きます。

カオカームー‥50ﾊﾞｰﾂ(178円)

カーオマンガイ(鶏飯)。

シンガポールで有名なチキンライスのタイ版です。
チキンスープで炊いた米飯に蒸した鶏肉をのせて頂き、ついてくる辛いソースはお好みに合わせて使います。
スープもついてくるから、お得な気分‥

カーオマンガイ‥35ﾊﾞｰﾂ(124円)

串刺しスナック3品。

ビールが欲しくなる串物。
雨辛いソースがついてくるので、お好みに合わせて食べます。

フランクフルト‥10ﾊﾞｰﾂ(36円)
うずら卵フライ‥10ﾊﾞｰﾂ(36円)
つみれ串‥10ﾊﾞｰﾂ(36円)

ジャーン！
ここまで来たらビールは外せません。
コンビニだとビアチャーング350mlは39ﾊﾞｰﾂ(138円)ですが、買えませんでした。
ホテルのフロントで割高ではありましたが、買えました。

ビールに氷！
東南アジアでは基本です。
皆様もお試しあれ‥

ビアチャーング350ml‥50ﾊﾞｰﾂ(177円)

そして、食後のデザート類です。

露店に並んでいるスイーツ系を見ていたら、美味しそうなので、買いまくりました。
みんな、カロリー高そう！
こりゃ、太るな。

①タイの芋羊羹‥20ﾊﾞｰﾂ(71円)
②サパロ(パイナップル)‥20ﾊﾞｰﾂ(71円)
③ナムソム(生絞りみかんジュース)‥30ﾊﾞｰﾂ(107円)
④クルアイチュアム(バナナシロップ漬)‥20ﾊﾞｰﾂ(71円)
⑤カノムバービン(ココナッツケーキ)‥20ﾊﾞｰﾂ(71円)

もぉ、食えねえ～
昼寝をしましょう。

17:45
夕方になりました。

17:55
儀式があるので、外に出ました。
やって来たのは、宿近くのサンティチャイプラカーン公園です。

毎度、お馴染み‥
バンコク市内を流れるチャオプラヤー川です。

夕暮れのチャオプラヤー川‥
心が癒されます。

17:57
まだ午後6時.3分前ですが‥

【タイ王国国歌♪】
プラテット タイ ルァム ルアット ヌァ チャッ チュア タイ♪
ペン プラ チャー ラッ ♪
パ タイ コン タイトゥク スゥアン♪
ユー タム ロンコン ワイ ダイ タンムーアン♪
ドゥアイ タイ ルァン マーイ♪
ラックサマーキ♪
タァイニー ラック サンゴン♪
テータン ロッマイ クラー♪
エンカラー チャマイ ハイクライ コムキー♪
サラールゥアットゥック ヤッ ペンチャッパレー♪
タルム プラテー チャッ タイ トゥウィ～♪
ミィチャェイチャヨー♪

ありゃりゃ‥
午後6時に流れるタイ国歌がフライングで流れちゃいましたよ。
この国歌斉唱が、私の旅の儀式でもあります。
みんな、慌てて起立しました。
こんなの初めて‥

さぁ、エアロビクスが始まりましたよ。

ズンチャ.ズンチャ.ズンチャ♪
ヌン1.ソーン2.サーム3～
ヌン1.ソーン2.♪
ヌーン1．ソォーン2.♪
ヌン1.ソン2.サム3.シー4.ハー5～♪
ズンチャカ～ズンチャカ♪ズンチャカ‥

さぁ、踊りましょう。
私は見ているだけだけど‥

プラ.ス.メン砦です。
バンランプー運河へのビルマからの襲撃に備え、ラーマ1世国王がバンコクの防衛線として造りました。
要塞はここが軍事.交通の要であった事を今に伝えています。

街をぶらぶらしてみましょう。

わぁ～
フルーツがたくさん！
南国ですね。

古くからの建物が残っている界隈‥
何度も来ているので、この界隈は庭みたいなものです。

道路を渡るのですが‥
横断歩道に立っていても、車は停まってくれません。
車がビュンビュン走っている隙間を渡っていきます。
ある程度のテクニックが必要です。

ゲストハウスや食堂が並ぶ界隈‥
以前、左には「お姉ちゃん食堂」と私が勝手に呼んでいた大衆食堂があって、重宝していたのですが、閉店してしまい、お洒落なバーになってしまいました。
この界隈も時代と共に変わっていきます。

Nouvo City Hotel.
以前空き地だった所に新しいホテルが開業しました。
この裏にあった、ニューワールドシティホテルは比較的安く設備が良かったので、よく泊まりましたが、Nouvo City Hotelと合併してしまい、高額なホテルに‥
私の身分では泊まれないホテルになってしまいました。

バンランプー運河を渡ります。

18:50
夕食会場は‥
いつも行く「おじさん屋台」です。
では、入りましょう。

バンコク猫。
かわいいな。

まずは、ビール！
当たり前のように氷を入れて頂きます。

ビアチャーング‥80ﾊﾞｰﾂ(284円)

トムヤムガイ(鶏肉のトムヤムスープ)

タイと言ったらトムヤムスープ！
有名なトムヤムクン‥
クンは海老の事で海老のトムヤムスープを意味します。
今回は、鶏肉のトムヤムスープを頼みました。
そんでもって、このトムヤム‥白いですよね。

トムヤムスープには、大きくわけて2種類あって‥
バンコクで通常出てくるトムヤムはトロリとしていてココナッツミルクなどが入っている「ナムコン」と言います。
対して、この白いトムヤムはすまし汁仕立てのようで「ナムサイ」と言います。
実はこのトムヤム.ナムサイ、チェンマイで知りました。
日本の味噌汁が全国各地で違うように、タイのトムヤムも地域によって色々あるようです。

トムヤムガイ(鶏のトムヤムスープ)‥150ﾊﾞｰﾂ？(531円)
海老のトムヤムと鶏のトムヤムが同じ値段と言うのはちょっとおかしいですね。
会計の若い店員、間違えたか？

クントート.クラティアム(海老のガーリック揚げ)

クンは海老。
トートは揚げる。
クラティアムはニンニクを意味します。
素揚げした海老にガーリックソースがたっぷりかかっています。

この店、一品の量が多く軽く2人前はあるんです。
お昼食べたのが遅くなったゆえに、たくさん食べてしまったので、完食できず‥
でもって会計すると、380バーツ！(1346円)。
えっ！今までの経験から、海老が100ﾊﾞｰﾂ・トムヤムガイ80ﾊﾞｰﾂ・ビールが60ﾊﾞｰﾂ‥これらの料理で240バーツくらいだと予測したのですが、ずいぶん高くなってしまいましたね。
この会計は、明日の昼に判明する事になります。

19:20
苦しい～
腹を抱えて宿に戻りました。
シャワーを浴びてからは記憶がありません。

22:30
知らぬ間に爆睡していました。
ハードな日々が続きましたからね‥
今日は、もう寝ましょう。
おやすみなさい。

6:47
おはようございます。
夜が明けました。

6:57
アジアの日の出。
さぁ、今日も楽しい1日が始まりますよ。

7:04
朝食を食べに行きましょう。
宿前のバス停から53番バスに乗ります。

①バンコク市内循環バス53番‥6.5ﾊﾞｰﾂ(23円)
バンランプー.7:05→ティウェット.7:10

路線バスの車内。
冷房のないバスですが、朝は心地よい風が入ってきて気持ちいいです。

7:11
バンランプーから5分。
ティウェットで下車します。

パドゥン.クルン.カセム運河を渡ると‥

チャンプラビット市場があります。

1998年.初めてバンコクを訪れた時、宿の近くあった市場です。
以来懐かしくてバスに乗って朝食を食べにいきます。
私の旅行記で幾度か登場している市場ですね。

そして、この市場で必ず行くのが‥

この、お粥屋さんです。

地元の方で賑わう、美味しいお粥屋さんで、右の女性が女将です。
20年以上、粥一筋でお玉片手に粥をかき混ぜる姿は貫禄がありますね。

7:16
朝食です。

カオトム(粥)。
これぞバンコクの朝食。
昔と変わらない味‥
何度来ても期待を裏切りません。

カオトム(粥)‥35ﾊﾞｰﾂ(124円)

美味しいお粥でした。
市場の路地裏をテクテク‥

せっかく市場に来たので‥
もう少し、何か食べていきたいですね。

この食堂で注文したのは‥

バミーナームです。

バミーは小麦粉で作った中華麺の事で、日本の中華そばに近いです。
物価上昇が激しいバンコクで、麺料理が40バーツするご時世ですが、この食堂はバミーナームが26ﾊﾞｰﾂ(93円)と格安でした。
しかも、美味い！
こりゃ、いい店見つけたなぁ‥

バミーナーム‥26ﾊﾞｰﾂ(93円)

天秤棒で売っているのは‥

カオラーム。
餅米・ココナッツミルク・砂糖・小豆などを竹筒に入れて、蒸し焼きにしたものです。
日持ちするので、常備食に1本買っていきましょう。

カオラーム‥30ﾊﾞｰﾂ(107円)

市場の生鮮売場をみてみましょう。
これぞ、アジアの台所‥
生臭い独特の匂いがしますが、これが又いいんです。

生きた魚‥
何という魚でしょうか？

鶏丸ごと一羽に鮮魚類‥
そのまま、並べられているのがアジアらしい。

こちらは、野菜類。
日本では野菜の価格が高騰しているんだよな。
買っていきたいけど、持って帰れない。
無念じゃ。

こちらは、穀物類か？
見ているだけで楽しいです。

お花屋さんもありますよ。

この界隈には以前、ティウェット花市場がありましたが、どこかへ移転してしまったようです。
その名残として、少しばかりの花が展示してありました。
ここは常夏です。

7:50
ティウェット桟橋。
ここからチャオプラヤーExpボートに乗って、宿に戻りましょう。

チャオプラヤーExpボートのチケット。
市内バスと同じく切手みたいですね。

あっ！
この犬は‥
前にもいましたよ。
この桟橋をねぐらにしているんですね。

パンの耳‥
一袋30ﾊﾞｰﾂ(107円)で売っているよ。
すごい量です。

通勤通学の風景。
みんな船で通っているんですね。

この船は急行船。
船尾に黄色の旗がついています。
カオサンに近い、プラアーテット桟橋には停まりません。
しかし、この船に乗って、プラヤーテット桟橋に止めてしまった伝説の日本人がいるのは4トラで有名な話です。

8:07
来ました！
オレンジ色の旗を掲げている快速船。
この船なら大丈夫です。
乗りましょう。

②チャオプラヤーExpボート‥15ﾊﾞｰﾂ(37円)
ティウェット.8:07～プラヤーティット.8:12

ゴゴゴォー
出航の儀(単に眺めるだけ)。
ティウットよ。
さらばじゃ。

チャオプラヤー川を下ります。

ラマ8世橋をくぐると‥

8:12
乗船時間、わずか3分。
プラアーティットに着いてしまいました。
名残惜しいですが、下船しましょう。

8:15
国歌斉唱の儀式とエアロビクスが行われる、サンティチャイプラカーン公園は、プラアーテェット桟橋の隣りにあります。
この時間は人がいませんね。

8:20
Na バンランプーホテル。
宿に戻りました。

ホテルでは無料朝食が用意されていました。
せっかくですから、食べていきましょう。

では、改めまして、ホテルの朝食です。
エレガントな気分で頂きましょう。

トースト
スイカ
コーヒー

今日は、午後発の寝台列車に乗るだけです。
部屋でのんびりしていきましょう。
こうして見ると、なんだか監視されているみたいだな。

11:30
2泊お世話になった部屋を片付けて‥
そろそろチェックアウトしましょう。

11:40
昼食は、昨夜の夕食会場となった「おじさん屋台」です。
右側が店主のおじさんで、左は娘さんかな？
いつもはここで食材を見て、拙いタイ語で注文するのですが‥

料理の金額が知りたかったので、メニューを拝見します。

うわっ！
今まで100バーツだった料理が150バーツになっている。
昨夜食べた、トムヤムスープと海老のガーリック揚げも100バーツだったのに各150バーツになっているよ。
でも、鶏のトムヤムスープが海老のトムヤムスープと同金額と言うのは高いね‥
～と、言うか、ここの若い店員さん、たまに間違えるんだよな。

まぁ、物価も上がっているし、人件費も高騰しているから、値上げもやむをえないなんだろうな。
私にとって、この店のトムヤムスープがバンコクの味だし、付き合いが長いので、これからも通いますよ。

早いけど、昼食です。

パッ.ガパオガイ(鶏肉のバジル炒め)‥
タイに来たら、これを食べないと帰れません。

昼時の屋台は混んでいて、てんやわんや‥
若い男性の店員氏、ライスは持って来ないし、「目玉焼きは？」とタイ語で言ったら「ない」と言う。
「嘘つけ、目玉焼きがない訳ないだろ‥」→これ、思いっきり日本語。
厨房から見てたおじさんの娘さんが、わかってくれてすぐに作ってくれました。

やっぱり、昨日トムヤムガイ(鶏)をトムヤムクン(海老)と間違えて会計したな。
又、来るから次回はちゃんとしてくれよな。
私もタイ語をもっと勉強しなくては‥

パッガパオガイ(鶏肉バジル炒め)‥70ﾊﾞｰﾂ(248円)
カイダーオ(目玉焼き)‥10ﾊﾞｰﾂ(36円)
カーオパオ(米飯)‥10ﾊﾞｰﾂ(36円)
ビアチャーング‥80ﾊﾞｰﾂ(284円)

12:21
宿に戻って‥
預けた荷物と、鍵の保証金を返却してもらいます。

12:31
宿前のバンランプーバス停。
日向なのでメチャ暑いです。

冷房がビンビンに効いた観光バス。
乗客は涼しそうな顔をしています。
それを羨ましそうに見る私‥

バス停前で律義に待っているのは日本人の私だけ‥
地元タイ人はみんな日陰でバスを待っています。
すると、ここがバス停になります。
ここはタイなんです。
細かい事を言ってはいけません。

12:38
来ました！
53番のバスでファランポーン駅に向かいましょう。

③バンコク市内循環バス53番‥6.5ﾊﾞｰﾂ(23円)
バンランプー.12:39→ティウェット.12:45/12:55→ファランポーン駅.13:17

53番バスは一番安い非冷房バスで、運賃は6.5ﾊﾞｰﾂ(23円)です。
ファランポーン駅に行く場合、このきっぷは後ほど必要になります。
なくさないようにしましょう。

バンコクの下町をバスは走り‥

12:45
朝食を食べに行った、ティウェットに到着。
53番バスはバンコク市内循環なんですが、外回りはこのティェットが起終点となります。
～なので、乗ってきたバスを降りて、一番前に待機しているバスに乗り換えます。

バスを乗り換えました。
車掌様が集金に来たら、先ほどのきっぷを見せればOKです。

右側の一人座席に座ると‥

炎天下‥
冷房のない車内は暑くてたまりません。
干物になりそうだ。

12:55
ブロロォォー
10分ほど待って発車しました。

ジュライロータリーを通過。
7月22日ロータリーとも言います。
かつて、この界隈は麻薬の巣窟で、そのような客を相手にした旅社がありました。
今はどうなのでしょうか？

13:18
ファランポーン駅に着きました。

さて、これからタイ国鉄の寝台列車で南を目指します。
続きは次回です。
拙い旅行記をご覧下さいまして、ありがとうございました。

つづく。