《納沙布岬→与那国島》日本縦断非鉄旅(東日本編)・その3.阿寒バス/スターライト釧路号乗車記(釧路→札幌)&苫小牧へ

8:50
釧路駅です。
これから、札幌へ移動するのですが、非鉄旅なので‥

バスで移動しましょう。

くしろバスの一般路線車両。
東京から姿を消した車両が現役で活躍しています。

釧路駅前バスターミナルは、駅前のスーパーホテルにあります。

9:00
私が乗るバスが来ました。

“スターライト釧路号.札幌行”です。
日野セレガのスーパーハイデッカー車両ですね。

スターライト釧路号は、北海道中央バス/くしろバス/阿寒バスの3社で協同運行されています。
この便の担当運行会社は、阿寒バスです。
では、乗りましょう。

阿寒バス:スターライト釧路号.札幌行
釧路駅前.9:05→大谷地駅.13:30
※大谷地駅.12分早着

車内は3列独立シートです。

私の席は2列目中央の5番‥
日本旅行バスぷらざのサイトで予約したのですが、席が選べず窓側がとれませんでした。
乗務員様に聞いたら、今日の窓側席は満席だそうです。

阿寒バス(釧路→札幌)‥5770円
※日本旅行バスぷらざで予約しました。

シートベルトの着用は法令で義務化されております。
安全の為にシートベルトを着用しましょう。

車内はWI-FIが無料でつながります。
これは便利だ。

行程中、トイレ休憩が1回ありますが、車内にもトイレがあります。

9:13
では、出発！

釧路→札幌 313km/約4時間30分のバス旅が始まりました。
運転士様2名の乗務体制で、安心安全です。
札幌まで宜しくお願い申しあげます。

全ての停留所において、乗車扱いが終了すると、乗務員様が｢よろしかったらこちらへどうぞ｣と、窓側の席に案内して頂けました。
どうやら、キャンセルが出たようです。

後ろは4列席になっていましたが、一人で使えるのでゆったりです。
乗務員様、ありがとうございます。

この車両は、前中央部が3列独立シート。
後部が4列シートの変則的な座席配置です。

まりも国道(国道240号線)です。
大平原の中をバス走ります。

高速道路の延伸工事をしています。

9:55
阿寒ICから道東自動車道に入りました。

4年前はここまで高速道路がなく、2時間ほど一般道を走り、池田ICから道東自動車道を走りました。
阿寒IC開通によって、釧路駅から1時間弱で高速道路に入るようになり、札幌までの所要時間も短縮されました。

広大な農地。
さすが北海道！

11:12
釧路駅から2時間10分。
十勝平原SAで10分間の休憩です。

ここはSAなんですが、小さな売店しかありません。

北海道と言ったら、ジャガイモ。
そして、本州では見かけない炭酸飲料“リボンナポリン”を買いました。

十勝産じゃがいもフライ‥350円
リボンナポリン‥130円

あちらは、トマムスキー場です。

札幌市内に入りました。

13:30
釧路駅から4時間25分。
定刻より12分ほど早く、札幌郊外の大谷地駅(バスターミナル)に到着しました。
札幌まで行かず、ここで下車します。

13:33
北海道中央バス:高速とまこまい号.苫小牧行。
釧路からのバスが早く着いたので、予定より早いバスで苫小牧に向かえます。
では、乗りましょう。

③北海道中央バス:高速とまこまい号.苫小牧行
大谷地駅.13:35→出光カルチャーパーク.14:35

札幌→東京 9990円！
商船三井フェリーが販売する連絡きっぷ｢パシフィックストーリー｣です。
これは、札幌駅から東京駅までの高速バス乗車券とフェリー乗船券がセットになったお得なプランなのです。
大谷地5分の乗り継ぎで発券して頂きました。

まずは、高速バス:札幌→苫小牧FTの乗車券を使います。

ちなみに私が乗ったバスはフェリーターミナルまで行きませんが、乗ることができました。

シートベルトを着用しましょう。

車内。
ガラガラですね。
今日は乗客が少ないです。

道央自動車道に入りました。
北広島IC付近を走っています。

道央自動車道からの風景です。

13:55
釧路方面からの道東自動車道との分岐、千歳恵庭JCTを通過。
先程乗った、釧路からのバスもここを通りました。

苫小牧東ICまで、あと10kmです。

14:35
大谷地から1時間。
苫小牧市内の出光カルチャーパークで下車しました。

実は寄りたい所があるんです。
その場所は‥

14:50
はい、こちらです。
出光カルチャーパークバス停からフェリーターミナルに向かう途中にある｢味の珍来｣です。

珍来は定食や焼肉がメインの大衆食堂なんですが、ジンギスカンもあるんです。

以前、シルバーフェリーに乗る時、この店の前を通り、寄ってみたいと思っていた大衆食堂なんです。

では、入りましょう。

まずは、ビール！
ここは、サッポロビールだね。

生ビール‥550円

通常のジンギスカンは2人前からの注文になるのですが、ジンギスカン定食が新メニューに加わったので注文しました。

ジンギスカン定食‥1100円
ジンギスカン
ケチャップじゃがいも
焼きナス
ベーコンスパゲティ
冷奴
米飯
味噌汁

ジンジン.ジンギスカ～ン♪
ラララ.ラララ.ラララ♪

香ばしい匂いが漂っていますよ。
これは食欲を増進させますね。
頂きま～す。

15:30
珍来の隣はセイコーマートです。
買い物をしていきましょう。

これから乗るフェリーの中での食料を確保しました。

山わさび塩ラーメン‥99円
北海道バターしょうゆチップス‥108円
豊富牛乳チョコパン‥108円
豊富牛乳ミルクパン‥108円
焼とうもろこしスナック‥98円

珍来から苫小牧西港フェリーターミナルまで、2.3km/28分ほどです。

では、歩きましょう。

15:40
キラキラ公園です。

苫小牧西港北ふ頭の再開発により、緑地と遊具広場、多目的イベントスペースを整備した公園です。
普通車約70台分の駐車場を東西に完備し、市内はもちろん近隣都市からの集客可能な公園として、さまざまなイベントに活用されています。

こころキラキラ！
公園は海に面しています。

あっ！
あの船は‥

熊本県天草を拠点とする、雄和海運｢第十一大伸丸｣749tですね。

調べてみると、今年、平成30年4月にデビューしたばかりの内航船だそうです。
まだ、ピカピカですね。

※内航船とは、日本国内の貨物輸送だけに使用される船の事を意味します。

あちらは、東京に本社を置く大手海運会社‥
近海郵船の｢つるが｣11193tですね。

平成27年5月にデビューしたRoRo船です。

※RoRo船とは、旅客を乗せないカーフェリーの事です。

さすがフェリー都市の苫小牧。
公園の遊具もフェリー仕様です。
これは、船好きにはたまりませんな。

停泊しているフェリーをどこか撮影できないか探していると‥

16:08
ありましたよ。
フェリーターミナルの奥にある入船公園です。

おぉ！
これから乗船する、商船三井フェリー｢さんふらわあさっぽろ｣が目の前ですよ。

こりゃ撮影しなくては‥
カシャカシャ！

16:18
苫小牧フェリーターミナルに着きました。

乗船まで少し時間があるので、フェリーターミナル3階にある、“苫小牧ポートミュージアム”を覗いてみましょう。

苫小牧ポートミュージアムは、苫小牧港や出入りするフェリーなどを紹介しています。
入場は無料です。

苫小牧西港に出入港する、3社(商船三井フェリー/太平洋フェリー/川崎近海汽船)の歴代のフェリーが紹介されています。

商船三井フェリーの｢さんふらわあさっぽろ(初代)｣と｢さんふらわあみと｣‥
共に東京/大洗～苫小牧航路に就航していた懐かしい船です。

商船三井フェリー大洗航路(東京航路)の就航船が年表になっています。
昔は東京までの航路もあったのです。
こうしてみると、色々な船が就航したんですね。

現在、就航している商船三井フェリーのフリート達。
夕方便に運航される、さんふらわあふらの&さっぽろ。
深夜便に運航される、さんふらわあしれとこ&だいせつ。
4隻のフリートが苫小牧と大洗を結んでいます。

さんふらわあさっぽろ(2代目)です。
東日本フェリー.ばるな(3代目)として平成10年就航。

後の平成17年から平成29年まで商船三井フェリー.さんふらわあさっぽろ(2代目)
として活躍し、3代目となるさんふらわあさっぽろが就航した事から引退。

引退後は韓国Seaworld Express Ferryに売却され木浦港 - 済州港間で活躍しているそうです。

フェリーターミナル3階の展望フロアに出てみました。
これから乗船する「さんふらわあさっぽろ」が見えます。

正面には、右側に太平洋フェリー｢きそ｣と、左側に川崎近海汽船｢シルバープリンセス｣が並んでいます。

パノラマ機能で撮影しました。

太平洋フェリー(苫小牧～仙台～名古屋)に就航する｢きそ｣15795tです。

平成17年1月就航。
苫小牧から仙台を経由して名古屋へ2泊3日の船旅が楽しめます。

シルバーフェリーの愛称を持つ川崎近海汽船(苫小牧～八戸)に就航する｢シルバープリンセス｣10500tです。

平成24年4月就航。
苫小牧と八戸を8時間で結びます。

フェリーターミナル内の売店です。
ちょっと、覗いてみましょう。

北海道に来たら、マルセイバターサンドは外せません。
あと、富良野バターじゃがいもなどを買いました。

富良野バターじゃがいも‥702円
マルセイバターサンド‥650円
北海道くるみ餅‥108円
北海道ほたて蒲鉾‥120円

北海道とお別れの時間が近づいています。
この後、“さんふらわあさっぽろ”で19時間の船旅を楽しみながら大洗へ向かいます。
続きは次回です。

拙い旅行記をご覧下さいまして、ありがとうございました。

つづく。