2018/10/03 - 2018/10/03
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オーヤシクタンさん
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第104部-495冊目 4/5
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
毎月恒例の月例登山‥
10月は「尾瀬」です。
福島県側から入山し、尾瀬沼を散策。
群馬県側に抜けて、片品村戸倉のペンションで山の幸と温泉を堪能し、アヤメ平と尾瀬ヶ原そして至仏山を登頂する2泊3日の山旅です。
本編は、尾瀬ヶ原を歩きます。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けましたら幸いです。
表紙画像‥日本最大の高層湿原.尾瀬ヶ原。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成30年10月2日~4日 2泊3日
10月3日(火) 第2日目 晴れ
※徒歩(尾瀬ヶ原ハイキング)
竜宮十字路.12:02-12:18
:
牛首分岐.12:48
:
山ノ鼻.13:18
★宿泊‥尾瀬ヶ原山の鼻:山の鼻小屋。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
山の鼻小屋‥7156円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
12:02
7時に鳩待峠を出発し、アヤメ平を経由で5時間。
尾瀬ヶ原に着きました。 -
ここは尾瀬ヶ原の中の龍宮十字路です。
竜宮十字路 自然・景勝地
-
竜宮十字路は、尾瀬ヶ原の中田代にあり、だいたい真ん中くらいの位置にあります。
あのお山は「燧ケ岳」です。 -
燧ケ岳に対峙して「至仏山」も眺められます。
-
12:18
そろそろ行きますか。
山ノ鼻方面、至仏山に向かって歩きます。 -
水が流れ出ている池塘なんですが‥
-
前の画像の池塘。
水が流れこんでいません。
実は左側の水中に自然でできたトンネルがあり、別の池塘とつながっているのです。
これは一種のカルスト地形なのですが、尾瀬ヶ原にダム建設の計画があった時、測量に来ていた人が「この穴は竜宮城につながっているのだろう」と言った事から、この現象は「竜宮」と呼ばれています。 -
どの方向を向いても絵になる。
撮影をしまくります。
カシャ.カシャ。 -
さて、ここの風景‥
下ノ大堀川 自然・景勝地
-
水芭蕉の撮影スポットとして有名な地点で、関越交通バスのバスカードのデザインにもなっているんです。
5月のシーズンになると、ご覧の風景が楽しめます。 -
夏がくれば思いだす~♪
はるかな尾瀬♪
遠い空♪~
この歌が頭を過ってきました。尾瀬ヶ原 自然・景勝地
-
秋晴れの今日‥
空がとても広いです。 -
あの稜線に、午前中に行った「アヤメ平」があります。
-
12:48
竜宮十字路から2.2Km/30分。
牛首の分岐です。
右の路地に入ると東電小屋。
直進すると山ノ鼻に行けます。 -
湿原の泥炭層にできる池沼を「池塘」とよんでいます。
尾瀬ヶ原の景観を引き立たせていますね。
周囲200m以上あるものから、畳一枚ほどのかわいらしいものまで、三百を超える池塘が尾瀬にはあるそうです。尾瀬ヶ原の池塘 自然・景勝地
-
鴨のつがい‥
ハイカーの心を癒してくれます。 -
至仏山がだんだん近づいてくると‥
-
燧ケ岳が遠く離れていきます。
当たり前か‥ -
一級河川「川上川」です。
鳩待峠周辺を水源とし、尾瀬ヶ原の中でヨッピ川と合流します。 -
さぁ、あと少し‥
頑張って歩きましょう。 -
13:15
山小屋が見えてきましたよ。
竜宮十字路から4.4km/1時間。
今宵の宿がある「山ノ鼻」に着きます。 -
片品村営「尾瀬ロッジ」。
今では数少なくなった公営国民宿舎です。 -
13:18
宿に着きました。
ここ数年、毎年お世話になっている「山の鼻小屋」です。
今回もお世話になります。
では、入りましょう。 -
フロントです。
ここで受付をしましょう。
山の鼻小屋は、昭和27年、当時18才の皇太子様(上皇陛下)が、どこに行っても気の休まる暇がなく「どこか静かに滑れる所はないか」と言うご希望から尾瀬の山スキーが選ばれ、山の鼻小屋にお泊まりになられました。
その時、使用された食器がフロントに展示してあります。 -
山の鼻小屋メンバーズだと、宿泊料が1割引となります。
毎年、恩恵にあやかり感謝です。
山の鼻小屋
1泊夕食付.会員宿泊料6606円。
※直接電話して予約しました。 -
本日の予定は、ご覧の通りです。
-
シラネアオイの間。
客室はシンプルな和室です。
山の鼻小屋では、基本的に相部屋はなく、個室です。
ルームキーはありません。 -
昨年まで、au携帯は圏外だったのですが、今シーズンからつながるようになり、WI-FIも使えるようになりました。
私が登山を始めた頃、尾瀬での出来事で、携帯を手にしていただけで「山に携帯を持ってくるなんて‥」と、中高年登山者(当時、私はまだヤングだった。古っ!) から言われ、非難されましたが、時代は変わりましたね。 -
部屋からの眺め‥
至仏山が見えます。
正面の建物は「至仏山荘」です。 -
館内を見てみましょう。
玄関を入ってすぐあるのは、休憩所(食堂)です。 -
休憩所には、売店を併設しています。
缶ビール350ml‥450円
缶ビール500ml‥550円
尾瀬ワイン(小)‥450円
地酒(ワンカップ)‥450円
氷結orハイボール‥350円
ペットボトル500ml‥300円
ペットボトル280ml‥250円
尾瀬のおいしい水‥200円
尾瀬こけももドリンク‥450円
~と言ったところです。
その他、お土産品やグッズもありました。 -
食事もできますよ。
外来メニューはご覧の通りです。 -
山の中ですが、自販機もあります。
清涼飲料水が250円~300円と言ったところです。 -
乾燥室。
雨の日のハイクの後など、宿泊者は濡れた靴や雨具をここで乾かせます。 -
こちらは、宿泊者用の食堂です。
-
談話室です。
喫煙処も兼ねています。 -
簡易マッサージチェア。
登山で疲れた体を癒しましょう。 -
二槽式洗濯機と箒‥
懐かしいですね。 -
浴室。
山小屋でお風呂に入れるのはありがたいです。
石鹸・シャンプーは使えません。 -
トイレです。
男性用小便器は朝顔タイプの古い形ですが‥ -
昔、落とし穴の和式だった個室トイレは、ウォッシュレット付の水洗トイレになりました。
浄化槽で処理された水はパイプラインを経由して、尾瀬ヶ原の外に排出されます。 -
洗面室です。
尾瀬の冷たい水が出てきます。
右の蛇口は、熱いほうじ茶が出てきます。 -
無料のほうじ茶で、お三時にするザマス。
コーヒークリームパイ‥108円
ほうじ茶‥無料 -
昼寝をしましょう
ZZZ‥ -
バババババ‥
なっ!なんだ?
気持ちよく寝ていたのに爆音で目が覚めると‥ -
バラバラバラ~
ヘリコプターが来ていました。 -
歩荷が活躍している尾瀬ですが、ヘリコプターも物資を運ぶのに活躍しています。
-
上を見ると‥
ありゃ?
さっきまで見えていた至仏山が見えなくなってしまったぞ。 -
16:12
ちょっと、お散歩へ‥ -
日帰りハイカーがいなくなった後の尾瀬ヶ原はとても静かになるので、散策にはもってこいなんです。
至仏山は完璧に雲の中で見えなくなっちゃいましたね。
明日登るけど、大丈夫かな? -
山ノ鼻(1400m)。
鳩待峠から50分ほど下ったところに位置しています。 -
山ノ鼻には三軒の山小屋があります。
こちらは「至仏山荘」です。至仏山荘 宿・ホテル
-
山ノ鼻は至仏山の登山口にもなっています。
明日登頂する山なので、案内板をよく読んでおきましょう。 -
この道をまっすぐいくと、至仏山です。
山頂へ約3時間‥
ひたすら登りが続きます。。
明日、私が歩くコースなんです。 -
山ノ鼻と隣接して「研究見本園」があります。
湿原を周回するように作られた木道を歩くと、湿原の起伏や池塘、また浮島もあり尾瀬の自然を十分に味わうことができ、周回コースは大回りで30~40分、その内側を通る小回りは20分ほどで一周できます。
天気が悪くなってきたので、今日はここから眺めるだけにします。山ノ鼻植物研究見本園 公園・植物園
-
16:30
宿に戻りました。 -
17:12
風呂に入って夕食「宴」のお時間です。
まずはビール‥
山歩きの後のビールはうめぇ!
500ml缶ビール‥550円 -
山の鼻小屋の夕食。
地元の食材を使った、温かい料理を提供しています。
豚肉陶板焼(豚肉/南瓜/薩摩芋/いんげん)
岩魚甘露煮
味噌蒟蒻
天ぷら(舞茸/ピーマン/茄子)
黒花豆煮
山菜煮物
大根酢の物
尾瀬そば
米飯
香物(たくあん/生姜煮) -
19:00
明日は4時起床なので、まだ夜7時ですが、もう寝ましょう。
明日も好天気であることを祈ります。
おやすみなさい。
拙い旅行記をご覧下さいましてありがとうございました。
つづく。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- とのっちさん 2019/05/21 21:10:29
- 山小屋とは思えない!
- オーヤシクタンさま
こんばんは。書き込みがたいへん遅くなりまして申し訳ありません。
夏が来れば思い出す…と、尾瀬に行ったことのない私は何を思い出すのかわからないのですが(笑)小学校で習う歌ですね。尾瀬に行ったことがなくても、澄みきった青空は日本の原風景です。音楽の教科書の挿絵を見て、山の中にこんな草原(?)が広がっているのか…と驚く方も多いでしょう。日本の西の果ての職場は5月から夏服でも許される気候です。また夏がやってきますね…
バスカードの絵柄も様になっていますね。3000円で4350円ですか!結局興味はそっちの方に行ってしまいます。自動改札にそのまま突っ込むタイプの阪急電車の「ラガールカード」にも尾瀬の絵柄があったような気がします。大学生の頃に売ってました。
山小屋とは思えない施設です。尾瀬の人気の高さを思い知らされます。どこかの山小屋で荷揚げ用のヘリの発着を見たことがあるのですが、あまり大きな音は苦手なのに、やっぱり魅力的ですね。乗り物好きの心をくすぐります。山小屋とは思えない充実の夕食でした。
翌日は至仏山でしょうか。楽しみにしております。
とのっち
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/05/24 08:48:25
- RE: 山小屋とは思えない!
- とのっち様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
夏が来れば思い出す♪〜
尾瀬と言ったらこの歌ですね。
NHKで放送されたのがきっかけで、一時、尾瀬が大ブレイクした時代がありました。
写真で見ただけの尾瀬は広いただの草むらかと思っていました。
しかし、実際に行ってみるとそこは別世界が広がっていました。
バスカード‥
首都圏のバス会社や私鉄で使える交通カードは、たしか5000円かうと850円くらいのプレミアがついていて重宝していたのですが、ICカードの普及によってなくなってしまいました。
尾瀬を走る関越交通はICカードは使えませんが、今もバスカードが使えるんです。
3000円で4350円はおトクなので、毎回買います。
そして、毎回150円ほど残るので、また翌年、また翌年と尾瀬に行くようになってしまいましたて。
今頃はあの図柄のように水芭蕉が咲いていることでしょう。
尾瀬の山小屋は他の地域とはまた違った雰囲気があります。
湿原の中にポツンとあって、日帰り客がいなくなると一気に静けさに包まれます。
風呂はあるし、私がいつもお世話になる山の鼻小屋の食事は定評があります。
さて、次回は毎年恒例の「至仏山」です。
夜明け前からアタック!します。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- BTSさん 2019/05/15 16:19:30
- この景色に癒される~
- オーヤシクタンさまへ
こんにちは~
取材の方は無事に終え帰宅されたんでしょうか?
表紙の燧ケ岳と木道には癒されます。
一升瓶を枕にして、ずっと眺めていたい景色です。
オーヤシクタンさんが羨ましです。
木道には交差する場所があるんですね。
初めて見ました。
池塘に反射する雲も良い感じです。
夕方、ハイカーが下山した後をノンビリ歩くのも良いですね。
プライベート尾瀬ケ原と言ったところでしょうか。(贅沢)
オーヤシクタンさんが泊まられた山小屋は国営なんですね。
国営の山小屋があるのは初めて知りました。
夕食は、温泉街の旅館のような豪華さがありますね。
陶板焼きに川魚の甘露煮は美味しそう!
信州生まれのオジサンとしては「尾瀬そば」が気になります。
翌日に備え19時就寝ですか、早いですね。
天気が良いことを願っています。
続きを楽しみにしています。
BTS
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/05/16 07:46:13
- Re: この景色に癒される~
- BTS様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
尾瀬の風景‥
私が登山を初めてから20年以上がたってもあの景色は変わりません。
仰るとおり、心が癒されるのです。
一升瓶を枕にして、ずっと眺めていたい景色と言うのが、さすがBTS様です。
ぜひ、実現させて欲しいです。
夕方、ハイカーが下山した後をノンビリ歩くのは、山小屋泊まりの醍醐味でしょうか。
日帰りでササっと帰るのは勿体ないですね。
さて、すいません。
私が泊まった山小屋は民営で、片品村の萩原さん(片品村に萩原さんはたくさんいるのですが…)が、昔から経営されています。
昔、平成天皇が皇太子だったころ、山スキーに来られてお泊まりになられたとの事なんですが、お付きの方は大変だったと思います。
ちなみにとなりの山小屋は片品村営です。
山の鼻小屋はいつも尾瀬でお世話になっている山小屋で会員カードの日付が2009年になっています。
その前の2008年から通うようになりました。
夕食が、冷凍食品を使わない手作りにこだわり、平日だと個室にしてくれるから良いんです。
翌日は毎年恒例の至仏山に登るので、3:30起きです。
天気はどうなるのでしょうか。
まだ、取材中なんです。
本日、航海最終日となり、下船後自宅に帰ります(涙)。
さすがに6泊海の上と言うのは体力がいりますが、楽しいです。
コメントを頂きましてありがとうございました。
オーヤシクタン。
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