東京島紀行part2【八丈島】その3.夕日+温泉+島の味を堪能しよう

八丈島に滞在中です。
三原山に登って、山麓の秘境感漂う唐滝と硫黄沼をトレッキング。
充実した一日。

16:09
第二八丈島シクタン丸を走らせます。
次に行くのは‥

16:11
藍ヶ江港です。
何をしに来たかは、正面を見ればわかるよね。

どこか、夕日が見えるところ‥
～と、地図を見て勘で来たが、正解だったようだ。

「藍ヶ江港」は釣りやダイビングのスポットとしても有名です。
また「八丈八景」に選ばれているほど景色が素晴らしい港で、断崖絶壁が背後に～

～ずっと聳え、藍ヶ江の絶景と碧々とした神秘的な海を観ることができます。
近くにある「きらめきの湯」では足湯に浸かりながら、この絶景を堪能できますよ。

ちょうど良い時間ですね。
では、夕日鑑賞をしましょう。

ちなみに日の入り時刻は、16:34です。

16:26
すごく綺麗な夕日だ。
地元の方が「ここまで綺麗な夕日は年に数回だよ」と教えてくれました。

ゆっくりゆっくりと太陽が水平線に落ちていきます。

全国各地で数多くの夕日を見て来たが、水平線に落ちる夕日はなかなか見れない。
今日は水平線に沈む太陽が見えそうだ。
運がいいぞ。

うおぉ～！
今日の夕日はヤバすぎるよ。

太陽が水平線に沈んでいく～
サイコー！

まっかだな まっかだな♪
～ (中略) ～
沈む 夕日に てらされて～
まっかなほっぺたの 君と僕♪
まっかな 秋に かこまれて いる～♪

もう一曲‥
♯真っ赤に燃えた～
太陽だから…♪(by美空ひばり)。

楽しかった一日が終わろうとしている。

私は今、超.感動している。
今日来て良かった。

あと少し‥

16:34
おしまい。
時間ぴったりでした。

拍手～
パチパチパチ。
パチパチパチ‥

最高の夕日でしたね。
では、そろそろ今宵の宿に向かいましょう。

16:43
藍ヶ江港から1.5km。
今宵の宿に着きました。

お世話になるのは民宿「あしたば荘」です。
こんばんわ～

あしたば荘‥1泊2食.7000円
※しまぽ通貨使用で、実質4000円になりました。
※直接電話して予約しました。

客室は落ち着きある和室です。
液晶テレビがあります。

おっ！
コタツが出ていますね。

エアコンは珍しいコイン式です。
値段を見るの忘れました。

冷蔵庫と電子レンジは共用です。

洗面室。
ドライヤーあります。
コイン式洗濯機もありました。

トイレ。
和式とウォッシュレット洋式の両方あります。

浴室。
家庭と同サイズです。

17:11
風呂は温泉に入ろうと、シクタン丸を走らせます。
ちょっと藍ヶ江港に寄ったら、残照で水平線が真っ赤に染まっているところでした。

17:17
藍ヶ江港から0.8km。
「ザ・BOON (ゆとりの湯)」です。
ここで、温泉に入りましょう。

泉質は、ナトリウム－塩化物強塩温泉。

ザ・BOONは、八丈町が運営する近代的な温浴施設で、ジャグシー風呂やサウナ、水風呂を完備しており、広い休憩施設もありました。

18:02
ザ・BOONからシクタン丸で、1.1km/約5分。
さっぱりして宿に戻りました。

すぐに夕食です。
あしたば荘は料理のおいしい宿としても評判なんです。
八丈島ならではの料理が並び、宿のご主人が島寿司の由来などを判りやすく話してくれます。

島寿司(メダイ/メカジキ/メジマグロ)
刺身盛り合わせ(キンメ/甘エビ)
明日葉おひたし
島らっきょ 大根

この鉄板はメカジキ。
八丈沖で採れたものです。

メカジキ鉄板焼

なんと！
あしたば荘は、島酒(焼酎)が1本ドーンと食事についてくるのです。
宿は一般的に飲み物とかで利益をあげるのですが、酒がタダとは‥
ご主人の人柄が伺えます。

黒潮(島酒)
肉豆腐
米飯
味噌汁

夕食で提供された島酒は、坂下酒造「黒潮」でした。
坂下酒造は、大正14年に八丈島の坂下地区の蔵をまとめて会社を設立されました。
｢黒潮｣は、麦ベースにさつま芋をブレンドした焼酎です。

八丈島でつくられている焼酎は、八丈焼酎や島酒(SHIMAZAKE)と呼ばれ、古くから島民に親しまれています。
江戸時代、八丈島では度重なる飢餓対策の為、貴重な穀類を使用する酒づくりが禁じられていました。
そこへ薩摩より流人として八丈島に流されてきた丹宗庄右衛門が、自身の地元、九州でつくられているさつま芋を使用した焼酎の製造方法を伝えたことが、八丈島の島酒の原点となっているそうです。
水資源に恵まれ水のおいしい八丈島では現在、焼酎を造っている蔵元が4軒あり、芋、麦、麦と芋のブレンドなど、各蔵元オリジナルの自慢の本格焼酎を製造しています。

21:50
布団は自分で敷きます。
明日に備えて寝ましょう。

5:53
おはようございます。
日の出を見に行きましょう。
第二八丈島シクタン丸よ。
よろしく頼みますよ。

まだ暗い島の道を走ります。
クルマが1台も走っていません。

6:07
｢八丈島灯台｣
島の南東にある灯台です。
眺めを期待しましたが、木々で展望はイマイチ‥
撤退します。

6:13
近くに「名古の展望台」があるので、そちらへ移動。
駐車場に第二八丈島シクタン丸を停めます。

すばらしい眺めです。
しかし、南向きなので日の出の方角ではありません。

少し歩くと、展望台がありました。

南向きは開けていますが‥

東の方角は‥

ありゃ。
樹木が邪魔だな。
これじゃ、日の出が見えないかも‥

6:22
あっ！
あれは‥

ズームしてみると‥
お日さまが頭を出してきましたよ。
なんとか、ギリギリ見える位置です。
良かった。

うん、幻想的な日の出だ。

真っ赤な日の出。
すばらしい！

上空に雲があるので、お日さまは雲の中へ‥

一旦、おしまい。
パチパチパチ‥

しばらくすると、お日さまが再び上がってきました。
今日の午前中は良い天気ですが、午後から崩れてくるそうです。

朝日に染まる断崖絶壁。
すばらしい景観だ。
来て良かった。

あの山は「三原山」700m。
昨日、登りました。

6:39
次、行きましょう。

ブロロォォー
るんるん気分でシクタン丸を走らせる筆者。

6:51
名古の展望台から
「裏見ヶ滝」入口に着きました。
ここから、5分ほど歩きます。

「為朝神社」の参道です。
丸石の階段、青ヶ島にもありましたね。
つるつる滑って登りにくいので、今回はパスします。

樹林帯の中なので、まだ薄暗く画像がイマイチですが、滝がありました。

「裏見ヶ滝」です。

「裏見ヶ滝」の落差は10m。
滝の下部の岩壁がえぐれていて‥

このように滝の裏側を歩くことができます。
だから「裏見ヶ滝」なんですね。

ぐるっと回って、滝の全景が見えるところまで来ました。
水量が乏しかったですが、立派な滝です。

裏見ヶ滝入口には「裏見ヶ滝温泉 (ゆとりの湯)｣があります。

中之郷自治会が管理運営しており、無料で入れます。
泉質は、ナトリウム－塩化物強塩温泉。
男女混浴の露天風呂だそうです。
その為、水着着用 、せっけん・シャンプー使用不可です。

午前9時～午後9時なので、今の時間は残念ながら入れませんでした。

7:11
宿に戻りました。

7:24
朝食です。

ハムエッグ
納豆
味付け海苔
明日葉おひたし
漬物&梅干
米飯
味噌汁

宿泊代7000円は、しまぽ通貨で支払いました。

しまぽ通貨とは10000円分のプレミアム付き宿泊旅行商品券を 7000円でお買い求めいただける電子しまぽ会員向けサービスで、東京都が3000円助成するので、7000円で10000円分を島の宿泊などで支払いができる優れものです。
※3,000円分は宿泊施設でのみ利用可能です。 ※7,000円分はご希望の加盟店でご利用できます。

今回、1泊2食7000円でしたが、実質4000円で宿泊ができました。

2019年のしまぽ通貨は、10000円分のプレミアム付き宿泊旅行商品券が8000円となります。
令和元年7月1日より販売開始だそうです。

詳しくはコチラ。
↓↓↓↓↓↓↓
https://shimapo.com

ブーゲンビリアが綺麗に咲いています。

8:35
宿をチェックアウトしました。
今日は夕方の飛行機に乗るので、まだまだ時間があります。
続きは次回です。

拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

つづく。