2018/12/16 - 2018/12/17
56位(同エリア414件中)
オーヤシクタンさん
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2018/12/16
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太平洋フェリー:きたかみ.苫小牧行 仙台.19:40~(船中泊)~~苫小牧.11:00
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第111部-521冊目 2/7
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
太平洋フェリー(名古屋~仙台~苫小牧)に就航している「きたかみ」が、平成31年1月末を持って引退することになりました。
平成初期のバブル期に建造された豪華さが自慢のフェリーであり、平成の30年間に渡り活躍してきました。
今回は引退を前にした「きたかみ」に乗船し、何か美味しいものを食べようと言う旅なんですが、またまた行程が一般的には考えられない変態行程となってしまいました。
本編は、太平洋フェリー「きたかみ」仙台~苫小牧の航海15時間20分の様子をご覧頂きます。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。
表紙画像‥太平洋を航行する在りし日の太平洋フェリー.初代「きたかみ」。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成30年12月16日~19日 3泊4日
12月16日(日) 第1日目-2 曇り
①太平洋フェリー:きたかみ.苫小牧行
仙台.19:40~(船中泊)~
★宿泊‥太平洋フェリー:きたかみ.スイート船室。
12月17日(月) 第2日目-1 曇り
②太平洋フェリー:きたかみ.苫小牧行
~(船中泊)~苫小牧.11:00
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
太平洋フェリー‥27000円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
太平洋フェリー「きたかみ」13937tです。
これから、この船で北海道の苫小牧に向かいます。仙台港フェリー埠頭 名所・史跡
-
太平洋フェリー「きたかみ」KITAKAMI.
船種‥フェリー。
船籍‥日本国.名古屋。
所有者‥太平洋フェリー株式会社。
運用者‥太平洋フェリー株式会社。
建造所‥三菱重工業下関造船所 (第926番船)。
船級‥JG (第二種船)。
信号符字‥JECU.
IMO番号‥8815073.
MMSI番号‥431201130.
航海区域‥近海。
[経歴]
起工‥昭和63年12月21日。
進水‥平成元年4月22日。
竣工‥平成元年10月12日。
就航‥平成元年10月21日。
運航終了‥平成31年1月19日。
[要目 (竣工時)]
総トン数‥13,818 トン。
載貨重量‥6,748 トン。
全長‥192.50 m.
垂線間長‥175.00 m.
型幅‥27.0m.
型深さ‥10.00 m.
満載喫水‥6.90 m.
機関方式‥ディーゼル。
主機関‥三菱-MAN 8L58/64 2基。
推進器‥4翼可変ピッチプロペラ 2軸。
最大出力‥28,800 PS (連続)。
定格出力‥24,480 PS (常用)。
最大速力‥24.94ノット (46.189km/h)。
航海速力‥22.6ノット (41.855km/h)。
航続距離‥4,500海里 (8334km)。
旅客定員‥842名。
乗組員‥60名。
車両搭載数‥大型車165台/乗用車147台。
※データは、ウキより引用させて頂きました。
太平洋フェリー「きたかみ」は、前船「あるびれお」の後継船として、平成時代の幕開けと共に就航し、「スターダストの詩」をテーマコンセプトとした豪華フェリーとしてその名を轟かせました。
平成元年就航から平成23年まで、苫小牧~仙台~名古屋航路で活躍。
そして‥太平洋フェリー 乗り物
-
平成23年3月11日。
仙台港に停泊していた「きたかみ」は船長の判断で緊急出港!
迫り来る大津波に立ち向かう「きたかみ」です。
船首の大半が波をかぶっています。
よく無事でいてくれました。
涙‥です。
震災直後の平成23年3月25日.新造船3代目「いしかり」が就航したことにより、「きたかみ」は船舶整備期間を除き、苫小牧~仙台の運航となります。
建造からいろいろなことがあり、30年近くとなりました。
そして‥ -
平成31年1月25日に新造船.2代目「きたかみ」が就航します。
「きたかみ」は、太平洋フェリーが進めてきた14000tクラスの大型船、クルーズ船を彷彿させる船内デザインの旅客フェリー3隻連続建造船.初代きそ(H62年就航/H17年引退)に続く2番船として建造され、後に建造された2代目いしかり(平成3年就航/平成23年引退)より長く活躍してきました。
しかし、老朽化が進んだことから、2代目「きたかみ」にバトンを渡し、平成の終焉と共に引退することが決まりました。 -
もうすぐ引退‥
記念にスタンプを押しておきましょう。 -
19:35
バーン.バン.ババババーン!
出航10分前に銅鑼の合図がありました。
出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。 -
神聖なる儀式に起立して参列する筆者(笑)。
-
19:40
ホーサーがビットから外されました。
ホーサー‥係留用ロープ
ビット‥係留用鉄杭 -
19:42
ゴゴゴゴォー
巨大な船体が岸壁から離れました。
出航です。 -
反対側の甲板にいくと、宮城マリンサービス所属の東北丸2号?が巨大な船を引っ張っているのが見えます。
-
ぐいぐい引っ張っていき、巨大な船体を180度回頭させていきます。
小さいけど、すごい力持ちですね。 -
パチーン!
きたかみと東北丸2号?をつないでいたロープが外されました。 -
きたかみはゆっくりと航行を始め、仙台~苫小牧/航海距離.約300マイル(約560km)航海時間.15時間20分の船旅が始まりました。
仙台よ。
さらばじゃ。 -
20:15
風呂に入ってさっぱりしました。
最上級船室.スイート利用だと、メインダイニング.グロブナーハウスでの食事付きとなります。 -
きたかみメインダイニングでの食事はビュッフェスタイルです。
-
ひと通りとってきましたよ。
豚バラ肉のオーブン焼き
大アサリのオーブン焼き
ゴボウかきあげ
手作り豆腐
シューストポテト
ブリの照り焼き
カニカマ天ぷら
串カツ
日替わり惣菜
長茄子漬け
野菜カレー
米飯
味噌汁
サラダバー
ソフトドリンクバー -
デザートも忘れてはなりません。
腹がパンパンです。
うどん
グレープフルーツ
ワッフル
アイスクリーム -
20:45
太平洋フェリーと言ったら、ラウンジショーです。
もう、始まっていますね。
夜の華麗なるエンターテイメント。
美しいドレスに身を包んだ先生がピアノとマリンバ(木琴)を奏でます。 -
演奏の間に楽しいトークで会場を盛り上げてくれます。
聞いていて、ルンルン気分♪になります。 -
お二人の息がぴったりあったマリンバの演奏‥
片手に複数のマレット(木琴や鉄琴の演奏に用いられる撥)を握って両手で演奏する姿は必見ものです。
先生方の奏でる素晴らしい音色がラウンジの中に響き、その音色に酔ってしまいそうです。 -
そして、天井のミラーボールも会場を盛り上げます。
-
よよっ!
チビッ子がステージに上がって元気に大はしゃぎ‥
会場が更に盛り上がり、この日のステージは終了。
パチパチパチ‥ -
客室に戻りました。
第10643代.きたかみ最上級船客に就任した筆者。
富裕層(2日間限定)らしくバスローブを着用。
※乗船した平成30年12月16日は、きたかみが就航した平成元年10月21日から数えて10643日目となるので、正確ではありませんが、第10643代としました。 -
キャビアにシャンパンを用意したかったけど、現実はご覧の通り‥
キリン氷結ふくしまポンチ‥148円
カルピスいちごサワー‥148円
辛子マヨたらばカニ蒲‥108円
濃厚ひとくちソースカツ‥108円
串カツ(夕食の残り) -
最上級船室スイートで寛ぐ筆者。
贅沢優雅な時間‥ -
平成28年4月5日に乗船した時の私。
一番安い大部屋雑魚寝の2等船室の隅で、小さく丸くなっている。
この時は、2等早割運賃3600円を出資するのが精いっぱいだった。 -
そして現在‥
私は大きく変わった。
スイート.ネット割運賃 27000円を出資。
最上級船客に就任し、スイートルームでのびのびと寛ぐ。
まるで成金長者だ。
これで私も富裕層の仲間入りザマス。
2日間限定だけど‥ -
22:36
仙台から2時間56分。
宮城県南三陸町沖を航行中。
北海道に向けて北上しています。 -
そろそろ寝ましょう。
おやすみなさい。 -
6:30
おはようございます。
仙台から10時間50分。
青森県下北半島の尻屋崎の手前を航行中です。 -
甲板に出てみましょう。
寒い! -
航海速度.約20ノット/約40kmのスピードで航行中。
果てしなく続く海。
寒いけど眺めが最高!。 -
雲が多くて、日の出はダメでした。
残念! -
スイート船室は操舵室の真下の角にあるので、前方の景色がご覧頂けます。
-
今日は海況も良く、快適な船旅です。
-
7:12
仙台から11時間30分。
津軽海峡沖を航行中。 -
フォワードサロンに入ってみましょう。
アンティークな椅子が高級感を醸し出していますね。 -
うん、まるで操舵室にいるみたいだ。
このフォワードサロン‥
姉妹船の「きそ・いしかり」にはなく、新しくなる2代目「きたかみ」にもないそうです。
今のうちにしっかり眺めておきましょう。 -
8:00
クルーズの2食目‥
モーニングを食べに、メインダイニングに行くザマス。 -
アンティーク調の高級感あふれるダイニング。
海を眺めながらモーニングを頂きましょう。 -
モーニングもビュフェ形式です。
ひと通り取ってきましたよ。
ボイルドウインナー
厚焼き玉子
サバ塩焼き
国産キャベツ薩摩平天
中華肉団子
もやし炒め
味付けめかぶ
味付けえのき
カップ納豆
味付け海苔
生たまご
朝茶漬け
サラダバー
フルーツ -
太平洋フェリー3船で提供される国産キャベツ薩摩平天ともやし炒めは私の好物。
緑茶と頂きましょう。 -
海を眺めながら、食後のコーヒー。
エレガントな朝。
オホホ‥ -
んっ?
これは‥ -
モコモコモコ‥
あっ!
サンタさんだ。 -
メリークリスマス!
そう言えばもうクリスマスなんだな。 -
引退したら買えなくなる「きたかみ」グッズを購入。
プチ額マグネット‥260円
ミニストラップ‥310円
乗船記念メダル‥400円
メダルホルダー‥200円 -
きたかみ最上級船室.スイート。
私の城です。 -
コーヒーを頂きましょう。
紙コップじゃなくて、ちゃんとした陶器だ。 -
最上級船室スイートで寛ぐ2日間限定富裕層の筆者。
極上のひととき‥ -
執筆が貯まって、アップが大幅に遅延している。
このペースだと、きたかみの旅行記がアップできるのは半年後になりそうだ。
忘れないようにメモをとる筆者。 -
眠くなってきた。
Zzz‥ -
引退を目前にした「きたかみ」。
各船室の見学を船員様に無理をご承知の上、お願いし、パーサー様がご案内して下さることになりました。
ご多忙の中、申し訳ございません。
最上級船室「スイート」定員2名/2室は、旅行記前編をご覧下さい。
※スイート(仙台~苫小牧)食事付.30000円。
まずは、2番目のグレードとなる「セミスイート」定員2名/4室です。
Bデッキ(7階)105/106号室。
スイート並みの設備を誇りながらも、リーズナブルにご利用頂けます。
明るい基調とした、ツインルームには‥ -
リビングスペースがあります。
こちらの船室はスイート下の角部屋です。
船室からの眺めは前方と側方(右舷or左舷)となり、進行方向によって太平洋又は三陸海岸等の眺めがご覧頂けます。 -
大型テレビ・冷蔵庫・デスク・コーヒー&ティーセットもあり、贅沢なお時間をお過ごし頂けます。
-
バス・ウオッシュレット付トイレ・洗面台も配備。
備品は、バスローブ/サンダル/タオル/ドライヤー/洗面用具/コーヒー&ティーセット/ナイトウェアです。
※セミスイート(仙台~苫小牧)食事付.27000円。 -
こちらは、Aデッキ(8階)の「セミスイート」102/103号室です。
ブラウンと基調とした内装のツインルームに‥ -
ゆとりあるリビングスペース。
こちらも、大型テレビ・冷蔵庫・デスク・コーヒー&ティーセットがあり、贅沢なお時間をお過ごし頂けます。
こちらは操舵室の真下で、船室からは前方の眺めがご覧頂けます。 -
バス・ウオッシュレット付トイレ・洗面台。
備品は、バスローブ/サンダル/タオル/ドライヤー/洗面用具/ナイトウェアです。
※セミスイート(仙台~苫小牧)食事付.27000円。 -
Bデッキ(7階)。
「特等洋室」定員2名/14室。
シティホテル並みのツインルーム。
ソファ・テレビ・冷蔵庫・ティーセットがある寛ぎの空間です。
船室からの眺めは側方(右舷or左舷)となり、進行方向によって太平洋又は三陸海岸等の眺めがご覧頂けます。
※特等(仙台~苫小牧).19100円。 -
Bデッキ(7階)。
「特等和室」定員2-3名/2室。
落ち着いた佇まいの和室。
テレビ・冷蔵庫・ティーセットがあり、温泉旅館に泊まっているみたいですね。
船室からの眺めは側方(右舷or左舷)となり、進行方向によって太平洋又は三陸海岸等の眺めがご覧頂けます。
※特等(仙台~苫小牧).19100円。 -
特等は洋室/和室共通で、バス・ウオッシュレット付トイレ・洗面台があります。
備品は、サンダル/タオル/ドライヤー/洗面用具/ナイトウェアです。 -
Cデッキ(6階)。
「1等洋室」定員2名/7室。
2段ベッドにちょっとした談話スペースがある個室です。
テレビとティーセットがあります。
船室からの眺めは前方となります。
※1等(仙台~苫小牧).15000円。 -
「1等和洋室」定員4-6名/20室・定員4-8名/3室。
2段ベッドに加えて絨毯スペースもあるので、グループ等にぴったりな個室です。
テレビとティーセットが置かれています。
船室からの眺めは側方(右舷or左舷)となり、進行方向によって太平洋又は三陸海岸等の眺めがご覧頂けます。
※1等(仙台~苫小牧).15000円。 -
「1等和室」定員4-5名/6室。
カーペット敷のシンプルな和室です。
テレビがあり、ゴロゴロとお寛ぎ頂けます。
船室からの眺めは側方(右舷or左舷)となり、進行方向によって太平洋又は三陸海岸等の眺めがご覧頂けます。
※1等(仙台~苫小牧).15000円。 -
1等は洋室/和洋室/和室共通で、シャワー・洋式トイレ・洗面台があります。
備品は、サンダル/タオル/ドライヤー/洗面用具/ナイトウェアです。 -
Cデッキ(6階)。
「A寝台」1室/48寝台。
2段カプセルタイプの相部屋です。
B寝台より優れたプライベート空間が実現しました。
※A寝台(仙台~苫小牧).10300円。 -
カプセルホテルがそのまま船に‥
就航当時は斬新な船室でした。
各寝台には、テレビ/読書灯/電源/キルトケット/枕が用意されています。 -
「B寝台」12室/218寝台。
相部屋2段ベッドのシンプルな船室です。
カーテンを閉めればプライベート空間が出現。
各寝台には、読書灯/電源/キルトケット/枕が用意されています。
女性専用客室もあります。
※B寝台(仙台~苫小牧).9300円。 -
「2等和室」8室/141床。
大部屋雑魚寝(指定制)、船旅の基本と言える船室です。
各区画に、マットレス/キルトケット/枕が用意されています。
女性専用室もあります。
※2等和室(仙台~苫小牧).7200円。
各等級の収容人員をみると、この当時のフェリーは大部屋が主流だったのがわかりますね。
新しい「きたかみ」は、この大部屋和室がなくなるそうです。
以上をもちまして、各等級客室見学は終了です。
案内して下さったKパーサー様、お忙しい中、ありがとうございました。 -
9:45
ミニコンサートが始まっています。
昨夜のショーに出演されたお二人の演奏家の先生方がピアノとマリンバ(木琴)を奏でます。 -
素敵な音色にうっとり‥
皆様、船酔いでなく、演奏に酔っています。 -
マリンバを奏でる先生。
さて、先生は本業の合間、きたかみに乗船し、20年以上にわたって船客の為に演奏をしてくれました。
しかし、新造船にはステージのあるラウンジがなくなってしまう事から、太平洋フェリーの売り物だったラウンジショーはなくなるそうです。
姉妹船のきそ・いしかりではラウンジショーが継続されるのですが、こちらは名古屋の音楽家の方が出演されるので、先生の演奏は本日夜に出航する苫小牧~仙台をもって最後になってしまうとのこと‥
ガーン!
とても、残念です。 -
10:00
ミニコンサートの終了です。
きたかみ最後に先生方の演奏が聞けて、とてもうれしかったです。
本当にお疲れ様でした。
パチパチパチパチ‥(涙)。 -
甲板に出てみると‥
あっ!
あれは‥ -
ズームすると‥
シルバーフェリー(川崎近海汽船)の「シルバーエイト」9483tですね。
苫小牧~八戸航路に就航しています。 -
10:10
反航します。
カシャカシャカシャ‥
撮影しまくる私。 -
さよならぁ~
-
きたかみのファンネル。
吐き出される重油の香りが香ばしい‥ -
スターダストラウンジ‥
とてもフェリーの中とは思えない設備です。
ここで、連日連夜ラウンジショーが行われ、船旅の楽しいひとときが過ごせました。
新造船となる2代目きたかみの船内は簡素化され、このようなラウンジがないそうです。
初代きたかみの引退と共に、太平洋フェリーの風物詩がひとつ消えようとしています。 -
先生の譜面が置いてありました。
もう、先生方の演奏が船内で聞けなくなるのは、とても残念な事です。 -
20年以上にわたって、船内で奏でられたマリンバ‥
時化の大揺れの日も演奏された苦労が頭に浮かびます。
今夜、苫小牧発.仙台行きの演奏が最後です。
明後日、仙台に着くと、マリンバも船から降ろされるそうです。 -
10:17
仙台から14時間37分。
苫小牧到着まで、残り43分‥ -
ズームすると‥
苫小牧の街が見えて来ました。
あと、少しです。 -
10:25
苫小牧西港に入港します。
あっ!
あれは‥ -
ズームしてみましょう。
商船三井フェリー「さんふらわあだいせつ」11401tです。
大洗~苫小牧航路の深夜便に就航しています。 -
船尾に日の丸が掲揚されました。
-
これから、狭い湾内で巨大な船体を90度、転回させます。
「きたかみ」は古い船だけあって、姉妹船の「いしかり・きそ」より操船が難しいそうです。 -
接岸体制に入りました。
接岸の儀(単に接岸する所を眺めるだけ)に参列しましょう。 -
あぁ~
私にとって、きたかみ最後の船旅が終わってしまうよ~ -
ホーサーがビットにつながれました。
-
10:50
接岸完了。
パチパチパチパチ‥ -
11:00
本当に超.名残惜しいですが、下船しましょう。 -
平成元年に就航した「きたかみ」。
平成の時代を駆け抜け、平成31年1月19日.新しい元号(令和)に変わるのを待たずに運航終了.引退となりました。
30年間お疲れ様でした。
そして、ありがとう‥
旅は続きます。苫小牧西港フェリーターミナル 乗り物
-
さて、引退後の「きたかみ」はどうなったのか?
最終運航を終えた「きたかみ」は、名古屋港ガーデン埠頭に数日係留されました。
そして、平成31年1月26日、船名を「KITA」と変え、名古屋を出航します。
カモメたちが見送っています。
※画像提供‥4トラ.夢道乗光様。 -
ゴゴゴゴォー
大きな船体が離岸していきます。
永久のお別れ.告別の儀には、4トラ.夢道乗光様が参列なされました。
『太平洋フェリーの旧きたかみを見納め・見送りで名古屋港ガーデンふ頭へ』
夢道乗光様の旅行記です。→https://4travel.jp/travelogue/11449760
今となっては、私は参列できなかったのが悔やまれてなりません。
あぁ、私に資金力があったら「きたかみ」を買い取って「シクタン丸」と名付けたかった。
KITA(旧きたかみ)はインドのアランに回航されます。
画像提供‥4トラ.夢道乗光様。 -
「KITA」となった旧きたかみが日本を離れる最後の姿です。
インドのアランとはどういうところか?
誠に残念でなりませんが、船舶を解体する所で船の墓場と呼ばれている所です。
解体を目前にした先がない船舶は、KITAKAMI→KITAのように元々の船名を短縮させた暫定的な船名をつけて解体場(または売却先)へ回航されます。
大抵なら、日本の船舶は海外に売却されて第二の船生を送るのですが、船齢30年となるとそれも難しいようで、旧きたかみは香港へ売却され、インドのアランで廃船・解体となります。
あぁ、日本の名船が去っていく‥
さようなら、きたかみ。 (号泣)
画像を提供して頂いた、4トラ.夢道乗道様.ありがとうございました。
貴重な画像をご提供頂き、厚く御礼申しあげます。
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この旅行記へのコメント (14)
-
- ぽんたさん 2019/07/27 16:31:29
- きたかみ
- はじめまして。
私は仙台出身なんですが幼い頃に父親に連れられて仙台新港まできたかみを見に行ってたのを思い出しました。引退してしまったのですね、とても残念です。
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/07/27 22:27:28
- RE: きたかみ
- ぽんた様、こんばんわ。
オーヤシクタンと申します。
太平洋フェリー「きたかみ」‥
仙台の出身ならば、それはさぞ思い出深いことでしょう。
平成元年に豪華フェリーしとて就航し、東日本大震災の津波を乗り越え、一般的に日本の国内フェリーは20年で引退が目安とされている中、30年も活躍してくれ、新元号を待つことなく、平成の時代だけを太平洋フェリーだけで、船生を終えました。
もう、あれだけ手の込んだフェリーは建造されないと思います。
初代「きたかみ」からバトンを受け継いで、今年1月に2代目「きたかみ」が就航しました。
時代にあわせてなのか?
新しい「きたかみ」は先代と比較すると質素な造りです。
コメントを頂きましてありがとうございました。
拙い旅行記ばかりを配信しておりますが、今後もご覧頂けたら幸いです。
オーヤシクタン。
-
- Salaamさん 2019/07/19 04:20:44
- きたかみ、お疲れさまでした。
- 富裕層様、こんばんは!
日頃は鉄を謳歌されているオーヤシクタンさんですが、私の中ではオーヤシクタン的真骨頂はやはり船旅物語ですね。
しかも今回は引退直前老兵との惜別乗船記に加え、やはり富裕層でしたかスイートルームの回ときたから盛り上がらない訳がありません。
私はノリヒコ(乗り鉄の飛行機版)ですが、退役目前の老飛行機に乗る時は心が踊ります。乗り心地の良し悪しではない何かに突き動かされる訳ですが、今回はスイートな訳ですから快適性を犠牲にする事もなく、正にフィナーレを飾るにふさわしい旅ですね。
実は先々週、仙台港の近くを通過しましたが、まさか半年前にここでそんなドラマが繰り広げられていたとは驚きでした。
津波を乗り越える船体の写真、鳥肌がたちました。
自然に立ち向かう海の男と勇敢な船の勇姿ですね。
様々なドラマがあった事でしょう…お疲れさまでした。
Salaam
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/07/19 19:19:43
- RE: きたかみ、お疲れさまでした。
- Salaam様、こんばんは。
2日間だけでしたが、富裕層となったオーヤシクタンでございます。
まぁ、後からよく考えたら富裕層はフェリーで北海道には行きませんよね。
行くとしたら、プライベートジェットでしょう。
平成の時代を走った太平洋フェリー「きたかみ」。
バブル時代の豪華フェリーです。
一般的に日本のフェリーは20年ほどで引退し海外へ活躍の場を移しますが「きたかみ」は30年間、太平洋フェリーだけで活躍してきました。
惜別乗船では、大奮発してスイートを利用し最上級船客に就任しました(笑)。
乗り物の引退というのはやはりさみしいものがありますね。
飛行機もジャンボやYS11が引退の時はマニア間で盛り上がったのではないでしょうか。
東日本大震災で緊急出港し、津波を乗り越える「きたかみ」‥
船はなくなりましたが、今後も太平洋フェリー史上、伝説の船として語り継がれていくことはまちがいないと思います。
今は、初代「きたかみ」からバドンを引き継いだ2代目「きたかみ」が就航しております。
新造船についても取材済みですが、こちらはまだまだ先の投稿になりそうです。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- とのっちさん 2019/07/15 20:42:40
- 終わり近い航海…
- オーヤシクタンさま
こんばんは。お恥ずかしながら、旅行記を拝見して何だか泣きそうになりました。昭和の終わりに着工され、当時の世相を反映した船内、時代の変化に追われながら有終の美を飾り、“船の墓場”へ航行する姿…1万日以上も生き続けた船の姿に頭が下がります。
さて、超豪華2万7千円の船旅ですね。食事つきだと意外と安く感じるかもしれません。雑魚寝に乗ると知らない人と会話が弾んでたのしいのですが、船員さんやショー担当の方とお話しできるのはすごいです!船内ショーは時代の流れでしょうか、時間をゆったり使える大型客船の旅もやってみたいものです。ここぞとばかりにバスローブに身を包んだり、陶器のカップでコーヒーを飲んだり…上級船室の客らしからぬ詳細レポートでした。
苫小牧から先も変態ルートなのでしょう。18きっぷ利用期間、というのがミソですね。楽しみにしております。
とのっち
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/07/16 21:36:28
- RE: 終わり近い航海…
- とのっち様、こんばんわ。
オーヤシクタンでございます。
今回は大奮発!
2等寝台でなく、きたかみ最上級船室.スイートです。
前回の2等利用時と今回の差に注目です。
もう乗れなくなっちゃう船という事で、予算の大半をフェリー代につぎ込みました。
平成初期のバブル期に建造された豪華フェリー。
最上級船室はその名にはじない立派な船室でした。
そして、最上級船客の地位を利用し、船員様にすべての階級の船室を見学させてほしいとまぁ図々しくもお願いしちゃいまして、2等からすべての船室を見せて頂きました。
そして、ラウンジショー。
太平洋フェリーの船内ショーはレベルが高いのです。
普段は音楽をあまり聞かない私ですが、今回は楽しみにしていた先生の演奏とあって優雅に音楽を聴きクルーズといっても過言ではない船旅になったのは言うまでもありません。
そして、平成31年1月。
元号が変わるのを待つことなく、新造船2代目「きたかみ」にバトンを渡し、初代「きたかみ」は引退しました。
その後は、ご覧になられた通りです。
色々と調べたところ、あの動画に行きつきました。
平成の時代だけを太平洋フェリーだけで30年間活躍した「きたかみ」‥
船は解体されてしまいましたが、太平洋フェリー史上で伝説の船として今後も語り継がれていくと思います。
あの船室のリビングセットとレストランのダイニングセット、欲しかったです。
インドのアランでは解体された客船の家具などを販売しているそうなので、買いにいきたくなりました。
さて、苫小牧から先はどうなるのか?
ちょうどこの辺りだったでしょうか?
とのっち様が山陰にカニを食べにいった旅行記を見て、私もカニを食べたくなりました。
18きっぷでカニ(ほんのわずかでしたが)を食べにいきます。
そして、北海道在住、〇民トラベラーを名乗るあのお方が登場します。
さらに、その後が皆様予想もつかない変態ルートとなります。
ご期待頂けたら幸いです。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- Akrさん 2019/07/15 18:00:13
- 東北の大河、北上川のような船でしたね
- オーヤシクタンさま
こんにちは。連投失礼します。Akrでございます。
つい最近、就航したと思っていた太平洋フェリーのきたかみが引退とは、月日の流れるのが早いとつくづく感じます。
デビュー時は、確か業界関係者にお披露目があって、参加させていただきました。
本当にフェリーとは思えない豪華絢爛な装備で、これでもかという位、バブリーな船でしたね。
太平洋フェリーは地元仙台との結びつきも古くからあるため、私も何回もお世話になりました。「きたかみ」のほか「いしかり」「きそ」と東北、北海道、中部それぞれの地域に由来する愛称が付けられていましたね。やはり東北びいきなので、「きたかみ」が好きでした。大きくて優雅で、まさに東北の大河、北上川のような船でした。
仕事で北海道や関西へ自社バスを船積みして行くなんてスケールの大きな仕事もバブル期にはよくあって、乗務員ながらも空いていれば1等をあてがわれたりとサービスも良かったです。
当時は、仙台~苫小牧航路は、ライバル、今は無き、東日本フェリーも就航していましたが、すべてにおいて太平洋フェリーが上を行っていましたね。
それにしても、きたかみは完全引退なのですね。
てっきり海外で第二の人生が待っているものと思っていました・・・
解体とは少し寂しい気がします。
最後に、鶴岡先生とのエピソード、ほっこりしました。
いい話ですねえ。そういえば、船上での演奏も太平洋フェリーでの名物でした。
他の船会社にあまり乗っていないので比べるのもどうかと思いますが、たぶん太平洋フェリーが日本のフラッグシップなのかなと思います。
(ほかに、東日本フェリー、佐渡汽船、オレンジフェリーしか乗ったことありません。笑)
素敵な船旅でした。
追伸
この時は、中野栄駅から歩かれたのですね(意味深)
素晴らしい旅行記をありがとうございました!
長々と失礼しました。(力が入ってしまいました)
-Akr-
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/07/16 07:05:08
- Re: 東北の大河、北上川のような船でしたね
- Akr様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
きたかみデビュー時は、業界関係者にお披露目があって、参加したのですね。
今までのフェリーの常識を外れた豪華な内装。
私が今回乗った時、パーサー様から聞いたのですが、「太平洋フェリー気が狂ったか」と他のフェリー会社にささやかれたそうです。
それだけ気合い入っていたのですね。
平成初期のバブルから一気に不景気に陥り燃油の高騰。
物流がトラック中心へのシフト化。
そして東日本大震災‥
ライバル会社の倒産。
今思えば平成はフェリー会社にとって厳しい時代でした。
そんな厳しい時代を「きたかみ」は走り続けました。
もう、あれだけの豪華フェリーは出てこないでしょう。
仙台にお住まいのAkr様にとって太平洋フェリーは身近な乗り物として親しんでいらしていたのですね。
羨ましいです。
私が仙台に住んでいたら、休みの度に乗りに行くかもしれません。
ちなみに、マニアで太平洋フェリーに乗って苫小牧~仙台~名古屋を1ヶ月間行ったり来たりするだけをやった人がいるそうです。
太平洋フェリーと言ったら、船内ショーの草分け的存在です。
私も数々のショーを鑑賞してきましたが、
仙台在住の鶴岡先生、加藤先生の演奏が一番心に残っています。
新しい「きたかみ」では船内ショーはないそうで、先生方の演奏が船内で聞けなくなってしまうのはとても残念に思いました。
引退した「きたかみ」はインドのアランで解体されその船生に幕を閉じました。
私も海外で第二の船生が待っているものと期待していましたが、船齢30年と言うのはやはり厳しかったと思います。
船室のリビングセットやレストランのダイニングセット‥
あれ欲しかったです。
アランに行くと、解体した客船の家具を売っているそうです。
買いに行こうかと考えてしまいますね。
平成の時代だけを太平洋フェリーだけで船生を貫いた初代「きたかみ」
太平洋フェリー史上において、伝説的な船として語り継がれていくことでしょう。
私も力が入ってしまいました。
中野栄で降りたらイオンがない!
多賀城で降りるのを間違えてしまいました。
ちなみに、新幹線の時は乗車券が仙台市内までなので、中野栄で降ります。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- まむーとさん 2019/07/15 13:19:31
- 30年の船の一生。
- オーヤシクタンさん、こんにちは!
きたかみの旅行記、しみじみ素晴らしい感動でした。
「きたかみ」もきたかみに関わりがあった方、今後きたかみを検索される方、皆さんオーヤシクタンさんに感謝です。
頑張ったしらかみお疲れ様でした。
船旅に無縁な私もいろんな船の世界を見せて頂いて旅行した気分を味わいました。
マリンバとピアノの先生方も長く船で演奏をされていて多くの方のきたかみの印象に
なったのでしょう。私もふと小学校で聞いたマリンバの演奏を思い出しました。マリンバは神業ですね。
世の中みんなの楽しみが個々の楽しみになってきたんだなと淋しい気持ちになりましたがそれを私も選択している一人です。
期間限定の富裕層。
似合っていました!
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/07/15 17:44:23
- RE: 30年の船の一生。
- まむーと様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
お久しぶりです。
色々と大変なこともおありだったようですね。
その後、海外旅行などに行かれ、お元気になられて良かったです。
さて、船旅にハマっている私ですが、太平洋フェリーという名古屋〜仙台〜苫小牧に就航している長距離フェリーがあります。
この太平洋フェリーはクルーズ船並みの豪華フェリーを就航させ、船内でラウンジショーなど船客を楽しませてくれるイベントの草分けとなったフェリー会社なんです。
太平洋フェリーには3隻の船が就航おりまして「きたかみ」は平成元年に就航した一番古い船でありまして、就航から30年が経過し老朽化が著しくなったので、新造船として2代目「きたかみ」の就航が決まり、引退が決定しました。
平成の30年と共に「きたかみ」は活躍しました。
一番の出来事は、平成23年3月の東日本大震災でしょう。
仙台に停泊していた「きたかみ」は船長のとっさの判断で緊急避難!
津波を乗り越える「きたかみ」は太平洋フェリー史上、伝説となって語り継がれていくことでしょう。
引退を前に取材に行きました。
今回は大奮発して最上級船室のスイートです。
いつもは2等寝台で丸くなっている私ですが、この時だけはバスローブを着て(笑)広い客室でノビノビとさせてもらいました。
そして、楽しみしていたのは、マリンバの演奏です。
奏者は、前に乗船した時の鶴岡先生と加藤先生‥
このお二人の先生の演奏が再び聞けるととても楽しみにしていたのです。
マリンバの力強い音色が船内に響き、自分が船に乗っていることを忘れてしまうほどでした。
「きたかみ」の引退と共に、先生方の演奏も船内で聞けなくなってしまうのは残念なことでした。
もう梅雨真っ盛りだというのに、旅行記はようやく平成30年の終わりになりました。
まだまだ執筆しなくてはならない作品が山積みです。
頑張って執筆していきますので、今後も宜しくお願い申しあげます。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
-
- 夢道乗光さん 2019/07/15 11:54:23
- 名残り惜しい 旧きたかみ
- オーヤシクタンさん こんにちは!
旧きたかみの詳細なレポートを名残惜しく読ませてもらいました。
私が撮った旧きたかみの写真まで載せていただきありがとうございます。
オーヤシクタンさんと一緒に永久のお別れ.告別の儀に参列したような気分になりました。
東日本大震災の時に沖合で津波を旧きたかみが乗り越える写真は胸にジーンときました。今となっては旧きたかみを振り返れる貴重な記録なので、フェリーが大好きな友達にも教えてあげました。
今までの船旅とは大違い!スイートルームで寛ぐオーヤシクタンさんの姿にも感激しました。なかなかお似合いですね。今まで頑張って来た自分へのご褒美といった感じ👏👏👏
船旅される時は毎回真面目に「接岸の儀」と「出港の儀」に参列されているのにはいつも感心しています。私は時々サボってしまう事もあるので見習います。
夢道乗光
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/07/15 17:21:45
- RE: 名残り惜しい 旧きたかみ
- 夢道乗光様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
初代「きたかみ」の旅行記をご覧頂き、誠にありがとうございます。
平成元年に就航‥
姉妹船であった、初代きそ・2代目いしかりが先に引退しても「きたかみ」は頑張ってくれました。
バブル期建造の豪華な内装は、クルーズ客船と比較しても引けをとらない重厚な造りでした。
平成の30年間の中で一番の出来事はやはり東日本大震災でしょう。
仙台に停泊していた「きたかみ」は船長のとっさの判断で沖へ避難。
あの津波を乗り越える姿は、すごかったですね。
船は引退してしまいましたが、「きたかみ」は太平洋フェリー史上.伝説となって語り継がれていくことでしょう。
夢道乗光様が、きたかみ最後の旅行記をあげられた時、インドのフェリー会社に買われたと聞いたので、一時はホッとしていました。
しかし、その後の調べでアランでの解体が決定的となったのはあの動画でした。
とても残念なことですが、平成の時代だけを太平洋フェリーだけで活躍した「きたかみ」を称えようと、エンディングはあの形にさせて頂きました。
これにつきましては、夢道乗光様の画像を提供して頂きありがとうございました。
お陰さまで、涙.涙のエンディングとなりました。
私も、永久のお別れ.告別の儀に参列したかったです。
最後に「きたかみ」のスイートに乗れて最上級船客に就任できたことは私にとって最高の思い出になりました。
あの、リビングやベッド、テーブルや椅子などはどうなったのでしょうか?
船体は無理でも、ダイニングセットくらいは欲しかったです。
「接岸の儀」と「出港の儀」‥
いつの間にか義務化されてしまいました。
太平洋フェリーなどは寄港地が少ないのでいいのですが、離島航路になると大変です。
このたびは本当にありがとうございました。
今後も宜しくお願い申しあげます。
オーヤシクタン。
-
- BTSさん 2019/07/15 07:27:13
- バスローブが似合う第10643代.きたかみ最上級船客♪
- オーヤシクタンさまへ
おはようございます。
きたかみは、東日本大震災発生時、船長の判断により沖へ緊急避難したんですね。津波に真っ向に前進する「きたかみ」には感動です。もし、あのまま仙台港に停泊していたらダメだったことでしょう。
食事は、フラン料理のフルコースとはいきませんが、ビュフェ形式なので自分の好きな料理を好きなだけ食べることができるので得した気分になりますね。しかもスイート料金に含まれているのが良いですね。2次会用に残った料理を部屋に持っていかれたんですね。
食後は、お待ちかねのコンサート、マリンバの二重奏やピアノに合わせての生演奏は良かったことでしょう。そして下船するときに鶴岡たみ子先生から声を掛けてもらえるなんて最高の思い出となりましたね。嬉しさと緊張感でお名前を間違えるところはオーヤシクタンさんらしいですね。(笑)
オジサンの期待通りにスイートルームで演出していただきありがとうございます。バスローブ姿のオーヤシクタンさんを見るのは初めてですね。なかなかお似合いで、ブラデーグラスを持っていたら、まさに石原裕次郎でしたね。(残念)
これだけ広いと何となく落ち着かないのではないでしょうか、私だったら「特等和室」か「1等洋室」で十分ですかね。それにしても各部屋に灰皿が置いてあるには、愛煙家にとっては嬉しいですね。逆に煙草嫌いな人にとっては臭いが気になるところでしょうか。
無事に苫小牧港に着きましたね。
きたかみは、翌年の1月下旬の名古屋港を出港しインドで解体されたんですね。映像を見ましたが、せつない気持ちになりました。
オーヤシクタンさんのことなので、この後もフェリーに乗り本州を目指すことでしょう。いわゆるトンボ帰りでしょうか。続きを楽しみにしています。
BTS
- オーヤシクタンさん からの返信 2019/07/15 17:03:56
- RE: バスローブが似合う第10643代.きたかみ最上級船客♪
- BTS様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
バブル期に建造された太平洋フェリー「きたかみ」‥
いよいよ終焉の時を迎えました。
平成元年に就航してから30年‥
一番大変だったのは、東日本大震災発生時に仙台に停泊していたことでしょう。
船長のとっさの判断により沖へ緊急避難!
津波に真っ向に前進する「きたかみ」の姿は引退した今改めて見ると伝説モノです。
たしかに、あのまま仙台にいたら、ダメになっていたかもしれませんね。
さて、ワタクシ、第10643代きたかみ最上級船客に就任しました。
旅客定員842名の中のトップになり、まるで社長になった気分です(笑)。
スイートだと、食事付となります。
さすがにフランス料理のフルコースとはいきませんが、メインダイニングでのビュフェは船旅の気分を盛り上げます。
ホントはいけないのですが、串カツを2本ばかり失敬して、2次会で頂きました。
太平洋フェリーの名物と言ったら、ラウンジショーです。
1〜2航海くらいの割合で出演者が交代するのですが、今回は運のいいことに、私が一一番聞きたかった鶴岡先生と加藤先生のマリンバの演奏にあたりました。
今まで太平洋フェリーには何度か乗船し、ラウンジショーを鑑賞してきましたが、このお二人の演奏がピカイチなんです。
下船前、先生に声をかけて頂いた時は、もう緊張しちゃって頭が真っ白になってしまい、先生の名前を間違えて言ってしまったのは不覚です。
今回の演出は‥
富裕層になったバスローブ姿の筆者。
2等船客から最上級船客にはいあがった筆者。
〜を中心にしました。
ソファで踏ん反りかえっている画像、実はよくみるとワイングラスを持っています。
私の船旅でもなかなかお見せしない一面をご覧頂きました。
「きたかみ」も基本的には禁煙なのですが、スイートには灰皿がありましたね。
それだけ客室が広いということでしょうか。
空気清浄機もありました。
15時間の船旅はあっというまに終わってしまいました。
あのまま日本一周したいくらいです。
そして、引退後の「きたかみ」‥
調べていたら、あの解体の動画を見つけ、解体されたことを知りました。
最後はさびしい結末になってしまいましたが、平成の時代だけを太平洋フェリーだけで活躍した「きたかみ」‥
これは、太平洋フェリー史上でも伝説の船としてこれからも語り継がれていくことでしょう。
また、4トラ.夢道乗光様の画像を提供して頂いたことにより、感動のエンディングとなりました。
この後もフェリーと言いたいのですが、残念ながら船旅はここまでです。
しかし、とんでもない行程であります。
次回は、北海道で海の幸を堪能しますが、その後どこに行くのか?
ご期待頂けたら幸いです。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
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