武尊・尾瀬・片品旅行記(ブログ) 一覧に戻る
第130部-586冊目 1/2<br /><br />皆様、こんにちは。<br />オーヤシクタンでございます。<br /><br />水芭蕉を見に、6月の月例登山は尾瀬に決定しました。<br />群馬県側の尾瀬の玄関口、尾瀬戸倉にある&quot;ペンションゆきみち&quot;に泊り、山歩きと温泉、郷土料理を堪能し、執筆活動もする2泊3日の旅です。<br /><br />拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。<br /><br />表紙画像‥尾瀬横田代に咲く水芭蕉。<br /><br />━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br />令和元年6月9日~11日 2泊3日<br /><br />6月9日(日) 第1日目 小雨<br />①京浜東北線:各停.大宮行<br />鶴見.4:31→上野.5:09<br />↓<br />②普通821M.高崎行<br />上野.5:13→高崎.6:55<br />↓<br />③普通723M.水上行<br />高崎.7:12→沼田.7:59<br />↓<br />④関越交通:尾瀬戸倉(鳩待連絡所)行<br />沼田駅.8:05→戸倉宿.9:29<br />↓<br />⑤ペンションゆきみち車<br />戸倉.9:35→富士見下.9:44<br />:<br />※徒歩(尾瀬中原山登山)<br />富士見下.9:55<br />:<br />富士見峠.11:40<br />:<br />富士見田代.11:47-12:10<br />:<br />アヤメ平.12:26-12:31<br />:<br />中原山頂.12:45<br />:<br />横田代上.13:05<br />:<br />横田代下.13:37<br />:<br />鳩待峠.14:25<br />↓<br />⑥関越観光.尾瀬戸倉行<br />尾瀬鳩待峠.14:37→尾瀬戸倉.14:57<br /><br />★宿泊‥尾瀬戸倉:ペンションゆきみち<br /><br />━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<br />西友ストア‥353円<br />JR東日本‥2,660円<br />関越交通‥3,000円

尾瀬登山&執筆合宿・その1.月例登山報告「尾瀬中原山」

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2019/06/09 - 2019/06/10

70位(同エリア780件中)

旅行記グループ 第130部.尾瀬登山&執筆合宿。

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オーヤシクタン

オーヤシクタンさん

この旅行記のスケジュール

2019/06/09

この旅行記スケジュールを元に

第130部-586冊目 1/2

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

水芭蕉を見に、6月の月例登山は尾瀬に決定しました。
群馬県側の尾瀬の玄関口、尾瀬戸倉にある"ペンションゆきみち"に泊り、山歩きと温泉、郷土料理を堪能し、執筆活動もする2泊3日の旅です。

拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

表紙画像‥尾瀬横田代に咲く水芭蕉。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
令和元年6月9日~11日 2泊3日

6月9日(日) 第1日目 小雨
①京浜東北線:各停.大宮行
鶴見.4:31→上野.5:09

②普通821M.高崎行
上野.5:13→高崎.6:55

③普通723M.水上行
高崎.7:12→沼田.7:59

④関越交通:尾瀬戸倉(鳩待連絡所)行
沼田駅.8:05→戸倉宿.9:29

⑤ペンションゆきみち車
戸倉.9:35→富士見下.9:44

※徒歩(尾瀬中原山登山)
富士見下.9:55

富士見峠.11:40

富士見田代.11:47-12:10

アヤメ平.12:26-12:31

中原山頂.12:45

横田代上.13:05

横田代下.13:37

鳩待峠.14:25

⑥関越観光.尾瀬戸倉行
尾瀬鳩待峠.14:37→尾瀬戸倉.14:57

★宿泊‥尾瀬戸倉:ペンションゆきみち

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
西友ストア‥353円
JR東日本‥2,660円
関越交通‥3,000円

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 皆様、こんにちは。<br />水芭蕉を見に、尾瀬に行くことにしました。<br /><br />今は青春18きっぷの季節でない為、普通乗車券を購入。<br />鶴見→沼田は通しで購入すると3,020円ですが、分割すると2,660円になり、360円安くなりました。

    皆様、こんにちは。
    水芭蕉を見に、尾瀬に行くことにしました。

    今は青春18きっぷの季節でない為、普通乗車券を購入。
    鶴見→沼田は通しで購入すると3,020円ですが、分割すると2,660円になり、360円安くなりました。

  • 4:30<br />ちょうど電車が来ました。<br />鶴見駅から京浜東北線.上り始発電車に乗りましょう。<br /><br />①京浜東北線:各停.大宮行<br />鶴見.4:31→上野.5:09<br />[乗]JR東日本.サハE233-1261

    4:30
    ちょうど電車が来ました。
    鶴見駅から京浜東北線.上り始発電車に乗りましょう。

    ①京浜東北線:各停.大宮行
    鶴見.4:31→上野.5:09
    [乗]JR東日本.サハE233-1261

    鶴見駅

  • 5:10<br />鶴見から38分。<br />上野で高崎線下り始発電車に乗り換えます。<br /><br />②普通821M.高崎行<br />上野.5:13→高崎.6:55<br />[乗]JR東日本.モハE232-3012

    5:10
    鶴見から38分。
    上野で高崎線下り始発電車に乗り換えます。

    ②普通821M.高崎行
    上野.5:13→高崎.6:55
    [乗]JR東日本.モハE232-3012

    上野駅

  • この列車、クロスシート車両もあるのですが、壁に寄りかかって寝たいので、ロングシート車両の角に座りました。<br />こちらの方が寢心地がいいんです。

    この列車、クロスシート車両もあるのですが、壁に寄りかかって寝たいので、ロングシート車両の角に座りました。
    こちらの方が寢心地がいいんです。

  • 今回の備蓄食料です。

    今回の備蓄食料です。

  • 朝食にしましょう。<br /><br />ツナマヨおにぎり‥78円<br />ごま昆布おにぎり‥78円<br />SG微糖コーヒー‥31円

    朝食にしましょう。

    ツナマヨおにぎり‥78円
    ごま昆布おにぎり‥78円
    SG微糖コーヒー‥31円

  • 尾久の車両基地です。<br />中央線の特急あずさ&amp;かいじとして活躍していたE257系が、塗装変更されていました。<br />2020年春から、伊豆方面の特急踊り子に転用されます。

    尾久の車両基地です。
    中央線の特急あずさ&かいじとして活躍していたE257系が、塗装変更されていました。
    2020年春から、伊豆方面の特急踊り子に転用されます。

  • 6:58<br />上野から1時間42分。<br />高崎に着きました。

    6:58
    上野から1時間42分。
    高崎に着きました。

    高崎駅

  • 上越線.水上行に乗り換えます。<br /><br />③普通723M.水上行<br />高崎.7:12→沼田.7:59<br />[乗]JR東日本.クモハ211-3058

    上越線.水上行に乗り換えます。

    ③普通723M.水上行
    高崎.7:12→沼田.7:59
    [乗]JR東日本.クモハ211-3058

  • 8:01<br />高崎から47分。<br />沼田に着きました。

    8:01
    高崎から47分。
    沼田に着きました。

    沼田駅

  • 乗換時間が5分しかありません。<br />急いでバスに乗り換えました。<br /><br />④関越交通:尾瀬戸倉(鳩待連絡所)行<br />沼田駅.8:05→戸倉宿.9:29

    乗換時間が5分しかありません。
    急いでバスに乗り換えました。

    ④関越交通:尾瀬戸倉(鳩待連絡所)行
    沼田駅.8:05→戸倉宿.9:29

  • 今回も尾瀬カードを使います。<br />販売額は3,000円ですが、4,350円分も使える優れもので、これ1枚で片道2,050円する沼田駅-尾瀬戸倉を往復できるんです。<br />車内で運転士様から買えます。<br /><br />尾瀬カード‥3,000円

    今回も尾瀬カードを使います。
    販売額は3,000円ですが、4,350円分も使える優れもので、これ1枚で片道2,050円する沼田駅-尾瀬戸倉を往復できるんです。
    車内で運転士様から買えます。

    尾瀬カード‥3,000円

  • 左側にボックス(赤枠)が置かれていて、座席が通常の半分ほどしかなく、平日ですが、ほぼ満席です。

    左側にボックス(赤枠)が置かれていて、座席が通常の半分ほどしかなく、平日ですが、ほぼ満席です。

  • 9:07<br />鎌田で数分間停車します。

    9:07
    鎌田で数分間停車します。

  • このバス、ヤマト運輸とのコラボで客貨混載バスとなっています。<br />左側に置かれたボックスは荷物を運ぶ為のものだったのですね。

    このバス、ヤマト運輸とのコラボで客貨混載バスとなっています。
    左側に置かれたボックスは荷物を運ぶ為のものだったのですね。

  • 9:29<br />沼田駅から1時間24分。<br />尾瀬戸倉の手前、戸倉宿で下車。

    9:29
    沼田駅から1時間24分。
    尾瀬戸倉の手前、戸倉宿で下車。

  • 9:31<br />「ペンションゆきみち」<br />尾瀬戸倉にあるペンションで、以前泊まった時、良かったので再訪しました。<br />とりあえず、荷物を預かってもらおうと立ち寄ります。

    9:31
    「ペンションゆきみち」
    尾瀬戸倉にあるペンションで、以前泊まった時、良かったので再訪しました。
    とりあえず、荷物を預かってもらおうと立ち寄ります。

    尾瀬戸倉温泉 ペンション ゆきみち 宿・ホテル

  • 荷物を預かってもらってから、尾瀬を歩きます。<br />今日は、戸倉から4.6km/1時間ほど歩いた所の富士見下から入山するのですが、宿の旦那様が「出かけるついでに富士見下まで送ってあげるよ」と言ってくれました。<br />これは助かります。<br />お言葉に甘えて、乗せてもらいましょう。<br /><br />⑤ペンションゆきみち車<br />戸倉.9:35→富士見下.9:44

    荷物を預かってもらってから、尾瀬を歩きます。
    今日は、戸倉から4.6km/1時間ほど歩いた所の富士見下から入山するのですが、宿の旦那様が「出かけるついでに富士見下まで送ってあげるよ」と言ってくれました。
    これは助かります。
    お言葉に甘えて、乗せてもらいましょう。

    ⑤ペンションゆきみち車
    戸倉.9:35→富士見下.9:44

  • 富士見下に向かいます。<br />本来ならこの車道を1時間歩く予定でした。<br /><br />鳩待峠へ車道が開通する前、尾瀬ヶ原の入口は富士見下で、かつてはバスもあったのですが、利用客の減少でバス路線は廃止され、今はマイカーか徒歩でしか行けなくなりました。

    富士見下に向かいます。
    本来ならこの車道を1時間歩く予定でした。

    鳩待峠へ車道が開通する前、尾瀬ヶ原の入口は富士見下で、かつてはバスもあったのですが、利用客の減少でバス路線は廃止され、今はマイカーか徒歩でしか行けなくなりました。

  • 9:44<br />宿から10分弱で富士見下に着きました。<br />ありがとうございました。

    9:44
    宿から10分弱で富士見下に着きました。
    ありがとうございました。

  • ここが富士見下(標高1,331m)の登山口です。<br />トイレがあるので、済ませておきましょう。

    ここが富士見下(標高1,331m)の登山口です。
    トイレがあるので、済ませておきましょう。

  • 今日の行程です。<br />富士見下→富士見峠→アヤメ平(中原山)→横田代→鳩待峠.11.3kmを歩きます。<br /><br />※ヤマレコ登山地図の画像。<br />フォートラベル利用規約第7条該当の恐れで削除。

    今日の行程です。
    富士見下→富士見峠→アヤメ平(中原山)→横田代→鳩待峠.11.3kmを歩きます。

    ※ヤマレコ登山地図の画像。
    フォートラベル利用規約第7条該当の恐れで削除。

  • 9:53<br />尾瀬を歩くよ。<br />エイエイオー!

    9:53
    尾瀬を歩くよ。
    エイエイオー!

  • まずは、7km先の富士見峠へ向かいましょう。<br /><br />

    まずは、7km先の富士見峠へ向かいましょう。

  • ブナの原生林を歩きます。

    ブナの原生林を歩きます。

  • 森林浴を楽しむ筆者。

    森林浴を楽しむ筆者。

  • ひと登りで林道に出ました。<br />富士見下駐車場からの林道(一般車通行禁止)で、富士見峠までつながっています。

    ひと登りで林道に出ました。
    富士見下駐車場からの林道(一般車通行禁止)で、富士見峠までつながっています。

  • 富士見下から富士見峠へ高低差552mです。<br />林道の登りが続きます。

    富士見下から富士見峠へ高低差552mです。
    林道の登りが続きます。

  • 黙々と歩く筆者。

    黙々と歩く筆者。

  • 昨日見た予報では、天気は明日から崩れ、今日(6月9日)は良い予報だったのですが‥<br /><br />※天気とくらすの画像。<br />フォートラベル利用規約第7条該当の恐れで削除。

    昨日見た予報では、天気は明日から崩れ、今日(6月9日)は良い予報だったのですが‥

    ※天気とくらすの画像。
    フォートラベル利用規約第7条該当の恐れで削除。

  • ガスがたちこめて、視界はよくありません。<br />また、小雨が降っています。

    ガスがたちこめて、視界はよくありません。
    また、小雨が降っています。

  • 11:39<br />富士見下から林道を7km登ること1時間46分‥<br />

    11:39
    富士見下から林道を7km登ること1時間46分‥

  • 富士見峠(標高1,883m)に着きました。

    富士見峠(標高1,883m)に着きました。

  • 富士見峠にはチップ制のトイレがあります。<br /><br />かつてここには&quot;富士見小屋&quot;がありましたが、平成27年10月21日をもって、82年の歴史に幕を閉じました。

    富士見峠にはチップ制のトイレがあります。

    かつてここには"富士見小屋"がありましたが、平成27年10月21日をもって、82年の歴史に幕を閉じました。

  • 11:42<br />富士見峠の入山口です。<br />この峠は、かつては尾瀬ヶ原へのメインルートとして賑わいましたが、鳩待峠への車道が開通すると利用者は激減しました。<br />今はひっそりとしています。

    11:42
    富士見峠の入山口です。
    この峠は、かつては尾瀬ヶ原へのメインルートとして賑わいましたが、鳩待峠への車道が開通すると利用者は激減しました。
    今はひっそりとしています。

  • ここから、自然保護区域に入ります。<br />外来の種子が入らないように、靴底をゴシゴシしていきましょう。

    ここから、自然保護区域に入ります。
    外来の種子が入らないように、靴底をゴシゴシしていきましょう。

  • あっ!<br />6月だと言うのに、雪がありますよ。

    あっ!
    6月だと言うのに、雪がありますよ。

  • 富士見峠からひと登りで、湿原が現れました。

    富士見峠からひと登りで、湿原が現れました。

  • 「富士見田代」<br />尾瀬ヶ原と群馬県片品村の間に位置する稜線にある小さな湿原です。<br /><br /><br />

    「富士見田代」
    尾瀬ヶ原と群馬県片品村の間に位置する稜線にある小さな湿原です。


  • 11:48<br />尾瀬をくまなく歩いて来た私が、一番気に入った景色の場所に着きました。

    11:48
    尾瀬をくまなく歩いて来た私が、一番気に入った景色の場所に着きました。

  • ここは、晴れていると、池塘の先にちょこんと頭をだした燧ケ岳が見え、このこじんまり感が好きなんです。<br /><br />ここは素通りしたくありません。<br />休憩にしましょう。

    ここは、晴れていると、池塘の先にちょこんと頭をだした燧ケ岳が見え、このこじんまり感が好きなんです。

    ここは素通りしたくありません。
    休憩にしましょう。

  • ちなみに晴れていると、こんな景色がご覧頂けます。<br /><br />※平成30年10月筆者撮影。

    ちなみに晴れていると、こんな景色がご覧頂けます。

    ※平成30年10月筆者撮影。

  • あっ!<br />湿原の隅に水芭蕉が咲いているよ。

    あっ!
    湿原の隅に水芭蕉が咲いているよ。

  • 6月とはいえ、山上はまだ冬の気配が残っています。<br />そんな中、枝が芽生えそうです。<br />遅い春がすぐそこまでやって来ています。

    6月とはいえ、山上はまだ冬の気配が残っています。
    そんな中、枝が芽生えそうです。
    遅い春がすぐそこまでやって来ています。

  • イエーイ!<br />天気悪いけど、舞いあがる筆者。

    イエーイ!
    天気悪いけど、舞いあがる筆者。

  • 昼食にしましょう。<br /><br />ハンバーグ&amp;ナポリタンロール‥98円<br />野沢菜おにぎり‥30%引‥55円<br />ごま昆布おにぎり‥30%引‥55円<br />スポーツドリンク‥62円<br />伊藤園むぎ茶‥83円

    昼食にしましょう。

    ハンバーグ&ナポリタンロール‥98円
    野沢菜おにぎり‥30%引‥55円
    ごま昆布おにぎり‥30%引‥55円
    スポーツドリンク‥62円
    伊藤園むぎ茶‥83円

  • パンの袋がパンパンです。<br />これは、高所に行くと、袋の中の気圧と外の気圧の差が大きくなるからだそうです。<br />袋の中の気圧は、一定の気圧と平等になるようにしてあるのですが、山などの高所に行くと、外の気圧のほうが弱くなるので、袋の中の気圧のほうが大きくなり、袋が膨らむのだそうです。

    パンの袋がパンパンです。
    これは、高所に行くと、袋の中の気圧と外の気圧の差が大きくなるからだそうです。
    袋の中の気圧は、一定の気圧と平等になるようにしてあるのですが、山などの高所に行くと、外の気圧のほうが弱くなるので、袋の中の気圧のほうが大きくなり、袋が膨らむのだそうです。

  • 12:10<br />そろそろ行きましょう。<br />アヤメ平に向かいますよ。

    12:10
    そろそろ行きましょう。
    アヤメ平に向かいますよ。

  • 片品側笹原の斜面‥<br />この先にアヤメ平はあります。

    片品側笹原の斜面‥
    この先にアヤメ平はあります。

  • ここは、片品側の展望の良い尾根なんですが、何も見えません。

    ここは、片品側の展望の良い尾根なんですが、何も見えません。

  • 再び湿原が現れました。<br />こちらが‥

    再び湿原が現れました。
    こちらが‥

  • 「アヤメ平」です。<br />鳩待峠と富士見峠の間の道の北側はなだらかな斜面となっており、中原山(1,969m)の直ぐ東側ほぼ頂上にアヤメ平は位置するため、展望は素晴らしく、燧ケ岳、至仏山など360度の山々が見渡せるのですが‥

    「アヤメ平」です。
    鳩待峠と富士見峠の間の道の北側はなだらかな斜面となっており、中原山(1,969m)の直ぐ東側ほぼ頂上にアヤメ平は位置するため、展望は素晴らしく、燧ケ岳、至仏山など360度の山々が見渡せるのですが‥

  • 今日は何も見えませんね。

    今日は何も見えませんね。

  • 荒廃した昭和30年代のアヤメ平です。<br />この時代にNHKで唱歌「夏の思い出」が放送されるや否や尾瀬に人が押し寄せ、アヤメ平も例外ではありませんでした。<br /><br />当時は現在のようなマナーも定着しておらず、人々は湿原を歩き回ったり、レジャーシート敷いたり、若者の中にはフォークダンスを始めてしまう不届き者もいた為、湿原は荒れ果ててしまいました。<br />現在ではこれが、尾瀬自然破壊の象徴になっています。

    荒廃した昭和30年代のアヤメ平です。
    この時代にNHKで唱歌「夏の思い出」が放送されるや否や尾瀬に人が押し寄せ、アヤメ平も例外ではありませんでした。

    当時は現在のようなマナーも定着しておらず、人々は湿原を歩き回ったり、レジャーシート敷いたり、若者の中にはフォークダンスを始めてしまう不届き者もいた為、湿原は荒れ果ててしまいました。
    現在ではこれが、尾瀬自然破壊の象徴になっています。

  • 昭和41年から群馬県による湿原回復作業が始められ、昭和44年からは東京電力も湿原回復活動に乗り出しました。

    昭和41年から群馬県による湿原回復作業が始められ、昭和44年からは東京電力も湿原回復活動に乗り出しました。

  • 地道な湿原回復活動から40年以上が経過した今日‥<br />復元田が点々とある中、荒れ果てたアヤメ平は昔の姿を取り戻しつつあり、いくつかの花を見かけました。<br /><br />「イワカガミ」<br />尾瀬に春を告げる植物の一つで、独特な花の形と目立つ色が特徴です。

    地道な湿原回復活動から40年以上が経過した今日‥
    復元田が点々とある中、荒れ果てたアヤメ平は昔の姿を取り戻しつつあり、いくつかの花を見かけました。

    「イワカガミ」
    尾瀬に春を告げる植物の一つで、独特な花の形と目立つ色が特徴です。

  • これは「ワタスゲ」かな?<br />綿みたいに見えるのは花ではなく、果穂(綿毛)なんだそうです。<br /><br />

    これは「ワタスゲ」かな?
    綿みたいに見えるのは花ではなく、果穂(綿毛)なんだそうです。

  • 「チングルマ」<br />高山帯の雪解け時期に咲く花は、楚々として可愛らしいですね。<br />

    「チングルマ」
    高山帯の雪解け時期に咲く花は、楚々として可愛らしいですね。

  • 「タテヤマリンドウ」<br />山野に生えるハルリンドウの高山型で、湿地や雪田周辺に小さな花を咲かせます。<br /><br />荒廃したアヤメ平に高山植物が帰って来ました。<br />自然を破壊することは簡単なことです。<br />しかし、元に戻すには長い歳月が必要なのですね。

    「タテヤマリンドウ」
    山野に生えるハルリンドウの高山型で、湿地や雪田周辺に小さな花を咲かせます。

    荒廃したアヤメ平に高山植物が帰って来ました。
    自然を破壊することは簡単なことです。
    しかし、元に戻すには長い歳月が必要なのですね。

  • 今日は天気が悪くてこんな感じですが、天気が良いと一段と空が近く感じられ、取り囲むものが無いアヤメ平は「天上の楽園」と呼ばれています。

    今日は天気が悪くてこんな感じですが、天気が良いと一段と空が近く感じられ、取り囲むものが無いアヤメ平は「天上の楽園」と呼ばれています。

  • 天気が良い時の画像です。<br /><br />アヤメ平から西側を眺めています。<br />奥に「至仏山」が見えて、ここは正に天上の楽園です。<br /><br />※平成30年10月筆者撮影。

    天気が良い時の画像です。

    アヤメ平から西側を眺めています。
    奥に「至仏山」が見えて、ここは正に天上の楽園です。

    ※平成30年10月筆者撮影。

  • アヤメ平を抜けて、樹林帯をひと登りします。

    アヤメ平を抜けて、樹林帯をひと登りします。

  • 雪に埋もれている樹木。<br />雪がなくなると緑に覆われます。<br />生命のたくましさを実感しますね。

    雪に埋もれている樹木。
    雪がなくなると緑に覆われます。
    生命のたくましさを実感しますね。

  • 標高1,969mの「中原山」に着きました。<br />今日歩くコースの最高地点で、今月の月例登山の山となります。<br /><br />

    標高1,969mの「中原山」に着きました。
    今日歩くコースの最高地点で、今月の月例登山の山となります。

  • 中原山登頂。<br /><br />バンザーイ!<br />バンザーイ!<br />バンザーイ!

    中原山登頂。

    バンザーイ!
    バンザーイ!
    バンザーイ!

  • 登頂の証。<br />三角点に触っていきましょう。

    登頂の証。
    三角点に触っていきましょう。

  • では、下山しましょう。<br />登山道は、まだ雪で覆われていますね。

    では、下山しましょう。
    登山道は、まだ雪で覆われていますね。

  • このように大きな段差があって、通行が困難な箇所もありました。

    このように大きな段差があって、通行が困難な箇所もありました。

  • 「横田代」<br />大きな斜面にある湿原です。<br />今日は、何も見えませんが‥

    「横田代」
    大きな斜面にある湿原です。
    今日は、何も見えませんが‥

  • 天気が良いと、目の前に至仏山がデーン!と見えます。<br /><br />※平成30年10月筆者撮影。

    天気が良いと、目の前に至仏山がデーン!と見えます。

    ※平成30年10月筆者撮影。

  • 新しく架け替えられた木道です。<br />木道には寿命があり、10年前後で架け替えが必要となるため、東京電力が中心となって毎年計画的に整備しています。<br />こうして、登山者の安全と自然が守られているのですね。

    新しく架け替えられた木道です。
    木道には寿命があり、10年前後で架け替えが必要となるため、東京電力が中心となって毎年計画的に整備しています。
    こうして、登山者の安全と自然が守られているのですね。

  • るんるん♪気分で下山する筆者。<br /><br />ヨシッ!<br />唄を歌おう。

    るんるん♪気分で下山する筆者。

    ヨシッ!
    唄を歌おう。

  • 霧の中に浮かび来る~♪<br />やさしい影 野の小路♪<br />

    霧の中に浮かび来る~♪
    やさしい影 野の小路♪

  • ミズバショウの花が咲いている~♪<br />夢見て咲いている水のほとり♪<br />シャクナゲ色にたそがれる~♪<br />はるかな尾瀬~♪<br /><br />お粗末様でした。

    ミズバショウの花が咲いている~♪
    夢見て咲いている水のほとり♪
    シャクナゲ色にたそがれる~♪
    はるかな尾瀬~♪

    お粗末様でした。

  • 13:18<br />富士見峠から3.3km、横田代の標高1,860m地点です。<br />ここで湿原は終わり、樹林帯に入ります。<br />ここから鳩待峠へ3.0kmです。

    13:18
    富士見峠から3.3km、横田代の標高1,860m地点です。
    ここで湿原は終わり、樹林帯に入ります。
    ここから鳩待峠へ3.0kmです。

  • 湿原と樹林帯の境目をよく見ると‥

    湿原と樹林帯の境目をよく見ると‥

  • あっ!<br />あそこにも、ミズバショウがたくさん咲いていますね。<br />尾瀬の主役と言ったら、やっぱりこの花ですよね。

    あっ!
    あそこにも、ミズバショウがたくさん咲いていますね。
    尾瀬の主役と言ったら、やっぱりこの花ですよね。

  • 樹林帯に入ると、登山道に残雪が‥<br />所々、木道を雪が覆っています。

    樹林帯に入ると、登山道に残雪が‥
    所々、木道を雪が覆っています。

  • 滑らないように注意して歩きましょう。<br />安全の為、登山靴に滑り止めを装着しています。

    滑らないように注意して歩きましょう。
    安全の為、登山靴に滑り止めを装着しています。

  • 倒木が木道を押し上げています。<br />自然の脅威を感じますね。

    倒木が木道を押し上げています。
    自然の脅威を感じますね。

  • 13:37<br />富士見峠から4.3km。<br />鳩待峠へ2.3km地点を通過。

    13:37
    富士見峠から4.3km。
    鳩待峠へ2.3km地点を通過。

  • 雪解けの水で登山道が川のようになっています。

    雪解けの水で登山道が川のようになっています。

  • そして、登山道は泥道になりました。<br />グチャグチャして、歩きにくいです。

    そして、登山道は泥道になりました。
    グチャグチャして、歩きにくいです。

  • 14:03<br />富士見峠から5.1km。<br />鳩待峠へ1.2km地点を通過。<br /><br />あと、少しです。

    14:03
    富士見峠から5.1km。
    鳩待峠へ1.2km地点を通過。

    あと、少しです。

  • ダケカンバやオオシラビソの樹林を歩きます。<br />標高が下がるにつれて、植生が変わるのがわかりますね。<br />

    ダケカンバやオオシラビソの樹林を歩きます。
    標高が下がるにつれて、植生が変わるのがわかりますね。

  • やや急な下り坂を下っていくと‥<br /><br />あっ!<br />建物が見えてきましたよ。

    やや急な下り坂を下っていくと‥

    あっ!
    建物が見えてきましたよ。

  • 14:24<br />入山者数をカウントする機械を抜けると‥

    14:24
    入山者数をカウントする機械を抜けると‥

  • 14:25<br />ゴール!<br />標高1,591mの「尾瀬鳩待峠」に到着。<br />富士見下を9:53に出発して、4時間32分/11.3kmの山旅でした。<br />

    14:25
    ゴール!
    標高1,591mの「尾瀬鳩待峠」に到着。
    富士見下を9:53に出発して、4時間32分/11.3kmの山旅でした。

    鳩待峠休憩所 グルメ・レストラン

  • 無事に下山。<br />達成感に浸る筆者。

    無事に下山。
    達成感に浸る筆者。

  • 靴がどろどろです。<br />トイレ前の水道で靴を洗っていきましょう。<br />

    靴がどろどろです。
    トイレ前の水道で靴を洗っていきましょう。

  • 至仏山は植生保護の為、6月30日まで入山禁止です。

    至仏山は植生保護の為、6月30日まで入山禁止です。

  • 14:36<br />マイクロバスで尾瀬戸倉に向かいましょう。<br />ちょうど、この乗合ワゴンが出るようです。<br />乗っちゃいましょう。<br /><br />⑥関越観光.尾瀬戸倉行<br />尾瀬鳩待峠.14:37→尾瀬戸倉.14:57<br />※運賃980円

    14:36
    マイクロバスで尾瀬戸倉に向かいましょう。
    ちょうど、この乗合ワゴンが出るようです。
    乗っちゃいましょう。

    ⑥関越観光.尾瀬戸倉行
    尾瀬鳩待峠.14:37→尾瀬戸倉.14:57
    ※運賃980円

  • 14:57<br />鳩待峠から20分。<br />尾瀬戸倉に着きました。

    14:57
    鳩待峠から20分。
    尾瀬戸倉に着きました。

  • バス停から、尾瀬戸倉の集落を5分ほど歩くと‥

    バス停から、尾瀬戸倉の集落を5分ほど歩くと‥

  • 今宵の宿、尾瀬戸倉温泉「ペンションゆきみち」に着きました。<br /><br />続きは次回です。<br />拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。<br /><br />つづく。

    今宵の宿、尾瀬戸倉温泉「ペンションゆきみち」に着きました。

    続きは次回です。
    拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

    つづく。

    尾瀬戸倉温泉 ペンション ゆきみち 宿・ホテル

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ねもさん 2020/01/22 10:41:36
    さすが!
    オーヤシクタンさん
    こんな通な道を歩かれるなんて、山歩きも玄人ですね。イマイチな天気でしたが、静かな山旅を満喫されたと推測します。
    2011年7月に鳩待峠からアヤメ平を通り尾瀬沼まで歩きました。やはり静かでした。まさに「天上の楽園」、仰るとおりです。これでアヤメも復活したら……と考えるのは妄想でしょうか。

    関越交通のバスカード、まだあるんですね。ホントにお得です。あちこちで、こういうお得なバスカードが、どんどんICカードに代わって(お得じゃなくなる)いるのに、ありがたいです。私も今度こちらに来るときは買おうかな(使用済みカードが捨てられず、笑)。旅行記を懐かしく拝見しました。

    オーヤシクタン

    オーヤシクタンさん からの返信 2020/01/22 20:51:17
    RE: さすが!
    ねも様、こんばんは。
    オーヤシクタンでございます。

    尾瀬は私が「山」を始めるきっかけとなった山域であります。
    今回はまだ雪が残る尾瀬を歩こうと計画したのですが、2日目以降の天気が悪いとのことで、本当は鳩待峠→アヤメ平→富士見峠→富士見下→戸倉で歩くつもりだったのですが、宿の旦那さんが富士見下まで送ってくれるとおっしゃったので、登りのルートにしました。
    鳩待峠に車道が開通する前は、富士見峠のルートが尾瀬ヶ原へのメインルートでそれはもう賑わったそうですが、今、歩く人はほとんどいません。
    一時、富士見下までの路線バスが復活したのですが、利用がないことから休止になってしまい、富士見下-戸倉は1時間の車道歩きを強いられるところ、車になったので助かったことは言うまでもありません。
    天気予報は良い予報だったのに、現地は霧につつまれて何も見えませんでしたが、高山植物が春の訪れを告げるかのように咲き、あと少しで尾瀬にも本格的な春がやってくるような感じがしました。
    富士見峠の少し上に富士見田代という小さな湿原があります。
    池塘があってこじんまりとした湿原なのですが、私個人的には尾瀬の中で一番気に入った場所なんです。
    そして、昨年秋にいった時の画像も載せましたが、天気が良いとアヤメ平は正に「天上の楽園」です。
    今年も、また歩きに行きたいと考えております。
    そして、ペンションゆきみち‥
    ここもすばらしいお宿なので、利用するようになりました。

    尾瀬カード。
    昨年の増税後も3,000円据え置きです。
    ただ、まったく宣伝していないので、関越交通さん的には正規運賃で乗ってもらいたいのが本音でしょうか。

    コメントを頂き、ありがとうございました。
    今後も宜しくお願い申しあげます。

    オーヤシクタン。

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