2019/08/31 - 2019/08/31
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オーヤシクタンさん
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第135部-610冊目 7/19
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
世間様の夏休みが終わる頃、仕事がひと段落し、急遽でありますが、9連休とることに成功しました。
さて、どこに行こうか‥
丁度この時、フォローして頂いているBTS様が旅行記「北海道&東日本パス7日間」を配信中で、表紙画像のマグロを見たら、私も青森に行きたくなりました。
てな訳で、今回は8泊9日で青森県をまるごと堪能します。
本編は、津軽海峡で獲れたマグロの漬け丼を堪能し、青函トンネル記念館を見学します。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。
表紙画像‥青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
令和元年8月28日~9月5日 (8泊9日)
8月31日(土) 第4日目-3 晴れ
※徒歩
龍飛岬灯台バス停.13:06
:
食事処海峡.13:11-13:50
:
青函トンネル記念館.14:06-15:30
:
ホテル竜飛.15:50
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
食事処海峡‥1,100円
青函トンネル記念館‥1,300円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
13:05
やって来ました。
津軽半島最先端.龍飛埼です。 -
13:10
お腹すきましたね。
まずは、昼食にしましょう。
やって来たのは「ホテル竜飛」です。龍飛崎温泉 ホテル竜飛 宿・ホテル
-
「食事処 海峡」
ホテルに併設された食事処です。
では、入りましょう。
※食事処 海峡
https://www.hoteltappi.co.jp/facility/img/menu.pdf海峡 グルメ・レストラン
-
ホテルのロビーからの眺め。
すばらしい。 -
このホテルの真下に"青函トンネル"が通っているそうです。
-
あっ!
あと、4分ほどで、'はやぶさ22号'が通過するみたいですよ。 -
新幹線の通過中、照明の色か変わるそうです。
見ていきましょう。 -
おっ、照明の色が変わりました。
ゴゴォー
かすかですが、音と振動が伝わってきました。
通過時間は5~10秒ぐらいだったような気がします。 -
新幹線が通過すると、照明は通常に戻りました。
パチパチパチ‥ -
13:25
うわぁ~
色々な料理がディスプレイされていますね。
うず潮海鮮‥1,130円
漁火海鮮‥2,200円
海鴎海鮮‥2,730円
海峡海鮮‥3,300円
ふのりそば‥770円
海峡カレー‥1100円
烏賊墨カレー‥880円
義経丼‥1870円
いちご丼‥2420円
いくら丼‥1320円
海峡大漁丼‥2640円
つがる豚丼‥1320円
えび天丼‥1650円
などなど‥
どれも食べてみたいのですが、もう食べたい物は決まっているんです。 -
ジャン!
コチラです。
私をフォローして頂いている.4トラベラー.BTS様の旅行記のこの表紙画像を見て、ここの「まぐろづけ丼」を食べたくなり、竜飛にやって来ました。
では、入りましょう。
BTS様の旅行記↓
https://4travel.jp/travelogue/11491254
今回の旅の計画にあたり、BTS様の旅行記を参考にさせて頂きました。
厚く御礼申しあげます。 -
店内。
お昼時が過ぎたので、すいています。 -
おっ、来ましたね。
BTS様の旅行記と比べてみましょう。
まぐろづけ丼に小鉢・味噌汁・漬物がついているのは同じですね。
まぐろづけ丼‥1,100円
まぐろづけ丼
雲丹椎茸
海草味噌汁
漬物
ほうじ茶 -
「まぐろづけ丼」
これ、食べたかったんです。
津軽海峡で水揚げされたマグロとBTS様の旅行記にあります。
適度な脂がのった赤身はプリプリしていて、漬けダレとの相性も良いです。 -
海を眺めながら食べるメシはうまい!
このレストランは眺めも良いんです。
念願が叶って良かった。 -
13:52
「青函トンネル工事殉職者慰霊碑」
青函トンネルに夢をかけ、その完成を見ることなく没した34名の殉職者の慰霊碑です。 -
犠牲になられた方のご冥福を祈り、黙祷する筆者。
-
「青函トンネル渡海三角点」
青函トンネル竜飛側の基準点だそうです。 -
13:57
展望台がありますよ。
上ってみましょう。 -
すばらしい眺めですね。
津軽海峡が一望です。
さっき、食事をしたホテル竜飛が見え‥ -
ズームすると‥
北海道が見えます。 -
風が強いなぁ。
この周辺は風が強い日が多く、私が訪問した日はタオルが横になるほどの風にもかかわらず、これくらいなら序の口なんだそうです。 -
龍飛崎の方を眺めます。
-
ズームすると、龍飛崎灯台が見えます。
-
あちらの海は、日本海です。
-
そして、この下は青函トンネル本州方基地龍飛の跡地です。
-
14:06
「青函トンネル記念館」
ここに来たら、この施設は外せません。
では、入りましょう。
青函トンネル記念館。
特別セット料金(記念館入館料+体験坑道乗車券)‥1,300円。
http://www.seikan-tunnel-museum.jp/青函トンネル記念館 美術館・博物館
-
館内に入ると、こんなポスターがありました。
「北海道方面から青函トンネルを抜けた、485系特急はつかり号」
青函トンネルが在来線で運転されていた頃ですね。
今は、北海道新幹線になったので、懐かしい風景です。 -
「展示ホール」
青函トンネルの歴史や構造、 実際に使用された機器など 青函トンネルに関する様々な資料を展示。
また、先進ボーリング技術や地盤注入技術、 吹き付けコンクリート技術など多くの世界中が注目した高度な技術力と工事方法を詳しく展示されています。 -
「青函ずい道境界点」
昭和63年3月13日の事務次官会議において、公海下部分のうち、約4.7kmを青森県東津軽郡三厩村(現外ヶ浜町)・約5km を北海道松前郡福島町に編入することが決まり、自治体境界が定められました。
こちらは、同年3月24日に告示された時のプレートだそうです。 -
ここでは、青函トンネル建設の歴史に触れることができます。
1946年4月に開始された地質調査から18年‥
1964年5月、北海道側斜坑掘削から工事が始まります。
ちなみに、竜飛側斜坑の掘削が開始されたのは1966年3月の事です。 -
トンネル工事と言ったら、黒部ダム大町トンネルの破砕帯突破が有名な話しですが、青函トンネル建設においても‥
ドドドドォー!
昭和51年5月6日、吉岡作業抗4586mで青函トンネル工事においての最大の出水事故が発生しました!
毎分85トンで押し寄せる水をせき止めるために、全力を挙げて防水堤を作っても破られ、作業坑は3kmにわたって浸水。
あわや水没かと思われましたが、やむなく水を本トンネルに流し、必死の排水作業を行いました。
北海道側吉岡海底には、軟弱で膨張性がある地質のため、掘るごとにトンネルに強い地圧がかかり、削岩機のロットがはさまってしまうと言う、青函トンネル最大の難関である 'F10断層' があります。
この難関を突破するため、掘削作業を人力掘りに換えたり、圧力で折れ曲がった支えの鉄柱を立て直すなどの作業の繰り返しで、1kmの掘削になんと、5年もかかったんだそうです。 -
さまざまな困難を乗り越え、ついに‥
昭和58年1月、先進導抗が貫通!
青函トンネルは、実際に鉄道が通る「本坑」以外に、工事を進めるにあたって、作業抗・先進導坑・連絡携抗のトンネルも必要で、ここで貫通したのは、先進導坑で、本坑、作業抗の工事に先行して地質、湧水状況などの調査を行うパイロットトンネルです。
ここで、本州と北海道が初めて陸続きとなったのですね。
バンザーイ。
バンザーイ。
バンザーイ! -
先進導抗貫通から2年‥
昭和60年3月本坑が貫通!
本坑とは、列車が通れる本トンネルで、複線式とし、将来新幹線が通れるように設計建設されました。 -
本抗貫通から3年後‥
昭和63年3月、JR北海道.津軽海峡線が開業。
構想から42年、総延長53.85Km、津軽海峡の水面下240mの海底を貫く待望の青函トンネルが共用開始となり、本州と北海道が鉄道で行き来できるようになりました。
そして、平成28年3月には北海道新幹線が開業。
東京-函館4時間22分で結ばれるようになり、現在に至っております。 -
トンネルシアター
記録映画「構想から完成まで」
上映時間22分。
見たいけど、時間が‥ -
14:46
次は、'体験坑道'に行きますよ。
「青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号」
青函トンネル工事における作業員の移動や 物資の輸送などを目的として建設されました。
青函トンネルにある2つの定点のうち、本州側の 竜飛定点(旧.竜飛海底駅)に通じています。 -
火葬炉のような坑道入口。
右の通風門が上に開く構造になっています。
この通風門は、風圧防止と列車無人走行による事故防止のためにあるそうです。 -
車内は階段状になっています。
青い座席が国鉄時代の電車の座席を彷彿させますね。 -
14:51
青函トンネル記念館駅を発車しました。 -
ゴッゴッゴッ
坑道に入りました。
総走行距離は778mだそうです。 -
ゴ.ゴ.ゴ.ゴォー
斜度14度の斜坑を、海面下140mへ下っています。 -
ゴッ.ゴッ.ゴッ
ガタン.ガタン‥
大きな音や振動が車内に響いています。 -
乗車時間7分。
体験坑道駅に着きました。 -
14:58
降りました。
中はひんやりとしています。
この先にも、レールがつながっているみたいですね。 -
ちなみに、ケーブルカーで下って来た坑道は非常経路にもなり、地上まで階段で1,329段。
歩くと20分かかるようです。
ちなみに、長い階段で有名な上越線土合駅は462段ですから、その約3倍と言うことになります。 -
海面下の坑道を歩きます。
冬の体感温度は-20℃にもなる過酷な場所で、建設工事は行われたそうです。 -
この坑道は、先ほどケーブルカーを降りたところから続く坑道です。
-
見学できるのは '作業坑' という場所です。
作業抗は、本坑と平行に掘られ、約600mおきに連絡携坑を設けて、本坑工事を推進するための工事用通路の役割を果たしました。
今は、排水、換気及び坑内の保守用通路として使用されています。
坑道内は、案内係の誘導で説明を聞きながら歩きます。 -
「水平人車」
作業現場と斜坑の間を作業を乗せて移動する為の車両です。 -
ガガガガガッー
掘削作業は3交代制で続けられました。
作業する姿からして、過酷そうな仕事です。 -
この奥に、青函トンネルの青森県側の定点である'竜飛定点'があります。
青函トンネルの海底部に位置し、非常時の旅客避難所および保線基地、トンネルの維持に必要な各種機械類の設置を目的として計画されました。 -
その'竜飛定点'にあったのが、昭和63年3月13日の海峡線津軽海峡線(海峡線)開業時に設置された '竜飛海底駅' です。
当時は、JR北海道管轄の駅として見学ができました。 -
北海道新幹線の工事に伴い、駅は平成26年3月15日をもって、廃止されました。
残念ながら今は入ることができません。
駅が廃止された後、新幹線仕様の避難施設として改修され、設備は残されているそうです。、 -
15:19
体験坑道駅に戻りました。 -
ゴッ.ゴッ.ゴッ‥
ケーブルカーで地上に向かいます。 -
15:26
約7分で、青函トンネル記念館駅(地上)に戻りました。 -
通風門が閉じられていきます。
-
通風門は鉄扉でできていて、下に閉まります。
なんだか、火葬場みたいに見える私。 -
ガチャン!と、音はせず‥
終了。
パチパチパチ‥ -
「体験証明書」
入場券の裏側です。
氏名は自分で記入しました。
なかなか見ごたえのある、博物館でした。 -
15:30
見学を終えて、屋外です。
「天皇陛下皇后陛下記念碑」
平成2年7月23日に天皇皇后両陛下(現在の明仁上皇陛下と美智子上皇后陛下)がご視察されたのを記念して建てられました。
記念碑にある列車のデザインは、青函トンネル開業当初から数年前まで海峡線旅客列車だった快速海峡号で、ED79形電気機関車が、50系客車のグレードアップ改造車を牽引したものとなっております。 -
「海底下の石」
青函トンネル工事中に津軽海峡の海底下100mの地点で採取された石だそうです。 -
「青函トンネルの軌道」
三線式スラブ軌道。
トンネル内の軌道は、新幹線(標準軌)と在来線(狭軌)が同一軌道を走れるように三線式軌道を採用されています。
また、青函トンネルのレールは、乗り心地や省力化の為、トンネルの全長(53km850m)に近い、52km570mを溶接したスーパーロングレールとなっているそうです。 -
「斜坑人車」
斜坑の人員輸送用として使用した車両だそうです。 -
「青函トンネル本州方基地龍飛」
本州と北海道をつなぐ青函トンネルの本州側は、ここ龍飛に基地が設けられました。
当時の看板が今も残されています。 -
今は駐車場になっていますが、トンネル建設中は、ここに事務所や宿舎などなど、建設にかかわる建物がたくさんあったそうです。
-
「坑道跡」
トンネル建設の役目を終えた坑道は、コンクリートで蓋をされていました。 -
日本海を眺めます。
んっ?
あれは‥ -
ズームしてみましょう。
あの船のシルエットは、新日本海フェリーに見えるな。
時間的に、福井県敦賀→北海道苫小牧に向かう船だと思います。 -
今夜の宿に向かって、てくてく歩きます。
-
15:49
「ホテル竜飛」
今夜はこちらに泊まります。
いいところで恐縮ですが、続きは次回です。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。
つづく龍飛崎温泉 ホテル竜飛 宿・ホテル
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