世界一周の思い出　イスラエル③聖地シオン山、オリーブ山巡り

1月28日
今日もエルサレム。
アラブ人商人の屋台。

こんな若い世代が兵役についていて、町中ですれ違う

今日はシオン山へ行きます。
まずは、鷄鳴教会。

階段を行きます。

鷄鳴教会

続いて、オスカーシンドラーのお墓です。

訪れた人が石を置く風習がある。

アラビア語の墓石。

写真を墓石にプリントするような技術もあるんですね。。。

ダビデ王の墓へ続く道

シオン山で会った今時の若者ユダヤ人。
帽子はスイカ柄で、スケボー持って、歩きたばこ。
この子も、兵士たちも、基本はローライズ。
ノリが良くて写真撮らせてくれました。

続いて、マリア永眠教会へ向かいます。

中世みたいな風景の一画。

どこからでも目立つ大きなマリア永眠教会。
エルサレム最大の教会です。1910年から10年がかりで建築されたそうです。

アフリカからのご一行とともに見学しました。
話しかけたら、アルジェリア人でした。アルジェリア人はよく会うな。
そろいの男性用ワンピースや帽子、ターバンなどを着用しているグループもいます。

屋上からはエルサレムの街並みが。

隣にマリア永眠教会が見えます。

ドームのやね。
ベロンと剥がれたらトタンとおもいきや、鉄？
戦争で壊れたの・・・？

続いて、マリア永眠教会です。
床には12星座を描いたモザイク。

そいて、様々なアーティストによるモザイク画があります。

アフリカの王様？

マリアとイエス
礼拝堂は音響もよく、コンサートに使われるそう

地下には、桜の木と象牙で作られたマリア像。

ドームにもモザイク画が施されています。

これはアフリカ人アーティストによる木彫りのモザイクだったかな

ちょっと珍しいです。

お昼ご飯は歩きながら。昨日ガイジンにうまそーと言われた手作りピタパン。野菜入りのトマトペースト入り。
その後、ダビデの谷へ。ここはしょぼいと聞いていたのでＷＣをお借りし休憩。
テーマパーク化されていて、ユダヤ人と欧米人のツーリストばかりだった。
アイスがなんと3ドル！高い。

続いて、オリーブ山を巡ります。
城壁をまわりこむとケデロンの谷へ出ます。
ここからオリーブ山や入ります。

ケデロンの谷
ダビデの時代から続く墓地。
ダビデの息子アブサロムの塔
祭司ヘジルの墓
ゼカリヤの墓

オリーブ山にあるマグダラのマリアの教会どこからでも目立つ
（閉館）

ゲッセマネの園

万国民の教会、イエスが最後の晩餐のあとに訪れたとされている。
別名苦悶の教会。
上の絵はモザイク画になっている。

教会4世紀にさかのぼり、バシリカ様式という当時のスタイルを残しつつ、1919年に各国からの献金で再建されたそう

夜通し祈ったと言われているため、天井も夜の色合いらしい。

内部は落ち着いた紫とピンクのステンドグラス。

教会の横はゲッセマネの園。オリーブの木があります。
イエスが祈りのために頻繁に訪れていた。

かつて一面がオリーブ園だったそうです。ゲッセマネとは、ヘブライ語で油絞りという意味らしい。今は8本だけ。
古い木ですね。

すぐ近くにあるのは聖マリアの墓
降りたところがイエスの時代の地面と言われているのだとか。

聖母マリアの墓と言われている場所。
テオドシウス帝、マリアの両親、夫ヨセフも眠ると言われている。
半袖はＮＧ。イコンとランプで囲まれている

墓石はガラスで囲まれている
ひっそりとしていて巡礼者も少なく、修道士が一人使えているだけ。寂しい場所。

マリアのイコンが多数ありました。
実際マリアの墓の特定はされていないようです。

マリアの墓。

山の斜面にユダヤ教徒の墓地だそうです。

正統派の男性が墓参りにやってきていた。
宗教が違っても、時にお互いの宗教を理解できなくても、お墓に来る人の悲しみは同じだよね、愛する人を亡くす悲しみは誰もが持っている感情なのに、なぜ誰かの大切な人の命を狙って戦うのか、本当に理解できない、
理解できないし、たぶんこの時の日記に残したメモは、ユダヤ教徒に向けられていたんだと思う。

とても広大です。
ユダヤ人は、シオン山に近いこの地を墓地として好むのだそう。

墓はどれもシンプルで、花もありません。
遠くから見たときあれはなんだろうと思うほど、ただ墓が並んでいる土地でした。

マグダラマリア教会

旧市街も一望できます。

中世のような街並みですね。

このあたりをもう少し探索　主の泣かれた教会。
イエスがオリーブさんからの帰途、エルサレムの滅亡を予言したという記述に基づく。
1955年。涙の形をしている？小さくてかわいい教会。

今は見晴らしの丘も兼ねて美しい庭園となっています。
ここからの眺めはとてもよく、新市街まで見渡せました。

岩のドームと十字架が重なって見える場所。

1世紀ごろのユダヤ教・キリスト教徒の墓のあとが発見されています。

キリスト教のもっとも古いシンボル
組み合わせ文字も見られる。花模様？幾何学模様？

オリーブ山の山頂付近にある主の祈りの教会です。
主の祈りを教えたと言われる教会。

主の祈り教会外観。
4世紀にはじまり、今の建物は1874年に再建。
南国情緒ある美しい庭園がありました。

64か国の言語で書かれた聖書の一節。
インドだけでも色々な言葉ありました。グジャラート語

ラテン語

ベンガル語

英語点字
エスペラント語もあった！

日本語

シンハラ語

スワヒリ。こうやって見るとローマ字の綴りがなんとなく日本語風。

サンスクリット

アムハラ語

アルメニア語。やっぱアムハラ語と似ている

アラビア語も。

そして、ヘブライ語。

オリーブ山の昇天教会です。

4世紀の教会。復活40日後にイエスが昇天する前につけた足跡　らしい。
1835年に改修されて、今はイスラム教徒の礼拝所。
モスクだったので間違えたと思った。
ムスリムのじいちゃんたちがいっぱい。
なぜか入場料無料にしてもらった。

オリーブ山、本当に盛りだくさんです。

新市街が見えますね。

桜みたいな木。

では旧市街に帰ります。
こういう感じでイスラエルの道はよく整備されていて観光しやすい

帰りも同じ道をたどり、嘆きの壁によってみた。
1か月の訓練終了のセレモニーがやっていました。

返却された銃。
18歳ぐらいで、人の殺し方を知っているのか。。。

両親も参加

あまりにも喜んでいるものだから、兵役かと思いきや、1か月の泊まりこみの訓練が終わったところで、兵役がおわったわけではないそう。

アフリカ系のファミリー。
腰パンは、腰パン。

イスラエル兵は結構色々な人種の子がいて、アジア系もちらほら。

家族総出でお出迎え
大きな荷物を持って、家路に急ぎます。

その足で嘆きの壁に向かう人も。

私は再び、昨日も行った聖墳墓教会へ。
改めて、貼り付けにされた場所などを巡ります。

イエスが十字架から降ろされ、ここで布にくるまれたのだそう。
石に触れる人々。この教会は本当に幻想的で空気が違いました。

私も今日は石に触れさせてもらった。
ここで願うべきはただ一つ、平和です。

この町は信仰の集まる街だけど、武力、戦争を思わせる街でもあるのが皮肉だった。
聖地を守るための戦いならなおさらだ。

これがイエスの墓。

3日目お疲れ様でした。

晩御飯はスパイスを買ってカレーにしてみた。
宿にあった小麦粉を使って日式のとろみカレー。だいぶ近づいてきた。
具はナス、トマトペースト、ニンニク、にんじん、さつまいも。甘みが出て結構おいしい。
サラダはショウガにんにく醤油味。外国人にも割と好評なこのドレッシング、ここでも好評でした。