岡山HATO国際平和親善会議(オフ会)の旅・その2.小豆島フェリー【第1しょうどしま丸】乗船記(高松～土庄)。

8:45
宿泊した「四国高松温泉 ニューグランデみまつ」です。
チェックアウトしました。
お世話になりました。

8:49
宿から徒歩3分。
ことでん片原町駅です。

ことでんでは、交通系ICカードが使えますが、きっぷは自動改札ではありません。
駅員様に入鋏して頂きました。
これ、懐かしいですね。

構内踏切。
ホームとホームを行き来する踏切です。
都会では見られなくなりました。

電車が来ましたよ。

ことでん1020形(旧京急700形)です。
では、乗りましょう。

①ことでん:高松築港行
河原町.8:55→高松築港.8:58
[乗]ことでん:1205
￥運賃190円

KHKの扇風機。
京急車だった証です。
昔、京急の車両には電車・バスなどにKHKとエンブレムが入っていました。
今は、KEIKYUとなり、KHKはなくなってしまいました。

高松城を眺めて‥

8:58
片原町から3分。
高松築港に到着しました。

この電車は、しあわせこんぴらさんラッピング車ですね。
琴平線のシンボル的な存在として、こんぴらさんのイメージカラーを車体色としているのが特徴です。

9:05
香川県と言ったら、うどんですね。
高松駅前の｢味庄｣に行ったら‥

ガーン！
今日、土曜日は定休日でした。
残念！

9:08
味庄のすぐ近くに「めりけんや」がありました。

メニューは、シンプルなかけうどんから色々ありますね。
ここに、入りましょう。

しょうゆうどん(小)にしました。
さっぱりしていて、喉ごしがいいです。
うどんは、この後別の場所でもう一杯食べるので、これ一杯で我慢します。

しょうゆうどん(小)‥350円

9:16
では、岡山に向かいましょう。
JRの高松駅です。
しかし、私は鉄道には乗りませんよ～。

はい、私が乗るのはフェリーです。

高松港にやって来ました。
これから、フェリーで瀬戸内海をクルーズしましょう。

9:25
フェリーのりばには、各方面・フェリー会社の窓口がズラリと並んでいます。
一番手前の窓口は、宇野ゆきの乗船券販売窓口だったのですが

残念ながら、宇高航路は航路休止となっています。

かつては、JRの宇高連絡船をはじめとして民間フェリー会社は4社ほぼ24時間体制で1日180便を誇っていた宇高航路も利用客減少によって2019年12月16日から航路休止となり、今は運航されなくなりました。

券売機で乗船券を購入。
窓口で買う乗船券の方が、昔からのタイプで味があるのですが、土曜日ともあって窓口が混んでいたので、券売機で購入しました。
乗船券を見ると、四国フェリーグループの小豆島フェリーが運航するようです。

￥小豆島フェリー(高松～土庄)700円。

桟橋に出てみると‥

あっ！あれは‥

ズームしてみましょう。

これから乗る、小豆島フェリー 第一しょうどしま丸ですね。
では、接岸を眺める儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。

②小豆島フェリー:第一しょうどしま丸.土庄行
高松.9:55→土庄.10:55

正面からカシャ。

「Olive Line」と書かれていた船体は「四国フェリー」に変わっています。

= 第一しょうどしま丸 =
総トン数‥987t
全長‥71.85 m
型幅‥14.3 m
船種‥フェリー
船籍‥日本 香川県高松
所有者‥四国フェリー
運用者‥小豆島フェリー
建造所‥讃岐造船鉄工所
就航‥平成12年9月25日

ゴゴゴッ‥
巨大な船体を回頭させています。

左のフェリーは、高松-草薙(小豆島)航路に就航する内海ライン「ブルーライン」999tです。

接岸体制に入ったようです。

あっ！
右のかわいい船は‥

雌雄島海運の、めおん2(266t)ですね。
高松～女木島(鬼ヶ島)～男木島に就航しています。

ちなみに女木島は、桃太郎伝説の中で鬼が住んでいたと伝えられる島だそうです。

接岸完了。

乗るぜ、第一しょうどしま丸！
小豆島土庄まで宜しく頼みますよ。

高松港⇔小豆島となっている銘板。
この銘板、令和元年12月16日までは‥

高松港⇔宇野港でした。
この船は、平成12年に高松小豆島航路に就航し、平成29年3月に宇高航路に転属となりました。
しかし、宇高航路が休航となってしまったので、高松土庄航路に復帰したと言う訳です。

9:42
では、乗船しましょう。

出航10分前です。
儀式に参列するため、展望デッキへ‥

四国フェリーグループの船舶は、ロケット型のようなファンネルが特徴。
小豆島航路で活躍している船だけあって、オリーブが描かれていますね。
これ、実際にはファンネルではなく、ダミーなんだそうです。

出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。

9:55
出航時刻です。
ホーサーがビットから外されました。

※ホーサー‥係留用ロープ
※ビット‥係留用鉄杭

ゴゴゴゴォー

出航しました。
船体が岸壁から離れていきます。

あっ！
あれは‥

ズームしてみましょう。

高松-直島航路に就航する「なおしま」1,099tです。
直島はアートの島として脚光を浴びている島ですね。

おーい！
反航します。

さよならぁ～

高松～土庄.航海距離22km、1時間の船旅が始まりました。

四国よ。
さらばじゃ。

「第一しょうどしま丸総合案内」
この船に乗るのは2回目なので、今回はサクッと、恒例の船内視察を始めましょう。

3連休の土曜日ともあって船内は混雑しているので、画像は一部乗船直後及び下船直前に撮影したものを掲載しております。

宇高航路時代に運航していた、四国フェリーグループの四国急行フェリーの社名がそのままになっていました。

救命胴衣着用法。
海上が穏やかな瀬戸内海航路でも、これは重要です。
よく読んでおきましょう。

後部のアウトデッキです。
テーブルと椅子があり、潮風にあたりながら談笑ができます。

船内は禁煙です。
喫煙はこちらでお願いします。

トイレ。
男性用トイレは眺めが抜群です。

個室にはウォッシュレット。
多目的トイレもあります。

座敷スペース。
横になって、昼寝ができます。

縮小されましたが、かもめ文庫(船内図書室)は健在でした。
船旅を少しでも楽しんで頂こうと、乗組員様や従業員様方が持ち寄った書籍が置いてあります。

ソファ席。
すいていれば、ここでも昼寝ができますね。

こちらは、操舵室下の展望席です。

前は、船首の天板に柵があって邪魔でしたが、天板の柵が撤去されて、展望がよくなりました。

車両甲板と船室はエレベーターで結ばれているので、足の弱いお客様でも安心です。

「売店」
お土産品や雑誌.パン.飲み物類を販売しております。

瀬戸内航路に乗ったら、うどんは外せませんよね。
売店では、うどんの販売も行っております。

瀬戸内海で食べるうどんは格別です。
座るところがないので、甲板で頂きました。

わかとろうどん‥400円

あっ！
あの船は‥

高松-土庄航路に就航する小豆島フェリーの高速艇「オリーブマリン」58tですね。
フェリーで1時間かかるところ、35分で行け、我々をぶち抜いていきます。

さいならぁ～

あっ！
何か、こっちに向かって来るフェリーがありますよ。

オリーブマリンとフェリーが反航します。
何というフェリーだろ？

ズームしてみましょう。
土庄-高松航路に就航する、小豆島フェリー「しょうどしま丸」1,257tですね。
平成29年4月10日に就航した新しいフェリーです。

おーい！
反航します。

さいならぁ～

高松-土庄航路は、国道436号の海上区間でもあります。
今日は天気が良く、瀬戸内海なので動揺もなく、快適な船旅です。

今日は混んでいます。
やっと、席が空いて、寛ぐ筆者。

第一しょうどしま丸は、航海速力 13.5ノット(約25km/h)で、瀬戸内海を航行しています。

あっ！
またまた、こっちにフェリーが向かって来ますよ。

ズームしてみましょう。
土庄-高松航路に就航する、小豆島フェリー「第二しょうどしま丸」994tですよ。

おーい！
反航します。

さいならぁ～
いやぁ、たくさんの反航が見られて楽しいですね。

瀬戸は日暮れて 夕波小波～♪
あなたの島へ お嫁にいくの♪
この歌が頭を過ってきました。

小豆島が近づいて来て‥

土庄港が見えてきました。

ごま油メーカーとして有名な、かどや製油です。
ここまで、ごま油の香りが漂ってきます。

小豆島の土庄港に入港します。

あっ！
あの船は‥

ズームしてみましょう。
土庄-新岡山航路に就航する、四国フェリー「第七しょうどしま丸」993tです。

そろそろ接岸です。
接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。

最終の接岸体制に入りました。

あぁ～
楽しい船旅が終わっちゃうよ～

ホーサーがビットにつながれました。

10:55
接岸完了。
パチパチパチ‥

名残惜しいですが、下船しましょう。
車と同じ、バウランプから下船します。

下船しました。

さて、高松-土庄航路と宇高航路で活躍してきた「第一しょうどしま丸」ですが、2020年4月頃に、新造船となる2代目「第一しょうどしま丸」が就航すると、引退となるようです。

ありがとう。
お疲れ様でした。

「太陽からの贈り物」
オリーブの島、小豆島土庄港のシンボル的なアート作品です。
金色に光り輝く葉には、島の子ども達が寄せた "海へのメッセージ" が刻まれています。

小豆島石の絵手紙です。

題名「令和の船出」
東京都の山路智恵様の作品だそうです。

さて、小豆島に上陸しました。
多くの船客が小豆島観光へ向かう中、私ひとり向かったのは、隣接する岡山行フェリーのりばです。
次回は、土庄→岡山の船旅となりますが、本編はここまでです。

拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

つづく。