西日本フェリー旅・その4.月例登山報告/関門海峡を望む風師山

皆様、おはようございます。
神戸からフェリーで新門司港に着き、JR門司駅にやって来ました。

今日は登山です。
必要のない荷物は、コインロッカーに預けていきましょう。

￥コインロッカー(小) 300円。

7:35
門司から170円のきっぷを購入。

￥JR九州(門司→小森江) 170円

昨夜は大雨が降ったようですが、天気が回復してきました。
この調子で頼みますよ。

415系が来ました。
これに乗りたいのですが‥

7:44
私が乗る列車はコチラです。

①普通620H.門司港行
門司.7:45→小森江.7:48
[乗]JR九州:クモハ817-2002

7:48
門司から1区間3分。
小森江で下車しました。

ん、ナニコレ？
関門トンネル(鉄道在来線)建設時の立坑跡だそうです。

案内板も何もないので、一般の方にはわかりませんね。

カマボコ型の立抗跡もありました。

コロナで4月から中断していた月例登山を再開します。

今回は.小森江駅から風師山(362m)を登頂。
関門海峡の眺めを堪能して、門司港駅に下山する約7.5kmのコースを歩きます。

※ヤマレコ登山地図の画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

7:57
では、歩きましょう。

北九州市のマンホールは、斜め格子に市の花'ひまわり'がデザインされていますね。
この他にも、色々な図柄のマンホールがあるそうです。

いきなり坂道です。

あっ！
あれは何だ？

ズームしてみましょう。

「大瀬戸第3号導灯(後灯)」です。
通航困難な水道、狭い湾口等の航路を示すために航路の延長線上の陸地に設置した高低差のある２個以上の構造物で灯光を発するものを導灯と言います。

日本海側の響灘から、瀬戸内海側の周防灘に向かう船舶は関門海峡・大瀬戸の三つの導灯に案内されて進みます。
この第3号導灯はちょうど中程、船首を北東から関門橋へ向けるポイントにあるそうです。

8:13
「林芙美子 生誕地記念文学碑」
自らの放浪生活を書き綴った"放浪記"を筆頭に、数多くの人気作を生み出した、日本を代表する女性作家、林芙美子さんは門司区小森江のご出身で、昭和49年に出生地のほど近くのこの地に林芙美子生誕地記念文学碑が建立されました。

8:17
先に進むと‥

ありゃ。
行き止まりだぞ。

8:27
行き止まり地点の隣りにある小森江公園です。
たしか、途中に公園があったはずだったのだが‥
ここで、ルートを再確認しました。

8:31
少し戻りました。
このT字路を右に行くようです。

はい、公園は小森江公園でなく「小森江子供のもり公園」でした。
正しいルートがみつかって良かった。

「小森江浄水場跡地」
明治44年11月、ここに浄水場が完成。
北九州市初の上水道による給水が開始されました。

今は、浄水場の役目を終えて、広大な空き地となっています。

浄水場として稼働したいた時代。
中央上には、小森江貯水池があり浄水場へ導水していました。

ぐんぐん標高が上がっていきますよ。
眼下には関門海峡が見えます。

8:37
「小森江子供のもり公園」に着きました。
左に入りましょう。

「小森江貯水池跡」
大正12年、市勢の急速な発展に適応するため、風師山麓渓谷につくられた貯水池跡です。
左には、赤煉瓦造りの取水塔が今でも残っています。

水を堰止めるための堰堤も残っています。

門司の街に貢献した小森江貯水池は別の場所に新しい貯水池が完成したことにより、昭和48年に役目を終えましたが、昭和53年と57年の異常渇水時に非常用として給水を行ったそうです。

小森江貯水池跡地周辺は小森江子供の森公園となり、市民の憩いの場になっています。

8:48
では、出陣の儀をしましょう。

風師山に登るぞ。
エイエイオー！

あの山が、風師山のようです。
いざ、出陣！

昨夜の雨で、登山道が川のようになっています。
注意して歩きましょう。

あじさいの花。
綺麗ですね。

ハァハァハァ‥
黙々と登る筆者。

写っていませんが、この先にイノシシの親子がいるのが見えました。
この山、イノシシが多いみたいです。
突進されたらやられてしまうので、手を叩いて音をならしながら歩きます。

9:21
右にいくと水場があるそうです。
左に進みます。

9:30
子供の森公園から41分。
稜線に着きました。

風師山山頂は‥
あっ、こっちですね。

稜線のなだらかな坂を登ると‥

9:35
あっ！
ここは‥

子供の森公園から46分。
「風師山」362mの山頂です。

風師山登頂。

ばんざーい。
ばんざーい。
ばんざーい！

登頂の証。
三角点に触れておきましょう。

眼下には関門海峡が一望なんですが‥
ガスってしまい、何も見えなくなっていました。
残念！

9:48
では、下山しましょう。

これは‥
イノシシの足跡ですね。

稜線のなだらかな登山道を下っていきます。

9:52
さきほどの分岐を通過。
直進します。

笹が茂る登山道を進むと‥

9:55
分岐がありました。

次は、国頭に向かいましょう。

ほんのひと登り。
岩と岩の間をぬけると‥

9:57
あっ！
ここは‥

「風頭山」364mの山頂です。

風頭山登頂。

ばんざーい。
ばんざーい。
ばんざーい！

眼下には、関門海峡が一望できるのですが‥
何も見えませんね。

九州まで来て、このまま下山するのも悔しいので、ガスが晴れるのを待ってみましょう。

しばらく、粘っていると‥

あっ！
ガスがなくなってきましたよ。

うっすらと、関門海峡が見えてきました。

対岸、本州山口県下関の街も見えてきましたね。

いいぞ、いいぞ。
この調子で頼みますぞ。

あっ！
関門橋も姿を見えてきたよ。

見えているうちに‥
パノラマモードでカシャ。

風頭の岩峰上に行ってみると‥

おぉ～
すっかり、ガスが晴れて、関門海峡がよく見えるようになりました。

下に見える島は、巌流島です。

あっ！
あれは‥

ズームしてみましょう。

神戸/泉大津-新門司航路に就航する、阪九フェリー「せっつ」16,292t が、三菱重工業下関造船所に入渠しているのが見えます。
今年、令和2年3月10日に就航したばかりの新造船です。

今回、乗船取材する予定だったのですが、検査の為乗船できませんでした。
これは、改めて乗りに行かなくてはなりませんね。

大きく湾曲している関門海峡。
この奥、先は玄界灘に通じます。

これはすばらしい！
パノラマモードでカシャ。

門司の街を一望。
左に見える緑地は‥

ズームしてみましょう。

小森江子供の森公園(小森江貯水池跡)が見えますね。
あの位置から登ってきました。

そして、さきほど登頂した「風師山」も見えます。
粘って良かった。

10:48
いやぁ、すばらしい眺めでしたね。
それでは、下山しましょう。

10:50
分岐です。
門司港駅に行ける、清滝・広石方面へ向かいます。

なだらかで、歩きやすい登山道です。

るんるん♪気分で下山する筆者。

あじさいロード。
綺麗ですね。
こちらのあじさいは、風師山早朝登山会の方々が植樹されたそうです。

11:05
風頭から17分。
この車止めから舗装路になります。

11:06
駐車場です。
門司港駅の近くから車でここまで来れます。

あっ！
イノシシ注意の看板がありますね。
今日は2回ほどイノシシに遭遇しました。
あと、スズメバチにも注意が必要だったようです。

駐車場に展望台がありますが‥

風頭の山頂からの展望より見劣りますね。
ちなみに、駐車場から0.7km/徒歩20分ほどで風頭に行けますので、歩きやすい靴で行かれることをオススメします。

あとは、舗装路をひたすら下ります。

11:28
「中原観音」です。
境内まで距離がありそうです。
ここからで失礼して‥
パンパン.礼。

11:51
「石鎚神社」
暑いし、急な登りなので‥
ここからで、すいません。
パンパン.礼。

11:56
「貴布福神社」
ここは、すぐに本殿に行けそうです。
参拝していきましょう。

無事の下山に感謝して‥
パンパン.礼。

参拝する筆者。

無事に下山。
達成感に浸る筆者。

さぁ、残りわずかですぞ。
正面に赤煉瓦の建物が見えてきました。

12:05
明治24年に建てられた、旧九州鉄道本社です。
近代化産業遺産(北九州炭鉱 - 筑豊炭田からの石炭輸送・貿易関連遺産)に認定され、国の登録有形文化財にも登録されているそうです。

今は、九州鉄道記念館となっております。

「九州鉄道記念館」
今日、水曜日は休館日でした。

↓九州鉄道記念館
http://www.k-rhm.jp/

九州鉄道記念間入口近くに、九州鉄道の起点標記念碑(復元)がありました。

こちらのかわいい列車は‥
平成21年4月から、北九州市からの委託で平成筑豊鉄道が運行する門司港レトロ観光線(愛称：北九州銀行レトロライン)のトロッコ列車「潮風号」です。

↓北九州銀行レトロライン門司港レトロ観光線.潮風号
http://www.retro-line.net/about/

12:12
小森江駅から風師山を登頂して4時間12分‥
門司港駅に着きました。

本編はここまででございます。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

つづく。