西日本フェリー旅・その6.オーシャン東九フェリー【フェリーどうご】乗船記(新門司～東京)前編

17:31
皆様、こんにちは。
福岡県北九州市の門司駅にいます。

ここで、コインロッカーに預けた荷物を回収して‥

17:51
これから、オーシャン東九フェリー乗って東京へ帰ります。
新門司港は公共交通機関がないので、フェリー会社が契約しているタクシーが320円で港へ送迎してくれます。
今日の送迎利用客は、私ひとりだけでした。

①オーシャン東九フェリー送迎車(成平タクシー)
門司駅.17:51→新門司港.18:13
￥利用料 320円

18:14
門司駅から21分。
オーシャン東九フェリー北九州(新門司)のりばに着きました。

乗船手続きをします。
検温がありました。
オーシャン東九フェリーは3日前までにネット予約すると、運賃が1,000円割引になるのですが、2日前の予約になってしまったので、今回は正規運賃での乗船です。
支払いは、クレジットカードが使えます。

￥オーシャン東九フェリー(新門司～東京)2等洋室 16,510円。

乗船手続きを終えて、2階の船客待合室へ‥
誰もいませんね。

待合室はトイレがあるだけで、売店・食堂はもちろんのこと、自販機もありません。

平成26年からオーシャン東九フェリーは、4隻ある船舶を順次全船リプレースし、びさん(徳島)・しまんと(高知)・どうご(愛媛)・りつりん(香川)と、四国四県にちなんだ船名をつけました。
本日の就航船は、3番船である「フェリーどうご」です。

②オーシャン東九フェリー:フェリーどうご.東京行
新門司.19:00～(船中泊)～徳島～(船中泊)～東京.5:30

オーシャン東九フェリー「フェリーどうご」です。

前船.おーしゃんさうすの代船として、平成28年7月に就航。
船名は愛媛県を代表する観光地である道後温泉から名付けられ、船体側面のラインカラーは愛媛県の花であるみかんをイメージしたオレンジとなっています。

= フェリーどうご =.
総トン数‥12,636t
全長‥191 m
型幅‥22.7 m
船種‥フェリー
船籍‥日本 徳島県徳島市
所有/運用者‥トランスオーシャン(株)
建造所‥佐伯重工業 (第735番船)
就航‥平成28年7月17日

乗るぜ、フェリーどうご！
飛行機なら1時間30分で帰れるところ、34時間30分(2泊3日)の船旅に挑みますぞ。

そろそろ乗船開始です。
ソーシャルディスタンスを守りましょう。

ありゃ、私の後ろには人ひとりいませんね。
本日の徒歩乗船客は私ひとりだけでした。

北九州-徳島-東京航路のオーシャン東九フェリーは、貨物主体の航路なので、徒歩船客は少ないんです。
まぁ、東京まで船で2泊3日もかけて向かうのは、私のような物好きしかいないですよね。

18:36
乗船開始です。
私ひとりだけ、ボーディングブリッジを渡ります。
では、乗船しましょう。

乗船口で個室のキーを受け取る富裕層の上級船客を横目に、今夜の城に向かいます。

えっと、C32号室は‥
あっ、ここですね。

2等洋室です。

この船で一番安いクラス‥
～と、言っても、シンプルなフェリーなので、この2等洋室と個室の2クラスしかありません。
16名の大部屋に、階段式2段ベッドが並んでいます。

私の城は、100番上段。
ソーシャルディスタンス維持の為、寝台は全て上段のみの販売だそうです。

寝台はこんな感じ‥
寝具はキルトケット・毛布・枕です。
シーツ2枚と枕カバー1枚が用意され、セルフでセットします。

寝台灯とコンセント、スマホ入れがあります。

物掛けにはハンガー。
2等寝台によくある小さな網棚はなく、木製の小棚が設置されていました。

早速ですが、出航時間が迫っているので6階展望デッキに出ました。
オーシャン東九フェリーの展望デッキには、他社船で見られないものがあります。
それは‥

はい、こちらです。
やたらと高い安全柵。
なぜ、このようになったのかと申しますと‥

転落・自殺防止の為だそうです。
乗船すると、刑務所に入所した気分になれます。

出航10分前です。
いつものように‥

出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。

18:54
ホーサーがビットから外されましたよ。

※ホーサー‥係留用ロープ。
※ビット‥係留用鉄杭。

ゴゴゴゴォー

定刻より5分早く出航しました。

巨大な船体が岸壁から離岸しました。

北九州-徳島-東京、1,169キロ/34時間30分の船旅が始まりました。
まずは、徳島へ527.8km/14時間20分の航海です。

新門司港を出港します。

あっ！
あれは‥

ズームしてみましょう。
新門司-神戸航路に就航する、阪九フェリー「つくし」13,353t も出航していくのが見えますね。

昨夜、神戸からあの船に乗って今朝、新門司に着きました。
さよならぁー

あっ！
あれは‥

ズームしてみましょう。

新門司-大阪航路に就航する、名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」14,920t が見えます。

■あのフェリーは、西日本鉄船食旅で乗船しました。
↓名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」乗船記。
前編：https://4travel.jp/travelogue/11622844
後編：https://4travel.jp/travelogue/11622845

北九州よ。
さらばじゃ。

「フェリーどうご船内図」
船内はシンプルな構造となっており、船客区画は5階のみとなっております。

それでは、恒例の船内視察を始めましょう。

「案内所&売店」
エントランスホールにあります。
品数は多くありませんが、寄港各地のお土産品の販売をしております。

売店の商品を見てみましょう。
価格は消費税込みです。

上段は、オーシャン東九フェリーオリジナルグッズです。
オーシャン東九フェリーオリジナルTシャツ2種各1枚1,500円が1,000円！
船内限定販売.オリジナルミニタオル‥500円
船内限定販売.オリジナルフェイスタオル‥1,000円
船内限定販売.オリジナルキャップ：2,400円

続いて下段は九州地区のお土産です。
めんべい マヨネーズ風味・たまねぎ味・辛口‥540円
めんべい オリジナル‥480円

さて、こちらの上段は東京土産ですね。
2020東京オリンピッククッキー‥各860円
東京スカイツリー ベイクドショコラ‥1,080円
東京スカイツリー ラングドシャ‥1,080円
東京まるころ‥1,080円

下段は、日本酒と東京と四国土産が陳列されています。
福岡県の地酒.喜多屋純米酒‥1,100円
神戸.灘の菊正宗ワンカップ‥250円
愛媛特産きよみ100%ジュース‥420円
東京月島もんじゃ焼き‥1,080円
東京ハニーピーナッツ‥1,300円
四国瀬戸内海さかなっつハイ！‥1,300円
東京チョコバナナミニパイ‥1,080円

こちらも、九州・四国・東京と、寄港各地のお土産です。
あっ！お土産買い忘れた‥と、なっても大丈夫ですね。

まず上段左上から‥
高知40010しまんとかりんとう‥1,080円
東京限定.白いお台場/黒いお台場‥各650円

続いて、中段‥
徳島特産半田そうめん八千代3食つゆセット‥540円
瀬戸内漁師の鯛めし(2合)‥1,080円
讃岐うどんセット‥600円

まだまだあるよ、下段‥
四国地区お土産.エナジードリンク アワライズ‥500円
ショーケースにもあった、九州土産めんべい‥480～530円

それにしても、白いお台場と黒いお台場はどこかのパクりで怪しいですね。

おっ！
まだあるのか‥
今まであまり販売されなかった、オーシャン東九オリジナル商品が充実してきましたね。

フェリーどうごポストカード‥100円
オーシャン東九フェリー4船ポストカードセット‥400円
フェリーどうご缶バッヂ‥200円
フェリーどうごキーホルダー‥400円
四万十川の川青さのり‥760円
四万十の幸。のり佃煮２個入り‥1,620円
四万十の幸ギフト‥1,620円
※四万十海苔は、明治４０年創業.加用物産・四万十食品の専門店「四万十の幸。さゆりのしまんと」の商品です。
→http://www.400104.com/index.html

「制服コーナー」
船長のコスプレをお楽しみ頂けます。

「記念撮影コーナー」
船長の制服を着ての、記念撮影はこちらでどうぞ。

「現在地モニター」
船舶の現在地を知ることができます。

「運航基準図」
基準航路は、太平洋経由で徳島へ向かいますが、海況が悪い場合、瀬戸内海経由となる場合があります。

※平日の東京行運航基準ダイヤ。
1.新門司/福岡県.19:00
↓
2.姫島/大分県.21:09
↓
3.佐田岬/愛媛県.22:37
↓
4.沖ノ島/高知県.0:58
↓
5.足摺岬/高知県.2:27
↓
6.室戸岬/高知県.6:01
↓
7.伊島/徳島県.8:08
↓
8.徳島/徳島県.9:20-11:20
↓
9.市江先崎:白浜/和歌山県.14:11
↓
10.潮岬/和歌山県.15:10
↓
11.見江島:尾鷲/三重県.17:59
↓
12.神島:大王崎/三重県.19:23
↓
13.神子元島/静岡県.23:44
↓
14.伊豆大島/東京都.1:14
↓
15.剣崎/神奈川県.2:31
↓
16.東京.5:10/5:30

「表彰状」
シップ・オブ・ザ・イヤー 2016 大型客船部門賞。

この賞は、その年に建造された話題の船舶から、日本船舶海洋工学会が技術的・芸術的・社会的に優れた船を選考して与えられる賞で、第27回の2016年は、姉妹船の「フェリーしまんと」が選ばれ受賞しました。

オーシャントランス株式会社様、おめでとうございます。

「ペットルーム」です。
フェリーなら、ペット様とのご旅行も気兼ねなくできます。
オーシャン東九フェリーでは、船客とペット様が別々になるゲージにお預け形式と‥

「withペットルーム」
航海中もペット様と過ごしたい方の為に、ルームチャージ制の個室もあるんです。

￥ルームチャージ(北九州-東京) 23,000円。

※withペットルームの画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

「ロッカールーム」
右側の貴重品ロッカーは無料です。
左側のコインロッカーは、小100円・中200円と有料になります。

「救命胴衣の着用方法」
これは、重要です。
マネキンによる実物もあるので、確認しておきましょう。

「喫煙室」
船内は喫煙室を除いて禁煙です。
また、のりばや船内でタバコの販売はありませんので、愛煙家のお客様は港に着く前にお求めになることをオススメします。

「携帯/スマホ充電BOX」
充電ケーブルを忘れても、無料で充電できます。
盗難に注意しましょう。

「船舶衛星公衆電話」
オーシャン東九フェリーは、陸地から37km以内を航行する沿海規格船舶となるので、携帯は比較的つながりますが、圏外になる場合もあります。
そんな時は安心ですね。

「ゲームコーナー」
小さいですが、定番のスロットとUFOキャッチャーがあります。
コロナ感染対策の為、閉鎖されていました。

「オーシャンラウンジ」
大海原を眺めながら飲食や談話、瞑想ができます。
ソーシャルディスタンスの観点から椅子は半分に減らされていました。

「オーシャンプラザ」
オーシャンラウンジに隣接した船内中央にあり、自販機コーナー・給湯設備・電子レンジ・食事ができるスペースがこちらに集約されております。
こちらも、椅子は半分に減らされていますね。

中央円形テーブルの柱には、船名にちなんだ愛媛県の伝統工芸品が飾られています。

こちらは「姫だるま」と言い、日本初の女帝である神功皇后が道後温泉でご懐妊されたことを記念して、奉り作られたのが由来と言われているそうです。

さて、このお人形、男女一対に見えますが、両方とも女性(神功皇后)を模しているそうでありまして‥
右の赤い衣のふくよかなお姿の「姫だるま」は、神功皇后のご懐妊のお姿。
対をなす左の「錦だるま」は、戦いに赴く男装姿の神功皇后を表していると伝えられているそうです。

「自販機コーナー」
これぞ、オーシャン東九名物！
船内レストランにはレストランがありません。
しかし、ズラリと並んだ自販機によって、多種多彩な飲食物が用意されているんです。

それでは、商品を全て紹介しましょう。

まずは、酒！
アルコール飲料です。

ストロングゼロレモン‥150円
ストロングゼログレープフルーツ‥150円
サントリーモルツ500ml‥350円
金麦500ml‥200円
サントリー角ハイボール‥250円
ほろよいサワー‥150円
カシスオレンジ‥150円
金麦350ml‥150円

次は、ソフトドリンク。
BOSSだけでも、すごい品数ですね。

京都伊右衛門茶‥130円
なっちゃんアップル‥130円
すっきりトマト‥130円
塩ライチ&ヨーグルト‥130円
マウンテンデュー‥130円
デカビタC‥130円
ペプシコーラ‥130円
BOSS缶コーヒー‥160円
特茶伊右衛門‥190円
京都伊右衛門茶‥140円
やさしい麦茶‥130円
グリーンダカラ‥150円
CCレモン‥140円
天然水サイダー‥140円
南アルプス天然水レモン‥110円
南アルプス天然水‥110円
梅ソルディ天然水‥130円
GRAFTBOOSコーヒー‥160円
G ZONe‥210円
BOOS W-IMPACT‥120円
BOOS レインボー‥130円
BOOS コク贅沢微糖‥130円
BOOS 澄みわたる贅沢微糖‥130円
BOOS ROMAPOAST‥130円
BOOS アイス微糖‥130円
BOOS カフェオレ‥130円
BOOS ブラック‥130円
BIGBOOS カフェオレ‥130円
CRAFTBOOSコーヒー‥140円
リプトンミルクティー‥130円

コチラは、酒のお伴・おつまみ系商品です。

チータラ‥110円
いかフライ‥110円
かつおチップスバリ勝男くん‥150円
亀田柿の種‥130円
4種おつまみセット‥250円
めんべい‥150円
ステックポテトのり塩‥110円
ステックポテトうず塩‥110円
ゾンビスナック‥130円
えいひれ‥220円
ビーフジャーキー‥400円
さきいか漁火‥300円
倭そうめんチップス‥280円
ミックスナッツ‥350円
チーズ&スパイシー‥350円

続いて、惣菜系とパン類です。

鹿児島本枯節天8個‥300円
姫かつおスティック‥200円
鶏の七輪炭火焼き‥250円
味付玉子燻製風‥200円
カレーパン‥140円
あんパン‥140円
いちごドーナツ‥180円
ホワイトドーナツ‥180円

ご飯ものです。
全て冷凍食品で、業務用レンジで解凍して頂きます。
以前は各種400円と、フェリー会社の利益はなかったそうなのですが、増税など時代に反映して550円に値上がりしていました。

親子丼‥550円
カニあんかけ五目炒飯‥550円
豚焼肉丼‥550円
ガパオライス‥550円
豚焼肉丼‥550円
ビビンバ丼‥550円
野菜彩葉カレー‥550円
中華丼‥550円
ひれカツ丼‥550円
ジャージャー麺‥550円

洋食系と焼きそば/助六寿司もあります。

チーズカレードリア‥550円
濃厚リゾット‥300円
生姜焼き&チャーハン‥550円
ミートソース‥500円
ナポリタン‥500円
焼きそば‥500円
助六寿司‥400円

そば・うどん、おにぎりも冷凍食品。
冷凍技術の高さを実感しますね。
こちらの価格は、以前と変わらず据え置きです。

ちくわ天うどん‥300円
おにぎり‥350円
かき揚げそば‥300円
マイボトルアイス氷‥150円
カップ‥100円
冷凍みかん‥300円

まだまだ、ありますよ。

グルメハンバーグ‥400円
ジャンボしゅうまい‥600円
熱田塩ホルモン‥700円
オムライス‥500円
ピッツァ‥300円
やきとり4本‥900円
チャーシューまん3コ‥450円
カツサンド‥400円

ご飯・汁物、副菜も種類が豊富。

わかめ味噌汁‥100円
揚げなす味噌汁‥100円
ねばねば野菜味噌汁‥100円
海草梅スープ‥100円
青さのりすーぷ‥150円
トマト助六‥価格不明
中華スープ‥150円
鳥スープ‥150円
コーンポタージュ‥200円
クライムチャウダー‥200円
ミネストローネ‥200円
鯖醤油煮缶詰‥200円
鯖味噌煮缶詰‥200円
鶏&野菜あんかけ‥150円
豚バラ大根煮物‥150円
肉じゃが‥150円
筍&ふき土佐煮‥150円
筑前煮‥150円
1日分のビタミン‥210円
ネルノダ‥260円
スモークチーズ‥150円
アーモンドピーク‥170円
ポッキーチョコ‥160円
熊本城ごはん‥200円
宮城ひとめぼれ‥200円
発芽玄米ごはん‥200円
五目釜飯‥200円
中華おこわ‥200円
徳島らーめん‥180円
焼きそばUFOプチ‥130円
UCCカップコーヒー2P‥120円

船旅の友、カップメン。
これは、外せませんね。
他社フェリーよりも安いです。

カップヌードル‥140円
チリトマトヌードル‥140円
シーフードヌードル‥140円
カレーヌードル‥140円
ブラックペッパー塩‥140円

アイスもあるよ。

ハイチュウアイスバー‥160円
エスキモーpino‥160円
MOWバニラ‥160円
アイスチョコモナカジャンボ‥160円
ビスケットサンド‥160円
アイスバニラモナカジャンボ‥160円
MOWモカコーヒー‥160円
ディズニーパルムアイス‥160円
チェリオ板チョコ‥160円
MOW抹茶‥160円
栗入りあずきモナカ‥160円
ICEBOX‥130円

こちらにも、アルコール類。
日本酒は、売店で扱っております。

スーパードライ500ml‥350円
ドライブラック500ml‥350円
クリアアサヒ‥500ml‥200円
スーパードライ350ml‥25円
ドライブラック350ml‥250円
クリアアサヒ‥350ml‥150円

小銭がなくても大丈夫。
高額紙幣対応の両替機があります。

そして、ズラリと並んだ電子レンジ。
お求めになられた食材はこのレンジで調理できます。

これを使いこなせれるようになったら、オーシャン東九自販機マイスターを取得できますぞ。

紙コップ・プラカップ容器・レンジ用皿・紙皿・割箸・スプーン・フォーク・サランラップの食器類と、醤油・ソース・マヨネーズ・辛子・こしょう・ケチャップ・七味唐辛子・食塩などの調味料は無料なんです。
オーシャン東九フェリーさん、ありがとうございます。

「流しコーナー」
火気は使えませんが、食事の準備をするのに便利ですね。

「給湯コーナー」
冷水・熱湯・ほうじ茶・緑茶も無料！
ほうじ茶と緑茶は、冷と温、両方あります。
これはすばらしい。

「キッズルーム」
長い船旅でも小さなお子様が退屈しないよう遊べるんですが‥
私が乗船した日は、お子様の乗船がなかったので閉鎖されていました。

この画像は、同型姉妹船:フェリーりつりんのキッズルームです。

「船内通路」
船首の方から後方を眺めます。
左側はインサイドで、相部屋の2等洋室。
右側はアウトサイドで、個室が並びます。

「4名個室/2名個室」
船室の等級は、個室と2等洋室(相部屋)のシンプルな構成です。
窓有のアウトサイドに位置し、プルマン式2段ベッド・テレビ・冷蔵庫が備えられております。

￥新門司-東京を1名で個室利用した場合の運賃+料金‥
4名個室‥2等運賃16,570円+個室料金20,000円=36,570円。
2名個室‥2等運賃16,570円+個室料金15,000円=31,570円となります。

個室料金はルームチャージなので、例として、4名個室を4名で利用すると‥
2等運賃16,570円+(個室料金20,000円/4名=5,000円)=1名あたり21,570円となります。

なお、運賃は時期や燃油価格によって変動しますので、詳細はオーシャン東九フェリー公式サイトをご覧願います。
→https://www.otf.jp/fee.html

※個室の画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

「リラクゼーションスペース」
大型画面のテレビに、ゆったりとしたソファでおくつろぎ頂けます。

ソーシャルディスタンスの観点からビニールのある席には座れません。

リラクゼーションスペースに隣接した所にも自販機コーナーと、椅子テーブル席があります。
こちらは、ソフトドリンクや牛乳、洗面用具などを販売しております。
何があるのか、見てみましょう。

ソフトドリンクは、オーシャンプラザ設置の自販機と同じ内容です。
そして、牛乳などパック飲料があります。

カフェオレ‥100円
コーヒー牛乳‥100円
ブリガリアヨーグルト‥100円
北海道牛乳‥110円
アップルジュース‥120円
いちごオレ‥110円
バナナオレ‥110円
フルーツオレ‥110円

アメニティも自販機対応しているんです。
これだけ揃っていれば、2泊3日の乗船でも苦になりませんね。

①クレンジング/洗顔/化粧水/乳液/シャンプー&コンディショナー/ボディソープ/ヘアブラシ/ボディタオルのセット‥460円

②洗顔/シャンプー&コンディショナーのセット‥330円

③シャンプー&コンディショナー/ボディソープのセット‥310円

④⑤⑦⑧タオル/歯ブラシのセット‥150円

⑥かみそり‥100円

⑨酔い止めドロップ‥550円

⑩マスク‥280円

⑪耳栓/アイマスクのセット‥200円

⑫プレミアムティッシュ‥200円

⑬⑭⑮携帯用袋付スリッパ‥200円

「フォワードロビー」
船首に位置したスペースで、窓からは前方の眺めが堪能できるのですが‥
コロナ感染対策の為、立入禁止になっていました。

この画像は、同型姉妹船:フェリーりつりんのフォワードロビーです。

コインランドリーも完備。
長旅で重宝しますね。

ただ、洗濯+乾燥で500円以上と少し高めの値段です。

「洗面室」
男女別で設置され、こちらは男性用。
女性用にはパウダールームも併設されているそうです。

「トイレ」
きれいで清潔です。
もちろん、ウォッシュレット付トイレですよ。

そして、船旅の重要アイテムも完備。
お世話になりたくありませんが‥

トイレには‥
船旅の救世主.G○RO袋と、消毒液が配備されています。

「脱衣所」
右側、冷水器があります。
アメニティ類はありません。

では、風呂に入りましょう。
ソーシャルディスタンスを維持するための案内がありました。

「展望浴室」
航海中はいつでも入浴でき、明るい時間は大海原を眺められます。
これぞ、船旅の醍醐味です。

「シャワー室」
シャワーだけでよいと言うお客様の為に設置したそうです。

「バリアフリー船室エリア」
オーシャン東九フェリーの船内設備はシンプルですが、バリアフリー設備が整った「人にやさしいフェリー」となっています。
こちらには、船室と多目的トイレが隣接集約されているんです。

「バリアフリールーム」
バリアフリー設備が必要な方の為の2名部屋が6室用意されており、ローハイトベッド×2とテレビが設置されております。
インサイドの為、窓はありません。

「多目的トイレ」
多目的トイレは、多目的船室エリア2室とオーシャンプラザに1室あります。
また、バリアフリー船客様用専用浴室が2か所用意されております。

フェリーどうごのバリアフリー設備は「交通エコロジー モビリティ財団」の助成を受けて設置されました。

「エレベーター」
車両甲板との上下の行き来ができます。
航海中は車両甲板にいくことはできません。

以上を持ちまして、船内視察を終了いたします。
ありがとうございました。

そろそろ｢宴｣を始めましょう。
下関駅のMax Valuで調達した食材を並べます。

①山口県産ハト鯛刺身‥20%引 215円
②わかめとたこの酢の物‥20%引 172円
③タン塩レモン‥20%引 108円
④魚屋さんのまかない海鮮丼‥20％引 430円
⑤豆乳入りおぼろ豆腐‥10%引 144円
⑥つぶちゅうオレンジ酒‥108円

イオンのお惣菜ですが‥
山口県の食材を集めてきました。

これは、美味そうです。
では、頂きま～す。

20:40
新門司出航から1時間40分。
船は、大分県国東半島沖を東へ航行中。
この後、進路を変え、豊後水道へ南下していきます。

リラクゼーションスペースで寛ぐ筆者。
こりゃ、快適だ。

夜間航海中は、外部デッキへの出入りができなくなります。
そして、21:30に消灯となります。

21:40
やることもないし、寝ますか。
おやすみなさい。

フェリーどうごは、航海速力22.4ノット(約42km/h)で、深夜に高知県沖を航行し、第1寄港地の徳島へ向かいます。

本編は、ここまででございます。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

つづく。