北海道&東日本フリーパスで乗りまくり6泊7日・その5.川湯温泉で名物の摩周鯛を堪能しよう

17:41
青森→川湯温泉/891.3km/11時間57分を移動して、道東の川湯温泉に着きました。
いやぁ、長かった。

今夜は川湯温泉に宿泊します。
駅前から一直線に延びる道路を歩いていくと‥

あっ！
火山が見えますよ。

ズームすると‥
荒々しい姿をした山「硫黄山」512mが見えますね。
アイヌ語で、'アトサヌプリ'と言い、裸の山と言う意味なんだそうです。

硫黄山の麓に‥

17:45
今宵の宿がありました。
「HOTEL PARKWAY (ホテル パークウェイ)」です。
川湯温泉から徒歩3分と言う好立地にあり、とても便利な立地にあるお宿です。
では、入りましょう。

[HOTEL PARKWAY (ホテル パークウェイ]
【料理UP】自家養殖！摩周鯛の活き造り＆姿唐揚げプラン。
和室2食付1名1室‥9,350円。
GOTOクーポン3,272円利用で、実質6,078円(税/サ込)となりました。
入湯税150円別途。
楽天トラベルで予約しました。

▼ホテルパークウェイ公式サイト。
http://www.h-parkway.com/

お部屋は落ち着きある和室です。

冷蔵庫・テレビ・扇風機・ポットがあります。
土地柄、冷房はありません。

椅子とテーブル・鏡台も配備。

客室からの眺めはこんな感じ。
駐車場が一望です。

館内を見てみましょう。
電子レンジがあります。
ここは、かつて公衆電話があったスペースのようですね。

自販機とコインランドリー。

缶ビール350ml‥300円
缶チューハイ350ml‥230円
ソフトドリンク‥100～160円
洗濯機‥300円
乾燥機30分‥100円
‥と、言ったところですね。

客室に水回り設備はなく、共用です。
こちらは洗面室。

トイレは水洗洋式ウォッシュレット付で清潔です。

浴室(内湯)です。
泉質は、ナトリウム･炭酸水素塩泉(旧泉質名：重曹泉)。
源泉100％かけ流しの湯が、浴槽に絶え間なく注がれています。

では、温泉で旅の疲れを癒しましょう。

内湯から続く露天風呂。
北海道の澄んだ空気の中で入る温泉は格別です。

※翌朝撮影。

こちらは混浴大露天風呂 '枯山水' です。
湯船の中央にある大きな岩が男女の境界線となっており、脱衣所も男女別あります。

※翌朝撮影。

19:05
いい湯でさっぱりしました。
夕食「宴」の時間です。

今夜は奮発して、一般プランより食事をグレードアップしましたよ。

飲み物リストです。

アサヒ生ビール‥500円
摩周ハイボール‥500円
根室の地酒/北の勝‥750円
じゃがいも焼酎/清里‥500円～
十勝ワイン‥1,000円～
‥と、言ったところですね。

湯上りは、やっぱり《生》ですよね。
いただきまーす。

アサヒ生ビール‥500円

①ねぎの酢味噌和え
②金平牛蒡
③精進煮物

まずは、前菜。
日頃不足しがちな野菜を頂きましょう。

摩周鯛活造り

バーン！
川湯温泉名物を作ろうと試行錯誤の末、ホテル館主が自家養殖に成功した '摩周鯛' です。
元はティラピアと言う魚で、温泉を利用したホテルパークウェイ裏の養殖場で育てられています。

おっ！まだ動いているよ。
採れたてピチピチな摩周鯛の活け造りを丸ごと一匹頂きましょう。

摩周鯛姿唐揚げ甘酢あんかけ

続いても、バーン！
摩周鯛を丸ごと豪快に揚げた甘酢あんかけ。
この摩周鯛、25cmくらいあって、すごいボリュームなんです。

ラム肉のシャブシャブ

北海道と言ったら、ラム肉も外せませんね。
臭みがないお肉をシャブシャブにして頂きましょう。

天ぷら(海老/南瓜など)

揚げたてが出てきましたよ。
サクサクして美味いな。

餃子

おっ！
餃子も出てきましたよ。
苦しくなってきた。

白飯
きゅうり焼酎漬
お茶

ご飯と漬物を頂いて〆としましょう。
いやぁ、美味かった。

完食。

もう、食えません。
余は満足じゃ。

22:49
では、寝ましょう。

4:50
おはようございます。
旅は、4日目の朝を迎えました。

5:30
ちょっと、散策に出てみましょう。

あっ！
ホテル敷地内に旧型客車が置かれていますよ。
こちらは、カラオケルームとして活用されているそうです。

今日の天気はイマイチ‥
硫黄山もモヤの中です。

川湯駅前つつじの湯。
地元民専用の共同浴場で、一般の方は入れません。

弟子屈町立.川湯駅前小学校跡です。

昭和22年12月15日に開校。
かつては硫黄鉱業所で栄え、地域に貢献した小学校でしたが、鉱山閉山等によって児童数が減少し、地域住民が断腸の思いで閉校を決断し、平成3年3月31日をもって閉校し、弟子屈町立川湯小学校へ統合されました。

学舎の碑。
ここに、学校があったことを示すモニュメントがありました。

学校周辺は、マレットゴルフ場になっていました。

川湯温泉駅にやって来ました。

川湯温泉駅は昭和5年8月20日、国鉄の川湯駅として開業し、昭和63年3月13日に川湯温泉駅と改称されました。

三角屋根が特徴のクラシックな駅舎。
昭和11年に改築され建物で、昭和29年に昭和天皇が行幸の折り休憩所として利用された貴賓室もあり、歴史価値の高い建物となっています。

平成7年3月2日、それまでの簡易委託が廃止され完全無人化されました。
かつての駅事務室・貴賓室を改装し、ハンバーグステーキやビーフシチュー等、洋食を提供するレストラン「オーチャードグラス」が開業しました。

駅舎前には、摩周湖を源として湧き出している水が飲める水道です。
ミネラルウォーターが無料！
飲んでいきましょう。

駅舎内には足湯があります。
ここはかつて、公衆トイレだったところなんだそうで、別棟の公衆トイレが完成したことから、足湯として改装したそうです。

川湯温泉駅は、相対式ホーム2面2線をもつ地上駅です。
駅舎と隣接した単式ホーム(1番線/網走方面)。
右側に島式ホーム(2番線/釧路方面)の2面3線となっています。
静かで、長閑な雰囲気がたまりません。

3番線？となる側線。
現在は使用されず除雪車両や工事車両の留置に使用されるそうです。

1番線と2番線ホームは構内踏切を行き来します。
こう言うの、京浜東北線にはないな。←(当たり前だろ)

駅チカの公営住宅。
北海道の古い公営住宅はこのような形の建物が多いですね。

駅前通りには、簡易郵便局がありました。

ひまわり。
もう、夏も終わりですね。

硫黄山は見えませんね。
雨が降ってきました。

6:02
急いで、宿に戻りました。

朝から温泉。
幸せ‥

7:09
朝食です。
一日の活力をしっかり補っていきましょう。

①鮭の塩焼き
②マカロニサラダ
③納豆
④温泉玉子
⑤揚げ出し豆腐
⑥おから煮
⑦米飯
⑧味噌汁
⑨漬物

8:06
チェックアウトしました。
温泉に摩周鯛‥
堪能しました。
ありがとうございました。

今日は雨になっちゃいました。
駅に向かいます。

8:10
宿から徒歩4分。
川湯温泉に着きました。

8:15
最初の計画では、網走方面の列車に乗って知床に行く予定でしたが、観光船に乗れるバスに接続できないことが判明したので、予定を変更して摩周湖へ向かいます。
釧路行の普通列車に乗りましょう。

①普通4725D.釧路行
川湯温泉8:16.→茅沼.9:12
[乗]JR北海道:キハ54-518

今日も、北海道&東日本パスを利用しますよ。
まずは、摩周湖に行くので、摩周駅に向かうのですが‥

乗り放題のきっぷなので、少しでも多く乗ってやろうと言う貧乏魂の元、釧網本線を行ったり来たりします。

川湯温泉よ。
午後にまた通るけど、さらばじゃ。

ローカル線の旅を堪能する筆者。

グオォォー
IHI原動機(旧.新潟鐵工所)製のDMF13HS直列6気筒ディーゼルエンジンを2基搭載したキハ54形は力強い走りをしますね。

8:42
時間があるので、少しでも多く乗ってやろうと貧乏魂が炸裂し、摩周湖最寄駅である '摩周' で下車せず、そのまま乗り続けています。
令和2年3月14日をもって廃駅となった、南弟子屈駅跡を通過。

釧網本線/標茶→茅沼を走行中。

おっ！
天気が回復してきましたよ。

下車する駅が見えて来ました。

ジリリーン！←(停車警告音)
ATS確認。
キンコンキンコンキンコンキンコン♪‥←(ATS確認後になる音)

※ATS‥Automatic Train Stop/自動列車停止装置。

9:12
川湯温泉から56分。
茅沼で下車しました。

いいところですが、本編はここまででございます。
拙い旅行記をご覧下さいまして、ありがとうございました。

つづく。