2020/11/17 - 2020/11/17
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オーヤシクタンさん
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この旅行記のスケジュール
2020/11/17
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利島港.7:45
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徒歩での移動
徒歩(利島宮塚山登山)
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南登山口.8:45-8:49
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宮塚山山頂.9:22-9:27
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展望台.9:33-9:42
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東登山口.10:03
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ウスイゴウ園地.10:06-10:17
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利島港.12:15
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この旅行記スケジュールを元に
第177部-767冊目 5/8
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
さて、今回は‥
①伊豆急ウォークBコース/15kmを歩く。
②温泉で日頃の疲れを癒す。
③船旅をする。
④離島を旅する。
上記をミッションとする3泊4日の旅に出ました。
本編は、伊豆諸島利島の宮塚山を登頂します。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。
表紙画像‥伊豆諸島/利島の看板。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
令和2年11月15日~18日 3泊4日
11月17日(火) 第3日目-2 晴れ
徒歩(利島宮塚山登山)
利島港.7:45
:
南登山口.8:45-8:49
:
宮塚山山頂.9:22-9:27
:
展望台.9:33-9:42
:
東登山口.10:03
:
ウスイゴウ園地.10:06-10:17
:
通行止分岐.10:42
:
郷土資料館.11:23-11:52
:
利島港.12:15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
支出‥0円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
7:40
ついに、念願の伊豆諸島利島に上陸しました。
今日は、正面に聳える宮塚山(507m)にアタックします。 -
今日の歩くコースです。
利島港から集落を抜けて、都道228号利島一周道路を反時計回りに歩いて、南登山口から山頂へ。
下山は東登山口へ向かい、そのまま都道228号利島一周道路を反時計回りで集落へ向かう予定だったのですが、通行止をくらってしまったので、林道宮沢線へ迂回し、来た道を戻るコースです。
登りは赤・下りは青線で示してあります。 -
では、出陣の儀を‥
宮塚山にアタックするぞ。
エイエイオー! -
利島では、入出港時に職員様が全て桟橋に出向いてしまう為、乗船手続きは出航30分前までとなっています。
~と、言うことは12:20までに戻って来なくてはなりませんね。
利島滞在に許された時間は4時間40分です。 -
7:45
利島は富士箱根伊豆国立公園です。
あっ!
看板に‥ -
2代目さるびあ丸が描かれていますね。
平成6年から令和2年6月まで、伊豆諸島航路に貢献した貨客船です。
引退後は、バングラデシュ離島航路(コックスバザール~セントマーティン島)に就航したそうです。
▼2代目さるびあ丸、バングラデシュで就航 ベンガル湾のリゾート航路。
TRAICY(トライシー)の記事より。
https://www.traicy.com/posts/20201224193252/ -
利島は平坦地が少ない急峻な島です。
港から、いきなり登り坂となります。 -
利島を出航した、さるびあ丸。
次の寄港地、新島へ向かっていきました。 -
ズームしてみましょう。
美術家の野老朝雄氏が担当した、Tokyoアイランドブルーのカラーに包まれた船体デザインが、見事に周りの色に溶けこんでいますね。 -
7:50
あっ!
錨が置かれていますよ。
何の船の錨だろ?はしけと海の歴史広場 名所・史跡
-
東海汽船:あじさい丸(614t)のものですね。
昭和37年3月に竣工され、下田-伊豆諸島航路に就航。
昭和53年に、下田航路が神新汽船へ移管された為、あじさい丸は傭船となる。
老朽化の為、昭和63年2月9日をもって、後継船の'あぜりあ丸(480t)'にバトンを託し、兵庫県赤穂市坂越湾の久三商店で廃船解体されました。 -
7:53
島の中心となる利島村郷に入りました。
すごく急な坂道だ。 -
都道228号線利島一周道路を反時計回りに進みます。
だらだらと登り坂が続きます。 -
ハァハァハァ‥
黙々と歩く筆者。 -
利島は椿の島です。
これからの季節、11~2月は島が赤く染まるそうです。 -
このコース、基本的に樹林の中を歩くので、景色はあまりよくありませんが、所々から展望が開けます。
-
阿豆佐和氣命陵と言う祠がありました。
参拝していきましょう。 -
登山の安全と海況が急変しないことを祈願して‥
パンパン.礼。
祈る筆者。 -
島の南側です。
ズームすると‥
先には新島が見えました。 -
8:45
利島港から1時間。
ここから、本格的な登山道になりますよ。 -
ガサゴソ‥
人があまり入らないので、登山道はヤブっぽいです。 -
ツワブキの花。
伊豆でよく見られる花ですが、利島でも綺麗に咲いていました。 -
利島の老木。
まるで、島の主のような巨木です。 -
ハァハァハァ‥
宮塚山に挑む筆者。 -
標高が上がると、ヤブっぽい道が歩きやすくなってきました。
-
9:18
山頂直下の展望台方面との分岐です。
先に山頂へ向かいましょう。 -
山頂近くになっても、うっそうとした樹林帯が続きます。
-
あっ!
あそこは‥ -
9:23
南登山口から33分。
標高507m、利島の最高地点「宮塚山」山頂に着きました。 -
宮塚山登頂。
ばんざーい。
ばんざーい。
ばんざーい! -
山頂付近は木々に覆われているので‥
-
360度、展望はありません。
-
たくさんの種子が衣服についてしまったよ。
これ取るの、大変なんだな。 -
9:26
では、下山しましょう。
来た道を戻って‥ -
9:33
分岐を展望台の方へ向かうと、すぐに展望台に着きました。 -
おおぉー!
すばらしい眺めですぞ。 -
島の北側のながめです。
利島港と、沖には伊豆大島が一望です。 -
そして、真下には利島村郷が見えます。
いやぁ、あの位置から登って来たんですね。 -
南側を振り返ると、先ほど登頂した宮塚山の山頂部が見えます。
-
9:42
では、下山しましょう。
東登山口へ下山しますよ。 -
こちらの登山道は、南登山口からより傾斜が急です。
滑りやすいので、注意して下りましょう。 -
9:48
途中に、御穴に行ける分岐がありました。
ちょっと、寄り道してみましょう。 -
9:50
これが御穴でしょうか?
樹木に覆われていますが、何となく穴っぽいです。 -
るんるん気分♪で下山する筆者。
-
あっ!
車道が見えてきましたよ。 -
10:03
展望台から21分。
宮塚山東登山口に着きました。 -
利島港へは4.7km弱です。
都道228号線.利島一周道路を反時計回りに進みましょう。 -
10:06
ウスイゴウ園地に着きました。
この小屋はただの物置です。
この小屋に入ると‥ -
青い海が一望の展望が開けます。
-
内陸側は先ほど登頂した宮塚山が一望です。
-
早咲きの椿が咲いていました。
利島は、これから椿の季節を迎えます。 -
10:19
先ほどの小屋のから少し下ったところに公衆トイレがありました。
宮塚山において、道中のトイレはここだけのようです。 -
10:21
都道228号利島一周道路を反時計回りで集落へ向かおうとしたら‥
ありゃ?
通行止となっていますよ。
先日、神津島で通行止のところを無理に進ませて頂いた経緯があるので‥ -
今回は、この地点から分岐する迂回路(林道宮沢線)へ進みましょう。
-
進んでいくと、道は一部未舗装になります。
ちなみに、この道はGoogleMapに掲載されていません。 -
島歩きを堪能する筆者。
-
10:42
通行止分岐地点から20分。
都道228号利島一周道路に出ました。 -
ここは、朝、歩いたところです。
時計回りに集落へ戻りましょう。 -
眺めの良いところです。
どんどん下っていきますよ。 -
11:13
利島村郷に戻りました。 -
朝顔。
夏の花と‥ -
椿。
冬の花が同時期に咲いてるなんて珍しいですね。 -
うん、当たり前のことだけど、大人はこれができないんだな‥
-
利島村立.利島小学校と利島中学校です。
島に高校はなく、進学する場合、中学校を卒業すると島から出なくてはならないそうです。 -
右の道は、東登山口・ウスイゴウ園地から反時計回りで下って来る都道228号利島一周道路です。
本来なら、ここに戻って来る予定でした。
そして、右側の石垣の上には‥ -
11:20
勤労福祉会館があります。
伊豆諸島で唯一、2レーンのボウリング場があることで有名です。
ここで‥ -
電子しまぽスタンプラリーのスタンプを頂こうとしたのですが‥
ありゃりゃ。
今日は休館日でした。
火・水曜日が休館だそうです。
スタンプゲットならず‥
残念! -
11:23
利島村郷土資料館です。
入場無料なので、見学していきましょう。利島村郷土資料館 美術館・博物館
-
昔の島の暮らしや産業、島の歴史が展示されています。
職員の方がとても親切で、色々と教えて頂きました。 -
興味を引いたのは、島の海上交通です。
昭和初期、利島には大島と下田を結ぶ高砂丸が就航していたようです。
今のさるびあ丸と比べると、小さな船ですね。 -
昭和40年代‥
利島には定期船が接岸できる桟橋がなく、沖合に待機する定期船へは、はしけを使って乗下船していたそうです。
海況条件が厳しい利島に、港を建設するのは困難だったのです。 -
昭和55年、念願の桟橋が完成し、定期船が接岸できるようになりました。
そして、昭和61年4月、東海汽船:かめりあ丸の就航に伴い、3700tの大型貨客船が接岸し、東京と1日1往復の定期船が実現しました。 -
東海汽船130周年記念誌がありました。
いいな、これ欲しい。 -
はしけとして活躍した、しらゆり丸の浸水祝旗が展示されていました。
第四を除く第一・第二・第三・第五まで、歴代四隻が活躍したそうです。 -
11:52
資料館に隣接して、利島村役場がありました。 -
警視庁大島警察署利島村駐在所です。
島の治安を守ります。 -
利島村郷中心部です。
急な坂道の先に聳えるのは、宮塚山です。 -
12:01
利島郵便局に寄って‥ -
ハガキを出して、風景印を押して頂きました。
利島郵便局の風景印は‥
利島の遠望・ツバキ・連絡船がデザインされています。
この船は、利島に桟橋が完成して初めて接岸した、東海汽船:ふりいじあ丸(2,286t)ではないかと推測します。 -
利島は東京都です。
最低賃金は、全国トップクラスの1,013円です。
ポスターの女性は、じぇじぇじぇで一世風靡したNHK連ドラ/あまちゃんのヒロインを演じた のん (当時は能年玲奈)さんですね。 -
12:08
港に向かう途中、あじさい丸の錨があったところに隣接して、はしけと海の歴史広場がありました。
ここには、島と定期船の渡し舟として活躍したはしけ‥
第三しらゆり丸が保存展示されていました。はしけと海の歴史広場 名所・史跡
-
伊豆諸島航路の船舶一覧が掲示されていました。
こういうの興味をそそるなぁ。
しかし、きちんと読む時間がありません。 -
はしけで往来していた利島に桟橋が完成したのは昭和55年。
東海汽船:ふりいじあ丸が桟橋に接岸。
定期船が接岸できるようになりました。 -
念願の桟橋が完成し、定期船の接岸を祝う島民の皆様。
それまではしけで不便を強いられてきた島民にとって、桟橋の完成は島の交通事情を激変させました。 -
昭和53年3月に建造された新造船. としま(40t)が、利島村営の連絡船として、利島-大島波浮航路に就航。
日曜日を除く1日1便運航されたそうです。
それから8年‥
昭和61年4月、東京からの定期船/かめりあ丸の就航によって、村営船の歴史は幕を閉じられました。 -
これは、昭和10年~昭和48年に東海汽船の前身である東京湾汽船や日本海軍船・病院船・復員船などとして活躍した先代(2代目)橘丸の救命浮輪ですね。
-
利島港が近づいて来ました。
-
12:15
無事に下山。
達成感に浸る筆者。 -
12:16
無事に時間までに、利島港に戻ることができました。
この後、さるびあ丸で伊豆大島へ向かいます。
本編は、ここまででございます。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。
つづく。
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第177部.静岡/伊豆&離島元気旅。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ケロケロマニアさん 2021/01/18 11:56:57
- バングラでご活躍中なんですね!
- どうもこんにちは。
引き続き、伊豆&離島の旅の様子を楽しませて頂いております。
先代のさるびあ丸さんは、スクラップされることなく、バングラでご活躍中なんですね。しかも、コックスバザール⇔セントマーティンということで更に驚いています。
私の友人のバングラ人は、セントマーティンはバングラの最南端として良いところだ、と言っているのですが、数年前より、例のロヒンギャ難民の問題で、何だか色々と騒動があったそうで、ミャンマーとの今後の国境動向も気になるところです。この船がいつまでも活躍できる平穏な世の中であると良いのですが…。
低山の藪漕ぎ山行では、確かにあの”引っつき虫(と我が家では呼んでおりました)”には悩まされますね。でも、利島にもこんな良い山があるんですね。どうしても海のイメージが強い東京都の離島ですが、オーヤさんの旅行記を通じて、改めて、山登りのための伊豆諸島巡りも楽しそうだなと、いつも勉強させて頂いております。どうもありがとうございました。
- オーヤシクタンさん からの返信 2021/01/18 20:33:14
- RE: バングラでご活躍中なんですね!
- ケロケロマニア様、こんばんは。
オーヤシクタンでございます。
引退した2代目さるひあ丸‥
遠くバングラデシュへ航海し、無事にコックスバザール⇔セントマーティンの定期航路に就航しました。
パチパチパチ‥
私のバングラの知識と言ったら、チッタゴンの船舶解体所しかないのですが、社会的に色々と問題のあるところでもあるんですね。
2代目さるびあ丸(BAY OEN)が、いつまでも活躍できる平穏な世の中であることを祈るのはケロケロ様と同じです。
さて、伊豆諸島の利島です。
天気が良ければ、稲取辺りから見えるのですが、これがまた難易度の高い山でして‥
港湾事情が良くないので、他の島は就航でも利島は欠航のことも多い島です。
また、観光資源が少ない島でもあり、他の島と比較すると地味な島でもあります。
昔から行きたいと思っていたのですが、帰りに欠航となることを恐れたり、宿がとれないと言うこともあり、なかなか行けないでいましたが、今回、日帰りながらもなんとか上陸を果たしました。
洋上から眺めると、利島はきれいな三角形の山「宮塚山」が聳えています。
この宮塚山、利島の小学校の遠足で登るそうで、遠足前に刈り払いが行われるらしいのですが、今年はコロナ禍で遠足は中止になったので、刈り払いも行われなかったそうです。
そんな中でしたが、無事に登頂を果たせたので良かったです。
コメントを頂きまして、ありがとうございました。
時化が少なるなるシーズンにまた、島旅をしたいですね。
オーヤシクタン。
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