房総登山&鉄船旅・その1.東京湾フェリー/かなや丸 モーニングクルーズ

5:51
皆様、おはようございます。
房総半島の「富山」へ日帰り登山に行きます。

それでは、東急東横線.大倉山駅からスタートです。

電車が来ました。
昭和49年から平成元年に製造された東京メトロ7000系。
大都市の足となって活躍して来ましたが、新型電車への置き換えが本格化するので、この電車に乗れるのもあとわずかとなりそうです。

①東急:各停.元町中華街行
大倉山.5:56→横浜.6:07
[乗]東京メトロ:7919

6:08
大倉山から11分。
横浜に到着。

京急の横浜駅へ移動。
東京湾フェリー往復きっぷ/2,320円を買いましたよ。

■京急/横浜-京急久里浜(往復) 860円
■京急バス/京急久里浜駅-東京湾フェリー(往復) 400円
■東京湾フェリー/久里浜-金谷(往復) 1,600円
→上記合計2,860円なので、540円お得となります。

まずは、久里浜港への電車とバスのきっぷを使いましょう。

京急の特急電車に乗って‥

②京急:特急.三崎口行
横浜.6:21→京急久里浜.6:58
[乗]京急:1079

6:59
横浜から特急で37分。
京急久里浜に着きました。

京急久里浜駅からフェリーのりばへは、バスに乗ります。

③京急バス:久8系統.野比海岸行
京急久里浜駅.7:05→東京湾フェリー.7:17

7:17
久里浜港に着きました。

出港3分前です。
このきっぷだとそのまま乗れ、乗船手続きは不要です。
急ぎましょう。

これから乗船する、東京湾フェリー/かなや丸です。
愛媛県新浜造船所で建造され、平成4年4月.3代目かなや丸として、久里浜-金谷航路に就航しました。

④東京湾フェリー:かなや丸.金谷行
久里浜.7:20～金谷.8:00

東京湾フェリー/かなや丸の概要です。

= かなや丸 =
船種‥フェリー
総トン数‥3,580ｔ
全長‥78.81m
全幅‥18.0m
航海区域‥限定沿海
所有/運用‥東京湾フェリー(株)
船籍‥日本.横須賀
建造所‥新浜造船所
就航‥平成4年4月

では、乗船しましょう。

そのまま、儀式に参列する為、甲板へ。

神聖なる出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。

7:20
出航時刻です。
ホーサーがビットから外されました。

ホーサー‥係留用ロープ
ビット‥係留用鉄杭

ゴゴゴゴォー

後進で離岸しています。

湾内で回頭。
ゴゴゴゴォー

回頭完了。
久里浜港を出港します。

東京電力横須賀火力発電所跡に、東京電力フュエル&パワーと中部電力の合弁会社であるJERAが、最新鋭の超々臨界圧発電設備を採用した出力約65万kWの石炭火力を2基建設中です。

久里浜～金谷 11.5km / 40分の船旅が始まりました。

久里浜よ。
さらばじゃ。

夕方に戻って来るよ。

それでは、恒例の船内視察を始めましょう。

ここは多客時に小型車のみ収容する車両甲板です。
かなや丸の車両搭載数は、トラック36台・バス16台・乗用車110台となっております。

=ゴルフバッグ置き場=
ゴルフ場が多い房総半島に行く船ならではの設備ですね。
富裕層の方々のゴルフバッグが並んでいます。

船内案内のサイン‥
懐かしいタイプですな。

=救命胴衣着用法=
これは重要です。
よく見ておきましょう。

=かなや丸救命消火設備及び脱出経路図=
これも重要ですね。

非常信号や緊急信号についても案内されています。
よく読んでおきましょう。

=1階前部客室=
リクライニングはしませんが、ゆったりとした座席が並んでいます。

=授乳室=
階段下のスペースに設けてあり、カーテンで見られないようにできます。

=トイレ=
小便器はリニューアルされています。
個室は使用中で見ることができませんでした。

=バリアフリートイレです=
ウォッシュレットがついていますね。

=自販機コーナー=
缶ビール350ml‥300円
ジュース類が110～160円と言ったところですね。

サイクルシューズを履いているお客様は、床が滑って危険なので、こちらのスリッパをご利用下さいとのことです。

それでは、2階客室にあがってみましょう。

=2階客室ホール=
船体中央部直線上に広いホールとなっています。

=カウンター席=
2階客室ホール中央の飲食スペースです。

=売店&スナックコーナー=
房総と三浦半島のお土産品、軽食などの販売を行っております。

以前は船内各所に配備されていた、船旅の救世主‥G〇RO袋は‥
船内売店に配備されているようです。

AEDも配備されています。

夕日ガイドが掲示されていました。
本日3月26日の日の入りは、17:59だそうです。

かなや丸記念スタンプもありますよ。

スタンプを貰っておきましょうね。

=2階前部客室=
1階席同様、ゆったりとした座席が並んでいて‥

最前部からは、前方の景色がご覧頂けます。

=ラウンジコーナー=
2階客室後方にあり、ゆったりとお寛ぎ頂けます。
銀座のクラブみたいだ‥
行ったことないけど。

=2階甲板アウトデッキ=
両サイドに喫煙所が設けられていました。

=遊歩甲板アウトデッキ=
開放的な空間です。
潮風を浴びてリラックスしましょう。

双眼鏡は100円です。

操舵室後方のカーテンに閉ざされたお部屋。
中は上級船室/グリーン船室です。

=グリーン室=
ワンランク上のゴージャスな客室が、ひと部屋3,000円の貸切制となっており、ソフトドリンク券4枚サービスの特典つきです。
定員20名で、20名で利用すれば、ひとりあたり150円になります。

久里浜沖、右舷からふたつの小さな島が見えます。

ズームしてみましょう。

右は'アシカ島'と言い、大正5年建立の海獺島灯台があります。
そして、左は'笠島'と言い、海象観測ステーション設けられています。
共にメジナやクロダイなどの釣りポイントとして人気があります。

今日はとても良い天気‥

海況も良く、快適なクルーズです。

あっ！
あれは‥

ズームしてみましょう。
姉妹船の'しらはま丸'(3351t)が近づいて来ましたよ。

7:37
反航します。
一日に何度も反航するので、汽笛などはならしません。

しらはま丸の側面には、千葉県と館山市・南房総市・鴨川市・富津市・鋸南町の南房総5自治体の協力で、千葉県のイメージアップと観光促進を目的に、千葉県のキャラクター「チーバくん」のイラストがラッピングされています。

さよならぁ～

三浦半島が小さくなりました。
かなや丸は、13ノット(24km/h)で航行しています。

船内で寛ぐ筆者。

お腹すきましたね。
三浦半島名物となる、海軍カレーパンとまぐろつみれ串を頂きましょう。

①よこすか海軍カリーパン‥220円
②まぐろつみれ串‥200円

房総半島が近づいて来ましたよ。

三浦半島は小さくなりましたね。

久里浜から35分。
金谷港に入港します。

神聖な接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。

湾内で回頭中。

船長ギリギリの狭い湾内で回頭しています。
巧みな操船ですね。

最終の接岸体制に入りました。

ホーサーがビットにつながれました。

あぁ～
楽しい船旅が終わっちゃうよ～

8:00
接岸完了。
パチパチパチ‥

では、名残惜しいですが、下船しましょう。

=金谷フェリーサービスセンター=
房総半島最大級の売り場面積と品揃えのおみやげセンター「食彩市場」・地魚海鮮料理のお食事処「波留菜亭」 があります。

8:10
金谷港から500m/徒歩7分。
JR内房線の浜金谷駅に移動しました。

浜金谷駅は大正5年11月1日に開業。
どこにも表記がありませんが、千葉県最西端の駅だそうですよ。

静かな駅です。
この時間は無人でした。
簡易Suica改札機が設置されているので、ICカード利用可能です。

浜金谷→岩井の乗車券は横浜駅で購入しておきました。
乗車駅証明書を忘れずに受け取っておきましょう。

￥JR東日本(浜金谷→岩井) 200円。

あっ、キタ.キタ。
今年3月のダイヤ改正にデビューした新型電車/E131系ですよ。

⑤普通2129M.館山行
浜金谷.8:27→岩井.8:38
[乗]JR東日本:クハE130-07

コトン.コトン‥
のどかな田園風景の中を電車は走ります。

8:39
浜金谷から11分。
岩井駅に着きました。

この後、登山となりますが、本編はここまでです。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

つづく。