長崎&鳥取変態行程旅・その7.【祝】新造船就航:名門大洋フェリー/フェリーきょうと乗船記(航海編)

2021年12月16日・名門大洋フェリー(大阪-新門司)に新造船/フェリーきょうとが就航しました。

名門大洋フェリー株式会社様、おめでとうございます。
パチパチパチ‥

福岡県新門司港です。

新造船/フェリーきょうとに乗船。
そろそろ、出航のお時間です。

あっ！
名門大洋フェリーのライバル、阪九フェリー/せっつorやまと.神戸行が出航していきましたよ。

▼阪九フェリー/せっつ乗船記
①船内編・https://4travel.jp/travelogue/11689915
②航海編・https://4travel.jp/travelogue/11689914

出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。(笑)

ホーサーがビットから外されるところが見えませんが‥
ホーサーが緩んでいるので、ビットから外されたようです。

・ホーサー‥係留用ロープ
・ビット‥係留用鉄杭

ゴゴゴゴォー

巨大な船体が岸壁から離れていきます。

あっ！
地上職員の方々が見送りをしてくれていますよ。

これは応じなくては‥
さようならぁ～

新門司港を出港します。
夜景が綺麗ですね。

九州よ。
さらばじゃ。

新門司→大阪 458km/12時間40分の船旅が始まりました。
瀬戸内海を東へ航海します。

▼名門大洋フェリー
https://www.cityline.co.jp/

お腹すきましたね。

レストランでは、新造船/フェリーきょうと就航記念キャンペーンが開催中でありまして‥
■夕食バイキング・大人1,600円→1,000円！
■朝食バイキング・大人750円→500円！

これは、お得ですね。
レストランに入りましょう。

※このキャンペーンは2022年1月15日で終了しましたが‥
2022年3月28日～4月27日まで、フェリーふくおか就航のキャンペーンが同内容で開催される予定です。

名門大洋フェリーのレストランはバイキングです。

おっ！
門司名物・焼きカレーが出てきましたよ。
崩される前にカシャ。

ソフトドリンクは飲み放題！

・コカコーラ
・ジンジャエール
・リアルゴールド
・カルピス
・カルピスソーダ
・カルピスソーダグレープ
・メロンソーダ
・オレンジジュース
・オレンジソーダ
・山ぶどうブレンドジュース
・グレープソーダ
・烏龍茶
・コーヒー
・アメリカンコーヒー

アルコール類は別料金です。

今夜は食べることに専念する為、アルコールは自粛します。

毎度のことですが、貧乏魂が炸裂！
ほぼ全種類通りとってきましたよ。

それでは、突撃！

■一の膳
九州の郷土料理を取り揃えました。

①チキン南蛮
②とり天
③きびなご揚げ
④さつま揚げ
⑤蓮根煮
⑥キムチ
⑦青魚の南蛮漬け
⑧ミミンガー
⑨筍煮

■二の膳
門司名物の焼きカレー。
和総菜・中華点心・冬の味覚.牡蠣フライを堪能。

①肉じゃが
②焼きカレー
③プチ肉まん
④蒸し緑餃子
⑤八宝菜
⑥フライポテト
⑦海老せん
⑧揚げ餃子
⑨肉豆腐
⑩鰆の焼き物
⑪カキフライ

■三の膳
九州の味‥博多もつ煮・長崎皿うどん。
お刺身などなど‥

①サラダバー
②刺身(甘海老/まぐろ)
③長崎皿うどん
④冷奴
⑤博多もつ煮
⑥やきそば
⑦うどん

■四の膳
後から出てきた総菜。
そして、ご飯と汁物に突入します。

①鶏肉のトマト煮
②白身魚フライ
③蒟蒻と牛蒡の炒め物
④カレーライス/福神漬
⑤味噌汁
⑥コンソメスープ

■デザート
苦しくなってきたけど、デザートは別腹なのだ。

①ソフトクリーム
②白桃
③マンゴー
④醤油だんご
⑤プチカステラ
⑥ホットコーヒー

21:35
新門司から1時間45分‥
大分県.国東半島沖(周防灘)を航行中。

23:47
瀬戸内海を東へ航行中。
右舷から四国の夜景が見えます。
今、どこかな？

23:50
新門司から4時間‥
愛媛県.松山沖ですね。

甲板から見えたのは、松山の夜景でした。

では、寝ましょう。
就寝。

5:00
おはようございます。

新門司から9時間10分‥
瀬戸内海.播磨灘・香川県小豆島沖を航行中です。

まだ真っ暗ですが、小豆島が見えましたよ。

すいません。
もう少し、寝かせてください。

6:43
再び、おはようございます。

新門司から10時間53分‥
そろそろ、明石海峡を通過するお時間です。

甲板に出てみましょう。

あっ！
明石海峡大橋が見えていますよ。

フェリーきょうとは、航海速力18.5ノット(34.3km/h)で航行中。
右舷から兵庫県淡路島が見えます。

瀬戸内海航路は揺れがなく、快適なクルーズを楽しめます。

あっ！
あの船は‥

淡路島/岩屋-明石航路に就航する、淡路ジェノバライン/まりんあわじ(118t)です。
この船は、明石海峡大橋を渡れない125cc以下のバイク・自転車・歩行者の足として活躍しています。

それでは、明石海峡通過の儀(単に下から眺めるだけ)に参列しましょう。

何度見ても、圧巻！
船上からならではの絶景です。

明石海峡大橋は、平成10年4月5日に供用が開始された、全長3,911m、中央支間1,991mで世界最長の吊り橋です。
平成10年の開通以来、10年以上の長きにわたり「ギネス世界記録」に認定・掲載されているそうです。

6:50
明石海峡大橋を通過する瞬間をファンネルと共にカシャ。

あっ！
あの船は‥

風が恋を運ぶ～♪
海を遠く渡り～♪
二人を結ぶジャンボフェリー♪

高松-小豆島-神戸航路に就航する、ジャンボフェリー/りつりんⅡ(3,664t)ですね。
洗脳されるメロディのテーマソング♪が頭を過っています。

さて、加藤汽船グループ.ジャンボフェリー(ニャンコフェリー)から、新造船建造の発表がありました。

現行船2隻の後継船は、2022年秋と2025年就航予定だそうです。
これは、乗りに行かなくては‥

▼画像は、ジャンボフェリー公式サイトから引用しています。
https://ferry.co.jp/

反航しました。
ご安航をお祈り申しあげます。

▼ジャンボフェリー乗船記
https://4travel.jp/travelogue/11369840

大阪湾に入りました。
明石海峡大橋が離れていきます。

船旅のイベントはまだまだ続きます。

今日の日の出は、7:03です。
次は、日の出鑑賞を楽しみましょう。

7:03
左舷前方を眺めていると‥
水平線に雲があるので、少し遅れての日の出になりそう。

7:10
あっ！

ズームしてみましょう。
お日さまがあがってきました。

日の出です。

見れて良かった。
パチパチパチ‥

ありがたや～
ありがたや～

日の出を拝む筆者。←(人が多いので自撮りできず)

大阪湾に浮かぶ朝日。
今日乗って良かった。

クルーズモーニングのお時間です。
朝食のお支度が整いました。

新造船/フェリーきょうと就航キャンペーンで、朝食バイキングは500円！
朝からガッツリ食べておくのだ。

まずは、和食から頂きましょう。

①昆布豆
②筑前煮
③昆布佃煮
④梅干
⑤ひじき煮
⑥鯖の塩焼き
⑦ウインナーソーセージ
⑧肉だんご
⑨金平牛蒡
⑩インゲン
⑪たまご焼き
⑫スクランブルエッグ
⑬納豆
⑭ふりかけ
⑮味付け海苔
⑯米飯
⑰味噌汁
⑱生たまご
⑲冷奴
⑳榎茸
⑳榎茸
21.お粥

続いて、洋食。
これで、ほぼ全種類です。

①カレーライス/福神漬
②バターロール
③食パントースト
④サラダバー
⑤フルーツカクテル
⑥ヨーグルト
⑦グレープフルーツ果実
⑧オレンジジュース

食後は海を眺めながら、コーヒー。
エレガントな朝ざます。

・ホットコーヒー

8:03
まったりしていたら、大阪南港に入港しました。

これは、のんびりしていられません。
神聖なる儀式に参列しなくては‥

急いで甲板へ。
着岸地点となる、大阪南港フェリーターミナルが近づいています。

着岸の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。(笑)

着岸態勢に入りました。
大阪南港FT第5バースに左舷着岸すると思いこんでいたら‥

しまった！
第4バース右舷着岸でした。

船舶大型化に伴い、桟橋が新しくなっています。

あちらのフェリーは‥
大阪-東予航路に就航する、四国開発フェリー(オレンジフェリー) おれんじおおさか (14,759t)です。
2018年12月18日に就航した新しい大型フェリーです。

▼姉妹船・おれんじえひめの乗船記

あぁ～
楽しい船旅が終わっちゃうよ～

フォーサーがビットにつながれました。

8:22
新門司から12時間32分。
着岸完了。
パチパチパチ‥

8:33
では、名残惜しいですが、下船しましょう。

名門大洋フェリーオリジナルキャラクター「ノリーナ」です。
セラー帽をかぶった女の子カモメで、別に船長帽をかぶった男の子カモメ「フェリーニ」も在籍しております。

ネーミングの一般公募には752点の応募があり、選考理由について名門大洋フェリーは、「フェリーに乗り～な」という語呂、語感の良さと独創性が社内で支持を得たためとしているそうです。

12時間40分の船旅は、あっという間に終わってしまいましたね。

フェリーきょうとⅡからバトンを受け継いだ3代目.フェリーきょうと。
今後は、関西と九州をつなぐ輸送手段として活躍することでしょう。
快適な船旅でした。

あっ！
あの船は‥

ズームしてみましょう。
平成14年9月3日就航、フェリーきょうとⅡです。
新造船/3代目フェリーきょうとにバトンを託し、令和4年1月13日をもって引退しました。
京阪神と九州をつないで19年4ヶ月間の活躍、大変お疲れ様でした。

次回は、大阪→鳥取を高速バスで移動します。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

-つづく-