2022/02/18 - 2022/02/18
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第217部-983冊目 2/4
(令和4年5月19日配信)
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
半世紀に渡って活躍した東武鉄道6050系が2022年3月12日のダイヤ改正を持って、鬼怒川温泉以北と野岩鉄道を除いて引退することになりました。
かつては、浅草から会津田島へ乗車券だけで乗れ、筆者もよくお世話になったので、惜別乗車を兼ねて川治温泉を旅しました。
本編は、冬の龍王峡をスノーハイクします。
表紙画像‥雪化粧した龍王峡。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
令和4年2月18-19日 1泊2日
2月18日(金) 第1日目-2 はれ一時ゆき
※徒歩/龍王峡スノーハイク
龍王峡駅.11:33
:
むささび橋.12:18
:
白岩園地.13:02
:
浜子橋.14:02
:
小網ダム.14:30
:
川治温泉.15:16
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
支出‥0円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
11:33
浅草から東武鉄道・野岩鉄道を乗り継いで龍王峡に着きました。龍王峡駅 駅
-
駅前には、駐車場とお土産屋/食堂が並んでいます。
-
今日は鬼怒川の名勝「龍王峡」を歩きますよ。
龍王峡駅から鬼怒川に沿って川治温泉へ6km/無雪期で約3時間のハイキングです。 -
お店が並ぶ脇にある、この鳥居が龍王峡の入口です。
-
11:39
龍王峡を歩くぞ。
エイエイオー!
長靴を履いています。
また靴につける滑り止めを持ってきています。 -
11:52
こちらは鬼怒川の支流、野川です。
奥に滝が見えますね。
ズームしてみましょう。 -
=竪琴の滝=
まるで竪琴の弦のように水が幾筋にもわかれて流れている事から、この名がついたそうです。たて琴の滝 自然・景勝地
-
=虹見の滝=
本流の鬼怒川が侵食し、支流の野沢との合流点で河床の高さに差ができて滝になったと言われています。虹見の滝 自然・景勝地
-
鬼怒川の断崖絶壁の上には‥
-
=五龍王神社=
小さな神社が祀られています。
コロナ終息を祈願して‥
パンパン.礼。五龍王神社 寺・神社・教会
-
虹見橋です。
-
11:56
橋上には、雪が積もっています。
滑って転落しないように注意しましょう。
落ちたら、あの世いきです。虹見橋 名所・史跡
-
下流方向(鬼怒川温泉方面)を眺めます。
おぉー
まるで水墨画の世界みたいですな。
この左側には‥ -
先ほど参拝した五龍王神社の祠が見えます。
渇水期の今は見えませんが、水量が多い時期は、神社の左に虹見の滝が見えます。 -
夏の様子。
左に虹見の滝が見えますね。
※2020年9月11日筆者撮影。 -
続いて、上流方向‥
龍王峡は、今から2,200万年もの昔、海底火山の活動によって噴出した火山岩が、鬼怒川の流れによって侵食され、この景観を造りあげたと言われています。龍王峡 自然・景勝地
-
ズームしてみましょう。
奇岩が織りなす自然の造形美がすばらしい!
虹見橋から上流のむささび橋までは、両岸の岩々が緑色凝灰岩の上に流出した白っぽい流紋岩から形成されていることから白龍峡と呼ばれています。白龍渓 自然・景勝地
-
遊歩道をテクテク‥
木道は滑りやすいです。
注意して歩きましょう。 -
モリアオガエル生息地域です。
今は雪に閉ざされていますが、雪解けの季節になると、水芭蕉が見られるそうです。 -
静寂な世界‥
物音ひとつしません。 -
龍王峡の下流部は、流紋岩が際だつ白竜峡と呼ばれ、岩壁には滝があり、景観を盛りあげています。
-
午前中は雪が舞っていましたが、午後になると天気が回復しました。
こりゃ、ラッキーだ。 -
12:18
=むささび橋=
虹見橋の上流にあるコンクリート製吊橋です。
渡りましょう。むささび橋 名所・史跡
-
上流方向を眺めましょう。
ジャ.ジャーン!
ここが、龍王峡のハイライト。
狭く切り立った岩壁の下に流れる清流が見事です。 -
こりゃ、すばらしい‥
縦方向のパノラマモードにして‥
カシャ。 -
続いて、下流を眺めましょう。
岩肌が白く染まり、冬ならではの光景をつくりだしている。
いい眺めだ。 -
ズームすると、先ほど渡った虹見橋が遠望です。
-
縦方向のパノラマモードにして‥
カシャ。 -
以前、夏に歩いた時、やられました。
知らぬ間に足などにくっついて、血を吸われるんです。
さすがに、この時期はいないでしょう。
冬以外は、クマ・サル・ヘビなども出てくるそうです。 -
龍王峡では、地下のマグマが岩の割れ目などをつたって地表近くまで上昇して冷えて固まった岩脈が見られます。
写真の岩山も岩脈のひとつだそうです。 -
11:23
=むささび茶屋=
虹見橋から700m地点にある茶屋です。
冬期休業中でした。むささび茶屋 グルメ・レストラン
-
公衆トイレも冬期閉鎖中。
この季節はトイレがないので、注意しましょう。 -
12:32
むささび橋を過ぎたあたりから、青龍峡と呼ばれる地域です。
ベンチのある高台(大観)からは、視界いっぱいに広がる渓谷美がご覧頂けます。青龍渓 自然・景勝地
-
ズームしてみましょう。
青龍峡は、火山爆発による火山灰が堆積した緑色凝灰岩で構成されており、岩の色が青っぽく、両岸を多種多様な奇岩で彩っております。 -
あっ!
人が‥
他殺か?遭難か?
遺体を演じる筆者。←(またやってるよ) -
むささび橋から先も遊歩道が続きます。
雪が多いので、長靴を履いて来たのは正解でした。 -
ところどころ、倒木がありました。
細心の注意を払って通過します。 -
12:43
あっ!
あの岩は‥
ズームしてみましょう。 -
=五光岩=
直径約10mほどの大きい岩塊です。
流水の洗堀によって大きくえぐられ、中央にポッカリと穴があいています。
かつては、穴の中に水がたまり、天候によって五色の光に変化して見えたそうですが、今は見られなくなりました。 -
=柱状節理=
材木を立てかけたような六角形の岩肌がご覧頂けます。
地下のマグマが地表近くで冷却されて収縮してできたものだそうです。 -
=兎はね=
対岸との幅が4mほどと狭く、ウサギがぴょんと跳ねて渡れるくらいのことから、この名がついたと言われています。 -
12:50
むささび橋から0.5kmの地点。
ここまで27分かかっています。
こりゃ、気合いをいれて歩かないと‥ -
=かめ岩=
雪でわかりにくいのですが、対岸は安山岩による岩石段丘となっており、河川水位から1mほど上にある穴がかめ穴だそうです。 -
断崖絶壁の岩肌が迫ってきました。
落石注意!ですよ。 -
川幅が広くなりました。
龍王峡上流部は、第3世紀中世期(約2200万年前)に起こった海底火山活動によって流出した安山岩により構成され、紫龍峡と呼ばれております。 -
東京電力の施設を通過すると‥
-
13:03
龍王峡駅から1時間30分が経過。
白岩園地に着きました。
龍王峡駅から2km・むささび橋から1kmとあります。
ここから、川治温泉へは5.5km!
思ったよりペースが遅いです。
ここから、370mほどで白岩バス停に行けるのですが‥ -
いやいや、歩きますぞ。
筆者は先へ進みます。 -
ルンルン気分♪で、スノーハイクを楽しむ筆者。
-
川が浅瀬になり、流れも緩やかになってきました。
-
13:13
こちらの階段がコースのようですが‥ -
13:15
河川敷を歩いてみましょう。
鬼怒川がUの字に屈折し、陸の半島を作りあげているので、白岩半島と呼ばれるところです。 -
川に近づいてきました。
ゴロゴロした石に雪が積もっているので、たまにズボッとはまり、歩きにくいです。
こりゃ失敗したかな。 -
前に歩いた人の足跡を目印に歩いていたのですが‥
-
ありゃ?
この先で足跡が一定方向に定まっておらず、散らばっています。
どっちに行けばいいんだ? -
13:29
河川敷から離れると、コースを発見!
道迷い遭難しなくて良かった。 -
登り坂です。
鬼怒川から離れていきます。 -
13:48
龍王峡から3km。
川治温泉へ温泉へ3.5kmの地点。
道幅が広くなりました。
どうやら山道の遊歩道が終わったようです。 -
昭和33年6月に稼働開始した、栃木県営.川治第二発電所が見えます。
-
13:54
坂を登ると、国道121号の旧道区間に出ました。 -
13:54
戻るように鋭角を右へ進むと、国道121号に出て、逆川バス停に行けます。
以前はカーブの多い狭い国道でしたが、トンネルによる新道が開通したことによって、こちらは旧道となりました。 -
直進するように進むと‥
右側ガードレールの奥は廃道になった部分。
通行止になって木々が生い茂っています。
左の道へ入ると‥ -
下り坂です。
一昨年、箱根の山で下山中に転倒し、骨折した苦い経験があるので‥ -
慎重に下り坂を歩く筆者。
-
あっ!
ここにも倒木が‥
自然の驚異を感じますな。 -
14:01
龍王峡から約2時間30分‥
全長約6kmの龍王峡ハイキングコースの中間地点となる浜子橋です。
えっ!
まだ、半分なの? -
浜子橋から上流(川治温泉)方向の眺め。
鬼怒川は、栃木県日光市の鬼怒沼を水源とする、全長176.7kmの一級河川です。 -
下流方向を眺めます。
ここから3km先が龍王峡駅です。 -
ズームしてみましょう。
両岸に断崖絶壁が迫っていますね。
これらの自然美が竜王峡を作りあげているのです。 -
ハァハァハァ‥
浜子橋から再び登り坂を歩いていくと‥
あっ!
車道が見えてきましたよ。 -
14:10
逆川林道に出ました。
先に見えるのは逆川第一トンネルです。 -
トンネルは3か所あります。
雪の下の路面は凍結していて滑りやすいです。
注意して歩きましょう。 -
眼下に鬼怒川が見えます。
結構、登ってきたのですね。 -
14:22
林道から栃木県道23号川俣温泉川治線に出ました。
県道に入ってスグのところを左へ入るのですが‥ -
14:23
ちょっと先にある、小網大橋(昭和47年5月完成)に寄り道しましょう。 -
下流方向を眺めます。
色々な景観を見せてくれる鬼怒川。
見ていて飽きませんね。 -
こちらは上流方向。
この先には、これから向かう小網ダムがあります。 -
14:28
=小網ダム=
昭和33年に竣工した、栃木県企業局が管理する重力式コンクリートダムです。
川治湯本駅近くにある川治第一発電所の逆調整ダムと、川治第二発電所及び小網発電所の取水ダムの役割をもっています。 -
ダムは高さが23.5m・長さが128mあり、歩行者のみ渡ることができます。
では、歩いてみましょう。 -
ダム下流方向を眺めます。
この先、龍王峡・鬼怒川温泉を経て、関東平野東部を北から南へと流れ、利根川に合流するまでが鬼怒川です。
台風など降雨・春先の雪解け水・点検作業などの理由で、ダムから放流することがあるそうです。 -
ダムの貯水湖です。
総貯水量は、627,000立方mあるそうです。 -
=遊歩道のご案内=
このダムからは、野岩鉄道/川治温泉駅が近いのですが‥ -
14:34
もうひと踏ん張りしますよ。
川治温泉黄金橋方面へ向かいます。 -
野岩鉄道の高架下をテクテク‥
電車来たけど、撮影は失敗しました。 -
=あじさい公園=
今の季節は雪に閉ざされていますが、季節になるとあじさいの花が多く咲き、来訪者の心を癒してくれます。 -
14:53
黄金橋(昭和58年3月竣工)が近づいてきました。
ゴールの川治温泉は近いですぞ。 -
右側に川治温泉の温泉街が見えてきました。
正面の川は、栃木/福島県境の山王峠近くを水源とする男鹿川です。 -
こちらは鬼怒川。
上を通る野岩鉄道の車窓風景が‥ -
コチラです。
アーチの橋が黄金橋。
手前から流れる鬼怒川に、左から男鹿川が合流するのがわかります。
※翌日筆者撮影 -
15:00
=薬師の湯=
日光市営の共同浴場です。
こちらは本館(内湯・貸切風呂)で、別棟に混浴露天風呂があります。
▼薬師の湯(日光市サイト)
https://www.city.nikko.lg.jp/hujiharakankou/kankou/kinugawa/onsen/yakushinoyu.html川治温泉 薬師の湯 温泉
-
薬師橋を渡ります。
左側の建物は、薬師の湯/混浴露天風呂です。
橋から丸見えですが、男鹿川が目の前で渓流を眺めながら源泉かけ流しの湯を楽しむことができます。 -
下の川は男鹿川。
先で、右から流れて来る鬼怒川と合流しています。 -
対岸に建つ3つの小屋は、子持ちの湯・不動の湯・元湯は源泉です。
ホントは、あちら側の遊歩道を歩くと宿が近いのですが、崩落の危険がある為、通行止になっていました。 -
てな訳で、遠回りですが、宿の対岸側の河川遊歩道を進んでいます。
雪が深くて、歩きにくいです。 -
ズボズボ言わせながら進んでいくと‥
対岸に渡れる橋が近づいてきました。
あと少しだ。
頑張れ、俺。 -
15:12
男鹿川を渡って‥ -
15:16
龍王峡駅から3時間35分。
今宵の宿に着きました。
次回は、リブマックスリゾート川治の宿泊記です。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。
-つづく-リブマックスリゾート川治 宿・ホテル
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旅行記グループ 第217部.冬の川治温泉&東武惜別鉄旅
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