2023/01/22 - 2023/01/23
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オーヤシクタンさん
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この旅行記のスケジュール
2023/01/22
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バスでの移動
青森市市企業局交通部:W53系統.野木和団地行 古川.19:04→新田.19:12
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新田バス停
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青森港フェリーターミナル
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船での移動
青函フェリー:あさかぜ5号.函館行 青森.20:30→函館.0:20
-
青函フェリー函館ターミナル
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第241部-1111冊目 9/12
(2023年10月29日配信)
皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
4トラに投稿してセコセコと貯めたJALのマイルが失効しそうです。
そこで、今回は‥
①東海道新幹線グリーン車に乗って富裕層体験をする。
②京都(出町)の街を食べ歩き散策オフ会。
③京阪特急プレミアムカーでゴージャスな鉄旅。
④新造船/さんふらわあくれない(大阪→別府)に乗船。
⑤宇和島運輸/あかつき丸(別府→八幡浜)に乗船。
⑥四国オレンジフェリー/おれんじ四国(八幡浜→臼杵)に乗船。
⑦鶴崎温泉/鶴崎ホテルに宿泊して、天然温泉と郷土料理を堪能。
⑧JR九州のICカードを使って480円で九州を半周大回り鉄旅。
⑨別府温泉の外湯をぶらぶら散策。
⑩引退するさんふらわあこばると(別府→大阪)に惜別乗船。
⑪失効するJALマイルを特典航空券にして、JAL2153便(大阪→青森)に搭乗。
⑫青森まちなかおんせんで立ち寄り入浴と食事。
⑬引退する青函フェリー/あさかぜ5号(青森→函館)に惜別乗船。
⑭青函フェリー/はやぶさ(函館→青森)に乗船。
⑮黒石温泉郷温湯温泉/山賊館に宿泊し、天然温泉と郷土料理を堪能。
⑯失効するJALマイルを特典航空券にして、JAL144便(青森→東京)に搭乗。
上記をミッションとする意味不明な変態行程4泊5日の旅に出ました。
本編は⑬の内容です。
引退する青函フェリー/あさかぜ5号に惜別乗船します。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。
表紙画像‥引退する青函フェリー/あさかぜ5号。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2023年1月19~23日 4泊5日
1月22日(日) 第4日目-3 小雪
1月23日(月) 第5日目-1 くもり
①青森市市企業局交通部:W53系統.野木和団地行
古川.19:04→新田.19:12
▼
②青函フェリー:あさかぜ5号.函館行
青森.20:30→函館.0:20
★宿泊‥青函フェリー函館FT(FTB)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
青森市企業局交通部‥200円
青函フェリー‥1,600円
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
PR
-
19:01
ここは青森県青森市。
青森まちなかおんせんで入浴/食事を済ませ、これから青森港へ向かいます。
さて港へは、古川(青森まちなかおんせん)から3.2km/徒歩40分ほどなのですが‥
1月の青森、雪で道路は真っ白です。
歩いていくのは億劫なので、古川バス停から‥青森まちなかおんせん 温泉
-
路線バスに乗りました。
夜7時、この時間だと青森港へ行く路線バスはないので、青森市営バスW53系統.野木和団地行きで新田と言うバス停へ向かいます。
①青森市市企業局交通部:W53系統.野木和団地行
古川.19:04→新田.19:12
¥運賃 200円 -
19:15
古川から8分。
新田で下車。
ここから雪が積もる道を歩きます。
新田バス停から青森港フェリーターミナル(青函フェリー)へは、750m/徒歩10分ほどです。 -
19:24
青森港フェリーターミナルに着きました。
このターミナルは、青森県フェリー埠頭公社が運営しています。 -
青函フェリーには‥
・はやぶさ
・3号はやぶさ
・あさかぜ21
・あさかぜ5号
上記4隻が就航しています。
これから乗る20:30出航13便は、あさかぜ5号です。青函フェリー 乗り物
-
公式サイトでネット予約できます。
WEB予約割が適用され、通常期片道運賃2,200円が1,600円となりました。 -
待合室利用の注意。
これは、FTBしにくい内容だな。
FTBとは?
俗に言う駅寝・野宿を意味する、STB=StaTion Bivouac/ステーション・ビバークから来た言葉で、FTBはFerryTerminal Bivouac・フェリーターミナル・ビバークと言います。 -
待合室の椅子は仕切りがあって、横になれないようになっていますね。
-
こんな強者もいるのか!
床にシートを敷いてのFTBも禁止です。 -
フェリーターミナル隣りには、24時間営業のファミリーマートがあります。
船内にはカップ麺と清涼飲料水の自販機しかないので、こちらで買い出ししておくと良いでしょう。 -
これから乗船する、青函フェリー/あさかぜ5号です。
平成10年(1998年)4月、北日本海運㈱のRORO船(貨物フェリー)として青函航路に就航。
2000年10月に一般旅客定期航路事業に事業変更した為、旅客設備を設ける改造を施し、今日まで活躍してきましたが、後継船となる新造船/はやぶさⅡ・2023年4月4日デビューが決定したのに伴い‥ -
青函航路で25年活躍したあさかぜ5号は、2023年3月25日青森8:10出航便をもって引退します。
= あさかぜ5号 =
船種‥フェリー
総トン数‥1,958t
全長‥102m
全幅‥15.8m
航海区域‥沿海
所有/運用‥青函フェリー㈱
船籍‥日本.北海道函館
建造所‥ヤマニシ
就航‥1998年4月
画像は北日本海運時代のあさかぜ5号です。 -
20:18
青函フェリーは青森・函館共にボーディングブリッジはなく、車と同じランプから乗船します。
では、乗船しましょう。
②青函フェリー:あさかぜ5号.函館行
青森.20:30→函館.0:20 -
= 2等室 =
今夜の城です。
船室は大部屋雑魚寝の2等オンリー。
これぞ船旅の基本です。
富裕層も平民も格差がありません。←(富裕層は青函フェリーに乗らないと思うのだが‥) -
席は早い者勝ちの自由席です。
今夜の寝床を確保。
※青函フェリーでは貸毛布はありません。 -
間もなく出航時間です。
神聖なる出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しようと、遊歩甲板に出ました。 -
出航の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。(笑)
寒いよ~ -
20:30
ホーサーがビットから外されました。
・ホーサー‥係留用ロープ
・ビット‥係留用鉄杭 -
あさかぜ5号出航!
ゴゴゴゴォー -
前進で離岸成功。
パチパチパチ‥ -
青森→函館 113km/3時間50分の船旅が始まりました。
かつて、鉄道連絡船の青函連絡船で名を馳せた青函航路。
青函連絡船は廃止されましたが、2社の民間フェリーが定期航路を守っています。
= 航海予定 =
青森県/青森港.20:30
↓
青森湾/大島.21:16頃
↓
平館海峡.21:48頃
↓
津軽海峡/大間.23:06頃
↓
北海道/函館港.0:20 -
青森よ。
さらばじゃ。←(明日の午前中に戻って来るけど) -
青森湾を航行。
青森の街灯りが小さくなっていきます。
うぅぅ~ 寒いよ~ -
船内を見てみましょう。
あさかぜ5号の船客区画は、上甲板1層のみです。
元々、旅客を扱わないRORO船(貨物フェリー)だったのですが、旅客輸送を行うことになり、旅客施設を設ける改造を行いました。
= エントランスロビー =
旅客室入口を入ると、エントランスロビーが船客を迎え、ラウンジ風のスペースでお寛ぎいただけます。
おぉー、中は暖かくて天国だ。 -
青函フェリーには旅客掛の乗組員はおらず、案内所はありません。
緊急時は、この電話で乗組員様に連絡できます。 -
= 自販機コーナー =
カップ麺と清涼飲料水の自販機を設置。
あさかぜ5号には、食堂/売店がありません。 -
= パントリー/給湯コーナー =
電子レンジ・冷水器・給湯器を設置。
無料で紙コップの用意もありました。 -
以前はこの奥全てが男性用トイレで、女性用トイレは別に個室が1つあるだけでした。
女性用トイレを増設する策として、元の男性トイレの中央に仕切り板を入れて男女別にしたみたい。 -
個室はウォシュレット付きにリフォームされていました。
-
=シャワールーム=
シャワールームは3ブースあり、男女別になっていません。
女性の利用はちょっと無理かな‥ -
配管むき出しの天井‥
かつては乗客を乗せない貨物フェリーだったので、内装はいたって質素です。 -
= 救命胴衣着用法 =
これは重要です。
よく見ておきましょう。 -
= 救命消防設備及び脱出経路図 =
これも重要です。
かなり精巧な図面ですね。 -
では、寝ましょう。
-
この船室は筆者ひとりだけ。
自分で消灯して、就寝。
背中にエンジンの振動が伝わってくます。 -
22:41
出航から2時間11分。
青森県下北半島沖を航行中。
今夜は波高0.9mと、静かな海況で揺れがなく快適な船旅ですよ。 -
23:10
津軽海峡を航行中。
北海道函館の街灯りが遠くに見えてきました。 -
0:00
青森から3時間30分。
函館湾に入りますよ。
画像右側は函館山です。 -
函館の夜景を眺めながら航行すると‥
-
着岸地点となる、函館港北埠頭が見えてきました。
-
神聖なる接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。(笑)
-
沖合で回頭して‥
-
後進で着岸態勢にはいりました。
-
ホーサーがビットにつながれました。
-
あぁ~
筆者にとって、あさかぜ5号最後の船旅が終わっちゃうよ~ -
0:17
着岸完了。
パチパチパチ‥ -
パノラマモードでカシャ。
-
0:25
では、名残惜しいですが下船しましょう。
車と同じスタンランプから下船します。 -
=青函フェリー函館ターミナル=
函館のターミナルも24時間オープンです。
寒いので、中に入りましょう。青函フェリー 乗り物
-
= 1階ロビー =
乗船受付窓口・待合室・自販機コーナーが集約されています。
おぉー
中は暖かいよ。 -
待合室に接して乗船窓口があるので‥
-
青森行乗船券を発券してもらいました。
函館に着いたばかりですが、函館.4:30出航の青函フェリー/はやぶさに乗って、青森へ戻ります。 -
= 自販機コーナー =
カップ麺・パン/菓子類・清涼飲料水・たばこの自販機を設置。
ターミナルには食堂/売店がありません。 -
= 洗面室 =
ペットボトル用の蛇口があったよ。
これは珍しい。 -
= 多目的トイレ =
お体の不自由なお客様も安心してご利用頂けます。 -
今夜は宿なし‥
FTBをする筆者。
青森FTは青森県の施設なのでFTBしにくい環境ですが、函館FTは青函フェリーの施設なので、人に迷惑をかけない常識の範囲でFTBができました。 -
さて、青函航路で25年活躍し、引退したあさかぜ5号はどうなったのでしょうか?
青函フェリー公式ツイッターによると、2023年5月23日、海外へ向けて旅だちました。
ギリシャの海運会社/Kerkya Linesに売船され、IONIAN EXPRESS(モンゴル船籍)に改名されたようです。
次回は、青函フェリー/はやぶさ乗船記です。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。
-つづく-
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ケロケロマニアさん 2023/10/30 07:06:03
- ご無沙汰しております
- O師匠、おはようございます。
ご無沙汰しておりますが、相変わらずの変態旅程、頼もしい限りです( ´∀` )。
あさかぜ5号との惜別を果たされたんですね。
確かに、青函フェリーの青森側待合室はFTBし辛い風情ですが、あれは県の施設だったから、なんですね。なので私は青森でFTBする場合は、わざわざライバル社のターミナルまで歩いて、そこで寝ています(←宿代わりだけにすな!)。
函館側も、数年前までの青函フェリー待合室は小さ過ぎて、FTBできるような雰囲気ではなかったのですが、新しくなってからは快適になりましたね。函館側はライバル社とのターミナルが離れているので、ありがたい話です(私のようなクソ旅人は、当時の函館FTBにおいても、青函利用でも、わざわざ津軽海峡FTまで歩いてましたが…。)
そのまま青森に折りカエルされたんですね~。またのご来道をお待ちしております。
ケロケロマニア
- オーヤシクタンさん からの返信 2023/10/31 14:22:53
- RE: ご無沙汰しております
- ケロケロマニア様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
以前、はやぶさ乗船記で青函フェリー/あさかぜ5号についてケロケロ様から「どこか頼りなさげな、老体に鞭打って航行しているような哀愁が凄く好き」とコメントを頂きました。
ケロケロ様にとっていろいろと思い入れのあるあさかぜ5号でしたが、新造船/あさかぜ2の就航により引退となりました。
RORO船を改造した簡素な設備で大部屋雑魚寝オンリー。
寝ているとエンジンの振動が背中に伝わるなど、フェリー旅の原点があさかぜ5号にはありましたね。
1月の旅行記が今頃になっての配信なので、とっくの前にあさかぜ5号は青函航路から姿を消しておりまして、ギリシャで活躍しているとの事です。
24時間運航が売りの青函航路なのでフェリーターミナルも24時間運用なのですが、青森港フェリーターミナルはご覧の通りFTBがしにくい環境になっています。
対する津軽海峡フェリーは青森・函館共にFTBしやすい環境ですね。
青函フェリーのターミナルは青森県の施設を間借りしているのですが、以前は津軽海峡フェリーもこの建物がターミナルで入口を入ると左に青函フェリー・右に津軽海峡フェリー(東日本フェリー)の窓口があったそうです。
さて、新造船/はやぶさ2が就航したばかりですが、青函フェリーでは次の新造船/はやぶさ3を建造中でありまして、3号はやぶさが引退することになっています。
正直なところ、新造船の2・3は今のはやぶさと同じ造りなので、面白みには欠けてしまうところもあるのですが、新規開設した津軽海峡フェリー/青森-室蘭航路と併せて視察にいきたいと思っています。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
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