南極大陸 のクチコミ一覧

南極旅行の費用、船、クルーズの選び方など

旅行時期:2004/02

a-chan

a-chanさん

評価なし

旅行記を見た方から費用などの質問があったのでお答えします。
私が参加したものは、南アメリカの最南端のウシュアイアから
南極までのクルーズです。日本からはニューヨーク、ブエノスアイレス
ウシュアイア経由で、それぞれの街の滞在してから南極に向かいます。
南の果てなので、ヨーロッパ経由、北欧経由などルートは様々ですが
ウシュアイアからが南極まで最も近いです。クルーズだけの
日数は、11日間から12日間です。ドレーク海峡を越えるのに1日かかります。
その他、オーストラリア、ニュージーランドを南下するルートもありますが
25日から30日のクルーズとなります。(当然、料金も3倍くらいです)

私が参加した会社は、読売オーシャンクルーズという読売旅行のクルーズ専門
の会社でした。http://www.yomiuri-ryokou.co.jp/top/default.asp
その他、数社ありますが何度も南極まで添乗されている
方から電話でも直接お話が聞けたのは、こちらの会社だけでした。
阪急交通社、グローバルユースビューロー、クラブツーリズム等
数社パンフを取り寄せて聞きました。
どれも船のクラス、飛行機のクラスで料金は全く違います。相部屋が成立するか、
相部屋を受け付けてくれるかでも料金は違ってきます。(1人参加の
場合、申込みと同時に相部屋不可の場合もあります。私の場合は
どこの国の人でもいいからと言って、相部屋希望で受付可能でした)
とにかく1人部屋なら30万円アップですから。(^^;)
エコノミークラス、全食事付き、カテゴリーがローアーの船底
(2人部屋相部屋料金、窓付)80万円でした。
一番上のスイートクラスは108万円。

この旅行会社だけ企画されていた、ウシュアイアからの帰りの
プランで2泊3日で、ペリトモレノ氷河の観光も追加しましが、その料金は
17万円。相部屋なら14万円。せっかく、南の果てまで行ったので思いきって
オプションを頼みました。

他社でのプランは、それぞれ使用する船の大きさ、豪華さなどによって
料金は違うようです。高いものでは、ツアー代すべてで150万円が最低の
クラス設定になっているものとかありました。
船をどれにするのかは、出発日によっても違ってきます。
一般的に、大きな船(マルコポーロ号の様に何百人も乗れる船)は揺れが少なく
、小さな船では揺れが大きくなります。しかし、南極に上陸するボートの定員は
数が限られているので、上陸回数や時間がかかることにもなります。
船酔いの激しい人は、大型船が絶対お勧めです。
私の乗ったオルロバ号は、100名前後が一般的な乗船の人数で、70名ほどの
参加でした。揺れましたが、船底クラスでも窓もあり快適で丁度良い大きさだった
かと思います。
南極はどのルートから行かれても見る景色が違って、毎年訪れる人もいると
いう話です。ウシュアイアからは南極半島だけを周り、皇帝ペンギンは見れません。オーロラもルートをはずれているとかで一般的に見ることは無理です。
昭和基地の近くなら、両方とも見ることが出来るという話です。

ツアー以外で、日程を自由に組みたい方は、船自体は11月ころから3月頃まで
毎週の様に出航していますので、インターネットでも申込みは可能です。
ただしネットで直接申込みが出来るのは、英語のページからで海外の代理店から
しか無理だったと思います。1週間前にネットで申し込んだというアメリカ人も
いました。日本では、トライウェルhttp://www.east1.co.jp/~trywell/
という会社が、代理店となり船と航空券の手配も可能です。
船代だけなら、30万円から50万円位です。ただし、船の約款の英語の
読解などや、数ヶ月前から多額の取り消し条件などありかなり面倒だった
と思います。結局、私が参加した最低価格のパックツアーの方が、食事、
観光など雑費も含めると、航空券が高いので、お得だという話でした。
(個人参加の人からの意見)
私は、他でもクルーズの旅行は、いざという時のキャンセル規定が厳しくない
パックツアーを比較して選ぶようにしています。
日数が長く、料金が高い時には、比較検討された方が良いかと思います。

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