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南極から絵葉書を投函できます。でもね、キングジョージ島の郵便局は1日1時間しか開局していません。午後3時から4時だったかな。しかも郵便局に寄るのもツアーの一行程としてです。着陸後少しして、基地のあるラス・エストレジャス村の各施設を案内する中のひとこまです。早い話、時間がありません。そこで絵葉書を買って、あて先を書いて、メッセージ本文を書いて、切手を買って貼って、なんて作業を複数枚繰り返す。大変バタバタします。
その間ほかのツアー客を待たせていることになります。あせります。文面に思いを込めるなんて至難。航空便指定「via Aerea」を書き忘れます(荷物じゃないから関係ないだろと言うかもしれませんが、1ヵ月かかりました。書けば少なくとも気休めにはなります)。
ではどうするか?
第1案として、そこでは絵葉書と切手を買うだけにする。1泊ツアーならその夜に宿舎でじっくりと思いを込めて書く。切手を貼って、翌日に現地のガイドさんに託して投函をお願いする。実際ガイドさんはドイツ人客にこのようにしたらよいと説明していたようです。私はその英語の説明が聞き取れなかった。
日帰りだったらそんな時間あるか?
そこでさらなる裏技、第2案。実は南極の絵はがきといえどもチリのプンタアレーナスで売っています! 南極ツアーの前に事前に買って、ある程度思いを込めた文面をじっくりと書いておくと良いでしょう。南極では切手だけ買って、持ち込んだ絵葉書にその場でペタペタと貼って出すだけ。これならあせらず確実です。
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