- 評価なし
韓国旅行はとてもすばらしく、思い出に残る旅となりましたが、ひとつだけ気にかかったことがありました。到着の次の日、明洞の街を歩いていると、ひとりのおじさんに挨拶されました。だれだっけ?と不思議な顔をすると、「昨日の運転手だよ」「そうか、空港からホテルまで乗せてもらったワゴン車の・・・」ガイドさんの顔は覚えているけど運転手の顔はほとんど見ていませんもの。「これから妻が経営している南大門の海産物屋に行くところだけど、一緒にどう?」と誘われ、夫はその気になりましたが、私は別に行きたいところがあったので、結局お断りしました。そして、帰国の日の朝、明洞の同じ道を、夫とお粥の話をしながら歩いていると、またまた、あのおじさんに呼び止められました。「運転手さんだ!」。ところが、おじさん、以前に私たちと出会ったことなどすっかり忘れている(きっとたくさんの人に声をかけている)ようで、「お粥食べるならいいお店あるよ!」「お店は決めています!」というと、今度は「いつ帰るの?」「今日です」「余ったウォン、よいレートで替えられるところに連れていってやるよ」ここまでくると、不信感でいっぱいになり、逃げるようにその場を離れました。
帰宅後、空港で撮った写真の中に、ワゴン車の運転手さんが写っていました。もちろん、あのおじさんではありませんでした。
あのおじさんがホントに悪い人だったのかは、わかりませんが、旅行中はどうしても気が緩みがちになります。楽しい旅行にするために自分自身で安全を守りたいものです。
いいね!:9票