香港(香港) のクチコミ一覧

香港上海銀行(HSBC)口座開設法  中環

旅行時期:2006/11

4.0

香港の銀行に口座を開設するのは、難しいことだと考えている人が多いと思う。たまたま日本から来ていた客人が口座を開設したいと言うので、早速、香港上海本店に向った。

MTRの中環のK出口からでると、目の前にそびえるビルがHSBC本店だ。手前には三越のように、ライオン像が両サイドにある。

その1Fには長いエスカレーターが2本控えている。その登りから突入しよう。

総資産では世界最大の銀行、S&P社の格付けもダブルAマイナスとトリプルBあたりの日本のおんぼろ都市銀行よりはるかに高い!定期預金の金利も3%前後と相変わらずゼロ金利のような日本に預金するよりずっと安全で高金利だ。

口座開設すれば、中国株などの売買、外国為替の取引、ファンドの購入、金利の比較的高い、香港ドルの定期預金、海外送金など、、さまざまな取引がインターネットで日本からも可能だ。しかも、売買による利益に一切税金がかからない。(しかし、日本にその運用益を持ち込むと申告しないとまずいのだが、、、、) 全世界の香港上海銀行のATMでキャッシュカードで出金もできる。もちろん、日本の香港上海銀行や郵便局のATMで出金も可能だ。

本やネットの書き込みによると、口座開設には、スーツを着ていったほうがいいとか、香港に居住している人のサポートがないといけないとか書いてある。

口座開設に際し、HSBCの口座所有者(1年以上)のサインが必要だとの記載もあるが、しかし本当なのだろうか、、、、

5万円で口座開設をサポートする会社もあるくらいだ。

ちなみに、その日は、ビクトリアピークの帰りに短パン、Tシャツ、運動靴で香港上海銀行本店に突入した。1Fから長く伸びるエスカレーターに乗車して2Fの左側のカウンターで口座を開きたいとカタコトの英語で言うと、パスポートと住所を確認できるものがあるか聞かれて、イエスと言うと、番号札(写真左上)をくれる。待つこと5分、スーツでバシッと決めた兄ちゃんがやってきて、専用のブースに通される。

結局、最後まで私の出番はなかった。一緒についていった意味はまったくなかった。たぶん日本からの客人1人でも口座は開設できただろう。悔しいので、私は、HSBCのキャッシュカードや香港IDカードを見せたが、特に必要ないと言われた。もちろんサインもさせられなかった。

パワーバンテージかプレミアムアカウントのどちらの口座を開きたいのか聞かれるが、基本的に最初はパワーバンテージ口座の開設を希望すればよい。プレミアムアカウントは最低預入金額がHK$1,000,000(約1500万円)だからだ。

口座開設者のパスポートと国際免許証があればいい。国際免許証には英文で自宅の住所の記載があるので、それを確認したいだけのようだ。日本の免許証では、日本語の記載なのでだめと思う。

そして書類に名前と住所(日本の居住先でかまわない)、電話番号、勤務先、などを記入し該当する職種にチェックを入れる。。その後、年収などのアンケートのような記入欄にチェックをする。

すると、その場でキャッシュカードと小切手帳、







テレフォンバンキングのPINナンバーの入った封筒を交付される。分厚い説明書(英文と中国語)ももらう。(写真はプレミアアカウントのもので、実際はオレンジ色) 重くてかさばる。



なお通帳は発行されない、毎月送付されてくるステートメントで確認するかインターネットで過去2ヶ月は取引履歴を見ることができる。ステートメントは大切に保管しておこう。もし紛失して再発行してもらうと1ヶ月毎に50HKドル(約750円)徴収される。

ちなみに口座維持手数料は
預け入れ金額が100,000HKドル以上(150万円)は無料
       10,000HKドル〜99,999HKドルは月額20HKドル
       10,000HKドル未満(15万円以下)は月額80HKドルかかる。

そして、いくらでもいいのだが、エスカレーターを上がった右側の窓口に案内されて、入金する。円でもドルでも香港ドルでも構わない。またその場で、両替して入金することもできるし、そのままの通貨で入金することも可能だ。

通常の窓口は長蛇の列(写真左)だが、新規口座開設者は並ばないで、すぐに入金することができる。

時間にして30分ほどで、口座開設することができた。繰り返しになるが、一応、HSBCの口座を所有している私が付き添いしたが、とくに、口座番号やカードの提示を求められることはなく、おそらく、多少の英会話ができれば、私が、同行しなくとも開設できたと思う。

念のために、電子辞書などを持っていけば、なにか聞かれた時などに役立つだろう。

エスカレーターを上がったところにある、ATMで念のため、もらったばかりのキャッシュカードで現金の入出金をしてテストしてみるほうがいいと思う。

インターネットバンキングのサインアップは、翌日以降、HSBCのサイトで、テレホンバンキングの口座番号とPINナンバーで行い、さらに2週間後に自宅(日本も可)に『Security Device(ワンタイム暗証番号機)』が送られてくるので、自分で決めたIDと暗証番号、そしてワンタイム暗証番号機でログイン可能だ。




ちなみに、簡単に初期設定&ログイン方法を記載しておこう。

1、ちなみに、香港上海銀行のホームページにまずアクセスする。⇒こちら

2、左側の Personalの下の『LOG ON』を押下する。
するとLogonのページに行く⇒こちら

3、右下の Register Now! を押下してまずregistration(初期登録)をしよう。⇒こちら

上から1番目の ATM Card No のところに、キャッシュカードに書かれた13桁のナンバーを入力する。

4、つぎのページ⇒イメージ
Phonebanking PINを入力して、その下の
Joint Account かSole Account かを選択するところがあるが、通常単独で口座を開設しているので、Sole Accountにマークする。

次に申し込み時に記入したパスポート番号(香港IDで申し込んだ人はIDナンバー)をインプットする。

その下の
User ID (8桁〜15桁 英数字をミックスしたほうがよい)
Password (8桁)
を指定して次に進む。このあとは、スクリーンショットを撮り損ねたので、説明はここまでにするが、免責事項などに同意して終了だ。

そのあと、2週間ほど待って、『Security Device』が送付されてきたら、
もう一度、HSBCのホームページから、LOG ONして、今度は、自分で決めた、User IDを Your Usename の欄に入力して、次のページで『Security Device』を有効にするために、Security Deviceの裏側にある10桁の番号を入力して、その下の空欄に表のボタンを押して表示される6桁の番号を入力して、完了だ。

次回からは、User ID, Security Deviceに表示されるSecurity Code とPasswordでログイン可能だ。

User ID、 Passwordを忘れたり、Security Deviceを紛失したりすると厄介なので、大切に保管しておこう。

香港上海銀行本店  営業時間 月−土 午前9:00−午後4:30まで 土曜日も営業している。




詳細はこちら⇒http://amet.livedoor.biz/archives/50278951.html

いいね!:3

香港(香港) の観光地

香港(香港) のグルメ・レストラン

PAGE TOP

ご利用の前にお読みください。