偽札の見分け方

中国では多くの偽札が出回っているので、お店等でも必ず受け取ったお札を確かめます。
ゆっくりと本物と見比べれば、比較的違いが分かるのですが、そうもいかない場合も多いもの。

今まで試したうち、一番分かりやすい見分け方は
毛沢東の髪の毛や服部分を爪でこする方法です。

現在、多く出回っている毛沢東が図柄に用いられている1999年版と2005年版は凹凸印刷が採用されています。
印刷した部分に凹凸があるので、爪先でこすると凹凸の感触があるのが分かります。
最近の偽札は出来の悪いものでも透かしが入っているし、紙の質は慣れないと分かりにくいです。
ただ、この凹凸印刷も少し工夫した偽札では、似た感触を出すため、一部に凹凸をつけているものもあります。偽札はそれが一部だけだったり、印刷とはずれていたりしますので、凹凸印刷の有無は二箇所ほど確かめたほうが良いです。

夜のタクシーや個人商店などで偽札をもらう確立が高いので、そういったときのおつりには気をつけましょう。また春節明けは偽札の流通が増えるので要注意です。