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フランス領ギアナ(2006年4月16日)

旅行時期:2006/04

4.0

フランス領ギアナ(2006年4月16日)
フランス領ギアナは南アメリカ北部にあり、ガイアナ、ブラジルと国境を接し、大西洋に面する。県都はカイエンヌ。
この地域には古くから、カリブ族、アラワク族、エメリロン族、ガリビ族、パリクール族、ワヤンピ族、ワヤナ族などのアメリカ州の先住民族が居住していた。1604年にフランス人、ラ・ラヴァルディエールがギアナに港を建設しアマゾンの調査を行った後、フランスから入植者が増え1638年にはカイエンヌの町を設立し、定住が進んだ。18世紀末、革命直後のフランス立法府はギアナを政治犯の流刑地とし、20世紀半ばまで多くの政治犯が送り込まれ「呪われた土地」「緑の地獄」などと呼ばれていた。特に沖合いにある流刑島のデビルズ島は、「悪魔の島」として悪名高く1973年の米国映画「パピヨン」の舞台にもなった。1946年にフランスでの行政上の区分は植民地から海外県に変更されたが現在もギアナの領有を保っている。人口はクレオール人とアフリカ系黒人が66%、ヨーロッパ(特にフランス)からの入植者の子孫は12%、先住民のインディオやインド人が12%、南アメリカの最多民族のブッシュ・ニグロ(逃亡奴隷の黒人の子孫)、中国人やフランス領インドシナ時代のベトナムやラオスなどからの移住者もいる。 宗教はカトリックが54%。公用語はフランス語。英語もかなり通用している。
旅行記;http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10062115/
(写真はサンローラン・ ド・マロニーの街並み)


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