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職場の仲良し4人で済州島4日間のフリー旅行。
観光シーズンは外れているし、お昼に到着する飛行機なので、予め日本で2~3軒候補の宿をピックアップしておき、チェジュの空港のツーリスト・インフォメーションで宿探しを相談する予定で日本を発った。
ところが候補以外の安宿の情報は得られず(日本語ペラペラのお姉さんが対応してくれたけど、ちょっと慇懃無礼な態度で、新たな情報はもらえなかった。)、結局、候補の一つのコンドミニアムに電話してもらい、ベッドの部屋とオンドル部屋の2室ある宿を3泊取ってもらった。
1泊素泊まり130,000ウォン(W)→割引してくれたみたいで100,000W(12,000円)×3泊。
空港からはタクシーで海岸沿いに西へと10~15分(5,500W)の距離だった。
タクシーは初乗りが1,800W(220円)と格安なので、以後ほとんど全ての移動はタクシーという、私たちにしては珍しく贅沢な旅となった。
移動手段はレンタカーも考えたが、韓国語(ハングル)の文字がゆっくりとなら読めるとはいえ運転しながらのとっさの判断が不安なので、今回は止めにしたのだ。
さて、お宿は海に面して建つ、リゾートマンションっぽい建物のコンドミニアム。
調度類は、まぁこんなもんでしょ、といったカンジの中級ホテルの部類のちょっと安物っぽい家具だったけど、清潔度は合格なり。
部屋は広め。8~10畳位の部屋が2室あって、オンドルの部屋とベッドのある洋間。
2室の間には二畳ほどのキッチン(食器、冷蔵庫有り、電子レンジ無し)も付いてるし、バス・トイレもそれぞれの部屋にある。おかげで4人でもノビノ~ビゆったりと過ごせた。
いや逆に広すぎて慣れないうちは荷物を色んな所に広げすぎて、
あっちへウロウロ、こっちへウロウロ~~~。
この宿には、温泉ランドが併設されており、地元民で賑わっていた。
宿泊客割引だと7,000W→3,000W(360円)に。
夜9:00までというのがちょっと使いづらかったけれど。
初日の夜に、急いで宿に戻り、温泉ランドへ。
韓国で済州島というのは南国イメージで新婚旅行のメッカだったらしいが、冬の間は強風が吹きまくるらしく、私たちが到着した日もビュービューと風が吹きまくる激しい天気だった。
昔はこの島が流刑地だったと聞いて、「さもありなん」。
温泉から窓越しに眺める海も驚くほどの高波で、そんなもの凄い強風の中、
「露天風呂がある♪」と外に出る酔狂な野郎は私達だけ。
「寒い――!寒過ぎる―――!!」と大声で騒ぐ、山猿3匹。
(一人はあまりの寒さに露天に来なかった。)
絶叫露天風呂は、おかげで旅の楽しい思い出に。
周囲にお店は無いし、ゴツゴツとした岩場だらけの海がすぐそばだけど、
三泊もしていると住めば都で、わりと居心地の良いお宿でした。
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