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バンクーバーから車でシアトルに日帰り観光(正しくはNFLの試合観戦)に行ってきました。その際の米国入国・出国について。
バンクーバーから車で行く場合、99号線(米国内は5号線)を南下し、Peace Archという入国・通関事務所を使うか、1号線で東へ行き、途中から一般道15号線(176St.)を南下してDouglasという入国・通関事務所を使うか、どちらかです。Douglasを通り米国に入るとすぐに5号線に合流します。今回はDouglasを使いましたが、バンクーバーからの所要時間はどちらも大差ないはずです。道路の途中に双方の入国手続き所要時間の表示があり、空いている方を選ぶことができます。今回、これも大差ありませんでした。
入国・通関事務所が近づくと車の列が出来ていて、指示に従い列に並びます。区別はバス、商業車、一般乗用車、そしてもうひとつ(頻繁に行き来する人に発行されるパスを持っている人専用)です。私たちは一般乗用車に並びました。順番待ちの車の周りを武装した警官(国境警備隊?)が睨みをきかせながら見回っているのは、さすがアメリカ。待ち時間表示は40分で、実際には35分程度で有料道路の料金所のようなブース前に停車。ここでパスポートとあらかじめ記入しておいた入国書類(I-94W)を提示。税関申告書の提出は求められません。すると入管職員(ごついおじさん)が、いつバンクーバーに来たのか、なんのために入国するのか、最終的にバンクーバーから帰国するのはいつか、などを質問してきました。それぞれに簡潔に回答すると、あっさりとパスポートと入国書類を戻してくれました。「意外と簡単だなあ」と思ったのも束の間、入管職員から「日本人は入国手続きをとる必要があるから、あの建物にこのオレンジの紙を持って行くように。行ったら係員の指示に従うように。」との指示。「そんなに簡単なわけはないよなあ」と思いながら右手にある箱型の建物に向かいました。これがいわゆる入国管理事務所のようです。
ここで改めて列に並び(といっても先にいたのは1組だけ)、空港での入国のような手続きを行いました。まず入国書類とパスポートを改められ、両方の人差し指の指紋をスキャンされ、デジタルで顔写真を撮影され、最後に手数料(大人こどもの区別なく一人6?)を支払い、これでめでたく入国手続き完了。この間10分程度(家族4人分)。一人なら数分だったでしょう。確か空港では両方の全部の指の指紋をスキャンされた記憶があるので、それに比べたら簡略化されていますね。また、税関申告書は最後まで提出を求められませんでした。
よく、911以降、アラブ系や南アジア系の人たちは米国入国が難しくなったと言われますが、同じ場所に居合わせたインド人らしき家族は、われわれとほぼ同じ時間で入国を認められていました。もしかしたらカナダの市民権を持っていたのかもしれませんが。
ちなみに、貸し切りバスや路線バスで国境を越える場合は、バスは上記のとおり別レーンに並びます。乗客は一旦下車して、入国管理事務所の別部屋で手続きを取ります。専用レーンがあって手続きも別部屋対応だから、バスでの入国の方が速そうですが、全乗客の手続きが終わらないと出発できないので、結局は同じことかと思いました。
なお、逆に米国からカナダに入国する場合は、空路でカナダに入国する際と同様に、入国書類は不要です。また、申告するものがなければ税関申告書も不要です。カナダの入国管理事務所が気にするのはアメリカで何を買ってきたのかという点らしく、買ったものについて細かく質問されました。でも、正直に回答すれば(免税範囲であれば)特に問題なく入国を認めてくれるはずです。
バンクーバーからシアトルへの所要時間は、バンクーバーから国境までが約1時間、入国手続きに約1時間(列での待ち時間含む)、国境からシアトルまでが約2時間、計4時間といったところ。今回は米国内に入ってから朝食をとったので、4時間半かかってシアトルのQwest Fieldに到着しました。カナダも米国もフリーウェイがよく整備されているし、標識もとてもわかりやすいので、快適なドライブでした。バンクーバー旅行に行く人のオプションとしておすすめします。
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