- 5.0
クラシック音楽の大家バッハが好きで、その足跡を辿りに行きました。その過程で、若きバッハが1707~08年にオルガン奏者をつとめていた聖ブラージウス教会を目指し、ミュールハウゼンへ。
たった2両の小さな電車で、エアフルト駅から約1時間、9.60ユーロ。ところが、ミュールハウゼン駅前には大聖堂もインフォメーションも見つからず、人通りもほとんどなし・・・。
道が三方向に分かれていたので、とりあえず真ん中を直進。しばらく歩くと、家族連れが皆同じ方向へ向かって歩いていたので、何となくついて行ってみると、年に一度の街のお祭り「キルメス祭り」の仮装パレードに遭遇しました。祭りの存在など全く知らずに行ったのですが、ドンピシャでその日に当たったみたいです(2007年は8/26)。小さな街にしては結構大掛かりで、見ごたえあるお祭りでした。
パレードも楽しみつつ、目的の聖ブラージウス教会へ。バッハのオルガン奏者就任300年の記念の年ということで、色々な催しが記載されたパンフレットは見つけたのですが、残念ながらその日は中に入れませんでした。
ミュールハウゼンには、聖ブラージウス教会があること以外、何の情報も持たずに訪れたのですが、城壁に囲まれた静かな街で、城壁内に中世の雰囲気が残り、とても趣きがありました。この城壁は単なる壁ではなく、上部が通路になっていますので、壁づたいに歩きながら街を見渡すこともできます。
各国のお祭りに興味のある方にはオススメです。また、バッハ・ファンはライプツィヒやアイゼナッハだけでなく、ミュールハウゼンへもぜひ!
- 観光の所要時間:
- 半日
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