- 4.0
地元が大河ドラマの舞台になっているのだから、と帰省時に行って来ました。
関越を長岡方面から六日町で降りて、
本当にこっちであっているのか、不安になりながら
走ること20分(意外と案内がない。ナビないと不安かもしれません)。
田んぼが拡がる静かな場所に雲洞庵はありました。
混んでいるんだろうなと想像していましたが、やはり混んでいました。
駐車場もいっぱいでどうにか停められる感じ。(それでも2~30台は停められるでしょうか)
老若男女、様々な年代の人が訪れていました。若い人が来てるのは主演俳優さんのお蔭かしら?
入り口で300円払い、ついでにパンフレット1冊20円(だったと思います)を払いました。
全体的に説明は手書き、もしくは新潟なまりのおじいちゃんの音声説明です。
音声説明は聞きなれた人には問題ないですが、地元人以外の人は「だいだいわかった」と言ってました。
これも新潟の方言を体感するいい機会だと思います。いい味だしてるなぁと思いました。
手書きの説明もプロが書いたものではないので、正直読みにくいところもありました。
移動距離がとても長いですし、説明もじっくり読んでいくとかなり時間が掛かります。
宝物殿(信玄や景勝の書状、謙信ゆかりのものなどが展示されている)を含めると1.5時間は掛かります。
もともとお寺であって、博物館ではないので宝物殿の展示の仕方に、「傷まないか?」と少々不安にもなりますが、
やはり直筆の書状には感動を覚えます。
飛ばさずに寄っていただきたい場所です。
なにげにお勧めは、宝物殿の入り口左にある13体(だったと記憶してます)の木彫りの像とそれにまつわるお話。
人が死んでからどういう過程で三途の川を渡り、閻魔様に会うのか、そしてその後のお話です。
知っているようで知らなかった死後の話が説明されています。
ここで景勝や兼続が幼少時代を過ごし、今この時代に自分が同じ場所に立っていることに幸せを感じました。
時が景勝・兼続の時代から現代と連綿と連なっているということが実感できる場所です。
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