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石田純一さんが昨日東尾理子さんと婚約発表しましたが、彼のデビュー作は英語力を生かしてのオーストラリア映画への出演でした。
1981年になりますが、第2次世界大戦の末期、カウラ市の捕虜収容所で起きた日本兵による世界最大の大脱走事件を映画化したものです。
この映画の中で、彼はとても好青年班長役を演じ、将来を見つめながら捕虜となった恥をさらしても生きたいと願いながら、決定に従い脱走に参加しています。
このドラマはTBSテレビで1983年に2度放映されていますので、ご存知の方もいると思われますが、是非観ていただきたいフィルムです。
今、カウラの墓地に眠る兵士のその遺族探しをライフワークにしている元国連職員の方がいますが、その方のお陰で遺族が見つかり墓参り訪問が時折あります。
井上ひさしさんの著書「黄色いねずみ」と言う別の捕虜収容所で起きた脱走事件の話の中でもカウラの捕虜収容所のことは出てきます。
一昨年はテレビ朝日が小泉孝太郎と山崎努の主演で「あの頃僕らの命はトイレットペーパーより軽かった」と言うタイトルでテレビ放映されました。
最近では高校生の修学旅行で良く訪れるところとなりましたが、一般的にはマイナーな訪問地、そこで知る歴史の事実と意外な現実、これも旅の魅力ではないでしょうか?
なお、カウラ大脱走事件の貴重なビデオをご希望の方はお知らせください。 ダビングしてお送りします。
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
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