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ニセ警官と思ったら本物の私服警官!!

旅行時期:2010/04

Kitty

Kittyさん

1.0

プラハへ行くため地下鉄でマイトリング駅(Meidling)へ行ったときのこと。

国際列車のホームの場所を間違えて地上に出てしまい、スーツケース持ちながらウロウロしていると、突然2人の男組がやってきて「警察だ!パスポートを見せろ!」と言い出し、一応IDも見せてきた。
「絶対ニセ警官だ!酒臭い!怪しい!」と判断、絶対パスポート見せたらダメだと思いなんとか逃げる方法を考えながら「あんたは信用できない。ここでは絶対見せたくない。警察署に行くなら見せる」などとしばらく英語で抵抗するが腕まで掴んでくる。
周りには人だかりができてきて、地元の人やら制服を着た警察官らしき人やらまで出てきて、「ホントの警察だから信用しろ」と言い出しますが、こういう時って、「みんなグル?」って思って本当に誰も信用できず疑心暗鬼になるものですね。

結局埒があかず、駅のすぐ近くの警察署(というより小屋みたいな場所。一応パトカーは停まっていた)まで行ってしぶしぶパスポートを見せると、何やら携帯でどこかに電話。イミグレーションにチェックの電話か?どうやらパスポート番号に問題はなかったようで、ようやく解放されました。

お互い「貴重な時間を使いやがって」と散々文句の言い合いでしたが、向こうは「オーストリアでは身分証明書の携帯が義務である」と。私が「ニセ警官の話も散々聞いてきたからそうだと思った」と言っても、「オーストリアではそんなのはない」と言う。ウソつき~!

最終的には国際列車のホームの場所を教えてくれて、笑顔で去って行きましたが、最後まで信用できませんでした。本当に後味悪かったです。
あの電話をしていたのもドイツ語なので何やらわからず心配だったので、その後一応日本領事館に電話をしてみました。
実際オーストリアではID所持が義務であり、警察がパスポート提示を求めることはあるようです(不法滞在取締りなど)。ザルツブルグに日帰りで行ってパスポートを持ってなかった日本人が警察に罰金を取られたという話も聞きました。
通常、ニセ警官の場合は、観光客を装って近づいてきて突然パスポートや財布を見せろと言い出すことが多く、最初からパスポート提示を求めてくるわけではないみたいとのことでした。
でも、旅行客にとってはニセだか本物だか本当にわからないです。IDも本物かどうか区別できないし…。

なんだかどっと疲れてしまいました。
その後のプラハでも警戒心モード大になってしまったし…。
海外生活時や今までの海外旅行で大きなトラブル経験はなかったのですが、この時ばかりは日本大使館の方のやさしい言葉に救われました。

ニセ警官の話はよく聞きますが、本物の警官もいました。
みなさんも気をつけて下さい。

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