オリーブ山から眺める夕焼けと、朝夕のエルサレム旧市街地

オリーブ山はエルサレム旧市街地の東にある小高い山で、旧市街地やユダヤ人墓地を見下ろす形になっています。
オリーブ山の標高は８２５ｍと特に高くは無いんですが、一段低い丘の上にある旧市街地との間にはケデロンの谷があるので、高低差がはっきりした眺めが楽しめました。

夕暮れには旧市街地がシルエットになる夕焼けが美しいので、お天気がよければ日没の時間を見計らって早目に行ってみては？１２月上旬の日没は１６：５０頃でした。
朝日を浴びる旧市街地の眺めもまた違った雰囲気でよかったです。出来れば、ケデロンの谷の遺跡やオリーブ山周辺の教会も回りながら、朝夕のどちらの景色も楽しんでみるといいと思います。

私たちはレンタカーで行ってみました。
旧市街地の南にあるシオンの丘を回りこむ形でケデロンの谷を抜けてオリーブ山へ。あとは、マグダラのマリア教会の上を通る道筋で駐車場＋展望台を見つけました。
駐車場も展望台も無料。
たまたま私たちが行った時には夕焼けが見事で、地元の人たちも夕日を見るためにやって来ていました。
ただし、オリーブ山は夜になると人通りが少なくなるとのことです。あまり暗くならないうちに市内へ戻るのが○。

画像は４枚ともオリーブ山から見たエルサレム旧市街地方向。
左上の画像：　旧市街地の神殿の丘周辺の夕景。画像中央右寄りに見える黒いドームはアル・アクサー寺院。
左下の画像：　旧市街地の建物がシルエットになるエルサレムの夕焼け。
右上の画像：　朝に見た旧市街地の東側城壁。城壁の向こうに見える金色のドームは、神殿の丘にある岩のドーム。左隅に見える石の塔はアブサロムの塔。
右下の画像：　旧市街地の南側城壁。左奥に見えている大きい建物は、シオンの丘のマリア永眠教会。